アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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普通そうで普通でない⁈…かもしれない不思議な映画
実際のところはともかくとして、リーアム兄貴のアクションものは、どんなピンチの場面でも何故か簡単に突破しちゃう印象が、わたしにはあります。
強さと要領の良さ、手際の良さが高度にミックスしてるというか。なので、ハラハラは始めからないものと思ってみてます。
それでも癖になるのは、きっといつもプロのスゴ技を出し惜しみせず、つまり映画的には、普通は勿体つけるようなところも難なく通過させてしまってるのに、なぜだかこの人だと他の俳優さんとは違う味わいの痛快さが感じられるからだと思います。
あのガタイと、いくら乱暴に振る舞っても下品とか不粋というような劣等な印象にはならない不思議なオーラ。
最近ではあまり聞かなくなった〝スター〟という感じなのかな、と思ったりもします。
たまには映画でも見てみるか、という軽いノリで見に行って、たまには映画館で映画を見るのもいいもんだな、という、なんだか褒めてるのか貶してるのかよく分からないけど、一定の満足感が残る、普通そうなのに意外と普通でない映画だと思います。
王道?これでいいじゃない
お決まりのパターンだから安心して観れば良い。ストーリーに突っ込むことなんかせず、ただただ「おーっ!」って楽しむ作品じゃないでしょうか。
バックグラウンドに目を向ければ退役軍人のPTSD問題やそれをフォローする身内の葛藤など闇の部分もありますが、とにかくあのデカいトラックを扱うハンドル捌きやターミネーターばりの悪役のしぶとさを素直に受け止めたら楽しい二時間弱になると思います。
リーアム・ニーソンも頑張ってアクションしているところが個人的には「キュン」としました!
予想したよりも良かった。
そんなに期待していなかったけど、とてもよくできた作品で
とても満足しました。
リーアム・ニーソンに弟がいるという役柄が珍しく、その点も
面白いし、弟との兄弟関係も魅力的でよかった。
30tトラックでアイス・ロードを走行するシーンや
雪山道での撮影も迫力満点。
プロのドライバーの仕事ぶりも丁寧に描かれていて、
牽引や横倒しになったトラックを起こすシーンなど
面白いシーンも多々あって、引き込まれました。
キャストもリーアム・ニーソンやローレンス・フィッシュバーン
以外はあまり有名な人が出演していないので、それぞれの
キャラクターがどうなるのか、わからないのもいい。
でも弟のガーティの忙しさからして、あの扱いは残念。
戦うリーアムおじさんが好きです
「アイス・ロード」というタイトル通りに過酷なアイスロードという大自然に対峙するストーリーかと思っていましたがそうではなく、しっかり悪者が出てきて退治する勧善懲悪ストーリーでした
それでガッカリという事もなくラストまでハラハラドキドキ、そしてラストは感動の涙ポロリ、楽しく観れました
トラックでのカーアクション、ターミネーターみたいにしつこい敵、兄弟愛、とっても良かったと思います
あんな大きなトラックを起こす事ができる事にびっくり
凄腕のリーアム・ニーソンじゃなくて今回は普通のおじさんのリーアム・ニーソンでグーパンチが良かったです👊🏻
リーアム・ニーソン映画というジャンル
リーアム・ニーソンの「96時間」から始まった(と個人的には思っている)「オジサンアクション映画」。本家のリーアムおじさんの最新作。さすがに年齢的な問題があるのか、派手なアクションは控えめ。最近のリーアムおじさんは素早い動きをしない映画ばかりだ。でもそんな状態の主人公でもそれなりのアクション映画って作れるんだな。
あれだけの重量のものを載せてアイスロードを走ることがいかに大変なことなのかって宣伝されていた記憶があるので、意外とそうでもなかったのが少し残念だった。もちろんトラブルはあるんだけど、吹雪くから氷はすぐに復活しちゃうし。それに兄貴(リーアム)が意外とドジなのが笑える。笑えないレベルのドジなんだけど。それで弟が命を落としそうになるし、すぐキレちゃうし。弟よりも兄貴の方がトラブルメーカーじゃねーか。
