劇場公開日 2024年2月9日

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カラーパープルのレビュー・感想・評価

全142件中、121~140件目を表示

4.5快進のソウル・ミュージカル映画の名作‼︎

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

個人的に、早々と今年のトップ5には入るだろう久々に心震える作品だった。

ミュージカル映画としても、ダンサーインザダークは超えられないまでも、ララランドは超えた感があるな。
とにかく、ブラックミュージック好きには堪らない作品だと思う。

先週観た「哀れなるものたち」と、クソ夫やクソ男に虐げられる女性が自らの力で未来を切り開くという、所謂フェミニズムではテーマ性が被る部分があるが、あちらがいかにも賞を取りそうな悪趣味なクソ映画だったのに対して、こちらはドストレートに演者の表現力で観る者を圧倒してくる。ストーリー的にもシンプルで、特に手の込んだ捻りもないのにだ。

賞レースもいいのだが、私は、映画の醍醐味ってこちら側が「正」だと思ってるタイプです。
(「哀れなる…」は、ビジュアルとエマストーンの体当たりの演技は凄いのだけれど、奇抜なアイデアや悪趣味で変態な表現を「芸術」として極端に崇めるのにはあまり賛同出来ないのです。)

「哀れなる…」は、少なくとも私の人生にとっては無くてもよい映画だったが、この作品は自分の人生にとって必要と思える映画でした。

最後に、終盤に主人公のセリーが自尊心の目覚めを歌うシーンで、歌唱中の吐息を敢えて表現として収めているところにグッときた。何というか、ミュージカルにおける「シズル感」とでもいおうか。

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リオ

3.0女性の問題と人種の問題のバランスが悪すぎるのではないか?

2024年2月10日
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暴力的な父親や夫に虐げられてきたた女性が、そうした男たちから自立していく物語なのだが、主要な登場人物が黒人だけというところには、スピルバーグが監督した旧作と同様に、違和感を覚えざるを得なかった。
こうした設定であれば、「男たちの家の中で女たちはまだ奴隷扱い」と歌われているように、黒人であることと女性であることの二重の抑圧に苦しむ人々を描いても良さそうなものなのに、黒人であることの苦難に比べて、女性であることの苦難が大き過ぎるように思えるのである。
何も、人種による差別や偏見を必要以上に強調しろと言うつもりはないし、劇中でも、白人の市長夫婦に楯突いた黒人女性が投獄されるというエピソードが描かれるのだが、それでも、やはり、何のために黒人社会を舞台にしたのかが、今一つよく分からない。
もしかしたら、「女性の解放」という普遍的なテーマを、人種の問題とは切り離して描きたかったのかもしれないが、むしろ、黒人社会と白人社会の分断が強く感じられてしまい、ダイバーシティとかインクルージョンとかが叫ばれている今の時代に、わざわざリメイクした意味はあったのだろうかとも思ってしまった。
ミュージカルにしたのは良かったし、この点に関しては、黒人ならではのパワフルな歌や踊りが楽しめるのだが、その一方で、そうした歌唱シーンが、物語の推進力になっているどころか、ストーリーの流れを停滞させているように感じられたのは、残念としか言いようがない。

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tomato

4.0重たい話をエンタメに昇華

2024年2月10日
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スピルバーグ監督の「カラーパープル」(1985)は、
重い作品だなぁと感じた記憶はあったけど、
今回はミュージカル映画としてエンターテイメントとして、
重たいシーンも歌と踊りに切り替わり、
気持ちが持って行かれることなく楽しめるようになっていました。

ほとんどが場面や時代に合っている楽曲だったけれど、
一部違和感を感じる現代っぽい楽曲もあったけど、
それもブロードウェイ舞台のものなのかな?

