BLUE ブルー

ボクシング馬鹿の止められない衝動が、ひたすら描写され続ける。
ベテランの意地、チャンピオンへの挑戦、新人の不安。
描かれるキャラクターの誰かには確実に共感できるであろう、素晴らしい出演者。
松山、東出、柄本の三者は本当に素晴らしい演技だった。3人全てに主演賞を与えたいくらい。

物語は人生の一部分を切り取ったに過ぎない。
試合がある日もあれば、無い日もある。
試合が終わっても、たとえ引退しようとも、人生は続く。たとえそこに、ボクシングが無かったとしても。

暇つぶしに何か観ようと、fireTVを立ち上げてみました。

何か観たことない映画と思って、こちらをチョイス

良かったですね〜

特に柄本時生さんの台詞がない時の表情

流石に役者エリートの出身

最後がスカッとしなかったけど、良かったです

「日本タイトルだよ、そりゃやるでしょ。」
みたいなセリフで痛感してしまった。
大好きなことに一生懸命になれるって、何て尊いのだろうかと。

もちろん若さゆえの特権だろうし、
事故とか身体へのダメージとかネガティブなこともあるんだけど
拳だけで、体ひとつで、夢に邁進する姿は美しい。

ラストシーンのエモさで、もうやられてしまった。