劇場公開日 2020年6月26日

  • 予告編を見る

ワイルド・ローズのレビュー・感想・評価

全66件中、1~20件目を表示

3.5ハラハラさせつつも目が離せないジェシー・バックリーの魅力

2020年7月31日
PCから投稿

『ジュディ 虹の彼方に』では歌手ジュディ・ガーランドのサポート役を好演していたジェシー・バックリーが、こちらではガッツリ歌いまくるカントリーシンガー役で驚いた。いや、カントリーシンガー志望のシングルマザーと呼ぶべきか。

階級格差、貧富の格差などの社会問題を折り込みつつ、主人公ローズにとっての最大の敵は、理想の高さと反比例するだらしのない自分自身。歌声は素晴らしいし、自信も夢もあるけれど、現実と向き合うことがとことんヘタ。「そんな不器用なダメ人間がどこまで成長できるのか?」がこの映画の主軸であるとすれば、まあここにしかないよなというところに落ち着く話ではある。

そういう意味では驚きはないのだが、ジェシー・バックリーのハラハラさせつつも魅力的な演技と歌声で、やはりローズという人物を応援せずにいられない。口を歪めるような笑い方も、ローズというキャラクターにピッタリ合っていてチャーミングだと思う。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
村山章

4.0彼女の圧倒的なパフォーマンスに心震える

2020年6月29日
PCから投稿

英国映画には伝統技のごとく、一つの才能が逆境を超えて羽ばたいていく名作が存在する。その代表作『リトル・ダンサー』『ブラス!』『フル・モンティ』はいずれもサッチャリズムの時代を背景にしたものだったが、あれから数十年を経て、現代に生まれた『ワイルド・ローズ』もどこか似た香りを持つのが興味深い。

舞台はグラスゴー。この地で出所したばかりのシングルマザーが、子供達を養いつつ、カントリー歌手としてナッシュビルに立つ日を夢見る。もうこの組み合わせだけで十分パンチが効いているが、そこに半ば夢断たれた現実や社会状況を描き、その一方に、逆境を吹き飛ばすかのような彼女のパワフルな歌声がある。すべての核たるジェシー・バックリーのパフォーマンスは一目触れただけで惚れ惚れするほど。さらに人間的な成長と共に、彼女の生き様が変化し、凛々しい表情を宿していく様も心揺さぶる。誰しもに笑顔と底知れぬ元気をもたらす秀作だ。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
牛津厚信

3.5☆☆☆★★★ 『イン・トゥ・ザ・スカイ』の監督が、その前作に撮った...

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

『イン・トゥ・ザ・スカイ』の監督が、その前作に撮った音楽映画。
主演はこの後、『ジュディ 虹の彼方に』で、印象的な演技を見せたジェシー・バックリー(公式サイトではバックリーなので)だけに、観る前から期待感が膨らむ。

観客7名。簡単に。

(本人曰く)イギリスで、男なのに女に生まれたカントリー歌手。

好きな道を突き進むローズ。その為に周りに迷惑をかける日々だが、元から「パン屋で20年働くのは自分には無理だ!」…と、意に返さない。
そんな彼女を、多くの人が支援するも。母親だけはその姿を良しとしない。
何よりも、自分の子供をないがしろにしている事が許せない。

映画は序盤から、ローズ目線で進んで行くだけに。この母親との、根深い確執が少しずつ炙り出されて行く。

ただ好きなだけ。実力は有っても、歌い手がオーディエンスに対して、自分自身を曝け出し。《何を伝えたいのか?》が、はっきりと歌声に現れなければ。人々の心の隙間には入り込めず、〝 単なる歌の上手い人 〟 にしかすぎない。
それを初めて意識するのが、ある有名なDJに言われた「伝えたいメッセージは何だい?」との問いかけ。

その言葉が有り。更には、スザンヌの夫に言われあた一言で。今の自分の置かれた立場と共に、しっかりと、母親との確執と。幼い2人の子供との関係を見つめ直すローズ。

それまでの展開で、まるで『ジュディ 虹の彼方に』でのジュディの姿を想起させるローズの描かれ方で。その後のジェシー・バックリーの活躍を、予見している様でも有りました。

「責任は持って欲しかったけれど、希望は捨てて欲しくなかった!」

やっと母親との確執も和解し、今こそ自分の在るべき姿を探しに、憧れの地へ降り立つローズ。
あまりにも出来過ぎの展開…と思わせながら、映画は別の展開へ。

♬ どこより故郷が一番 ♬

♬ どこよりここが一番 ♬

♬ 靴の踵を3回鳴らそう ♬

最後も『オズの魔法使』を表す歌で締め、不思議な感覚を感じつつも。素敵なジェシー・バックリーの笑顔で、幸せな気持ちにさせてくれる良作でした。

2020年 6月28日 角川シネマ有楽町

コメントする (0件)
共感した! 0件)
松井の天井直撃ホームラン

3.5ジェシー・バックリー。抜群の歌唱力!!