ミュージカルにする事で、物語がバツバツ端折られてる部分も感じたけれど、
物語の芯の部分はちゃんとしていました。

家長主義により、モノのように扱われる黒人女性。
気分で殴られ、家政婦として扱われ、性のはけ口にされたりするのが当然という風潮に、
おとなしく従っていた主人公が不当な扱いに声を上げる女性たちに触発され、
自分の道を歩きはじめる
セリーの長い人生の物語だけど、生きている事に意味がある。

産婆さん役が1985年の縁の人で、出て来た時には思わずニンマリ。
ハッピーエンドの結末に、ほっと胸を撫でおろせた作品でした。

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kinako-cat

4.5凡庸なセリーの成長過程とその到達点は絶頂へ

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

前作品は知らないが多くの猥雑な反社的なことは省略され歌詞に転化されたようだ。

そんなミュージカル仕立てで単純化されている展開で、
セリーが一人の人間に目覚め、心の昇華に至る高揚と充実の展開は見事と言うしかない。

それはリメイクだから出ることなのだろうが…

全体としてイントロのモノクロから、
ラストの雲上の神々しいハイライトまで素晴らしい展開に流れある脚色だった。

(^∇^)

カラーパープル

友情を超えた強い絆に導かれ
「私」が輝ける場所を探す女性たち
今を生き抜く力をくれる熱い希望の物語!

巨匠スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた名作映画「カラーパープル」をミュージカル映画としてリメイク。
ピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説と、
ブロードウェイでロングランヒットを記録したミュージカル版をもとに再映画化する。

横暴な父に虐待され、10代で望まぬ結婚を強いられた女性セリー。
唯一の心の支えである妹とも離れ離れになり、不遇な日々を過ごしていた。

そんな中、型破りな生き方の女性たちとの出会いや交流を通して自分の価値に目覚めたセリーは、
不屈の精神で自らの人生を切り拓いていく。

主人公セリー役にはブロードウェイ版でも同役を演じたファンテイジア・バリーノを起用し、
「ドリーム」のタラジ・P・ヘンソン、実写映画「リトル・マーメイド」のハリー・ベイリー、シンガーソングライターのH.E.R.らが共演。

また、ブロードウェイ版でソフィア役を演じてトニー賞にノミネートされたダニエル・ブルックスが本作にも同役で出演し、第96回アカデミー助演女優賞にノミネートされた。

製作総指揮にはスピルバーグをはじめ、オリジナル版に出演したオプラ・ウィンフリー、オリジナル版の音楽を手がけたクインシー・ジョーンズが名を連ね、
アリス・ウォーカーのピュリッツァー賞受賞小説を原作に新鋭ブリッツ・バザウーレ監督がメガホンをとった。

カラーパープル
劇場公開日:2024年2月9日 141分

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カール@山口三

5.0見た後は前向きな気分になれる

2024年2月9日
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泣ける

楽しい

幸せ

全体を通して良い音楽だと思いました。有名なアーティストも参加しています。明るくて感動的なストーリーで、ラストの方は涙が出ました。鑑賞後は前向きな気分になれるのでオススメです。

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ruru

5.0よかったです

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

ウーピー・ゴールドバーグ版のオリジナルは公開当時映画館で見ましたが、内容は細部まで覚えておらず。ミュージカルということで、別物として新たな気持ちで鑑賞。
スピルバーグは今回製作だけど、「ウエストサイドストーリー」に続いてミュージカルづいてますね。

改めて見ると、過酷な話。
父親(と思っていた男)からの虐待・妊娠という異常さ、望まない結婚。自由のない支配される日々。ただでさえ差別にあう黒人である上、こうしたことは、当時きっと珍しくなかったのでしょうが、主人公セリーの最もつらかったのは、仲の良い妹ネティと引き離されたこと。。
でも、周りの女性たちがとても力強い。シュグやソフィアがセリーに勇気を与え、救われます。

ミュージカル部分も素晴らしかった。黒人の方々の歌声ってパワフルで揺らがず、ゴスペルなどもそうですが、魂で歌ってるように感じます。
それが、立ち上がって闘い、自分を取り戻していくストーリーにマッチしていたかなと思いました。
I'm here(生きてる)という歌詞セリフがグッときました。翻訳がよいですね。

