劇場公開日 2021年9月23日

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クーリエ 最高機密の運び屋のレビュー・感想・評価

全175件中、161~175件目を表示

4.0英国って定期的に良作のスパイ映画出すよねー⁉️

2021年9月23日
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本作ですが、予告がカッコ良すぎて初日に観に行くと決めた作品です!(特にチョークのシーン)

時代は米ソ冷戦時代。騙し騙され、60年代を描いた映画は珍しいと思いました。当時であれば絶対、先の戦争の経験など考慮したと思うし雰囲気が現実的でした。(帝国・共産の対立による東独の壁建設についても新鮮でした。私が観た今ままでの映画ではベルリンの壁はある物という感覚だったので!その後の攻防であるアトミックブロンドを思い出しました笑)

なによりも俳優が素晴らしかったです。カンバービッチもさることながら、もう1人の主人公であるソ連の重要役の方が、観ている我々も好感を抱いてしまう位の“自然さ”で感情移入してしまいました。
個人的には、終盤のラジオを使ったシーンが鬼気迫る演技・演出で、凄かったです。

とはいえ本作は実話を基に作っていますので、今まで実話ベースがダメな方は厳しいと思います。(ダンケルクや1917に面白味?を見出せない方は微妙だと思います)

まー観て損は無いと思いますので、是非ご観賞下さい。

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白長須鯨

3.0なかなかのリアリティ‼️真実なのでドタバタ無しです‼️❓

2021年9月23日
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実話に忠実なので、ある意味、ドキドキやハラハラはありません。
全て、想定内なので、ソ連のスパイが哀れです、家族も。
全て、自主的に、スパイとなる運命は、懐疑的です。
多分、主人公は脅迫されたのでしょう、CIAや MI6に、恐るべし諜報機関。
ソ連の収容所が、夢に出そうで怖いです。
たまには脚色の薄いスパイ映画も良いかな。

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アサシン5

4.5前半難しく、後半面白い!

2021年9月23日
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怖い

興奮

難しい

米ソ危機の時代にイギリス人のセールスマンがソ連にスパイ潜入し、ソ連のキューバ核兵器基地を阻止する話し。
国と何らかしら関係ない一般人の主人公がスパイの仕事を請負う。
前半は話を理解するのに少し苦労したが、中盤からはスリルあって飲み込まれた。面白かった!!

主人公は勿論、平和を願ってソ連母国を裏切りした彼も勇敢だった。
実話という事で、特にアメリカ、イギリス、ロシアには広く知れ渡って欲しいと思う。

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ノブ様

3.5スパイ映画としては割と地味な作品です。

2021年9月23日
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スパイ映画としては割と地味な作品です。
まあ、実話ベースですからね。〇〇7とかとは違いますよね。

あとは、ロシア側スパイの描写がちょっと甘いような気がしました。

キューバ危機については大した知識がなく思い入れもないのですが、
実際に体験した人は感じ方が違うのかもしれません。
(1962年の出来事なので75歳以上の方でしょうか)

悪くはないと思いますが地味な作品です。

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お抹茶

3.5情報を賢く活かせ

2021年9月23日
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英国らしい雰囲気いっぱいで、古き良きスパイ映画を彷彿とさせつつ、作品の核には敵味方/国境を超える友情モノ。それらサスペンスやドラマを本作の中心で引張っているのはやはり神経質なベネディクト・カンバーバッチ。《"普通"の人》が世界の危機の最前線で活躍していくという、現実世界における普遍的ヒーロー誕生の物語に視点人物として観客を誘っていく。
そして物語はキューバ危機へと…。他にもメラーブ・ニニッゼ(良い!)、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリーと魅力的なキャスト。格好つけて書くなら手際よく洗練された語り口で、この手に汗握るスリルと胸アツなドラマを両立させてくれる…と言ったところか。『アルゴ』的後半終盤からは見るのツラくもなるけど一見の価値あり。
入魂の役作り!最後には実際の映像も流れるけど、あの過酷な体験の直後に、あんな風にユーモアを交えて答えられるのは流石英国人か。