2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

『ボヘミアン・ラプソディ』『アリー/スター誕生』の成功あたりから、
続々と似たような映画が生まれる。
エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』
ジュディ・ガーランドの『ジュディ 虹の彼方に』
観てませんか、「エルヴィス」に、
セリーヌ・ディオンの伝記映画「ヴォイス・オブ・ラブ」
流れが止まりません。

この映画『ワイルド・ローズ』は、フィクションなのです。
主役のジェシー・バックリーの抜群の歌唱力と
気持ちよくまとめたストーリーを楽しめばそれで十分満足・・・ってことなのですが、

しかし取ってつけたような映画である。
まず実話でないと聞くとガクンと値打ちが下がる。

イギリスのグラスゴーで、カントリー歌手を夢見てるローズ=リン・ハーランは、
26歳でありながら8歳と4歳の2人の子の母親。
おまけに刑務所に一年いて、出所したばかり。
足首にICチップを埋め込まれて(血がダラダラと流れてたぞー)
午後7時から翌朝7時まで外出禁止なのだ。

イギリス人とカントリー歌手。
カントリーと言えばアメリカが本場。
(グラスゴーって、違和感あるよね)
で、ローズもアメリカ・カントリーの聖地ナッシュビルを目指すのだった。

まあ、音楽映画と言うジャンルの映画。
主役が歌が上手い。子役が可愛い。
(お姉ちゃんの子なんか、うま過ぎて作り話と思えなくなった)
つまり、遅ればせの自分探し。
目の前の大事なものに気づく話だった。

母性愛にも親孝行にも、故郷の良さにも、気づくのが
あまりにも遅すぎる気がするけれど、
作り話なので・・・。

因みにジェシー・バックリーは、『ジュディ 虹の彼方に』では、
ジュディのイギリス公演のお世話係のローズを好感度満点で演じ、
『ドクター・ドリトル』では病気に伏せるヴィクトリア女王を演じてました。
この作品でイギリスのアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたそうです。
売れっ子街道間違いなしです。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
琥珀糖

1.5おばあちゃんがいい

2022年3月15日
iPhoneアプリから投稿

あそこで歌を歌わず、打ち明けた事で許せるかというと子供としてはもう捨てられたと思う。いくら若くして母となったとしても子供はそれよりもまだ幼いのだ。自分の母との絡みもあるが、あそこまでバックアップしてもらっていて、もういい大人だ、自立しろ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
GAB I

3.0曲が良かった

2022年2月15日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーはよくあるステレオタイプだけど、娯楽映画には丁度いい

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぽな

3.5歌うまい

2022年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画の私にとっての魅力は、主演の歌がとてもうまいこと。ストーリーも良いけれど、彼女が歌っている映画をもっと見たいと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
にこにこどり

3.5スローな雰囲気が良かった

2021年12月12日
PCから投稿

ストーリーの流れがスローすぎて序盤眠りそうになったりアクビが出そうになったりしたが、我慢して最後まで見てよかった。この手のストーリーの映画は話が右へ行くか左へ行くか展開が大きく分かれる。ので、この映画はどうなるんだろうというサスペンス感があってそれで惹きつけられた。
主人公は歌を歌うのが素晴らしく上手いのだけれども歌が上手い人はどこにでもいる。私の行きつけのスナックにもいるし、行きつけのフィリピンパブにもいる。例えば小説家を目指す人だったらば面白い小説をバンバン書けば必ずプロになれるだろう。でも歌で身を立てようってのは本当にでっかい野心と言うか儚い夢と言うか・・・あんまり書くとネタバレになるのでやめておこう。主人公の演技が良いと言うか役にバッチリハマっていたと言うか・・・女優がマッチしていたのがこのスロースタートな映画の成功のポイントだった。低予算でもこのようなまともな映画を作れるイギリスがとても羨ましい。
そう都合よく人が・・・って思うけ、どそこは映画。これでいいのです。
これを見て、「オズの魔法使い」をまだ見ていない人がいたら、ぜひ次はそれを見ることをおすすめする。
あ、そうそう、この映画はフイルムで撮られている。フィルムの味わいとストーリーの味わいがマッチしていてとても効果的だった。映画監督よ映画はフイルムで撮れ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
タンバラライ

