機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
全172件中、101~120件目を表示
ガンダムの続編が観れた事
ガンダムの劇場版のⅠ~Ⅲの続きを観れた事が嬉しい。
登場人物に違和感も戦死された方が、登場されているとか
まあいいか。
シャーとは違うタイプの戦士が登場、ロンブーのアツシさんが話ししているような過去の話が濃縮された出来映えと思います。比較的には3.5ぐらいと思います。
お話に多少、料金に大いに不満あり。
ガンダムは劇場版3部作と最近放送されたORIGINしか観ていない。したがってこの映画は普通に観れました。が、ドアンや子供達がなぜ島に居るのか?そこら辺りをアムロに語るシーンくらいはほしかった。
「この映画は一切割引無しだと?4Dだと2900円!なぜだ?」
「ぼったくりだからさ」
シニア割引使えない…
特別上映とかで1900円から一切の割引無しでした…まあ、仕方ないか。
オリジナルの声優の半数ぐらいがお亡くなりになりになっている中、比較的違和感なく見れましたが、セイラさんだけちょっと違ったかな…
あと、シャーの登場を期待する人は期待外れになると思います。
まあ高かったけど、後半のガンダム登場のシーンでもとは取れたかな…
ちょっと評価甘すぎ?
ククルスおじさんが壊したもの、護ったもの
島の子が増えましたね。なぜかな?。
歳を重ねる毎に、世の中への不安が増える私にとって、未来を生きる子供たちは、希望そのもの。不安の数だけ、未来に何かを託したくなるのは、歳をとれば分かります。
島の子と、船の子が出逢うシーン。希望は、ひとつ処に留まらない。そして、ひとつだけではない。安彦御大の、不安と希望のバトン、受け取る覚悟、おありですか?。昔より、数が増えちゃいましたけど。
リアルにオデーサがヤバいです。世界の物流港が、封鎖されては、誰しも対岸の火事では済まされません。凍てつく大地の総帥、人類は、優良種のみが持続可能とでも思っているんですかね。だとしたら、みんなで、彼に教えてあげましょう。
貴公は、ヒトラーの尻尾だな…。
アムロが到着するまで、核のボタンを押させてはなりません。
それが、私達のオデッサ作戦…。
動く!。動くぞぉ!。安彦ガンダムが動くうぅぅ~~!。
こんな御時世ですが、それだけで、感情と感傷が、抑えられません。赤い06も素敵でしたけど、白い78がそこにいる。それだけで…ね…。
ここまできたら、赤い09と薄墨色の78が、死闘を繰り広げる、朝日ソノラマ版に期待しちゃいますね。
ところで、私達が選択できる未来って、ヒートホークで真っ二つになるか、ビームサーベルで蒸発するか、モビルスーツの足跡になるくらいしかないんですかね。
ヒト同士は解り合える。時間さえ超越する存在になるのか、自らの業火で焼かれて、灰になるだけの存在なのか。その分岐点に私達がいるとしたら、皆様は、何を選択します?。その決断は、アムロまで引き継がれる?。そのアムロも、…ですけど。
アムロだけでなく、私達にもまだ進化の余地がある。そう思いたいものです。パリは燃えていますか?。哀・戦士の想いは届きました?。皆様の想い、宇宙を染めてゆく?。
多くのものを壊しちゃったククルスおじさんですが、破壊と天秤に掛けてでも護りたかったものは何だったのか。その答えも、ここにあるような気がします。
キミは、生き延びることが、できるか?。
追記
戦争映画を観ていると、戦車がヒトを轢き殺すシーンに、遭遇します。エンタメ映画なのに、凄くイヤな気分です。自国の正義の味方は、他国の殺戮車と云うことです。一台あたり4人程、乗ります。現在、とあるクニに侵攻中。おそらく今日も、人を轢き殺し、ミサイルで生きたまま火葬されることでしょう。
これは戦争なんだ…。アムロのしたことは、全て正しかったですか?。アムロにそう言わせてしまう未来を、皆様は、どう思いますか?。
アレグランサ島のなつやすみ
みたいな描写とガンダムでプチッの落差。抗命を目こぼしすべく必死に通信で小芝居するブライト。とりあえず殴られるスレッガー。アイスで籠絡ちょろい。高笑いマクベ、漫画版のオデッサでどうなるかと思うと不憫。
アムロの描写が…
シナリオについての不満は皆さんと同意見。
話がつまらないじゃなく不快だったのはアムロの描写というか演出意図が不明な点。まず冒頭のブリーフィング時の態度。人の話を聞く態度じゃないよね、アレ。作戦に不満があった?幼稚か中二病の現れ?オリジン時系列だとランバラルに出会った後だし少しは成長しているはずではないか?
