キャラクターのレビュー・感想・評価
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SEKAI NO OWARIのボーカルFukaseくんが出演してい...
SEKAI NO OWARIのボーカルFukaseくんが出演しているということで映画館に足を運びました。
菅田将暉さんとFukaseくんの役が逆ならもっと良かったと思いました。
一見、現在の日本のような風景ですが、本作の舞台は異世界ですね。ファンタジーです。そう思えばいちいちツッコミを入れずに済みます。
始めと終わりが・・・
お話だから奇天烈な事が起こるのは当然としても、理屈に合わない筋立てはダメでしょう。
本作の場合、物語のきっかけとなる出来事と、最後の山場になる部分の2箇所、つまり最も重要な2つの場面に全く合点が行きませんでした。
きっかけとなる出来事とは、主人公の山城圭吾が一家4人殺しの現場に入っていくシーンですが、そもそも普通勝手に他人の家の中に入らないでしょう。仮に入るにしても、相当な理由があればいいのですが、本作ではその説明があまりに薄くて、全くリアリティを感じませんでした。
また犯人の両角と山城の直接対決となる最終シーンにしても、警察と一緒に自宅に戻らないのは如何にもあり得ない設定でしょう。対決をドラマチックにしようと言う意図なのかも知れませんが、如何にもご都合主義だと感じました。
終わりよければすべてよしということもあるので、最後の展開が違っていれば序盤の納得が行かない部分は忘れていたようにも思いますが、結果的にこういう展開になっていた事が残念でした。
この演者だから見れる。
驚くべき箇所は驚いた。ストーリー的には面白いしFukaseさんが思いの外役に合ってて違和感なく見れた。
が、演出面が違和感だらけ。簡単に4人殺されるし、大量出血なのに全然動いてるし、逃げれる所で逃げないし、刺せる所で刺さないし…
始まりが良かっただけに、最後のほうで粗が目についてしまい、惜しい作品。
最後まで気が抜けない!
なかなか良くできたサスペンス
Fukaseさんの名演光る!
菅田将暉さんがホントの漫画家に見える!
途中から結末はもしかしてもしかして?
と思いつつ怒涛のラストシーンへ
とにかく観れば分かるおもしろさ。
久々の⭐️4だ。
漫画が原作じゃないことに驚き
漫画家役の菅田将暉が描く絵がかっこよくて、
原作はマンガかと思っていたら、映画の方が先だったことに驚きました。
怖い、怖い、怖い、の連続で、スピード感もあって、一気に見てしまう。見終わった後は、面白かった!と心から思いました。
fukase演じるモロズミ?がとにかく怖い、ハマってる。常軌を逸した行動やけど、彼の中ではちゃんと信念のようなものがある。理解できない怖さ。モロズミ?の視点からの話があれば是非みたいって思ってしまいました。
思ったより楽しめる作品
ダークサスペンスなので、少し怖い部分もありましたが、全体としてスリリングな展開を楽しむことが出来ました。
オチは途中から予想できますが、描写など素晴らしい作品だと思います。
小栗旬は刑事役ばかりな気がしますが、逆に見やすいです。
Fukaseの猟奇的な殺人鬼もピッタリだと感じました。
オススメの作品の一つになりました。
よく頑張りましたで賞
よく頑張って作られたのは認めるが、好きにはなれない作品。良くも悪くもかなり狙って作られたている感じがある点が微妙でした。人気キャストを使いたい気持ちは分かるが、全員に言える事だが、深みが足りない気がする。一応ギリハッピーに終わったので良かったが、殺人鬼も漫画家も掘り下げが何故かイマイチ足りなく感じた。しかし、日本映画としてはよく頑張っている作品です。
意外と面白かった
途中まで犯人が本当に存在するのか?主人公の妄想で実は菅田将暉が犯人なのか?と、不安になりながら見ていた。
FUKASE君は役にあっていたね。本当にこんな人なんじゃないか?と不安になったよ。
脇に小栗旬と中村獅童は贅沢。
たぶんミステリアスな要素に偏った結果、犯人の生立ちが少し薄くなってしまったね。たぶん設定はもっと色々ありそうだなぁと、見ながら思っていました。
人を嫌な気持ちにさせることに成功した映画
アマプラで一人で観ているときに、感情がこもりすぎて以下のような言葉が出てきた。
「恐‥こわこわこわこわっ‥!」
「うわ、気持ちわる‥!」
ハラハラして最後まで見てしまったので、俳優さんたちの演技も素晴らしいし、エンターテイメントとしては成功した映画だと思う。血がたくさん出てくるので繊細な方にはオススメできないけれど、人間の異常心理について興味ある方にはオススメです。
スッキリしないラスト
途中まではめちゃくちゃ引き込まれた!
