ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価
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2本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。...
2本立て2本目、鑑賞人数7名。やっぱり緊急事態か。ヤクザ啓発映画。
序盤。何者にも媚びぬチンピラが旋風を巻き起こすかと思いきや、あっさりヤクザに…ガッカリ。
中盤。ありきたりのヤクザ映画に…残念。
終盤、出所後。枯れ具合が最高。今までにないヤクザ映画。全てのヤクザに見て欲しい(笑)この世界が理想。
裁判長に悪態をつくという事件が現実にあるが、必ずこの裁判長を守ってほしい。今、警察の本気が問われている。
今日の2本、尾野真知子が大活躍だったが、本作の方が似合ってる感じかな(笑)
終始湿った感覚
高校時代。校内で乱用されていた言葉があった。
シケシケやなぁ。と言う言葉。まさにそれがぴったりな映画だった。
僕は劇場に行ってみておらず、ネトフリ視聴だからお気楽だが
本作で、パンケーキ始め、本エグゼ作品は自宅視聴で十分だな。と言う結論に至った。
基本ヤクザ。とは警察が存在するための手段である。は変わらない◎
また、半グレは都心よりローカルの方がより強力だ。
と言う発見も得られた(^^)。その点は感謝する🫂
しかし館さんをみて
石原組もそんなに任侠と変わらねーんじゃねぇの?と思ったねw
組だしね:)
ヤクザの人権
という視点で描かれた興味深い内容。本当に足を洗って更生したいと思っているヤクザの生きづらさ。どこまで現実なんだろう。今ヤクザやってる人って、結局どこにも行き場所がないんじゃないかな。家族はそこにしかいない。本当の家族より、頼るところがそこしかない。一度ハマったらどうやっても抜け出せない、ヤクザの寂しさ。今の制度に疑問を感じた。
かっての 義理・人情 を現代で説明するには”家族”となる。 そして、ヤクザの常道文句は「すまん」
敵側の元売人だったのか? どこの組に所属していたのか判らない主人公の父親には、戒名が6文字しかなかった。
半端者はしょせん半端なのか。。。仏門の方に聞いてみたい。
どのカットでも撮影には各種のこだわりが感じられ、とても頑張っているのが解った。
殴られて腫れた顔を表現する 特殊メイク もうまい。
前後半部を区切る10秒以上の”ブラックアウト”の表現が凄い。こんな使い方をするのは、今まで観たことがありません。
世界的にも突出した凄い表現です。
かっての健さんは健坊になったが、前半部での半端者は”これ見よがし”に左手を使わないが、
後半部になると、きちんと両手で食事をする。
そうした各種演出や細かい演技指導もよかったが、
なにより綾野剛さん自身の役者としての完成度が高く、世界のどこにだしても自慢できる役者レベルでした。
登場人物の中で、ひとりも「指を落としている者」がいないのと
舘ひろしさんは非常に貫禄あり、良いのだが、ちょっと いい人過ぎ なので、ヤクザらしい 鋭い面がなかった。
「すばらしき世界」でも書いたが、1カットでいいから、ヤクザの目を入れてほしかった。
映画を観ている人に ヤクザを再認識させる事が、この手の映画には必需です。
主人公の相手役を務めた尾野真千子さんは年齢が15歳くらい 若い別人に見えました。
映画を観ている時は100%気が付かずに、
逆に前後半で別の役者さんを使うなら「もっと特徴が似ている新人さんを、ちゃんと探せばいいのに!」と思った程だ。
帰宅して、ネットで調べたら、同一人物である事が判明し、僕は腰を抜かした。。
映画を観て、人は自分の為と言うよりも、家族の為にも 真面目に生きないといけない と実感しました。
そして、この映画を観たら、同時期につくられた「すばらしき世界」と並べてみたいと思います。
そこはまだどうにかなるんじゃないかなー
近頃続くヤクザの生き方を扱ったドラマ。
最近多い作風なこともあって、他に方法があるんじゃないか?と思ってしまった。その道をたちたいのであれば、そこもきちんと描いて欲しい。追い詰められ感を感じられなかった。
俳優さん凄い
公開当日に見に行き、その2日後にまた見に行きました。
感想書くの忘れてたので今頃ですが…
綾野剛の演技は凄かった。
映像もかっこよかった。
襲名シーンから縦文字のタイトルバックに震えた!
