ラーゲリより愛を込めて

ご子息が言われている。
関東軍参謀のご息女とお話しする機会がありましたが、家族だけ先に逃がして、当人は割腹自殺していたことを靖国で確認しました、
当然、兵士、一般市民は何も知らされず、放置され、男性はシベリア抑留、女性子供はソ連兵、満州、中国からの暴力にさらされながらの帰国、
叔父がくじ引きで負けて満州義勇軍で出征し、シベリア抑留されました、
叔母は身一つで満鉄を歩いて帰国
満人は貧しかった、と言ってました、
入植した日本人に土地を奪われ生活が成り立つわけがない、匪賊となってゲリラ活動は当然かと、終戦後は帰国を目指す日本人への暴力に、

収容所では下士官以下の死亡率が高く、
旧日本軍の悪しき暴力装置の階級を傘に着て旧士官が現場監督となって下士官以下を殴る、蹴る、酷使していたよう、
兵隊地獄、強制労働地獄の二重苦に多くの人が亡くなった
シベリア出兵時の日本軍の蛮行、ノモンハン事件、ソ連参戦、関東軍、日本政府の棄民方針等々、史実の確認、必要あり、かと。

録画してあったのを鑑賞。途中悲惨なシーンは見ていられなくて、早送りもしたけれど、何とか最後まで見終えました。泣きました。何回も泣きました。
今こうして平和に暮らしていることのありがたみを切実に感じます。

二宮くんの熱演が光る。もう元アイドルとか忘れる。
二宮くんの演技は今まで好みじゃなかったけど、この作品を見て変わった。彼の生き様が投影されてるようにも思う。
そして松坂桃李、安田顕らを脇役にすると作品の格がさらに上がる。

北川景子、美貌にばかり目が行くが、何回泣かされたか。

全く響かなかった。
題名からしてきっと現地で亡くなったのかな？と思いながら観てたのでそれも影響されたのかもしれない。
他の方々のコメントを見る限りあまのじゃくなのはきっと私の方だと感じさせられる。
当時の状況はそれはそれは現代では理解し難い過酷なものだったと容易に想像できるものですが、それが微塵にも響かなかった。ただただ薄かった印象。