ネティ役のハリー・ベイリーが可愛かったです。

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ふわり

3.5ミュージカルの良さ

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

辛い重苦しいストーリーをミュージカルで明るく見やすくなっている。歌が綺麗で力強くて心に響く。もうちょっと音響のいい場所だったら良かったのに。今回映画館が悪かったな。今日から上映なのになぜ狭いとこ⁉︎
ラスト、わかっていても泣いてしまった。
昔見た「カラーパープル」をもう一度見たくなった。

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Olivia

5.0名作が再び

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

あの名作「カラー・パープル」ミュージカル版リメイクです
本作は昔流行ったロックのトータルアルバムの感じですから
あくまで既知の物語をミュージカルとして表現した
という見方を忘れてはいけません

最近よく見かける舞台では表現できない
大人数によるダイナミックなパフォーマンスを
映画ならではのロケーションを用いた
エンターテインメントに仕上がっています

歌とダンスにかなりの尺が食われてしまうので
何かやったが全カットされたお笑い芸人のように
これ誰?とかもありますがそれもご愛敬で

誰もが命がけで生きている時代の様々な出来事や運命を
つづれ織りのように物語が織られていきます
エンドロールはつづれ織りではなくパッチワークですが
恐らくそういう意味で創られたのではないでしょうか

金曜日とは言え公開初日に
一番小さなスクリーンで観ていたのは5人だけ
本作の価値が理解できない日本人の心の貧しさはむしろ哀れでもあります
昔は本作を凌ぐ見事なつづれ織りに仕上がった
「二十四の瞳」を生み出したのですから
本当に漫画やアニメに明け暮れる今の日本は
経済と共に危険な状態といえますね

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椎名モモコ

3.0オープニングスゴかった!

2024年2月9日
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ラストは、しんみり。

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完

3.0ミュージカルは圧巻◎だが、スッキリ見れる分感動が弱まった

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

序盤からメインキャスト以外のミュージカルシーンが素晴らしい。層の厚さを感じる。
過去作をぼんやり思ったが、ミュージカルに重きを置いてるせいか、当時の差別、偏見の描写が弱く感じる。
最近の傾向だが凄惨なシーンはさわりだけで後は想像してねの作り、そういう意味では市長夫人の挿話など秀逸な作りと思えたが、画像時間が圧倒的に不足してるので、後半のハッピーエンドが浮いていて泣けなかった。
主人公のメンフィス行き、店のオープン、再会などもラッキー、棚ぼた感が強く出る演出も感情移入出来なかった。
とはいえライトに時代を感じてミュージカル楽しめる点では損はしない。

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JAG

4.5歌がよかった

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

半分知っていたので一緒に歌った
黒人差別、男尊女卑の1900年代初め
自分を見失わずに強く行きたい!
隣で吉高さんの舞台挨拶、舞台大誘拐、テラヤマキャバレーもやっていたが今日はカラー・パープルでよかった

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れこほた

4.0作品の粗さを凌駕するキャスト陣の素晴らしさ!

2024年2月9日
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泣ける

楽しい

興奮

ストーリーは駆け足でちょいちょい荒削りな感じ、ミュージカルシーンの演出は単調で少し物足りなさを感じる。それらを覆し拍手称賛を贈りたくなるほどの高見まで持っていってくれるキャスト陣の素晴らしさ!演者の熱と想いがひしひしと伝わってくる!アカデミー賞ノミネートが1人だけだなんて、審査員はどこを見てるのか疑問。見てよかったと心から思えた1作です!

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hihin

3.5My fight to be alive

2024年2月9日
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前作は鑑賞せずに今作を鑑賞

映画としては良くできていたが、宗教的なプロパガンダ色が強すぎた

They are still mine.

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がい

4.51985年版と両方見ると尚更いい!

