X エックスのレビュー・感想・評価
全129件中、41~60件目を表示
アメリカの田舎の怖さは半端ない
あの場所だけでもう怖いのよ
女性陣の演技は素晴らしかったし、
編集とか結構すきでした
こう、ある場面と場面が交互に挟まって
徐々に切り替えるのだいすき
ただこの映画って誤った認識を植え付けるよなとは思っている、そこだけは受け付け難い
しかし「Pearl」は予告の時点で面白そうだ……
続編のパール早く公開してくれ
お婆さん役が主役の女子が二役をなんでやってるのかと思ったら 婆さんの若い頃にソックリで
若い頃の話の続編で同じ人が連続で主役をやれるし
辻褄もあうし そこはよく考えられてますね
ホラー描写は出てくるなあってところで
普通に出てくるからビックリはしないけど
老人て怖いなあってのを上手く演出できてますね
爺さんのオチには大爆笑してしまった
悪魔の老夫婦
良作を発表し続けるA24。
ヒューマン・ドラマの秀作が多いが、意欲的なホラーも印象的。ロバート・エガースの『ウィッチ』、アリ・アスターの『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』…。
本作はA24初の3部作でのシリーズ化が決定。
それには作品の出来映えが伴ってないといけないが、俊英タイ・ウェストの手腕は、ショッキングさとインパクトと斬新さと、何処か映画愛溢れるノスタルジックさを兼ね備えたホラーであった。
舞台は1970年代。田舎町を訪れた若者たちを襲う惨劇…。真っ先に『悪魔のいけにえ』が思い浮かぶ。不穏と異様な雰囲気がまさに。70年代~80年代のスラッシャー・ホラーにもたっぷりのオマージュ。
アメリカン・ニューシネマの影響も。若者たちの退廃さ、無軌道さ。
若者たちの目的は自主製作のポルノ映画。ポール・トーマス・アンダーソンの『ブギーナイツ』を彷彿。
ホラーファンや映画通には堪らない。
ホラー映画の殺人鬼と言うと、怪力と不死身のバケモノ的やイカれた奴らが定番だが、本作は異色。
話題にもなっているが、最高齢の殺人鬼。
若者たちに撮影用の離れを提供した農家の老夫婦。
ホラー映画に登場する老人キャラは強烈インパクト。M・ナイト・シャマランの『ヴィジット』やワンシーンだけだが『IT/イット』。不気味で醜悪で。
本作で老人を殺人鬼に設定したのも、若者は早く大人になりたいと思い、老人は若さに執着する相反する感情から。
加えて本作の老夫婦殺人鬼は、敬虔なクリスチャン。
若者たちの若さと自由奔放なSEXに歪んだ感情剥き出しにする。
老人だから非力…? 否!
不意を突かれた凶行に、一人また一人と血祭りに…。ナイフで首をめった刺し、猟銃で即死。遺体はワニのいる池へ。
途端に欲情に燃え、ベッドイン!
ヤ、ヤバ過ぎる…!
老婆を特殊メイクを施して、主演のミア・ゴスがヒロインと一人二役なのが驚き! ミア・ゴスは前日譚『パール』で同役の若き頃も演じ、絶賛されているとか。(年内公開予定の『パール』にも期待!)
そのミア・ゴスの怪演や『スクリーム』やNetflixドラマ『ウェンズデー』も話題のジェナ・オルテガら新進女優たちも老夫婦殺人鬼に負けじと奮闘。
TVから流れる何かの宗教団体も意味深。ヒロインと意外な関係…!
第2作は前日譚。この老夫婦の秘密が明かされる…?
3部作最終章は『マキシーン』。生き延びたヒロインのその後か…?
A24が仕掛ける新たな惨劇は始まったばかり!
