劇場公開日 2024年2月9日

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カラーパープルのレビュー・感想・評価

全140件中、1~20件目を表示

4.0これは最初からミュージカル向きだった

2024年2月17日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

1909年のアメリカ、ジョージア州で父親からの虐待、女性差別、搾取に耐え抜き、やがてそこから立ち上がっていく黒人女性たちへのアンセムは、改めて観てみると、ミュージカルとの親和性が高かったことに気づく。女性たちが受ける屈辱的な行為や言葉が目や耳を覆うものであり、だからこそ、その反動として描かれる痛烈なリベンジ劇は、ドラスティックな展開が許されるミュージカルというフォーマットにピッタリだからだ。

1985年にスティーヴン・スピルバーグが監督したドラマ版を観た時に感じた、笑っていいのか、泣いていいのか分からない中途半端なムードは、これが当時のスピルバーグにマッチしていたかどうかは別にして、そもそもこの原作はミュージカル向きだったことが原因なのかもしれないと思った。

しかし、今や1985年の映画を知らない人が多いと聞く。ならば尚更、これを人間の生命力と尊厳を歌と踊りに乗せたミュージカル映画としてオススメしたい。中でも、オリジナルのブロードウェー・ミュージカルでもヒロインのセリーを演じたファンテイジア・バリーノが熱唱する"I'm Here"は文字通りショーストッパーもの。気持ちがアガることをお約束したい。

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清藤秀人

3.5とっても明るい作品になりましたねぇ

2024年3月19日
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鑑賞方法:映画館

僕はオリジナル版が大好きがゆえに本作の
かなりエンタメに寄せたテイストがちょっと
苦手に思ったのかもしれません。

ミュージカル映画になっていることで、常に前向きな
気分になれる雰囲気。・・・あまり落ち込まない。
オリジナル版と違って、エピソードを登場人物それぞれ
細かく丁寧に描いている。
・・・わかりやすい反面、結構先が読める。

だから女性たちの自立の過程のワクワクや、
ラストの感動がちょっと薄くなっちゃったかな?
って感じでした。

けど、オリジナル版を観ているからという点が
大きいかもしれません。

僕としては映像の行間を読むような作品が好きなので
ここまでわかりやすくみせてくれると、ちょっと・・・
って感じになっちゃいますが、ミュージカル版が
ベースですからいたしかたないのかも?

けど、良作です。

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バリカタ

4.0🤝🏻

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

途中までの展開は好みでないが、歌やキャラクター、見終わったあとの余韻が残る感じは好き。

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やきたまご

4.0自身の尊厳を取り戻す女性の話。

2024年3月6日
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鑑賞方法:映画館

主人公の女性が様々な女性との出会いを通じて、自身の尊厳を取り戻し、道を切り開いていくお話。

この映画を観て、やや心が重くなった。

この主人公が置かれた環境があまりに酷いものがあったからだ。

厳格すぎる父の元で育ち、最愛の妹と生き別れ、お腹を痛めて産んだ2人の子供ともすぐ離れ離れにさせられ、見知らぬ男の元で奴隷のように虐げられて暮らす。

この映画は、男尊女卑や人種差別、貧困問題とか色々な問題を含んでいるのかなと思った。

だからこそ鑑賞している中でたくさんの人に色んな部分が色んな刺さり方をする映画だと感じた。

その中で織り混ぜるブラックの人たちの歌や踊りは、とてもエモーショナルで圧巻だった。

色んな人に遍くおすすめできるかなりビターなミュージカル傑作映画。

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てつ

4.0印象が違うがいい映画だった

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

オリジナルは相当昔に観た記憶はあるが、細かいところは全然思い出せない。黒人女性が強く生きる物語くらいしか印象に残っていなかった。それでもこの映画をミュージカルにするの?という違和感は強かった。歌と踊りが入るとシリアスさが和らいじゃうと思ったから。
でも、実際に観てみると細かいところを覚えていないから、違和感覚えるというよりも踊りと歌(特に歌!)に圧倒されてしまった。そりゃあれだけ上手い人を集めてミュージカルにしたらすごい迫力になるよな。楽曲も普通によかった。自分たちも踊れるに違いない!
たしかに凄惨なシーンは多くない(元々こんなもんだっけ?)。そしてストーリーも白人に対抗する黒人女性というよりも、姉と妹の愛情や女性同士の友情を描いた話だったし、女性が男(しかも黒人男性)の支配から逃れて自立しようとする話だった。オリジナルも同じ話なのに別の印象ってことは、時代や社会状況が変わったということかもしれない。そういう意味で今作られた意味もあったのだろう。いい映画だった。