2024年2月9日
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ミュージカル映画が大好きです。
2021年の『ウエスト・サイド・ストーリー』は久しぶりに生涯ベスト映画セレクションに加わりました。そして自分史上一番沢山映画館で見た映画です。だからスピルバーグのミュージカル映画なだけで大期待をしておりました。

スピルバーグの『カラーパープル』がミュージカル映画としてリメイクされると知ったのは割と最近のことです。あわてて1985年版『カラーパープル』を見ましたよ。

原作小説の時点で『カラーパープル』という作品は黒人差別、男女差別、DV、近親相姦、同性愛、貧富の格差、教育の格差、ルッキズム等々のテーマを取り扱い、人間の持つ毒素をすべて積み重ねたような境遇にある女性の人生を描いた壮大な一代記。

こんなトゲだらけの題材、普通なら凄惨なシーンが連続するエグ味たっぷりの映画になってしまいそうですが、それをおよそ40年も前に美しい人間讃歌として映画化したスピルバーグの苦労がうかがわれます。ただし当時は素直に評価されなかった傾向もあったようです。

でも85年版って名作ですよね。普通、人間から湧き出る毒素を何種類も上乗せして、何種類も掛け合わせているのに、鮮やかな映像、華やかな音楽で仕立てて、ミュージカルにしたくなるような映画に出来ます?

今回のミュージカル版を見て、私の中で85年版の評価上っちゃいました。

『ウエスト・サイド・ストーリー』の時も思ったんですが、元の作品とリメイク作品、どっちの方がいいとか劣ってるとかそういうんじゃなくて、どっちも凄く良い!

そして『カラーパープル』では両作が色々補い合ってて、85年版の分からなかった所が分かったり、ミュージカル版で端折っている所を85年版では鮮明に表現したりしていて、両方見ることで合点が行く所とか、ようやく納得がいったという所が色々とありました。両方見ると作品の理解がグンと深まります。

思えばそれは『ウエスト・サイド・ストーリー』もそうでした。スピルバーグのリメイクっていうのは、元ネタを決して蔑ろにせず、互いの価値を高め合うようになってて、何度でも繰り返して見たくなるような深みをもたらしますね。

凄く良かった〜。

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ケンイチ

3.0カラーパープル 85年のスピルバーグの作品に比べるとだいぶマイルド...

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

カラーパープル

85年のスピルバーグの作品に比べるとだいぶマイルドにそしてミュージカル映画という事もあってポップに仕上がっており見やすくなったのは良かった点。
そんなマイルドに作られた今作でも主人公セリーがいかに自由を奪われ理不尽で苦難な生活を何十年も送らさせれてきたかは十分に伝わる。
そんな中でも最後は赦しを与え、自分を愛し友を家族を愛する姿はセリーがまるで神のようにみえて終わらせるところは個人的にグッときた。
個人的にはだが、あまり心に強く響くミュージックがなかったのは残念だったところか。この辺はもちろん好みによる。

個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 コット、はじまりの夏 4.7
3 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
4 アクアマン/失われた王国 4.5
5 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
6 異人たち 3.7
7 ミツバチと私 3.6
8 僕らの世界が交わるまで3.0
9 カラーパープル 2.9
10 弟は僕のヒーロー 2.8
11 ジャンプ、ダーリン 2.5
12 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
13 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
14 哀れなるものたち 2.3
15 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
16 ゴースト・トロピック 2.2
17 葬送のカーネーション 2.2
18 Here ヒア 2.1
19 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
20 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
21 VESPER/ヴェスパー 1.5
22 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5

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ego

3.0昔のやつが見たい

2024年2月8日
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ミュージカルにする必要性を感じない。昔のやつ見てないから分からないけど普通に作ったやつの方が好みかも。

悪意を感じないご飯でも食べるかのようなフツーに差別なので、感覚がおかしくなりそう。

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Oyster Boy

5.0ミュージカル最強!

2024年2月5日
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鑑賞方法:試写会

きっとアカデミー賞に絡んでくるだろうと、必死で応募しまくった甲斐あって
ジャパンプレミアに当選!
一足先に見ることが出来ましたが…
肝心のノミネートは助演女優賞だけ。
歌曲賞にもノミネートされず。
(『バービー』からは2曲もノミネートされてる)
歌も素晴らしかったけどなぁ。
ま。アカデミー賞にノミネートされなかったからといって、決して映画の価値が下がることはないのですが(映画の価値は見た人それぞれが決めるもの)
毎年映画仲間と予測投票をしているので、どうしてもこの時期は気になってしまいます。(^^;;