とてつもなく何でもなかった
ものすごく面白そうに思えた
前半から、割と序盤に間延び感を感じ
あとはダラダラと何でもない展開。
期待しすぎた。
ババアのメンヘラっていう設定だけは
なんとなくアリな要素ではあったけど
あのババアはもう少し可愛くても問題ないと思われる。
美醜の対比にしても
若者が美な訳でもないので
あと15%くらいババアを可愛くして
と、思ったがそれだけでよくなるレベルの映画ではない。
普通につまらなかった。
期待しすぎ
A24製作という事で楽しみにしていた作品でした。
劇場で鑑賞しようとしたけどついぞ都合がつかず、レンタル開始日を心待ちに拝見。
結果から言うとガッカリ。。
始まってから1時間はホント何も起こらず、ただダラダラダラと物語りが進んでいき、漸くホラー展開が始まったかと思えば全くの薄味。悪魔のいけにえやシャイニングへのオマージュ的なシーンなどあったりしたけど、ニヤリとも出来ずにただただ眠たい時間だけが過ぎていく。ワタシはタイ・ウェスト監督とは相性が悪いみたい。ほんと残念作でした。前日譚がパールという事は前から知っていて、3部作?構想みたいだけどもう観なくて良いや。
作品のアイコンにもなっているジェナ・オルテガのスクリーム顔が可愛くてよかった。だけ。
凶暴じいさん色情ばあさん
Ti West監督はホラー専門で2001年からキャリアがある。
目立ったポジションではなかったが、本作Xで注目され、続けてPearl(2022)の成功によって、あちらでは今、時の人になっている。
概説によると、Pearlは悪魔のいけにえ(The Texas Chain Saw Massacre)とオズの魔法使いとメリーポピンズにオマージュを捧げるレトロクラシカルなホラー/スプラッター映画──とのこと。
ベネチア映画祭(79回、2022)で初公開され喝采を浴びたそうだ。RottenTomatoesのスコアで89%と82%。批評家筋からの評価が高く、スコセッシも『映画に対するピュアな愛に支えられている』と褒め称えた──と伝えられていた。(本作ではなくPearlのこと)
Ti West監督の来歴を見たが、人民寺院の集団自殺を題材にしたサクラメント死の楽園(The Sacrament)(2013)をなんとなくおぼえているが、他は未見もしくはおぼえがない。Imdbを見ると過去作の評価は悪くないがアスターやピールのような寵児的扱いはなかったように思う。
そんな彼が今、覚醒したかのような脚光を浴びている。
なお本作XとPearlは連作になっていて現在製作中のMaXXXineはXの続編としてつくられている──との報道があった。
──
舞台は1979年。ポルノ黄金時代。郊外へ撮影にやってきたクルーらが、地主の老夫婦から襲われる──という話。
ポルノ撮影はギミックで、凶暴なじいさんと色情なばあさんにひとりづつ屠られていくのが本筋。そこまでやるかよ──なぶっとび感とジャンプスケアで飽きさせない。
われわれみんながそこ(老人)へ至るゆえに、けっこう失礼で不謹慎な方法論なのだが、老人がホラー利用されるばあいの力点は朽ちた皮膚感──ということになる。
たとえばThe Taking of Deborah Logan(2014)では、ぶきみな老婆がそれ自体でホラーを形成していたが、本作はさらに不謹慎で、老夫婦が殺戮の興奮からやり始める。とんでもねえ悪趣味度。
とはいえ夫婦は何歳になってもやれるならやっていいのであって交合じたいに罪はない。──にもかかわらず、それがこの映画のおぞましい画=ホラー要素の白眉になってしまっているところに問題というか面白さがある。まさに「うわ~やめてくれ~」という感じ。これはどういう種類の悲鳴になるんだろうか。w。