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kenshuchu

4.0黒人の方々の歌とリズム感に酔いしれる…。

2024年3月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

難しい

黒人の女性のスタイルは、ホント、黄色人種の私たちとは全然違う。
迫力あるボディを楽器のように響かせて歌い上げる曲の数々は圧巻。
ダンスも表現力も素晴らしく、テーマの重さからくる憂鬱も救われました。

女性を本気で殴る男はサイテー。
私なら、仕返しに、睡眠薬で眠らせるか、スタンガンで気絶させて、縛ってベランダからつるして、社会的に抹殺する(実際にしたことはないです)。
長い歴史の中で、苦難に耐え忍んできた黒人の女性たちにエールを贈りたい。

同じ頃の日本でも、女性は嫁という子どもを産む家政婦扱いだったのだろうと気づく。
明治時代の嫁は、誰よりも早く起き、誰よりも遅く寝て、家族の3食の食事を用意し、家事全般を家電もない中こなし、風呂は一番最後、嫁が不倫しようものなら重罪って、奴隷じゃんと思った。

どんな男性も、女性から産まれるので、女性にはかなわないと分かっているのに、変なプライドに邪魔されて、女性を虐げちゃうのかなー。
小さい男の子ならかわいいけれど、おっさんがしても愚かとしか思えない。

現在でも、イスラム圏やアフリカ、中国やインドなど、まだまだ女性の人権がないがしろにされているエリアはたくさんある。
女性は男性を支配したいとか、跪かせたいとか思っていなくて、ただ自由に生きたいだけなんだけれど。

女性が政治の中枢にもっと増えれば、今よりは平和な世界になるような気がします。

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のりたまちび

4.0遥かに華やかに

2024年3月3日
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ハリウッドの名作がブロードウェイのロングランになり、双方のキャストとスタッフが集まり届けるミュージカル、モブキャラも歌って踊るからなんかインド映画っぽい

差別と暴力がなおあからさまだった前世紀初期にアメリカ深南部を生きた姉妹

最近のハリウッドはささやかなハッピーエンドとか描かないから剛毅な大団円でそれもまた良い

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sysr

4.0ミュージカル版で新たなカラー・パープル

2024年3月3日
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鑑賞方法:映画館

あの名作がブロードウェイ ミュージカルを経て、再映画化。プロデューサーにスピルバーグもアリス・ウォーカーも名を連ねている。なるほど、ストーリーの大スジは同じだけど、細部の設定や描き方はかなり変わっている。勿論、黒人差別、女性の人権という部分は変わらないが、女性の自立という雰囲気がより強く主張されているように感じた。加えて、神の御業、悔い改め、許しについても色濃く歌や台詞に描かれていて、ゴスペル要素が強くなっていた。キャストは他のヒット作でも観たことがある女優さんが複数、そして皆歌もダンスも素晴らしい。
ウーピーもしっかり顔を出していたシーンがあり、前作へのリスペクトも感じられ、新たな今作のミュージカル化はより物語の流れや抑揚が感じられて、とても良かったと思う。
もう少し話題になってもよいような気がするが、公開劇場も、上映回数も多くなくて、ちょっと残念。

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まっちゃまる

5.0強く生きなきゃ!!て思た。

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

すごく良かった!
ミュージカル版じゃないほうの映画は見たはずだけど、
記憶に残ってなかったので、展開の先読みとかナシで。
冒頭の曲がイイ感じで。
なんだか、必死に生きてきた(であろう)両祖父母のこととか、必死に僕を育ててくれた両親のこととか、今も必死に生きてる弟のこととか、若くして亡くなった姉のこととか、いろいろ考えて。『強く生きなきゃ!!』て思た。
仕事とか生活とか健康とかアラフィフ独身とか、色々あるけど、『強く生きなきゃ!』て。
ミュージカルとしては、冒頭の曲と、シュグとのデュエットの曲とか、素晴らしかった。
シュグ役の人が山村紅葉さんに見えて(^o^)
あと、産婆さんってウーピー・ゴールドバーグだった??クレジットには出てこなかったような気がして、見間違い??