ダニエル・ブルックスさんの助演女優賞ノミネートに納得。
もちろん、主人公のセリーも歌手のシュグも素晴らしくて心を動かされましたが
やっぱりソフィアの振り幅がすごい!
理不尽な扱いには断固反対!自分の尊厳は自分で勝ち取る強い女性ですが…
彼女たちを取り巻くコミュニティの問題と、更にその外側にある差別が描き出されていました。

一番心に響いたテーマは「自分は価値のない人間なのだ」と思わされる恐ろしさ。
殴られたり、暴言を吐かれたり、不当な扱いを受けて当たり前の人間なんていないのに。
この世に生を受けた全てのものに、それぞれ大切な役割がある。
主人公セリーを通して、本当にそうだと思える映画でした。

そして、スピルバーグ監督の『カラーパープル』を子供の頃に見たはずなのですが、あまり理解できていなかったことに気づきました。
というか、当時はなんだかスピルバーグ監督に裏切られた気持ちになってしまって、まともに内容が入ってこなかったのかも?
子供が楽しめる映画を作ってくれる兄貴が、大人の映画を作る人になってしまった!そんなショックの方が強かったことを覚えています。
もったいないことをしました。改めて見直したいです。

しかし、歌の力ってすごい!
地域のミニコンサートに行った時に感じたのですが、ほんの5分でその場に集った人々の心を一つにできる。
映画には人の心を動かす力があると信じていますが、5分でここまでの高揚と一体感を生み出すのは、ちと難しい。
歌とダンスと映画。心を動かす要素が集結している、ミュージカル映画って最強!

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shiron

3.5女性の力!

2024年1月31日
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鑑賞方法:試写会

試写会で鑑賞させて頂きました。不遇な環境に耐えながらも自分を見失わず、最後に大きな花を咲かせることのできたセリー。出会った女性達も羨ましいほどのポジティブさで私も見習いたくなりました。劇中歌も皆とても素敵でした。

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モコママ

3.0誰にも感情移入出来ず……

2024年1月29日
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鑑賞方法:試写会

試写会当選@ニッショーホール🌟
シネマカフェさんありがとう😊💕

上映前には3時のヒロインのゆめっちとかなで、そして映画コメンテーターのLiLiCoが登壇。3人揃って『期待してる以上のものを期待しちゃって大丈夫です‼️』なんて言うから期待し過ぎてしまった模様…。
試写会に呼んでもらっておきながら微妙だった〜とレビューするのは心苦しいけれどもそこは率直に。

1985年のスピルバーグ版は見てないから比較はできないけど、今となっては別に見比べなくてもいっかなー😅

ミュージカル映画の肝となる曲は良き。
ただ、1909年〜が舞台となるその時代にはミスマッチな曲調のものがいくつかあってそのギャップに興醒めしてしまった…。
また、この時代の男性の女性の扱い方が見ていられないほど痛々しくて、何度も何度も体がビクっと反応してしまった。
主人公セリーが旦那から受けた仕打ちに比べたらありえないほど些細な不幸に見舞われた程度で心を入れ替えるヤワな旦那……。まぁ、心入れ替えたからまだ良いけど。

セリーが裁縫が得意だって点がそこまでフォーカスされてなかったのにその特技活かしてお店を開く〜とかなんか急展開に思えちゃったし、ソフィアが壊れるくだりとか不要にも思えたし、なんか140分の中にもっと削減して良かったものと肉付けした方が良かったものがあったと感じてしまった。1985版観てたらあの仕上がりで納得出来たのかな??

最後のサンクスギビングフィーストのシーン。なんでみんな白装束もどきなの??ドレスコードホワイトとかあったの?タイトルは『カラーパープル』なのに??なーんだーかなー😂中途半端💦

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らまんば

4.0素晴らしい

2024年1月29日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

知的

ブルース調の楽曲がどれも素晴らしく感動的でした!80年代版は、とにかく長く辛いストーリーという印象でしたが、ミュージカルにリメイクすることにより見やすくなり、赦しや女性の自立というテーマも分かりやすくなったと思います。大満足の良作(満足過ぎてお腹いっぱい感も。。)

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tomoboop