機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
全243件中、61~80件目を表示
ファースト世代へのファンサービスだったとしても
平均点越えられず。
当方ファースト好きではあるが、このエピソード自体は良く覚えていないレベル。
ファースト知らない人には何がなんだかな作品になっているのではと思う。
他の方のレビューに多々挙がっている通りで、不満に感じる点が多く、期待以上にはならなかった。
期待しすぎていたのかもしれない。
ファーストガノタは見て
①安彦先生の絵が動く!(ORIGINに引き続き)②ホワイトベースのクルーとまた会える!③あの()ドアンザクが3Dで動く! などの点で、ファーストガンダムファンには楽しめる映画だと思います。逆にガンダムよく知らない人向けではないかも。私は大満足でした。
孤島のビッグダディはシャアよりも強い?! 戦闘シーンは激アツながらギャグは超サムい...
ファーストガンダムの一話完結エピソード「ククルス・ドアンの島」を翻案して安彦良和先生が監督した劇場用作品。オリジナル版から時系列が変わっていて、オデッサ戦(黒い三連星のドム)とジャブロー戦(シャアのズゴック)の間の期間で、スレッガーやジムが登場します。
戦闘シーンは圧巻の一言で、ジオンの特殊部隊サザンクロス隊の高起動型ザクがボトムズばりに高速スウェー移動し、それをドアンが鈍重なザクⅡで迎え撃つ。
完全に近接戦メインのチャンバラ合戦は見ものですが、時折挟まれる安彦先生の時代を感じるギャグ描写は正直寒い...。
がしかし、”時代から忘れ去られた島”という本作のテーマは同監督の『巨神ゴーグ』を補完するような文明批判的メッセージも孕んでおり、安彦先生の集大成的色合いも感じられる力作に仕上がっています。
思い切り安彦作品
昔の安彦氏が手がけた映画「クラッシャージョウ」「アリオン」「ビーナス戦記」、漫画では「虹色のトロツキー」「クルドの星」、小説では「シアトル喧嘩エレジー」の何度も味合わせてもらったあの安彦氏独自のノリが今回の作品にもご多分に漏れず息づいてました。孤児らのワチャワチャした作画とか素晴らしいのに、ククルス・ドアン思わせ振りの行動、サザンクロス隊あっさり退場とか・・・。別作品の映画「閃光のハサウェイ」があまりに素晴らしかったので、安彦色ありつつもメリハリのある演出を期待してたのですが・・・.漫画「ナムジ」や小説「鋼馬章伝」のようにビタっと自分的にはまる作品あるだけに残念です。あと、特別興行という事で「閃光のハサウェイ」の時もそうでしたが、鑑賞料金が割引できない形態もバン◯ムさんは考えてほしいものです。
これ劇場でやるべきか?
1stガンダムの有名な単独エピソードを題材とした映画。本来オマケエピソードであり画像崩壊のガンダムとして有名なククルスドアンの島を映画化したのだけど、映画化するのならちゃんと脚本もしっかりやって欲しかったな。ホンワカした無駄なシーンが多く中だるみ、何かというと滝のような涙や汗をかく安彦監督の悪い癖も目立つ。劇場で見せたいのならしっかり脚本を立ててドアンが如何にして脱走兵になってその島に辿り着いたか、その時隊を見捨てた連中の葛藤なり、孤児達をそこに集めた経緯とかちゃんと書くべきだな。自分の漫画を読めばわかるでしょってのが一番ダメ。これは金を取ってはいけないケースでTVの特番でやるレベルだったのが残念で仕方が無い。映像的には文句はないしやっぱりRX-78ガンダムが動かしても一番カッコいいからその分★マシの★三つ。
自分が小学生の時見たとしたらと想像しよう!
小学生の子ども二人と観ました。自分自身ガンダムを観たのは小学生の時。グフやリック・ドムが現れた時のインパクトは忘れられないです。ククルス・ドアンのザクも、「ザクの強さの面目躍如」として印象に残っており、今の小学生にも記憶に刻まれたものと、親子で楽しく鑑賞できました。水にも困る大西洋に浮かぶ干からびた島の様子はあのあたりを旅した自分はとても共感できました。
泥臭いガンダム
戦士アムロはまだ目覚めを迎えておらず、元々は巻き込まれてしまった少年であったことを思い出させてくれました。
後のシリーズのように主義主張をぶつけ合いながらスタイリッシュに戦う映像を見たい方はやめておいた方がいいです。
TVシリーズの懐かしい劇伴を聴くだけでいろんな思いが込み上げてきました。
子供たちがドアンに明日の約束をするところ、並んで走り寄るところはTVシリーズのオープニングへのオマージュですね。
ちゃんとザクがルッグンにぶら下がっていたので一瞬笑いかけたはずなのになぜかじわっときました。
全体に、昭和のアニメを思わせる泥臭いシーンの割合が多いのは事実で、そこを不満に思う方々の気持ちも分かります。
でも、ファーストのこの時点ってこんな感じでしたから。
あと、原作15話はツッコミどころがいっぱいの迷エピソードで、決して持ち上げちゃいけないもんだと個人的に思ってます。
元々、各キャラの行動やセリフは行き当たりばったりだからツッコミどころがたくさん。今回の翻案をきっかけに後付けの解釈をねじ込む人の多さには驚きました。
最大の違和感、それはホワイトベースクルーがこの時点でひとつにまとまりすぎなことですね。この環境だと居心地よすぎてアムロは覚醒できるのかと不安になります。
短くまとめる能力なくてすみません。
評判が良くないが、観てよかった
これは観て良かったです。
映像がものすごくキレイ!