他にもツッコミどころの多い映画なのだが、悪いこと考えている奴らとの対決とか、仲間との信頼関係とか、兄弟愛とか、見どころはちゃんとしていた。
それにしてもかなりコンスタントに映画の主演をしているリーアム・ニーソン。一時期のニコラス・ケイジの出演ペースを想起してしまう。もはや「オジサンアクション映画」のジャンルを飛び越え、「リーアム・ニーソン映画」とジャンル付けしてもいいのではないか。本編始まる前に、次の主演作の予告編が流れているのを見て、もう次があるのか!と驚きながらそんなことを思った。
スリル満点
横倒しになったトラックを起こすとか、湖に落ちた車体を上げるとかいうシーンが素晴らしかった。
ああいうプロの仕事を見るのはワクワクする。
お決まりの一発も決まってざまあみろ。笑
ハッピーエンドの抱擁はいいね。
兄弟愛が素晴らしい。オススメします
リーアム・ニーソンのこの手の作品はハズレがないだろうと思って見てきました。
予想以上に面白かったです。意外だったのは訓練を受けた元暗殺者とかCIA職員とかのよくある設定はなく、
イラク戦争で後遺症のため失語症の弟の面倒を見る心優しいトラック運転手の兄を演じていて二人の兄弟愛が良く描かれていました。
30時間以内に鉱山事故現場に重量のかなりある救出装置を厚さ80センチの氷の道「アイス・ロード」を通って届ける内容ですが、救出活動を邪魔する悪役の登場で次から次にトラブルが続き最後には・・・。
多少気になる箇所はありますが巨大トラックの雄姿とトラブルを兄弟が協力して解決する姿が胸を打ちました。
恐怖の報酬という名作がありますが、その兄弟版というところでしょうか。
「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンがリーダー役で元気な姿を見せてくれます。
失語症の弟役が上手で心温まりました。誰にでもお勧めできる安定のリーアム・ニーソン主役映画でした。
飽きた
いろいろめちゃくちゃだし、もう飽き飽きしたパターン。
北国版『恐怖の報酬』のスタイルはとりつつ、リーアム・ニーソンがいるので当然事件には裏があり、陰謀渦巻き命を狙われる展開。
後半は時間の概念があってなきがごとし。
あと何時間、何分と口では言うが、やってることは数時間かかるような内容。
雪ですれ違いが無理な一本道で、別のトラックをトレーラー連結を入れ替えるなど「どうやってやんの?」というむちゃくちゃさなど、ツッコミどころ多数。
次々とピンチが襲ってきて観客に考える暇を与えない工夫だけは頑張っているなぁと、生暖かく見守るモード。
時間とお金に余裕があって、ニーソンのこういうパターンが好きな方にはいいですが、正直私はもう勘弁。
『アルマゲドン』の脚本家ヘンズリーが監督と後で知り、科学と理屈は全くなく、感情で全て片付ける世界でありました。
この人が監督と知っていたら、観に行かなかった。
すごく楽しめた
この手のパニックアクション映画だと人がバンバン死んでいくのが定番だと思っていたが銃を撃ちまくるでもなく、トレーラーから落ちた人がホイールに巻き込まれて轢過されるわけでもなく、そういう意味で誰でも見やすい作品。
同士のジム(ローレンス・フィッシュバーン)や主人公マイク(リーアム・ニーソン)の弟ガーティが非業の死を遂げるが、尺が短いのにそこまでにそれぞれに思い入れを持てるように描かれている。
全体を見ると細かいツッコミどころは多いけど、氷結した湖面をトレーラーで渡り切るという今まで有りそうで無かったストーリーも相まって、最後までハラハラしながら見る事ができた。
こういう作品はそれで良いのだと思う。
アイスロードと言うけれど…
アイスロードでのトラックアクションが少ない。予告で見せるシーン以外であんまり見せ場が無いのは残念。雪崩のシーンもショボいし悪玉の裁き方や救助された炭坑夫たちの描き方も弱い。なんだか消化不良…。
評価の低さにビックリ!
最初は危険なアイスロードを運ぶ程度の作品かと思っていましたが、いつものスリリングさとアクションが健在で評価を鵜呑みにしなくて良かったです!
