劇場公開日 2024年3月1日

コットンテールのレビュー・感想・評価

全62件中、1~20件目を表示

5.0リリー・フランキー劇場

2024年4月11日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

良い役者ですね。
監督は外国の方ですが、
リリー・フランキーの良い所引き出しました。

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こえん

4.0父と息子はわかりあえるか?

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

私の話で恐縮だが、父親と心が通ったのは、今から7年前の1月、独りで暮らしていた父親が脚を骨折して入院、91歳で亡くなるまでの約2か月余りの間だった。

特に急性期病院から私の自宅近くの病院へ転院したことで毎日のように見舞いに行って沢山話をしたからかなと思う。

それまでは、独り暮しを心配する私の気持ちを汲み取ることなく、母(妻)と同じ施設に入ることを頑なに拒んでいたので、側にいてくれるだけで嬉しかった。

兼三郎と慧も、妻であり母である明子の死によって再会し、ぶつかりながらも相手を思う中で寄り添えた。

父と息子は何かしらのきっかけがなければわかりあえないのか。

次はそうでない親子の物語をさがそう。

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まーさん

5.0健三郎が愛おしい

2024年4月1日
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不器用で、家族と上手く付き合えないどうしようもない親父、でも奥さんの最後の遺言を通してもう一度家族と繋がるきっかけをつかむ。

思いがけず涙が出ました。

若い2人の出会いから最後亡くなるまで健三郎は奥さんを不器用ながら本当に愛していて
アキコは売れない作家の唯一の理解者で
2人の繋がりが切なく愛おしくて。
すごくいい作品でした。

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映画三昧

3.0イギリスに期待し過ぎた

2024年3月30日
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悲しい

難しい

幸せ

イギリスを旅するロードムービーかと思っていたので、けっこう東京のシーンが多かった。

木村多江さんとリリー・フランキーさんの組み合わせと、高梨臨ちゃんと錦戸亮くんの組み合わせは対象的なように感じて良く考えられてる気がした。

わざわざイギリスじゃなくても良かったなと思いました。

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ふわり

3.5キャスティングが良かった

2024年3月30日
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鑑賞方法:映画館

海外班がいたからか日本映画っぽくない雰囲気の映画だった。妻明子を亡くした喪失感に浸る兼三郎とその息子トシ家族のロードムービー。若かりし頃含め明子が健在だった頃の夫婦間のエピソードがもう少し多ければ、認知症による闘病の過酷さに向き合う兼三郎の心情がわかったかもと思った。が、夫婦にしかわからないエピが少なかったことでトシに寄り添うような見方ができたのかなとも思う。

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may 929

4.0最後の告白が心に刺さる

2024年3月25日
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泣ける

悲しい

 今回はリリーさんの哀愁漂う姿に惹きつけられました。無骨で自分本位で、どうにか妻の願いを叶えようと息子に不器用な態度をとってしまう姿がもどかしくてたまらなかった。「一生のお願い」よりも「最期のお願い」という言葉がなによりも執拗な行動をさせた原因になってしまったのだろう。夫婦や家族がいれば、誰もが経験する大切な人の別離と病気。妻に対する優しい言葉遣いや労る介護が、苦しくて切ない。うまく対応できなかったことで、息子に対する嫉妬めいた思いを抱いてしまう感情もなんとなく察せられる。
 錦戸亮さん演じる息子の目と母(妻)の目が同じに見えました。父(夫)を責めるような、願い乞うような視線。そして、木村多江さん演じる明子の表情と幼い声が悲痛で涙しました。とても好きな女優さんです。
 兼三郎が1人のとき、目的のウィンダミア湖までの道中に出会って助けてもらった父と娘の親子も、とてもいい味出してるなぁと。他人だからこそ話せることもあるし、親切や言葉も素直に聞くことができる。最後の告白は私にとっては意外で、だからこそ心に刺さりました。
 物語は静かで浮き沈みは大きくないけれど、イギリスの風光明媚な自然風景は美しく、沁沁と心があたたかくなりました。

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ふたり映画

3.5ふわふわしっぽを追いかけて。

2024年3月24日
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鑑賞方法:映画館

リリーフランキーと木村多江ならキャスティングは間違いないでしょう。家族だからこそ言えない本音を胸の奥にしまいこんで、美しい景色が広がるイギリスの湖を舞台に少ない登場人物で描く家族の映画です。

思っていたより重いテーマで、なかなか辛いシーンもあり、自分もいつか親の介護をするんだろうなとか改めて色々考えさせられました。観る側の解釈に委ねられるシーンが多くて、父と息子がようやく語り合うところも、それ結局どっちなん?ってなりました。その辺が私にはちょっと分かりにくかった。

錦戸亮と高梨臨もすごく良くて、息子夫婦と父親との微妙な距離感なんかはリアルで良かった。

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はるたろう

3.0愛を家族に伝えていますか?

