クライ・マッチョのレビュー・感想・評価
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91歳すごい!
クリント・イーストウッドは昔から大好きです!
しかし、しかーし、流石にもう無理があります。
ストーリーうんぬんより、
映画の出来上がりうんぬんより、
あ〜、歳取っちゃったなぁ~みたいな感覚でずっと見ちゃいました。
古き良き時代の米国版フーテンの寅さん・・・かな?
クリントイーストウッドの世界観、人生観を端的に見せてくれる映画です。
押しつけがましくなく、背中で見せる。
いくつかの伏線も見事に回収されていました♪
原作は1975年の小説だとか、だから上記のコメントタイトルを思いつきました。
イーストウッドだから成立する映画ですね
一言で言うと、クリント・イーストウッドの映画ですね。イーストウッドが監督と主演を担当するから作られたのだろうし、彼が主演じゃなければ面白さが半減してしまうかもしれない。そのくらいイーストウッド頼みの映画だと思います。
まず古くさいんですよ。この作品の舞台は1980年のメキシコと40年以上も前ですし、イーストウッドが演じるマイクが元ロデオのスターという設定も古いです。テーマ自体は「自分の生き方は自分で決めよう」という普遍的なもので、今制作する意味がないとは言いませんが、果たしてこの設定や題材を今やる必要があるのかというと、疑問符をつけざるを得ません。
もしかすると今でもアメリカやメキシコではロデオやカウボーイが、13歳の少年にとって憧れの存在になりうるのかもしれませんが、ちょっと考えにくいですよね。それなら1980年を舞台にする必要がありませんし、もっとカウボーイの情報が日本に入ってくるはずですしね。野球のスター選手とかでも良いのにロデオのスターにしたのは、主演が『荒野の用心棒』などの西部劇で名を馳せたイーストウッドだからでしょう。
で、僕もそうなんですけど、イーストウッドというだけで観に行く人たちがいるんですよね、世界中に。たとえコケてもある程度の収入が見込めます。だから古くさくても企画が通るというのはあると思います。
ただ、悪い作品ではないです。多少の疑問点はあるものの、うまくまとまっています。ヒーローが少年を助けに行って新しい世界に送り届け、自分は地元の女と恋仲になって留まるという王道の流れです。ピンチが弱いのと、少年が意外にあっさりとマイクについて行くので盛り上がりに欠けますが、まぁ楽しめました。
それにしてもイーストウッドはどんだけ元気なんですかね。監督として映画を一本作るだけでもすごいことなのに、主演までして、しかもちゃんとカッコいい。とても90歳を過ぎているとは思えません。たまにヨボヨボしてて「別の俳優を使えばいいのに」と思ったりもしましたが、最後まで観たらやっぱりイーストウッドでなきゃダメですね。説得力が違います。彼でなきゃ少年もついて行かなかったでしょう。
僕もあんなじいさんになりたい。恋愛しても違和感のない90歳って、羨ましすぎですよ!
人としてどうあるべきか示した作品
クリントイーストウッドが監督役者として撮られたことが、素直に凄い。
歳はとってもカウボーイ姿が似合うし、ストーリーも良かった。
愛こそが強者、なるほどと思わせてもらいました。
年老いたカウボーイ
91歳のクリント・イーストウッドの主演・監督作品。かつて世話になった男から頼まれ、メキシコにいる彼の一人息子を連れ戻そうとする年老いたカウボーイを演じている。
少年との交流を通じて、男の生き方を見せていくというテーマは、これまでのイーストウッド作品を思い起こさせるが、時には非情にも思えるような厳しい人間観察といったものはなく、全体としてゆったりとした緩い造り。
物語の発端がよくわからないし(一人息子と母親の関係は?一人息子はなぜ主人公についていくことにした?)、その後の展開も、言ってしまえばご都合主義。とにかく、追っ手が弱すぎる。
しかし、メキシコの砂漠を走る車、西部劇から抜け出たような田舎町の風景、情け深い人々、動物たちなどなど、画面に流れていくものを、ただ眺めているだけで、ゆったりとした気持ちになれるのが、この作品の魅力となっている。
主人公の設定としては、初老といったところか。イーストウッドのダンスシーンは、微笑ましくもあり、ちょっと痛々しくもあった。さすがにスクリーンで彼の姿を見られるのは、今作で最後なのかな。
弱弱しすぎる。
ストーリーはわかるんだけど、イーストウッドが弱弱しすぎる。
喧嘩の場面とか、気を使われて晩年のジャイアント馬場だね。
それにしても昔のメキシコ、車を盗むのって、あんなに普通のことだったんだろうか。