勝手に関連作『ブリッジ・オブ・スパイ』『工作』、ジョン・ル・カレ作品

P.S.前の席の男女、エンドロール入るなり2人揃って速攻でスマホ触り始めた。例えば日頃からスーツ姿とかでヤバいオジサンとか見る度、あんなのでも会社側は採用するのか〜あんなのでも結婚できるのか〜とか思うけど、やっぱり非常識なこと平気な人はそういう人とくっ付くんだなと再確認のカップル。類は友を呼ぶ。例えばそれで子供できたら同じようなことする子になりそうで最悪負の連鎖

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とぽとぽ

3.5大国同士の冷戦状況は、遠い昔の話となった。

2021年9月23日
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いなかびと

4.5ある意味007と対極の内容ですが、非常に面白かった!!

2021年9月23日
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 スパイ映画好きの僕としては、封切り初日、初回で観ました!面白かった、本当に。ややモノトーンな感じの画面も冷戦時代のモスクワの雰囲気が出ていました。派手なアクションはありませんが、とにかく手に汗を握る展開で、本当の諜報戦はこんな感じなのかしら?と感じるリアリティーがとても良いです。主人公クレヴィルも良いですが、ソ連のアレックス(ペンコフスキー)が素晴らしかった。また、男の友情物語としても本当に良い作品だと思います。
 筒井康隆の小説の主人公のようにスパイに憧れ、ワシントンDCにあるスパイミュージアム(FBI本部の隣にありました)にも行ったことのある僕ですが、本作を観てやっぱりスパイになるのは止めようと思いました(もちろん冗談です)。モスクワでKGBに捕まる場面は絶望的な気持ちに共感しまくりです。ジェームス・ボンドやキングスマンのハリー・ハートと異なり、同じイギリス人のスパイでも身体に忍ばせた秘密の武器を使用して、素早く危機を脱することは普通できませんよね。納得です。
 ただ「最高機密の運び屋」という邦題は正直ダサいです。もう少しカッコよい題名にすべきだったと思います。

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けいちゃん

5.0いい映画

2021年9月23日
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余計なセリフもなく、映像で伝えるのがほどよい感じ。

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Namnam

4.5冷戦激化の裏で命をかけて戦い、苦悩した2人の男を描いた作品

2021年9月23日
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悲しい

興奮

冷戦激化の一途を辿り、戦争が起ころうとしていた。
その中で、平和を願う2人の男のスリリングな戦いと家族に偽り続けることの葛藤を描いた作品。

アクションはないが手に汗握る。これが本来の諜報戦だよなと思った。

そして、対立する国同士だとしても平和を願う男たちの友情は韓国映画の黒金星と呼ばれた男を連想させた。
黒金星の方が韓国映画が得意とする感動演出があって泣けたが、比べると今作は淡白な印象。
あとカンバーバッチがスパイをしようとする心理が分かりづらかった。

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いたかわ

4.5アクションなしで続く緊張感

2021年9月23日
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 中盤以降は、ずっとスリリングで緊張感がある。しかもヘヴィなボディブローを見ているものに叩き込む。フルシチョフをおちょくった演出もあるが、フルシチョフと同程度の感情抑制能力しかないトランプも核ボタンを持っていたかと思うと、キューバ危機がいかに現実味のあったことかと思い知らされる。

 イギリスでセールスマンをしているグレヴィル・ウィンは、日本流の接待ゴルフもする如才ない人間。どうみても普通のビジネスマンにしか見えないところが、KGBから怪しまれる心配もないため、スパイとのメッセンジャー役として、MI6とCIAから白羽の矢を立てられてしまう。アメリカにソ連の機密情報を提供するのは、GRU(ソ連軍参謀本部情報総局)のオレグ・ペンコフスキー。