島で一緒に暮らす子どもたちは、戦争遺児だと思うが、親がいない子どもたちの生活を守り、正しい成長へ導くククルス・ドアンはとても頼りがいがある父親という存在。戦争で親を失った子どもたちは防衛軍だろうがジオン軍だろうが兵士が大嫌い。だから兵士であるアムロもはじめは嫌われる。
スレッガー中尉がセイラさんに「背中に乗せてほしい」と言って思い切りビンタされるシーンがある。あとで「な〜るほど!そう意味ね」セクハラじゃなかったんだと笑いました。
ドアンが隠したガンダムをジオン軍が見つけた時、アムロも乗り込むことに成功、そして始動!めちゃくちゃカッコ良いシーンです。
新しいククルス・ドアンの島
昔のガンダムでやってた話を、現代版にアレンジしたと言う感じでしょうか。
あまり何も考えずに見ましたけど、話は面白いと思いました。
元のアニメを見ていない人が楽しめるかどうかは、何とも言えないです。
ロボットの作画が良すぎるのと、動きがチャチに見えたのが個人的にはマイナスかなあ。
元のアニメの作画の酷さもネタになったから、今回スポットが当たったと言う側面もあったと思うんですけど。
ザクはもっと細長くても良かったんじゃないかな。
あとなんか、ロボットの動きがプラモデルを使ったクレイアニメみたいで爽快感を感じられなかったと言うか。
アニメのことは詳しくないので専門的なことは言えないんですけど、昔のセル画を使ったアニメで作ればよかったんじゃないの?って思いました。
大変なのかも知れませんが、それがアニメを作る人の仕事でしょうに。
話は面白いと思ったので、全体的にはアリだと思います。
元々30分の話を2時間にふやかした割には、しっかり歯ごたえがあったと思う。
良くも悪くもファーストガンダム
TVシリーズの1話を劇場用にリメイクしたということで、なぜこの話なのかとか制作側の細かい経緯は分かりませんが、そのとおり30分の話を長くしたようなストーリーです。
ガンダムが大画面で観れられることは嬉しいし興奮しましたが、全体としては本当にファーストガンダムの1エピソードを映画館で見たなって感じでした。
やはりジオンには漢がいますよね。
よく作ったなと。
アニメの数話あるうちの一話をよくここまで広げたな、と。
元々良い話ではあったが、より深く設定が作られ、ちゃんと一つの作品になってたのが凄いな。
ガンダムは好き、程度なので細かい設定や整合性は知らないけど、アニメの作品として面白く見られました。
いっそ、映画三部作もリメイクしてみても良いかなw
「逆襲のシャア」を是非このレベルで!
星4.5に関しては、完全に好みによる偏見です。(笑)
このガンダム、ガンキャノン、ジム、ホワイト・ベース、コア・ブースターが観たかった!「めぐりあい宇宙」もリメイクしてくれないかなあ。最初にホワイト・ベースクルーが登場した時、心の中で「うお~」と。
特にガンペリーのメカニック最高!(笑)
只、贅沢言うならもう少しメカアクションを〜。ホワイト・ベースが戦闘してないよ〜。コア・ブースターに乗ったジムももう少し活躍させて欲しかったー。
ガン・キャノンもあんまり活躍してない〜。
ぶっちゃけガンダムも最初と最後だけ。
ストーリー的にしょうがないとは言え、物足りない。
話的には、正直テレビのエピソードを映画用に長尺にしただけで、膨らませていないんですよ。言い方悪いのですが、尺を伸ばしているのが、ファンサービスな部分、(ザク増やすとか、シャア、マ・クベ、レビル登場させるとか。)のみで、ドラマの部分の肉付けが無いんです。せっかくテレビの1エピソードに焦点当てるなら、ドアンとアムロの絡みを増やすとかしたら良かったのに。
これは映画だから、不満に思うところなのです。例えばフルリメイクのテレビの1エピソードならば、満点の出来です。
て言うかですねえ、もう映画一本じゃなくて「宇宙戦艦ヤマト」みたいに24話くらいでいいから、フルリメイクしてくれません?