3.5歌声は必聴。

2021年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主演のジェシー・バックリー、吹き替えなしの歌声。痺れます。良いです。この女優さん存じ上げないのですが、歌のお仕事出身なんですかね?まー、見事です。
魂込めた歌声、心震えました。

さて、おはなしのほうはイェーイ!なサクセスストーリーと思いきや、そいつをBGMにした家族、HOMEのお話でした。
大きな盛り上がりや、感動押し売りはありません。ですから、地味な印象です。しかし、やさしーくじんわりと展開していく物語です。
夢みがちな子持ちスイーツ女子の成長物語でもあります。

ナッシュビルに行けばなんとかなる、ナッシュビルだけが本物。そんなことを言ってた主人公が選ぶ道が非常に興味深く、かつ成長を感じます。場面ごとに使われる曲の詞もストーリーにマッチしているので、主人公のジェシー・バックリーが歌う歌を人物の気持ちを考えながら聴くのもオツです。
また、ジェシー・バックリーの演技も素晴らしいです。序盤からの変化を巧みに演じてます。

ストーリーはもう少し親子の関係性について描いて欲しかったかな。その他も大体ラストで片付けてる感があるんで、丁寧に描いて欲しかったかな。

良作です。(大量歌声加点)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
バリカタ

3.0イギリスのカントリー歌手

2021年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公はカントリー歌手を目指すイギリスのシングルマザー。
酒飲みでだらしない性格のため刑務所にも入ったことがある。
子育てもいい加減で母親に頼っているのが現実だ。
ハウスキーパーとして働き始めた屋敷の奥方から、とてもいい話があるのだが・・・。
アーティストはみんなが、こんなことではあるまい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

4.0責任を持って欲しかったけど、希望を奪う気はなかった

2021年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
shimo

3.0カントリーマアム

2020年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
梨剥く侍

4.5二本立て二本目。底抜けに明るいアンポンタン姉ちゃん(母)の成長物語...

2020年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

二本立て二本目。底抜けに明るいアンポンタン姉ちゃん(母)の成長物語。

やや太めだけどなんともキュートなスマイル、この主人公、危なっかしいけど憎めないんです。そして物語が進むにつれ、どんどん応援したくなってくるんです。周りの人たちも最高です。なんと言ってもお母さん、泣かせてくれます。人のいいセレブとの邂逅はもう少し丁寧に描いて欲しかったけど、それもまあご愛敬。ほんと面白かったー!この手の音楽映画ではマイベストとなりました。

何より、歌がいいんです。主人公の歌唱力、半端じゃありません。超魅力的。久しぶりにサントラ欲しくなりました。私、カントリー(&ウエスタンとは言ってはダメらしい 笑)好きなようです。

主人公に魅了されて調べてみるとジェシー・バックリー。えっ?一本目「ジュディ」の魅力的な世話役の人なの?全然分からんかった。この人、凄い!いっぺんに虜になりました。今後、要注目です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はむひろみ

4.5マリオンがすごい。

2020年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
だいず

4.0ジェシー・バックリーの声がいい

2020年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

萌える

刑務所出てからも、青姦したり、資産家の家の酒を勝手に飲んだり、子供に買って帰ると言ったピザを酒飲んで忘れたり、とワイルド過ぎて共感できない所がいっぱいの主人公。
アメリカのナッシュビルでカントリー歌手になる、と夢を持ってたが、お母さんに旅費を出してもらい実際にナッシュビルに行って目が覚める。お母さんの夢は娘だったんだ
グラスゴーに戻り、嘘をつかず自分の思いを歌にしてオリジナル曲を披露する所まで。。
主人公ローズ役のジェシー・バックリーの歌が良かった。少しハスキーな時もある声が素敵だった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
りあの

3.5スコットランドのアメリカ人

2020年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
bloodtrail

4.0カントリーを全然知らなくても、絶対ナッシュヴィルに行きたくなる作品。

2020年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ローズ=リン役の方、どこかで観たことがあると思っていたら、鑑賞後に『ジュディ』でコーディネーター役を演じていたジェシー・バックリーと知り、なんで気が付かなかったんだろう、と悔しくなると同時に、あんなに「おしん」のように耐え忍んだ反動で、今度は人を振り回す側に回っちゃったんだろうかねぇ、と虚実入り交じった感慨に勝手にふけって、涙を禁じ得ないのであった…。