2024年3月16日
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妻を亡くした男が妻の遺灰をまくためにイングランドを旅するヒューマンドラマ。若かりし頃の妻との出会いのシーンから始まり、晩年の闘病生活までだれもが共感するようなドラマとなっている。地味な展開だありながら観客を引き込むリリーフランキーの演技力がさすが名優といった印象。個人的には冒頭の妻との出会いを描いたシーンが非常に印象的で恒松祐里の魅力が上手く引き出しているように感じた。

2024-43

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隣組

4.5家族の再生

2024年3月13日
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日本映画らしからぬ静謐さとしっとりした演出…と思いきや英国人監督で日英合作とな…
物語はあくまでミニマルながら、リリー・フランキー演じる父親と錦戸亮演じる息子という残された家族の再生を描く。それをさ、亡くなる前にセットアップする木村多江演じる母親の偉大さよ…
リリーさん演じる父親のやさぐれっぷりも、若き日の二人の姿を見ると納得。まさにホントの愛の物語だとわかる…
しかし木村多江の若い頃が恒松祐里ってのはなかなかの説得力。いいね。

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ぱんちょ

4.5もう少し全体的に配慮が欲しかった…という一作。

2024年3月11日
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今年98本目(合計1,190本目/今月(2024年3月度)16本目)。
(前の作品 「オーシャン・クライシス 沈黙の核弾頭」、次の作品「Moonlight Club in 長寿庵」)

 ストーリー自体はほぼほぼ一筋で、遺言の内容を果たすためにイギリスにいって散骨をするだけ、という本当に単純なロードムービーの亜種の類で、ストーリー自体にひっかけ要素がまずなく(ただ、途中で時間軸が結構変わるのは混乱するかも)、日英合作という事情からも、どちらの文化も取り入れたという考え方から「混乱の要素はないが、逆に短い放映でストーリーが一つだけである」ので、個々気になる点もあります(この点後述)。

 映画のサブ筋としては、いわゆる末期医療に関することや認知症に関すること、また「親の介護は子の義務か」というような、今でも議論されるようなところに飛ぶところはありますが、それらはあくまでもサブ筋の扱いのようで(日英合作という事情から、イギリス側でこれらの日本の事情がわかりにくい、というのもあるのだろうとは思います)、それらが「出てくるだけで大半すっ飛ばされてしまう」のがちょっと厳しいかな…といったところです。

 今日(3/11)はアカデミー賞の発表ということもあったのか、映画館がガラガラで(賞をとった映画を放映している映画館は固定されているので)、コロナ事情の真っ最中でみられた本当に「ガラガラ」といった状況にある意味驚いたのですが(大阪市は大雨でもないし別に月曜日から映画館くらい行けるはず)、そういった事情(おそらく、賞をとった映画のほうは満席状態だった?ただし別の系統の映画館)なのだろうと思います。

 ここでは感想として触れている方が少ないですが、それでも私は法律系資格持ちなので…。解釈上ごまかせない点や気になる点(これらは、この映画が90分と短いといったことからも派生する)もあります。個々触れていきます。

 採点は以下のようにしています。

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 (減点0.3/遺言状の開封について)

 遺言状は公正証書によるもの以外は、家裁に提出した上で開封する必要があり(1004条1項3項)、勝手に開封すると過料も課されます(1005条)。

 解釈上やっかいなのが、「遺言と言えるか?」というタイプのもの、つまり「相続はだれそれ、土地はだれそれ」といった内容がなく、単に「散骨して欲しい」といった「最後の意志」だけがある場合にそれを遺言というかが解釈上争いがあるのですが、遺言の中身をあらかじめ知ることができない以上、「様態から遺言であると推知できるもの」には幅広く適用される(つまり、家裁での開封処理を要求する)というのが通説的な考えで、映画内の描写はややまずいかなといったところです。

 ※ ただし、家裁の検視を経ない内容は「過料に処されるだけで内容の有効無効には関係しない」というのが判例(昭和3.2.22(大審院のころの判例))です。

 (減点0.2/散骨と墓地埋葬法、死体損壊罪等との関係)

 まず、日本人が外国で何かをする場合、その外国の法や、日本では「法の適用に関する通則法」が適用されます。

 散骨については現在ではよく見られるようになったのですが、墓地埋葬法、死体損壊罪に触れるという解釈論も根強い一方で、これらの散骨行為は宗教的な観点で行われることが多々あることから、「あまりに無茶苦茶なことをしない限り警察も司法もノータッチ」というのが現状で(宗教論になるので、政教分離をうたう日本ではこれらは議論しにくいので、学問上の争いとは離れて検挙例はまるで見当たらない)、実際の摘発例はほぼもってないものの「学問上の争い」は実際かなりあるので、この点、何らかのフォローが欲しかったです。