もう一点はガンダムでジオン兵を踏み潰した事。不殺しろとか言うつもりは毛頭無い。MS同士ならやらなければやられるという対等の立場だからだ。でも生身の人間相手は違うし、それをする納得できる理由がなかった。今作においてはミサイル発射を阻止する為だったとか子供達が危険だったとか何か理由が必要。
例えばホワイトベースを守る為にランバラル達をブリッジごと攻撃したとか。後のソロモン戦でビグザムを追撃する時にザクに引かれていく兵士は見逃しているし戦場においても戦う意志の無い者を簡単に殺す描写は必要だったのか?意図がわからなくただただ不快だった。
あの山羊はきっと富野さん
安彦良和さんの過去のやり残し(入院してたんでしたっけ?)をブラッシュアップ!そりゃもう期待しかないわけですよ。予告の煽り方も良かったですしね。結果、何とも言えない感情だけが残りました…。エンドロールのドアンは最高でしたが。
素材は極上なんですけどねぇ、料理ってホントに難しい。しかも一人で作るわけじゃないからね。大変だ。そんな事を一番に思いましたが、良い所もあるので劇場に足を運んでも良いのかも知れません。
大河原邦男氏デザインを壊す事なく令和仕様になってるメカ達なんかは最たるものですね。
「特別興行料金」このお下品システムいつまで続けるつもりなんでしょう。アニメーターが潤うのならまだしも、きっと…ですもんね。残念でなりません。
ファースト世代へのサービスは感じたが…
ククルス・ドアンの島を映画にすることを知ってまず思ったのが、どうかしてる!ってこと。劇場版の際には削られたエピソード(一話完結だから仕方ない)。今さらこんな話を2時間にするなんてと思いながら、やはり劇場に足を運んでしまった。ファーストガンダム世代の悲しい性だ。
そんなファーストガンダム世代を喜ばせようとする演出がたくさんあったのは嬉しいところ。「親父にもぶたれたことないのに」とか、BGMとか、スレッガーさんがジムに乗ってる姿とか感慨深かった(時期的にジムがホワイトベースに載ってるのか?って問題はあるけど)。そして今の技術でアムロが操るガンダムを観られる喜び。思ったよりも戦闘シーンが多くて楽しかった。
でも嫌だと感じたところも多い。オリジンのアニメを観ていないからわからないけど、安彦さんの原画よりのキャラが動くさまが違和感だらけ。ふてくされたり、戸惑ったり、変に表情が豊かなんだよな。そんなの期待してない。そしてククルス・ドアンと島の子どもたちの生活や経緯にも違和感が。あんなに豪華な食事でいいのかな。アニメだし大目に見ることもできたかもしれないけど。
そして、戦闘の強さ設定に不満。ガンキャノンはあんなに簡単に倒すくせにサザンクロスのやつらも相当にあっさりしていた。映画としてもクライマックスなのにあんなにあっさりしてていいのかよ!モビルスーツの戦いは悪くなかったが、実は「閃光のハサウェイ」の方が個人的にテンションは上がった。やはり富野由悠季の方がガンダムの監督にふさわしいってことだ。
思ったよりもよかったが、不満もたくさんある本作。観る前のハードルがよほど低かったんだと痛感している。さぁ、次はハサウェイの続編だ!