『ボヘミアン・ラプソディ』を始めとした、実在のアーティストの伝記映画が陸続と公開されている状況で、創作の音楽映画(ローズ=リンのモデルになった歌手はいるそうだけど)を作るというのはなかなかな挑戦では…、と思いつつ鑑賞しました。

冒頭からローズ=リンの無軌道ぶりにちょっと狼狽。観客に共感させる意図はないのか、と思ったりもしたけど、これは自分が正しいと思ってる社会的規範を押し付けてるだけだよね、と反省し、ローズ=リンの姿をしばらく追ってみることに。すると彼女の、子供達と上手く接したいけどできない、意図せず周囲を振り回してしまう…、という苦悩が透けて見えて、一気に応援したくなりました。

ジェシー・バックリーの歌唱が見事で、その力強い歌声は、ローズ=リンが類いまれなる才能と魅力を備えている、という設定に説得力を与えています。富豪の妻や音楽プロデューサーがちょっとローズ=リンに肩入れしすぎでは…、と思うけど、自力でデビューまでこぎ着けたので、全く問題なし!

彼女が意気込んで訪れた憧れの場所で、有頂天になりすぎて完全に観光客になっちゃう姿は、微笑ましいと同時に、それまでの傍若無人、尊大な自己認識が穏やかに落ち着いた過程を示していていると理解しました。ここでの聞かせる静かな歌声は非常に感動的。

ともすれば天才アーティストの物語は、「栄光をつかむためには何かをあきらめなければならない」というテーマに落ち着きがちですが(『ラ・ラ・ランド』[2016]はその典型の一つ)、本作は「何一つ捨てなくても、理想は実現できる」と強く訴えかけています。

『アルプススタンドのはしの方』と同様、「仕方ない」じゃあきらめきれない人のための映画です!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
yui

3.0心に響く歌声

2020年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

不器用なシングルマザーが夢であるカントリー歌手を目指す音楽ドラマ。夢と家族との狭間で苦しみながら必死に頑張っていく姿に女性の強さを感じる。ラスト5分の魂のステージが圧巻で彼女の歌声が心に響いた。
2020-137

コメントする (0件)
共感した! 2件)
隣組

4.5納得できるまで。

2020年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

タイトル通り、まさにワイルドな主人公で歌声もクレイジーパワフル。
しかしその生き様は全く褒められたものではなく、刑務所帰りに男と
SEX、パブで同僚をぶっ飛ばしステージを奪い、帰った家では子供
たちにも怯えられるという始末。この、どうしようもない母親である
ローズに与えられた唯一の才能は歌が上手いこと。カントリー歌手を
ずっと夢見てきた彼女は何としてでもナッシュビルへ行き成功したい。
子供達の面倒をみてくれた母親はローズに生活を立て直すことを要求、
資金を集めて歌手として成功する夢を抱きながら、家政婦として働く
彼女の歌声にマダムが手を差し伸べたことでチャンスが巡ってくるが、、

共感度0の母親が子供をほったらかしている状態に、昨今の幼児虐待
事件が重なって見え、日本人はやや複雑な気分になると思うこの作品。
歌以外に何の取り柄があるんだろうというくらい、性格もヤンチャで
手の付けようがないのだが、しかしその歌声にかなりの説得力がある。
主演のJ・バックリーがほぼ全編を網羅している素晴らしい歌唱には
こちらも聴き惚れるほど魅了される。J・ジョプリン風かと思ったが、
B・ミドラーにも近い。タイトルがローズで内容的に家族の話なので
そっちを連想させられるかもしれないが、とにかく歌以外はダメダメ。
しかし周囲にはなんだかんだと世話を焼いてくれる親切な人間が多く、
子供の面倒や資金の調達にしても協力的、もうダメだと歌から離れた
後半に、厳しかった母親の援助には涙が零れる。彼女の夢は叶うのか、、

ストーリー的には凡庸であり、ラストもそうなることを予測できるが、
自身の夢を叶えるひたむきな前進力に圧倒されるほどパワーをもらう。
納得できるまでやり尽くすことで獲得できた自信は、今まで描いた夢
とは違うかもしれない。だけど、多くの共感を齎す選択もできるのだ。
ローズが人間的な成長を遂げることで得た教訓が歌から伝わってくる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハチコ

4.5スリーコードと真実!ところが、劇中のほとんどの曲がスリーコードだけでは弾けない真実

2020年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 6件)
共感した! 11件)
kossy