神在月のこども

劇場公開日:

解説

毎年10月に全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うという云われを題材に、神話の地・出雲を目指して駆ける少女の成長を描いたアニメーション映画。母を亡くした少女カンナは、大好きだった“走ること”と向き合えなくなり、鬱々とした毎日を過ごしていた。そんなある日、母の形見に触れたカンナの前に、神使の兎・シロが現れ、人々と神々の境界をまたぐ壮大な旅へと彼女を誘う。目指すのは、全国から神々が姿を消す神無月(10月)に神々を迎えてまつる“神在月”の出雲。鬼の少年・夜叉に行く手を阻まれながらも、自分を信じて走り続けるカンナだったが……。「朝が来る」などの女優・蒔田彩珠が主人公カンナの声を務め、神使の兎・シロを坂本真綾、鬼の少年・夜叉を入野自由と人気実力派声優が演じる。

2021年製作/99分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2021年10月8日

スタッフ・キャスト

コミュニケーション監督
四戸俊成
アニメーション監督
白井孝奈
原作
四戸俊成
脚本
三宅隆太
瀧田哲郎
四戸俊成
クリエーション監督
坂本一也
統括プロデューサー
オシアウコ
プロデューサー
三島鉄兵
吉田佳弘
ロケーション監督
三島鉄兵
プロダクションマネージャー
里見哲郎
スーパーバイザー
諏訪道彦
絵コンテ
白井孝奈
坂本一也
望月智充
キャラクターデザイン
佐川遥
神様デザイン
小田裕康
総作画監督
佐川遥
色彩設計
垣田由紀子
美術監督
佐藤豪志
撮影監督
高津純平
音響監督
岩浪美和
主題歌
miwa
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(C)2021 映画「神在月のこども」製作御縁会

映画レビュー

1.5タイトルには惹かれたが…

2024年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

声優が下手なうえ、絵がいまいち惹かれない。顔に動物のヒゲのような線を書くのはなぜなのか。内容も惹かれず、我慢が続いたが、後半現代社会へのアンチテーゼがあり、そこは唯一の評価ポイントか。子どもの繊細な感情が描かれるわけでもない。予算が少ないのかあまり作り込んでいない少ない枚数で書かれた感じがした。低予算映画が悪いわけではないがそれなり。予算が少なくても脚本でもう少し魅力ある作品に出来るだろう。
加点出来る所がなく減点が多いのでこの評価。

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モンブラン

0.5お母さんの言う通り。自分の為に生きよう!!

2023年11月18日
スマートフォンから投稿
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マサシ

2.0幾らファンタジーアニメでも・・・

2023年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

韋駄天だった母の遺志をついで、島根まで馳走を持って走ることとなった少女の成長譚。

母の死のショックから走ることを止めた少女。「母と会えるかもしれない」の言葉を信じ島根迄走る決心をします。
道連れになった鬼、道中で出会った神々・・・彼等との触れ合いを通して、少女が成長する姿を映します。

この作品の評価は、この設定を許容出来るか・・・なんでしょうね。

少女が住んでいるのは東京。その東京から島根まで走る・・・・出来るわけがありません。
「走るのが好き」と言っても、学校内のマラソン大会で優勝を目指すレベルの12才。
時間的な問題は「時の流れ」で誤魔化せても、走る距離は変わらないわけですから、そんな体力があるわけがありません。
体力をチート設定にする方法はありますが、それではロードムービーの魅力が破綻します。

「時の流れ」を操作したことにより、普通の人々との交流が出来なくなったのも致命的に感じました。鬼や行く先々の神との交流はありますが、それはあくまで「人」と「神」。「人」と「人」の触れ合いが描けないのであれば、ロードムービーとして物足りなさを感じます。

また、根本的に少女が「走る」に拘ることに納得感がありません。
例えば、少女が高校生位で、陸上競技に打ち込んでいる・・・ならどうでしょうか?全国大会で優勝を目指す少女が、母親の死をきっかけに走れなくなった・・・なら、このストーリーも納得がいくかもしれません。また、この設定なら、「東京から島根を走る」も可能性を感じることが出来るかもしれません。

到着時間の制約があるのに、その時間を描けていないのは勿体なく感じました。
疲労で苦しむ部分もまったく描けていないのも勿体なく感じました。

声優の配役についても疑問があります。人間は俳優、神々は声優という区分けのようでしたが、演技の手法も実力も違う役者を混ぜ合わせても、違和感を増幅するだけです。
俳優を使うのであれば、主要キャラは俳優で固めた方が、映画としてはまとまりが出るように感じます。

厳しいことを羅列しましたが、作画は劇場版として恥ずかしくないレベル。私的評価は、その分だけ少し加算しました。

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よし

3.5じんわりと沁みます

2023年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

亡くした母と無くした自分に会いに行く、幼い少女の物語。
神道をテーマにしており、全国の津々浦々の社を巡るロードムービーみたいでもあります。
その美術面も中々美しく、日本を旅してる感じもしますね。
あとその風景や少女の心情を彩る、市川淳の音楽が良いです。miwaも歌も良かったですね。
CVも役者や声優がすごい豪華でした。
反面作画がやや軽く、キャラデも少しクセが強いですか。
脚本も少し児童書的な纏めになってはいるものの、親子の絆は良く描かれており、じんわりと沁みる作品でした。

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白波
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