そこが全く問題にならないことに違和感。
「Sabor a mi」だけが強烈に印象に残っている
70年代の映画みたいだ。
前情報を何も入れずに観たが故に、この映画がロードムービーであることに気づいたのは上映開始からだいぶ経ってから。まぁそれも良い。イーストウッド映画には、いい意味で、もはや何も期待していない。イーストウッドの映画はとりあえず観る。それだけだ。
シンプル。物語もオーソドックスで、なーんの飾り気も捻りもない。でもね。アメリカとメキシコの荒野、そして、メキシコの名もなき村に滞在している間にかかる曲「Sabor a mi」だけが強烈に印象に残っている。
最近考えが変わった。
映画には「目的」も「意味」も「うんちく」も必要ないと思うんだ。観ている間にそれらの余計なことを全て忘れることのできる映画こそが、その人にとっての本当に良い映画だと思う。本作は、全て忘れて観れました。結構こういう経験は珍しい(余計なうんちくばかりが日々溜まっていくからにゃあ)。映画の最初から最後まで、スクリーンをただただぼーっと眺めていただけだ。でも眠くなったりはしなかった。
イーストウッドもそろそろお迎えが来る歳だ。彼の新作が観れなくなるのは寂しい。
ラストスタンドの漢
砂埃・馬・木造建物の飲食店・メキシカン、まるで西部劇を観ているような感覚になり、途中謎の涙が溢れて来ました。イーストウッドはやっぱりカッコ良い。後半に前作をいじる辺りは笑ってしまった。銃を構える辺りはファンサービスかな?
イーストウッドならではの佇む姿
彼ならではの人間ドラマなのですが、少し間延びしてる点や少年との出会いなど少し無理矢理な感じがあり、心を惹きつけるにはちょっと弱い気がしました。
ただ年老いたどこか物悲しい雰囲気を持ち佇む姿は、彼ならではと思いました。
お疲れ様です。
クリントイーストウッド、90歳を超えても主役を演じるには、並々ならない努力があったのでしょうが、もう歩くのもおぼつかない程の老化、痛々し所も見て取れた映画。
まだまだ頑張って欲しいが、引退して老後を楽しく暮らして欲しいとも思います。
本当にお疲れ様です。
良い話だったけど…
良い話だった。グッとくる場面もあった。
が、ちょっと凡庸に感じたのも事実。
映画館から出た時に、後ろを歩いていたカップルが、イーストウッドもヨボヨボだね、という会話が聞こえて、少し切なかった。
おじさんのロードムービー
なんの不安もなく鑑賞
イーストウッドの映画を映画館で見るのが初めてでワクワクしてた お客さんが全くいなかったので映画館独り占め
あの歳で映画の主演、監督できてる事が奇跡だと思う
淡々と進んでいくロードームービー 物足りなさなんて私は感じなかった あのゆっくりした感じがたまらなく好き お馬さんも美しいし、空も綺麗だし、人の温かさで心が満たされる
運び屋、パリ行きも大好きな作品だけどまたイーストウッドの好きな作品が増えた
クリント・イーストウッドが監督・製作・主演を務め、落ちぶれた元ロデ...
クリント・イーストウッドが監督・製作・主演を務め、落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコを旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。
永遠のカウボーイ、尊敬を込めて
かつて日本のテレビでも、アメリカの西部劇番組が人気で、そこにはタフで正義感が強く、だけど弱い者には優しいカウボーイが居た。ローハイド、ララミー牧場、拳銃無宿。
彼らは死んではいなかった、この映画の中に居た。たとえ老いてはしても、西部の大牧場の中ではなくとも。
少年の父親が実は嘘をついていたのを知った後も、主人公は少年を連れて行く。それは、理屈よりも自分の人生を生きろ、世の中悪いことばかりじゃない、というクリント・イーストウッドのメッセージだろう。最後の「Find new home」の歌には泣けた。
とても良い映画を観てしまった感じ。
お爺ちゃんと子供。そしてマッチョとのロードムービー。
イーストウッドさん。
お爺ちゃんになってもやっぱり良いな。
そして何でも出来るキャラが最高。
少年ラフィオと最初は馬が合わなかったけど、徐々に仲良くなっていく展開が良かった。
田舎町での乗馬のシーンも好き。
マイクとラフィオとマッチョが道を歩いて行く姿も好き。
マッチョのグットジョブも好き(笑)
ずっとこの作品を観ていたかった。
マイクの乗る車の最後が高級車になって良かったです( ´∀`)
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