シャマランのヴィジット(2015)のように老夫婦がけっこう強くて襲ってくる──ところまでは考えつく。が、老夫婦が興奮して交合しはじめる──ってのは考えつかない。(よしんば考えついてもじっさいに撮りはしない。)やっぱあちらのホラー作家はアイデア持ってるなあ。──と思った。
ただしTi West監督はわたしのすきなアスターやワネルやピールやミッチェルとちがって、スタイルみたいなものは感じない。スプラッターと奇想でぐいぐい押していく。トビーフーパーのような強引さが持ち味。そもそも構造からして悪魔のいけにえのオマージュでもあった。
この雑味が、傑作の呼び声が高いPearlでどう変容しているのか、見るのが楽しみだ。
センスみなぎるくそったれホラー
個人評価:4.0
エロス、ビッチ、納屋、離れ、湖、男女6人、道中の不吉な出来事。ホラーのセオリーをふんだんに取り入れ、そして新しい。
ミア・ゴスのキュートで健康的なエロスとホラー顔にハマり役な主人公。
若かれしタランティーノが撮ったようなセンスみなぎる作品だ。
タイ・ウェストか。次回作も見なければ。
最後の最後まで一番油断ならないのは、主人公を演じたミア・ゴス、なのではあるが…
う〜ん… まあまあだったかな…
基本アイデアが出色だし、殺戮が始まるまでは、かなり面白かったので、だいぶ期待値の方も上がっていたのだが…
諸々の殺戮シーンの展開が、ワザと?よくあるパターン。所謂お約束?
なので、ハラハラドキドキも特になく…
誰が生き残るのか?も予想通り。
う〜ん…
もうちょっと斜め上を行く展開は欲しかった。
やはり、この手の映画は、予想以上のショックを観る側に与えてナンボなんで…
というか、ラスト近くのクライマックスのアノ展開だと、監督の意図としては、もはやホラーでもないのか。
おそらく一番ショッキングな仕掛けは、エンドクレジットにあったとも言えるが、勘のいい人なら途中で気付いてしまうだろう。
あと、かなり重要な要素となっていた宗教番組(一応キリスト教?)のテレビ放送だが、79年だというのに白黒テレビとなっていた。
ガソリンスタンドのテレビまで白黒では当時のリアルが希薄になってしまう。
老人夫婦の旧いテレビに関しては、時代に取り残された感を出したかったのかもしれないが、むしろ旧いカラーテレビで頻繁に電波が乱れる方が効果的だったと思う。
特にラスト近くの例のシーンに関しては。
監督は未だ当時、生まれてなかっただろうから79年のリアルを知らなかったのだろうが、もう少し選曲にも79年らしさを出して欲しかった。あの年のヒット曲は本当に尋常でないほど名曲のオンパレードだったのだから。
本作はトリロジーになる予定で、次回は前日譚(老婆パールの若かりし頃)らしいが、そっちの方が面白いかもしれない。
B級ホラー好きは好きな作品
私は小さい頃からスプラッター、ホラー、サイコスリラーにサスペンスなど見てきたが、やはり1番印象に残っているのは13日の金曜日や悪魔のいけにえなど金字塔とよく呼ばれるホラーの鉄板だ。やっぱり馬鹿な若者が調子に乗って死んでいく痛快さと、その若者中にいる真面目な子は生き残ってほしいとそう思えるような感じがあるとテンションが上がる。さらにキャラクターの象徴的なアイテム(ジェイソンだったらホッケーマスク、悪魔のいけにえだったらレザーフェイス)があればもうたまらない。その点この映画は象徴的なものはないけれど殺人鬼の行動や殺すシーンがリアル。生々しくてあっけなく人が死ぬ感じは好きだ。この映画は続編が決定しているのでそれと合わせるとより深みが増して面白いかもしれない。マジでA24の映画はハズレがない。
″2人の秘密″ は ″聖なる介入″
映画作成をしひとやま当てようと考える6人がある小屋でロケーションを始めるが、そこの持ち主の老夫婦が実はヤバいやつで・・・といった物語。
ホラー映画だが、序盤は映画撮影シーンや、主人公達6人の背景が描かれる。謎の老婆の姿が不気味だが、これといった展開は訪れずやや冗長気味。