 旧ソ連では、KGBによる監視だけでなく密告社会だから親兄弟であっても油断ならない。だから、モスクワでのウィンとペンコフスキーのコンタクトは常に緊迫感がある。読唇術にたけた人間も周りに配置されているかもしれないから、会食での会話はごく自然なものでなければならない。ウィンがペンコフスキーに最後のメッセージを伝えるシーンは、ものすごくリアリティがあって、命の危険が迫っている人間の切迫感が伝わってくる。

 ベネディクト・カンバーバッチはさすが。浮気も妻にばれてしまうようなスキのあるセールスマンの表情から、命を張るときの緊張感あふれる顔つきまで振り幅いっぱい演技を見せてくれる。ウィンの妻役のジェシー・バックリーは大好きな女優。片エクボの冷たい笑いが個人的にはツボです。

 事実に基づいたストーリーであるが、もっと政治的に冷徹な事実もあったのかもしれない。ハッピーエンドととるかバッドエンドととるかは受けて次第のハードな物語であった。

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bion

4.0脱帽

2021年9月23日
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158本目。
精神力に脱帽。
俺には無理、狂人化しちゃうし、人としての生活は送れない。
開放後は普通に暮らした様子だけど、本当なのかな?

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ひで

4.5絶対にスパイにはなりたくない

2021年9月23日
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1960年代の冷戦、そしてキューバ危機を背景に、実話に基づき東西陣営の間で情報を運んだ男の物語。
主役である、素人ながら運び屋を務めたグレヴィル・ウィンをベネディクト・カンバーバッチが演じている。冒頭、普段よりもふくよかだったベネ様が、終盤には痛々しいほどやせ衰えて、いったいどれほど過酷な肉体作りをしたのかと妙に感動した。いやしかし、あの姿を見てしまっては、今後まかり間違ってスパイに成る機会が訪れたとしても、絶対にやりたくないものだと思う。
物語は中盤から緊迫の度を増していく。東西冷戦のさなかのスパイ活動だから、それはもう想像の上を行くような緊張感の連続だったのだろう。実話をベースにしていると分かって観るから尚更である。あまりこの言葉を使うのは好きではないが、文字どおりの「事実は小説より奇なり」。
一方で現代と違い、スパイ行為も防諜活動もアナクロな手法に頼らざるを得ない時代の話ということに改めて隔世の念を覚える。たった60年前のことなのに、何たる不便なことか。この10年後くらいに自分は生まれているのだけど、その目から見ても実に限られた手段で危険なやり取りをしていたのだなあと感心する。
この映画のベースになった実話が、人類史上最も破滅に近づいた機器を救ったのだと思うと、今の平和がありがたく感じられる。

なお蛇足ながら映画自体の話をすると、音楽が素晴らしく、また機能美溢れるソビエト連邦の建物や調度に目を奪われた。飾り気はないがあれは良い。

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よしえ

5.0最後、ウィンが運んだものに

2021年9月23日
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泣ける

怖い

興奮

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tkry

4.0スパイはつらいよ

2021年8月6日
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知的

萌える

スパイ映画といえばスリル・サスペンス・アクションが混然一体となった、まさに映画にピッタリの題材。
そのスパイ役をインテリなイメージを持つベネディクト・カンバーバッチが演じるのだから、まさに適役…と言いたいところだが、本作での彼はスパイ経験などない、ただのセールスマン。
ソ連の極秘機密を横流しする運び屋任務が重荷となり、常軌を逸していくという、至って小市民な役どころは、これまでのカンバーバッチ像を大きく変えるはず。特に終盤で降りかかる受難を耐える様子は、彼の役者魂の真骨頂といえる。派手さはないが、平和のために築かれた英ソの友情物語として観ると良し。
もちろんキューバ危機を阻止したのは、核ボタンのスイッチを押せる立場にあった米ソ首脳の動きも大いにあったので、そのあたりは『13デイズ』を観るとよく分かるかも。

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regency

3.0キューバ危機

2021年5月5日
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キューバ危機の裏側でこんな事が現実に起こっていたとは勉強になりました。
記録映画としては問題ないが、娯楽映画としては物足りない。

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まっさら