昔のエピソードを今の技術でやったらこうなりました。
まず内容は置いておいて、自分はガンダム作品が好きなので高評価をつけます。
じゃあ、内容はどうだったって言われると............普通でした。
テレビエピソードをoriginで、丁寧に創りましたって感じです(まぁ、冒頭でもそんな事書いてるし)
以下、思ったこと
・掘り下げて
何故ドアンが脱走する事になったのかとか、どういう経緯で子ども達と島に暮らすことになったのかを描いて欲しかった。
あと敵の部隊との因縁とかも描いて欲しかった。
・ザク強すぎ
高機動型を圧倒するなんて(笑)
・やはり岩を投げる
いや〜ファンサービスだね(笑)
まぁ、核ミサイルを岩で撃ち落としてたら、引いてたけど(笑)
・エンディング曲が良い
やっぱりガンダムと言えば森口博子さんだね。いい曲です。
以上
小説版があるらしいので、そっちを読めば、また違った印象(感想)になるのだろうか。まぁ、観て良かったと思える作品ではあるので良しとします。
余談だか、ククルス・ドアンの島を題材にした漫画もあるが、映画のコミカライズではないので、注意(以前Twitterでククルス・ドアンを主役にした漫画みたいな事を言ってる方がいたが違います)
ガンダムのウリの1つに注力した作品
「戦いモノ」「戦争モノ」の「勧善懲悪」は鑑賞者には感情移入しやすい部分ではあるが「ガンダム作品」ましてや「一年戦争」の「戦争」と言う「善も悪も無い悲惨な現状の中で生きる者たち」の話。
自分にも戦う理由があるように相手にも戦う理由があるのだとファースト(無印)の中での一話(約23分程度)の話を深掘りした今回の劇場版。
アムロは元々「軍人」ではなく一般人だったのに「戦渦」に巻き込まれMS(モビルスーツ)パイロットになり否応なく戦争を体験していく。
まだ若いアムロには受入れられない「大人の社会」と「戦争の悲惨さ」を感じながら敵側(ジオン軍)の歴戦の戦士たちと戦う事で少しずつ大人に成長していく。
それはアムロと一緒にいる「ホワイト・ベースのクルーたち」全員も激戦を仲間と潜り抜けていくなかで色々な経験をして成長し「どちらか一方が善で、どちらか一方が悪と言う単純な世界ではない」と理解して自分たちは今後どうしていくべきなのか?と考えながら激戦を走り抜ける。
今回は「より人間臭さを押し出した作品」だと思う。
故にMS戦は「あれ?ザクよりガンダムの方が遥かにパワー(その他の性能も)あるんじゃ無かったか?」と突っ込みを入れたくなりながらも「不粋」なので物語を楽しむ方向に変えた。
大人としてのレビュー
い。一旦、落ち着こう。
れ、冷静になろう。
これで僕達の知る「ククルスドアンの島」は2作になった訳だ。
あ、あれだ、並行世界!並行世界だ!
だぶん僕達の知らない、まだ誰も見たこと無いようなククルスドアンの島がいっぱい有るんだ。
ロケットパンチで戦うククルスドアンの島が有るかも知れない。
島と言う密室で起こる連続殺人を、名探偵ガンダムが解決するストーリーも有るかも知れない。!νガンダムの名に賭けて!!!
現代っぽく、登場人物が全員10代萌え少女の「くくるす☆どあんの島」など有るかも知れないぞ。
そう、マルチバースだ。
きっといつかククルスドアンが全員集合する映画が作られるんだ。
ガンダムにはマルチバースの反対語、ユニバースを願ったキャラが居るので難しいのかも知れない。
でも中には面白いククルスドアンの島も有るに違いない。
僕達のククルスドアンの島はまだ始まったばかりだ!
映画館近くのサイゼにてマグナム赤と共に記載。
ククルス・ドアンの島は映画でもククルス・ドアンの島のままだった
タイトル通り。余計な説明をせずとも分かる人はこれで分かるだろう。
映画として多少装飾は付いているがTV版と大筋では変わらない。ちょっとした小ネタは仕込んであるが。
ククルス・ドアンの島の物語を初見の人はどう感じるだろう。
エースパイロットとして活躍したククルス・ドアンが軍を脱走してまで孤児を集めて育てたのか。無人島で平和に暮らしたかったのか。
基本的に戦争への無情を感じる。そう言った話だ。
後はザクがやたらいい動きで大活躍。まあこれだけでも見ものかも知れない。
そうそうGoogleマップで見たらククルス・ドアンの島が本当にあって驚いた。
島の形も灯台も一緒。流石に聖地巡礼はしたくないが。
おまけ:本編には関係ないが舞台挨拶中継付きの回を見た。安彦良和監督が天然ボケ?で面白かった。あと本人的には最後のガンダムにしたいらいしが声優陣からのファーストガンダム続編希望が凄かった。果たしてどうなる?