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ドッペル(たけ)

3.5紫は特別な色

2024年2月27日
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泣ける

セリーの人生の変転を見守るしかない観客席の私たち。
ソフィア、そしてシュグが登場するあたりから、画面が華やかになっていく。
主演のFバリーノさんが歌がうまいと思ったら、ブロードウェイのミュージカル版でセリー役を演じたかたなんですね。
ミュージカルにふさわしい作品だと思いました。

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マリエル

3.5脚本は普通だが音楽は素晴らしい

2024年2月25日
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悲しい

楽しい

興奮

素敵な話だとは思うが、正直、話の運び方とか演出は普通…
ミュージカルらしい元気いっぱいなダンスと音楽は華やかで前向きなものばかりで良かったです。

主人公が覚醒するまでが長くて、せっかちなイマドキ視聴者は辛い…パパも旦那ももっと早く殴って蹴って沼に沈めとけと思いました。
黒人差別・女性蔑視の時代に強く生き権利を主張した女性たちを讃える気持ちは伝わってきましたが、その分男性が見るには辛いかも?
愛情深い男性も出てきましたが、基本的に男性が悪役、女性が正義というスタンス。悪い女性が居ない。

でももう予定調和でも良い。
約束されたハッピーエンドは泣けました。
ミュージカルにする前が想像できないくらいミュージカルで、サウンドトラックが聞きたいです!

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主人公のこと我が子と思ってる人

4.5全ての女性へのアンセム

2024年2月25日
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泣ける

楽しい

幸せ

どの曲も素晴らしいのはもちろん、歌も踊りも演技も、みんなパワフルで素晴らしい。
ミュージカルとして、本当に楽しめる映画でした。
時代ということもあって、なんの意識も無く息をするように男尊女卑をする男達。
流石に、今の日本では、そこまでの男性に会ったことはありませんが、程度の差こそあれ、未だに意識無く女性軽視な発言や態度を平気でする男性っているので、映画は過去の話であっても、とても考えさせられるストーリーでした。
男性や女性、人種などでは無く、ひとりひとりが個の"I(私)"として存在し、互いに尊重し合える世の中になれば良いなと改めて感じました。

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きのこ

4.0黒人女性の敵は黒人男性

2024年2月25日
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幸せ

 いやひどいな。女はモノか?というような扱いを受ける女性たち。白人からではなく、黒人男性から。父親だったり配偶者だったり。でも、黙ってない女もいる。根っこのところに明るさがあるためか陰々滅々にはならない。
 全編を通じて、どっちかっていうとふくよかな女性が出てきて、堂々と美女アピールしている。大地に生えた大きな木のようでたいへん安定感がある。だから男に対抗できるのかな?
 人生あかるく生きたもん勝ち。

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satsuん

4.0ミュージカル

2024年2月24日
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泣ける

楽しい

興奮

黒人女性が同じ黒人である男性からひどい扱いを受けるも、逆境をはねのける話。歌も上手く、ストーリーも感動した。

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たくわん

4.0パワフルすぎる女性「三英傑」。

2024年2月24日
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こんなに力強さにあふれたミュージカルは見たことがない。セリー、シュグ、ソフィアの3人の女主人公は、見た目もパワフルだが、生き方もパワフルだ。そして歌とダンスに最初から最後まで圧倒される作品だ。。
簡単に言ってしまえば、セリーが人としての誇りを勝ち取る物語である。前半のセリーの状況はあまりに過酷である。義父から性加害を受け、見も知らない中年男の妻として家畜の様に売り飛ばされ、夫からは暴力的に扱われる。唯一の心の支えだった妹のネティとは生き別れてしまう。セリーもこれが自分の生きる定めだと半ば諦めているような所がある。それがソフィアとシュグという強くて自立した女性達と付き合っていく中で、変わっていくのを見るのがとても楽しい。彼女にとってソフィアとシュグは憧れる存在ではあるが、自分とは違うと思って、なかなか自分を変えようとはしない。しかし交流を深めるにつれて、彼女の内から本来の自分を取り戻したいという気持ちがどんどん強くなっていくのが分かる。その原動力になった3人の友情というか、結びつきは本当に心地よくて力づけられる思いがする。
あることをきっかけに、セリーは生まれ変わる。自分を肯定し、自分の意志で生きていくことを決意する。それはタイプは違うがソフィアやシュグと対等な存在になったということでもある。
「神の赦し」のような、キリスト教的なにおいは少し気になるが、人間の尊厳みたいなものを、こんなにも力強く分かりやすく表現した映画はあまりないだろう。
個人的には、リトルマーメイドのアリエル役、ハリー・ベイリーが出ていたのが嬉しかった。