カッコよすぎやろ。
こんなに凄かった映画なんだけど、全て持っていったのは、磯村勇斗だと思った。
最後のシーンで全て持っていったよね。
1番心が震えたシーンだった。
全てを背負って未来を生きるのは彼だからよね。
館ひろしさんをはじめ最高のキャストでした
ここ数年見た映画、ドラマの中でダントツ1番です。
90年代ヤクザの細かいところまで描かれていて
当時着ていた人が多かった白いダウン懐かしいと思いながら見ていました。
車もセンチュリーからプリウスへ。
観ていて昔へタイムスリップした様な気持ちになりました。
映画館とNetflixで2回観ました。
現代日本版ネオノワール映画
父親を覚醒剤で亡くした賢治は仁義を重んじる極道の柴崎に誘われ極道として生きることになり…。
日本版ノワール映画と言った作品で、終盤のじめっとした視覚効果が物悲しさを引き立てていてとにかく辛い。ほぼ全編が地元付近をロケ地にしてるため景色に既視感がありました。
本当のヤクザはカタギ?
2021年5月20日@Netflix
テレビやネットで評判が良かったので視聴。
ヤクザ映画というと、アウトレイジや孤狼の血などの暴力的な映画が印象的ですが、この映画はそれがテーマではなかったので新鮮でした。
ヤクザの「親子」や「仁義」、「貧困」などがテーマでしたが、なかなかリアルで見応えがありました。
ヤクザの親子関係や仁義を美談化するつもりも、現在社会での肩身の狭さをかわいそうに思う気持ちは全くないですが、間違いのない事実だと思いました。
市役所に勤める友人に聞いても、ヤクザを辞めても仕事にありつけないので生活保護を受給する者も多いそうです。
暴力団は良くない存在です。ただ、彼らがヤクザを辞めて、まともな仕事をして生きていこうとしているのに、その更生を邪魔しているのもまた事実なので悲しいと思いました。
そして、今の日本の社会はそうした「社会のはみだし者」に対して、異常なほどに冷酷で、非寛容です。同じ人間とは思っていない。
その非寛容さがヤクザや犯罪者の再犯率を高めていることを理解していないことが大きいです。誰も教えてくれないことなので仕方ないのですが、、、、、
それにしても綾野剛はこういう役が多いし、似合うなぁと思いました。
舘ひろしが良かった!!
前半は詰め込み過ぎてダイジェストのように感じましたが、後半慣れてくると時間旅行の様な感覚になりました。東映のヤクザものとはまた違う雰囲気なのが良かったです。親父ともっと色々触れ合ったんだなというのは想像するしかないですが、終盤の舘ひろしの台詞に泣けました。
役者の熱がすごい
キャストの皆さん素晴らしかった。
特に最後のパートのみんな幸せそうでない感じがすごくリアルで辛くなる。
ヤクザを上げも下げもしない描き方も良い。
自業自得とも思うし、そんなに酷い目に遭う必要ある?とも思うし、見終わった後の余韻が重い。
素晴らしい
やはり日本が誇るヤクザ映画。
涙なしには観られない。
彼らはこらまでの悪事の報いを受けることになるのだが、終わりがある刑期を過ごして出てきた後、社会的な排除という終わりのない現実の刑期を受けることになる。
だからといって、彼らを保護したり、かばう気にはなれないのだが、彼らの家族と彼らの人生の終わり方には同情しかない。
絶望的な現実世界を生き残るため必死にもがき、苦しむ彼らにさらに追い討ちをかける数々の試練。
老いたヤクザの悲しい生き方。
まだまだ人生これからの元ヤクザの生き方。
現実から逃れるため薬に逃げるヤクザの生き方。
彼らが作り上げたレールを勢いよく走る半グレ。
それを羨むような彼らの姿。だが、強がって素直になれない。
しかし、彼らの誇るべきものは家族への愛。
血縁以上の愛が彼らにはあり、とても忠実で純粋。
そんなもの悲しい姿を描いた今作。
綾野剛さんなくしてこの作品は完成しないでしょう。
あんなに自然に涙を流されると、こちらも涙を流さずにはいられない。
エンディングのmillennium parade最高でした。
映画を観た後にMV観たら良さが倍増しますね。
ぜひ、ぜひ、観ていただきたい作品です。
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