はらはらドキドキの連続!でも本当に怖いのは・・・・
はらはらドキドキの連続で、2時間近い上映があっという間でした。
こういう映画を見ると、迫力とかスケールというのは、
宇宙に行かなくても、時空をまたがなくても、宇宙人や巨大怪獣が暴れなくても、充分出せるんだなあと思いました。
主人公や敵役はなかなか死なないね。
敵が車ごと崖から落ちた時は、これでやれやれかと思ったけど、また這い上がってくる。
まぁ、インディージョーンズでもルパン3世の銭形警部でも同じだけど・・・・
そして本当に怖いのは、氷でも生き埋めでもなくて・・・・人間ですね。
「塩沼亮潤とひろこさん」
今年84本目。
FM89.7で火曜日夜9時半から塩沼亮潤のstep by stepと言う番組で、番組の最後にMCのひろこさんの映画修業のコーナーがあって、何週間か前にアイス・ロードが紹介されてました。
果たして割れそうなアイス・ロードを突破出来るのか、と面白そうな内容だったので今作は鑑賞。
なるべくインプットしたらアウトプットするように心懸けています。作品はリーアム・ニーソン以外で1人大物が出ていたのが良かったです。
監督の手腕は大したもの
文句なしに面白かった。ボディダブルのスタントマンもいたとは思うが、御歳69歳のリーアム・ニーソンが体を張ってリアルなアクションに挑んでいるシーンに胸が弾む。
ストーリーは意外に入り組んでいて、単に危険を冒して荷物を運ぶだけの映画ではないことはすぐに解る。シーンは極限までカットされていて、テンポよく物語が進んでいく。そんな中で主人公マイクをはじめとする登場人物が上手に紹介されている。脚本も担当したジョナサン・ヘンズリー監督の手腕は大したものだと思う。
特にマイクの弟ガーディの人物造形は見事で、愛されるために生きているような無辜の人間だ。ガーディが愛されないのは世の中のほうがおかしいからだ。マイクの怒りは根深い。
それともうひとり、先住民の血を受け継ぐタントゥという女性ドライバー。勇敢で負けず嫌いで正直者である。この人が迫害され差別されるとしたら、やはり世の中のほうがおかしい。タントゥがいつも怒っているのはそのせいだ。メイフラワー号以来の400年にわたる怒りと言ってもいい。
ところで、タントゥ(Tantoo)という名前でどうしても思い出してしまったのが、ターントゥ(Turn-To)という種牡馬である。日本の三冠馬ディープインパクトの父サンデーサイレンスはターントゥ系のサラブレッドだ。競馬に詳しい人ならすぐに解るが、そうでない人には何を言っているのかわからない話である。どうもすみません。
牽引の免許取得はかなり難しいが、ユンボなどの重機を操るオペレーターは、現場に重機を運ぶのに必要だから取得している。一度話を聞いたことがあるが、日当は6~7万円だそうだ。結構な高額である。ユンボの免許も含めて特殊な技術であり、危険も伴うから、金額としては妥当だと思った。
本作品に登場する牽引車は、アメリカならではのデカさである。貨物車(トレーラー)も巨大だから、生身の人間の力ではどうにもならない。動かすには強力なエンジンの力が必要だ。そこに本作品の面白さがあると思う。
私自身もドライバーなので(笑)
『シンドラーのリスト』等の古い出演作品は見てないので…『96時間』前後の作品からみると単なる『強い』『頼れる』と言う役ではなく障害を持った『弟の為に』優しく人間臭いドラマも描かれてて、いつものリーアム・ニーソンらしくなくて違う意味で格好良く渋くて好きな作品。
私もあんなに大きなのは載ってないですが(笑)
一応トラックドライバーなので『アイスロード』を走るシーン等声を出しながら右足でブレーキを踏んでる仕草や体が動く動く(笑)
手に汗握って観ました(笑)
私は好きな作品です。
普通かな?
それは変やろ〜とか、何でそうなるの?ってシーンが多かったけど、何だかんだで面白かったです。
もうちょっと坑内での攻防が有ればもっと良かったんですけどね。
ちょっと思ったんだけど、あんな大型トラック、簡単に牽引出来たりするものなのかな?
当たりではないけど、外れでもない、そんな映画でした。
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