Children
「閃光のハサウェイ」に続いてのガンダム映画。ムビチケ買いなので1800円+特典ですが、いくらDVD同時発売といえどこの商法はやめていただきたいです笑
アニメシリーズ内の1話を掘り下げて映画化するという中々難しそうな挑戦でしたが、やはり弊害は大きく出ていました。どうしてもテンポが悪くなり、ギャグシーンの挟み込みに違和感を感じてしまいます。子供たちがうるさいのもあって、ムッとなってしまうこともしばしば。
戦闘シーンの迫力はとても良かったです。かなり人間っぽい動きだったので重厚感こそ失われていますが、それでもデカい者同士のバトルはやはり楽しいです。これが良かっただけに内容の水増しが残念に思えてきます。
悪くはないけれど、良くもない。そんなイメージが拭えない今作でした。ハサウェイ級に浸透するのは難しいかなぁ…。
鑑賞日 6/4
鑑賞時間 16:15〜18:15
座席 O-24
個人的にはとても楽しめました
ガンダムは再放送で毎週見てましたがこのエピソードは覚えてませんでした。なので全く新鮮に感じたしガンダムをTVで純粋に楽しんでた子供時代もフラッシュバックして一人で胸アツになってしまいました。モビルスーツの巨大感や戦闘員達のリアクションもガンダムならではで劇場でみれて本当良かったです。因みに森口博子さんのエンディングはダブルゼータ繋がりなんだろうけど泣かせにかかってると思いました。ガンダムいい話いっぱいあったから機会があったら安彦先生また宜しくお願いします
誰が見るために作られたか
こんな方法があったのかと、感心するやら期待するやら。ファーストガンダムから一話のエピソードを抜き出し、映画一本分にまとめてしまうという離れ技に、すっかり気を惹かれて映画館に運びました。
感想は、やはり複雑な心境になりましたね。
実は、『めぐりあい宇宙編』の時にも感じていたのですが、個人的な満足度と、世間一般に触れまわるであろう評判が、必ずしも一致しないと思ったからです。
『めぐりあい―――』の時にはシリーズ最大のヒットを記録し、ガンダムブームを決定的なものにしましたが、今作に於いてはいったい誰向けに制作されたのか首をかしげたくなるような内容でした。
ブライトさんの声もセイラさんもミライさんの声もすでに故人となられて、当然ですが別人です。3Dモデルでグリグリ動くガンダムやホワイトベースを見せられても、もはや何も感じないのが正直なところです。
やっぱりガンダムって濃密な人間ドラマと、戦場の命のやり取り、そして一見ミスマッチな新兵器の激しい戦闘描写が魅力なのだと思います。ホワイトベースには、コック長もいるし、未就学児童も乗っている。一時的には民間人も収容していました。主人公のアムロだって、軍人なのか民間人なのか、微妙な立ち位置にいます。言ってみれば自分たちと同じ境遇の人たちが、戦禍に飲み込まれ、イヤが上でも戦わざるを得ないところに共感が生まれたんです。親子や仲間たちとの関係もひき裂かれ、個人的な怨嗟など持ち込みようの無いところに意外な復讐劇が絡んだりして、今日まで語り継がれるドラマになりました。
中でも異色のエピソードだった「ククルス・ドアン―――」を、こんな形にまとめ上げた手法には感心しますが、あくまでも内向きの発想で、言わば輪の外側にいる人にとっては、「なにこれ?面白いの?え、何でこの人たち敵なのに殺さないの?」というところから丁寧に語らないと、ついて来れないと思うんです。
たまたまウクライナで悲惨な戦争が起き、リアルな戦闘の様子が毎日更新されています。これなんかサイド6で描かれたエピソードがそのまま現実になってしまった感じで、いかにガンダムの視点が現実を見つめていたかの証明になりました。
だからこそ、子供たちの牧歌的な風景と、戦争というミスマッチをこれでもかと抉り出す演出が必要だったと思うのです。そこが、少し足りないのかな…と。正直、感じずにはいられませんでした。劇場では、パンフレットが異常に高価だったので手が出ませんでした。なんと同じ内容のBlu-rayもすでに販売されていました。つまり、現時点で、この映画に関するフォロー知識が無いまま今この感想を綴っています。製作者の思いだったり、例えば脚本の意匠とキャラクターの責任の帰結など、安彦良和さんの色がずいぶん濃く反映されているように感じました。ファンとしてはうれしさ半分、時代にそぐわないものを見させられてはいないだろうかという不安が半分。
そんな複雑な気持ちになったのです。
この手法が許されるのなら、例えば、ア・バオアクーにおけるアルテイシアの叛乱や、ミハルの弟妹達の後日談など、映画化できそうなプロジェクトはいくつか立ち上がりそうです。しかし、私個人としては、内側に入り込みすぎていて、世間的な評価が見えない。いったいこの映画って、誰が見るために制作されたんだろうなどと邪推してしまいます。
『閃光のハサウェイ』が好評だったことで、まだまだガンダム人気って根強いものがあるんだと思いますが、ファーストガンダムが放映された当時中学生だった私のように、いまの中学生にとってこの映画がファーストガンダムにのめり込む入口になり得たのかと、問いかけないではいられないのです。
2022.6.5
全172件中、101~120件目を表示