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ガバチョ

3.0昔の方が面白かった、比べるのもどうよと思うけど

2024年2月24日
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単純

昔観たインパクトが強くて(1回しか観てなくてそれも40年くらい前なのに)あーここはエピソードの人物が違ってる!って気になってしまってそれも没頭できなかった理由です。昔の方のエピソードで一番覚えてる、「黙ってろ!」と夫に怒られてそれからまったく何十年も口をきかなくなったエピをミュージカルでみんな歌うのにどうするんだろうとある意味ワクワクしていたのですが、そこ、なかったですね・・・

ミュージカル好きですが、よいなーと思った曲が1曲しかなく、それも観賞後残らなかった。字幕が上手くない。特に歌詞。

昔の物は観ずにこれだけ観てたらまあまあかも。ウエストサイドストーリーもリメイクしてたけど、昔監督した当時の流行り(ベストセラー)を、今この時代に作り直すスピルバーグ(が作り直してる訳ではないけど)の思惑を知りたい。

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チヨッコレイト

4.0刺さった!そして歌が秀逸!

2024年2月23日
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スピルバーグ版もミュージカルも未鑑賞、ミュージカルのI'm here という曲だけは何度も聞いていて好きな曲だった。でもI'm beautiful とようやく言えるようになったシーリーの人生通した解放感、歌詞の意味は見てようやく分かった。今回も全編通してあの曲がクライマックスかな。

とにかく皆歌がうまい!ブラックミュージックの迫力、ハスキーボイス、どれもかっこよかった。
英語は発音が癖あってほぼ聞き取れなかったけど。

前半は胸糞展開なんだけど、歌が挟まるからあまり嫌な気持ちにならずに楽しめた。最後夫が許されるくだりは納得いかないが実際哀れに見えてしまい悔しい限り。

脱出時に夫から言われた、
“You're black, you’re poor, you’re ugly, and you’re a women.” だからお前は成功できるはずがない。

それに対して解放された時のI’m here で
「私には家がある、休める椅子がある、動く手がある、真実を見る目がある、心を見せられる親しい人がいる」
「そして何よりも自分のありのままの姿を認めることができている、そのことに感謝している」「私は美しい」
だから大丈夫、と自分を肯定できるようになる。

この曲の場面が一番こころに刺さった。
私は自信を持ってこれらがあると言えるだろうか。
家も手も目もある。心を見せられているかはわからないけど親しい人たちもいる。迫害もされてないし仕事もあって生きるのに困ってもいない。でも自分のことを愛することはきっとできていないし、いつかひとりぼっちになった時に自分の足で立てるのか、その強さをどうしたら身につけられるのか。ぐるぐると考えが回ってしまって胸が苦しくなる。見るタイミングが悪かったかな。心が弱っていたのかも。。

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alvo

4.0生きている

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

丸の内ピカデリーで鑑賞。
いつも通り空いてました。

1985年版は未見
ポイント鑑賞でお金払ってないので
あれこれ言うべきではありませんが
ミュージカルシーンがめちゃめちゃよかったです。

ローバートマッコールさんに
19秒で抹殺してもらいたくなる
クソ野郎や白人が出てくるのはさておき
(姉妹の父親がデンゼルワシントンかと思ったら別人だった)
いや、それゆえ後半の展開と音楽が
刺さりまくるのです。
映画館の大画面、大きい音で見るべき。

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ぼろんてーる2

4.0少々長い

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

良かったです。昔の男尊女卑まるだし。基本その前に黒人差別、貧富の差はげし。そもそも女であること❌。みたいな昔ながらの女終了。ミュージカル形式なので歌とダンス⭕。登場人物の家族間の内訳が途中ややこしい場面もあったけどラストは⭕でしたね。

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Cinemaオタク女

4.0上質な王道ミュージカル

2024年2月22日
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鑑賞方法:映画館

とにかく力強く伸びやかでエモーショナルな歌声と、心が弾むダンスで彩られるミュージカルシーンが最高。上映開始直後から始まる教会でのミュージカルパートで、本作への期待値がグングン上がりましたが、最後まで上質なミュージカル映画を楽しむことができました。

黒人女性であることで、当たり前に虐げられ、自由に生きる選択肢がなかった時代。セリー、シュグ、ソフィア3人の女性たちそれぞれが、互いに影響し合いながら絶望や希望を感じる様はとても印象的で、セリーが「生きている」と思えるに至ったシーンは胸に響きました。

やや長尺だったり、上手くいきすぎ(ラッキーすぎ)な展開が気になったりもしましたが、王道の上質ミュージカル映画として楽しめました。

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まだまだぼのぼの