「ヤマト」は商業的にも成功したみたいですから、「ガンダム」も旨くいくと思うんですが。だめ?(笑)
綺麗な絵でガンダムが動く
綺麗な絵でガンダムが動くだけでけっこう嬉しい。
TV版の一話をむりやり長くしてるのでストーリーはどうなのってのが多い。
精鋭らしいサザンクロス隊をあんな辺境の任務に行かせる?映画として見栄えをよくするための戦闘シーンを作るためだけのような無理矢理感。
子どもを増やした意味があまりないような。
今回は脇役とはいえホワイトベース隊の活躍なし。
これなら、劇場三部作をORIGIN版で作りなおして欲しかったな。
初見殺し。もう少し丁寧に作って欲しかった。
メカは現行の形にリファインされており見応えはありました。
ただ、およそ40年前の作品のエピソードを抜き出しての映画化であるにも関わらず、大元の作品を知らない世代に対しての配慮とか説明が今ひとつ足りてない、
この映画化をきっかけにガンダムというものを観てみよう♪と思った人を置いてけぼりにしたままエンディングまでたどり着いてしまいそうな作りに少し勿体ないという感想を抱きました。
ナレーションでもいいし、モノローグでもいいのでもう少しキャラごとの立場とか経緯とかの状況説明だとか、補足説明があった方が作品としての見やすさも上がったんじゃないかな?って思いました。
初代ガンダムを現在の映像技術で見たい、という欲求だけは満たせる
Zガンダム世代で、もちろん初代も録画で何度か見ています。
初代ガンダムが現在の映像技術で、映画館の大スクリーンで
どのように再現されているのか?そんな興味から映画館に足を運びました。
第15話『ククルス・ドアンの島』の話は
まるで記憶になかったのですが、それでも物語は理解できます。
ただ、やはり20分強の物語を2時間に引き延ばしているためか
子供のはしゃぐシーンがやたら多く、全体的に冗長でテンポが悪い。
戦時下でも島の人々は何気ない日常を送っているという側面を
強調して描きたかったのだとは思いますが…にしても長い。
あとはモビルスーツの動きが妙に人間臭くてちょっと違和感を感じたのと
最初の戦闘で惚れ惚れするような動きと連携を誇ったサザンクロス隊が
アムロやドアンとの戦いでは同一人物の操縦とは思えないほど弱くて拍子抜け。
極めつけは戦闘の演出が大袈裟で妙に時代劇っぽくて古臭い。
物語全体の構成としては悪くないのですが
全体的に突っ込みどころが多すぎて映画としては微妙な仕上がり。
初代を現在の映像技術で見たいという希望は叶えられましたが
『閃光のハサウェイ』と見比べると映像面では劣る気もしますし…。
散々ディスったので良かった点をひとつ。
最初のサザンクロス隊の戦闘シーンは格好よかった!笑
無能と能天気が無計画に戦争する子供騙しの映画
ガンダムといえば、子供向けおもちゃの販促アニメとして作られたのに、大人の鑑賞にも耐える、戦争を扱ったビターなアニメだと認識していた。
それがリメイクされたということで、期待をして見にいったのだが、出てくるキャラが揃いも揃って全員が能天気な無能ばかり。
初っ端から意味不明な指示を出す無能上司、それに逆らえない無能ブライト艦長。
島を捜索に行くも、天気予報もできず嵐でアムロを見捨てる無能な味方。
ドアンは、一度はアムロを捕まえたのに、散々仲間を殺した相手にも関わらず、拘束すらせず守るべき子供たちに敵のアムロを近づける能天気さ。その理由が「アムロが子供だったから」だけ。
アムロはアムロで、自分を倒した敵に捕まったのに、全く警戒せずに能天気に島暮らしをエンジョイ。
島の子供たちは、敵のアムロを警戒してたはずなのに、アムロが井戸を直した途端能天気に仲間扱い。挙句に戦争中なのにわざわざ消していた灯台をつけて敵を呼び込む始末。
まあ、この辺までは下っ端や、本当の子供なんで、能天気な無能でも仕方ないかもしれない。
しかし、ジオンも、戦略の要となるミサイルを、能天気にもたった一人の兵士に任せたために、全体の戦略が大失敗という無能っぷり。しかもフォローが何もない。
対する連邦軍も、核ミサイルを撃つと言われてたのに、何も対策せず、能天気に進軍。実際に撃たれてもほぼ何もできず慌てるだけの無能。
無能vs無能が能天気に戦争。もはやギャグである。
挙句に、最後のオチが「武器を捨てれば、戦争に巻き込まれることはなくなる!」という能天気さ。
・・・半年前なら見ている方としても、「脳味噌お花畑だけど、お子ちゃま向けのやさしい世界のお話だね〜」と微笑ましく見ていられたかもしれないが、昨今のウクライナ情勢を見ていると、少しも笑えない。
鑑賞しながら、「ガンダムって、こんな能天気な話だったろうか」と、真剣に悩んだ。
星1にしようかと思いましたが、初代ガンダムを、令和の技術で映像化した姿が見れたのは良かったので、星2にしておきます。
全243件中、61~80件目を表示