殺人シーンはグロいし、両角の掴めない感じの不気味さも怖い。
山城は二重人格なんじゃないかとか真犯人は真壁なんじゃないかとかいろいろ考えを巡らせたんだけど、最後は全然スッキリせず。
なんかすごくもったいない。
ストーリー展開は面白かった。心理描写とか背景がもう少し見たかった。
パッとしない漫画家が殺人現場を目撃してしまい、
警察には犯人を見たことを黙ってそれをそのまま漫画にして売れっ子になっていくか
その犯人に目を付けられて…というストーリー展開は面白かった。
ちょっと犯行シーンの残虐さの方に力入れすぎというか
もう少し心理描写があったり、なんで警察になかなか捕まらないのか
納得できるような展開があったらよかったのになー、、とは思いました。
でも深瀬サンの不気味な演技は確かによかった。
【菅田将暉さん×小栗旬さん×中村獅童さん。それぞれの異なる空気感が混ざり合うことで新しい雰囲気の映画に感じます】
・2021年公開の日本のホラーサスペンス映画。
・漫画アシスタントをしていた主人公 山城は、画力は高いも性格の良さから悪役のキャラクターをうまく描けない課題があり、アシスタントを抜け出して独り立ちすることができずにいた。出版社に持ち込んでも「キャラクターが弱すぎてねぇ」と言われてしまい、漫画家を辞めることまで決意した。アシスタントとして働く最終日、「幸せそうな家のスケッチをしてきて」と先生に依頼されて訪れた一軒家惨殺された家族と、その犯人を見てしまう。警察には犯人を見たことを伏せ、その犯人をモチーフに漫画を描いたところ大ヒットして売れっ子漫画家に。しかし、1年後。その漫画をなぞるように殺人事件が発生していく。そして、以前の事件で見た犯人が山城の前に現れる。漫画はどうなっていくのか、犯人はどうなっていくのか、山城はどうなっていくのか。 という大枠ストーリー。
・ちなみに、本作は「映画」「漫画」「小説」の3パターンでリリースされているようで、それぞれ結末が異なるようです。
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[お勧めのポイント]
・SEKAI NO OWARIのFukaseさんのキモ過ぎる名演
・小栗旬さん×中村獅童さん×菅田将暉さんによってダークでいて哲学さを感じた全体の雰囲気
・展開の読めない物語
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[物語]
・犯人の動機が不明、警察は犯人にたどり着けるのか、山城はどうなるのか、などなどとにかく先が読みにくくて見入ってしまう物語構成でした。
・タイトル「キャラクター」に対して、序盤は主人公 山城の「キャラクターがリアルではない」ところに焦点が合わさっているように見せかけて、実はそれ以上の意味を含んでいるところが「あぁ、そういうことですか!」という腹落ちが実に気持ち良い。
・中盤では警察(小栗旬さんと中村獅童さん)が絡んで簡単な「勧善懲悪」な流れでない衝撃的な部分も魅力的でした。
[演出]
・よく劇中で出てくる漫画ってオプションとしての漫画のごとく、どこかリアルな漫画ではない(映画のために作られた漫画)感を良く感じていました。が!本作品の劇中漫画はかなりクオリティが高くて素敵です。故に、漫画そのものがかなりのシーンを占めており、それを物語に絡めて魅せることで、かなりリアルに感じさせてくれる演出になっています。
・犯人の過去が少し薄めなので、犯人の生い立ちや動機に対して共感しづらい部分もありましたが、それこそがまさに「キャラクター」というタイトルに「あえて絡めた演出」なのかもしれませんね。
[映像]
・グロの直前まで魅せてくれる、際どいグロは、雰囲気を作りつつも、グロが苦手な方でもギリ観れる映像になっている気がしました。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・個人的にですが、小栗旬さんと言えばグロ×リアル×サスペンスの映画やドラマが想起されどこかリアルダークな雰囲気を感じ、菅田将暉さんと言えば哲学的な落ち着いた雰囲気を感じ、中村獅童さんはどこに配置しても柔軟に雰囲気を構築してくれる安心感を感じます。この豪華な3名のキャスティングなだけで、これまでの映画やドラマとは違う雰囲気を醸し出してくれていて、映画の重厚感を感じざるを得ませんでした。どこか「プレミアム」な感じです。
・そこにいい意味でも悪い意味でも違和感丸出しのSEKAI NO OWARI のFukaseさん演じる犯人が絡んでくる。終盤になるにつれてキモさが積みあがっていって、最終的には「すごい演技」に感じさせてくれます。
[全体]
・菅田将暉さん×小栗旬さん×中村獅童さんの競演作品として、ダークなグロサスペンスとして、結末の読めない作品として、一度鑑賞して損のない映画だと思います。ダークなグロサスペンスなのですが、登場人物それぞれの「優しさ」などをはじめとした人間味はどこか落ち着きを感じれます。そんなギャップも見どころの一つかと。
・哲学さを感じれる映画かと問われると、ゼロではないけど多少ある(50点くらい?)程度。ただ、ハラハラを楽しむアトラクション映画要素は80点くらい?で見ごたえがある!が、今日時点の個人的な結論です。ありがとうございました。
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人は善と悪、両側面のキャラクター性がある
冒頭、彼女から「ほんとに善い人だよね」と言われる山城(菅田将暉)。
終盤、両角(Fukase)から「あなただって殺しを楽しんでいるじゃないですか」と言われ、最終的には笑顔で両角を殺そうとする山城。
山城は善なのか悪なのか、はたまたグレーか
「人には善と悪の人間できっぱり別れているんです」という山城であったけど、自分は誰なのかと自問自答をして終幕しています。
人はなにかのきっかけで、善にも悪にもなる。
冒頭から終盤での対比がうまい。
殺人鬼両角が絶対悪かとみせかけて主人公山城の二面性のある不安定さを魅せる良いシナリオでした。
両角はいわば山城の悪を引き出すアシスタント的な役割でもあり、漫画家の主人公にうまく絡ませていたのも良かったです。
中盤までは何にフォーカスを当ててるのかよく分からず、殺人への緊迫感もミステリー感もないのでハズレかな〜なんて見てましたけど、最期のオチで伏線をきれいに回収していったのでまぁまぁ面白かったです。
サイコスリラー、サスペンスというよりかは人間ドラマ的な映画でした。
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