しかし、RJ悲劇の撮影以降は一気に展開が急転‼
・・・ってゆうか、RJ可哀そうすぎw
撮影だから別に良いじゃん的なノリの彼女と他の4人に押されてカメラを手に取るが・・・そりゃあ咽び泣くわw
老夫婦の素性がわかりだしてからは、普通に怖いしグロいし気色悪いし・・・でホラー展開に。
主人公達も、性に奔放なところを除けばまぁ良い人達なんだけど、これといって感情移入できるキャラがいないのが個人的に少し寂しい所。
お婆さんは・・・いくつになってもそう願うのは人間のサガですかね。
どうやら、本映画は三部作になるとかなんとかって聞きましたが、残り観ようかな・・・。
本作もホラーとしては、恐らくそこまでは怖くない方なのかなとも思いますが、最近ホラーを観るのがしんどくなってきたワタクシ(笑)それこそハワードじいさんと同じ末路をたどってしまいそうでw
そしてどうでも良いけど、実際に死体がある殺人現場なんだから、クソったれのホラー映画、なんてことはないでしょう。
さらに気になるのは、エンドロール後に…という声をチラホラ聞きますが、何かあったかな…?
ワタクシ、映画は毎回エンドロール終了まで観てはいるのですが。。
変なもの見たさには…
違った意味でホラーかも。いったいあの老夫婦は何歳なのか…😱
暑い夏にはちょうど良いかも。ストーリー性は余りないが、驚く場面は多数ある。
田舎の殺人鬼の話。しかし、六人で30$(かなり古い話で1979年だったら日本円で10000円強)で1泊は安い💴✨👛観るところはソコじゃないけど😅
新しい殺人鬼の誕生と思いきや?
殺人鬼は老夫婦という珍ホラー。ストーリーは単純で人里離れた場所へ若者グループが訪れていくよくある設定。
冒頭のシーンからラストへの伏線があり、最初から最後まで息をつかせぬ展開で少しも目が離せない。シーン切り替えも上手く上空からの撮影シーンも美しい。
新しい殺人鬼の誕生かと思いきやラストはあっけない。
2022-128
最後の数分のために全ての物語が作られていると言っても良い一作
最初のワンショットから、往年の映画の質感を非常に意識していることが分かります。流れに任せて無数に散りばめられた名作ホラーのオマージュを発見する楽しみ方ももちろんありますが、もちろん何の前知識もなくても十分楽しめる作品です。とは言っても、暴力・残虐描写は相当なものだし、それ以外にもちょっと直視がためらわれるような場面も含まれるため、あくまでそうした映画であることを前提として鑑賞することがおすすめです。
冒頭の映像の、スタンダードサイズの画角と思わせる構図の仕掛け、フィルムを連想させるざらついた画調など、物語以前の作り込みが入念で、物語自体の、でたらめさと悪趣味を意図的に押し出したような印象からすると意外なほどに完成度の高い作品であることがひしひしと伝わってきます。
「映画史上最高齢の殺人カップル」が謳い文句となっているように、本作は「(無謀な)若さ」と「老い」の対比が繰り返されます。これらの要素は、あるキャストの役回りによって、単純な対立軸ではなく、連続していることが分かってきます。この辺りの仕掛け、油断ならないわ…。
パンフレットは情報量だけでなくデザインも秀逸で、これ自体非常に良い作品となっています。本作が気に入った方はぜひ購入のご検討を。
この映画はいっそコメディにしたほうが 良かったんではないかな? そ...
この映画はいっそコメディにしたほうが
良かったんではないかな?
そんなふうに思った。
そしてジジババは本物の高齢者俳優の
起用だと期待していたので…、残念。
そしてこのジャケ写。
私が長いトイレの列で待ちわびてる姿と
そっくりだった。
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