 ※ 散骨が少しずつ知られるようになった平成10年以降では、条例で散骨を禁止する市町村もあらわれたものの、こうした規制は宗教論に基づく感情論にかかわるため、条例の撤廃を求める運動(←地方自治法)が激しく行われ、現在では「ガイドライン」等で「最低限これだけは守ってね」というようになっています(秩父市、熱海市など、散骨のメッカとされるような市町村において)。

 (減点0.1/主人公の英語のレベルが変?)

 序盤の回想シーンで「英語で食べている」といっている割に、イギリスに行くと英検3級の面接会場ですか?みたいな話し方しかしないのが気になりました。
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yukispica

2.0海外でも田舎の人は人情味がある

2024年3月11日
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まず題目に?直訳では綿の尻尾だが、茶色もしくは灰色のウサギを意味するらしい…なるほどピーターラビットだが…
父親がホスピスで鎮痛剤浸けで死んだんでわかるのだが、あんなに焼いた骨が原形をとどめない(ほぼ粉)
フランキーの演技は流石であるが、周りのことを考えないあの姿はどうなんだろうだけど、大概苦しかったんだと思う フランキーを支えて来てくれた愛妻を最後に…😞
しかし、裏を返せば自業自得な面も…
母親の死で、壊れていた家族が修復されたと言いたいのであれば、余りにも…😓
ウサギは関係修復のツールだったのだろうが…
私には全く刺さらなかった

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ろくさん

2.0期待し過ぎだったかな

2024年3月10日
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悲しい

すごく絶賛している方もいらっしゃるので申し訳ないんだけど、外国人監督ということもあってか、何となくもやもやするシーンが多くて、イマイチ映画の世界には、入り込めませんでした。

年代的には、主人公と同じくらいで、パートナーが認知症になっちゃうとか、その辺はリアル感があったのだけど、息子との関係性に違和感を感じました。

あと、はじめましてのデートでお寿司屋さんは、選ばないよね。
「あー、外国人監督だからかぁ…?」
と、思ってしまいました。
のっけからそう感じたので、ずーっと何かしらの違和感があったのかも。

よって、イギリスの素晴らしい景色に対して星ふたつです。

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みかん

4.0脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技は...

2024年3月10日
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脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技はいいし、何なら男のエゴもダメさも描けてるけど、なぜ今まで仕事一途だった彼がここまで妻の介護をしてるのかさっぱりわからなかった。息子のほうが妻には信頼があることはわかっても。主観的すぎて、つまらない。イギリスは美しかったし、農家の父子は良かった。

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えみり

4.0これ以上ないくらい期待通りの映画でした

2024年3月10日
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妻の喪失と向き合う旅、家族愛、穏やかな英国の風景。
予告編で惹かれて観にいきましたが、まさに想像し、期待した通りの作品でした。

週末の映画館でみて、じんわりと浸るのにちょうどよい作品。

日英合作ということで、画作りがとても印象的。
横長の画の中の、二人の会話シーン。目から口の下までのショットが多く、表情の演技が求められるが俳優陣がみごとに応えていた。
淡々とした会話の中にも、どこか緊張感を感じる。

英国の風景も緑と人物のバランスがとてもいい。
登場人物のざわつきと和解をあらわす、天気と風景が効果的に使われている。自然も含め、俳優といってよいほど。

尺も90分あまり、ちょうど眠くならないくらい。ここち良い時間でした。

意外な映画体験もよいですが、求めていたものがそこにある、それもいい。

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ひでぼー

3.5兎追いしかの山(ロンドンからおよそ120キロらしい)

2024年3月10日
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悲しい

難しい

幸せ

2024年映画館鑑賞16作品目
3月10日(日)イオンシネマ新利府
6ミタポイント0円

パトリック・ディキンソン監督作品脚本作品初鑑賞

妻の遺言に従って彼女が子供の頃から好きだったピーターラビットの故郷イギリスのウィンダミア湖に行き散骨する夫と息子そして同行した息子の妻と息子夫婦の幼い娘の話

ちょくちょく生前の妻の明子が思い出として登場する

明子は若年性の認知症になり晩年はおそらく末期癌だろう

息子と父がギクシャクした背景はよくわからない

4人で仲良くウィンダミア湖に行けばいいのに父ちゃん勝手にいなくなる
単独行動でウィンダミア湖に向かうも汽車は逆方向ヨーク行き
自転車をかっぱらってウィンダミア湖を目指すも途中親切な牧場経営者と娘に助けられ車に乗せられ目的地にほぼ到着
ところが写真の場所と違う
息子夫婦と孫と合流
なんとか散骨する場所を見つけた

リリーフランキーの顔ヂカラ
最愛の妻を失った喪失感
リリーフランキーが好きで好きでたまらない人におすすめ

衰えていく木村多江の芝居
まだまだチャーミングな恒松も良い

意外と高梨臨は英語が上手に感じた
世界でも活躍した槙野の嫁だからなと思ったが彼が海外で所属していたプロチームはドイツだった

なんだかとっつきにくい内容だし眠くなる人もいるかもしれないが自分はあっという間の時間に感じた
監督がそれだけ有能なんだろう

エンドロールは平凡な海外作品
おまけ無し
文化庁ならびにスタッフの関係者などそれ以外の一般者はさっさと退場してもかまわない

あとイオンシネマに行くと何かしらいちいち粗品を貰えることが多いが有難迷惑
どうせならピーターラビットの小さな絵本でもくれよ
慧さつきエミの写真貰っても困るよ俺は兼三郎じゃないし

ちなみにタイトルはピーターラビットの妹の名前
なぜ?

配役
大島兼三郎にリリー・フランキー
大島兼三郎の若年期に工藤孝生
大島兼三郎の息子の慧に錦戸亮
大島兼三郎の妻の明子に木村多江
明子の若年期に恒松祐里
大島慧の妻のさつきに高梨臨
慧とさつきの娘の大島エミに橋本羽仁衣
道に迷った兼三郎を助けくれた農場主のジョンにキアラン・ハインズ
ジョンの娘で最近母を亡くしているメアリーにイーファ・ハインズ

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野川新栄

3.5ノーパーフェクトデイ‼️❓絆の関係性は素晴らしい‼️❓

2024年3月10日
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ベストカツプルのリリーフランキーと木村多江、なぜか薄幸の演技が板についている。
ただ、若い頃の二人、女性の方はリンクを感じるが男性の方はまるで違う感じ、なんだろう別人感覚。
まあ、そんなことより、羨ましいとは思わないが、深い絆は、とても素晴らしい、そう素直に思う。
遺伝子だけが絆では無いが、それを除外しようとも思わない。
認知症、介護は個別に事情が大きいので、一括りで論じられないけど、重いことほど軽く受け止めて生きるべき、なんてことわざもあるし、これまた、人生観の問題なんで。
自分問題としては、認知症もあるなら運命、介護した身としては介護されたく無い。
イギリスの監督だが、イギリスの風呂で湯をためることは稀有だそう、まあ、日英のええとこどりなんだろうか、でも、イギリスの風景は自国人が見る姿。
深刻な映画ですが、ほのぼのとした感じでした。
錦戸亮が久しぶりに観て良い演技でした。
ありがとうございます😊

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アサシン5

4.0よかった

2024年3月10日
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いい話にいい演技。
ただ、もう少しイギリスの親子との絡みが欲しかった。
でもよかったです。

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khapphom

2.5#06 コットンの部分はどこ?

2024年3月9日
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純粋な日本映画だとばかり思っていたら途中でなんか違う感が。
イギリス合作だったのね。

介護の部分とか夫婦2人の関係性や信頼性がよくわからず。
はたまた息子と父親の関係性も。

原作か何か読めばわかるんですか。

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chicarica

3.5盛り上がりに欠けるけれど、良い映画だ。

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

「パーフェクトデイズ」に引き続き、外国人監督が日本人俳優を使って秀作を作り上げた。妻の臨終場面が一番の山だけど、その前に中年になった夫婦関係(妻が認知症になる前)をもうちょっと描いてくれると良かった。でも、なんで若い美人が惚れたのだろう。作家を夢みて、英語の翻訳かなにかで、食い扶持をつないでいる男と結婚したんだろうと思う。書いている小説がよっぽど優れているのならば、それなりに描いてくれないと。

でも、良い映画だ。付箋回収もきちんと行われて、見て損はない。顔のグロースアップが多用されている。セリフ以上に顔の表情で心理を読んで下さいと監督は言っていると思う。だから、役者さんは大変だ。役所広司には負けているが、リリー・フランキーも大したものだ。

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いなかびと

3.5考えさせられるものがあった

2024年3月8日
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リリーフランキーさん演じる主人公がとにかく駄目な男で「なんだこいつ」という印象だったが
夜雨のシーンのあとにレストランのトイレで息子とふたりになるシーン辺りから妻の最後の病室シーンまで、考えることが多い作品だった。
静かに進むので途中心折れそうになるけれど、最後まで見て理解する部分も多い。

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Choco1a