TENET テネットのレビュー・感想・評価
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SF作品だそうです…
この作品に限らず、極力映画を見る前には事前の情報、知識は入れずに見に行くようにしている。新聞各紙に載る映画レビューなども、さらっと読んで、それに影響されないように気を付けているほどだ。
さて、本作。
結論的には、星の数通りである。
冒頭のテロリストの場面から、大きな陰謀に取り込まれながらのスパイアクションか…といった感じのオープニングには引き込まれて見た。
しかしその後は、時空を移動しながらのSFタッチになり、さらに人物関係も入り込んでいてわかりにくい。
カーアクションありの、ドッカンドッカン爆発シーンありーの、で一大スペクタクル作なんだろうが、そこに無理やり、恋愛ものを織り込み、ドラマチックにしてみました、一丁あがりってか。
わざわざカネ出して見るほどではないね。大作、話題作は押さえておきたいという人は見てもいいだろうけど、これを「いい映画」だとは僕は思いません。
本作で初めて知った身長191センチのエリザベス・デビッキの存在を知ったのは、拾い物ではあった。
さすがノーラン。わからないままでも、十分楽しめる
冒頭から何が何だかわからないまま場面が展開していく。
全体的に言葉が少なく、会話も短め。
長めの説明は物理学だの、何だか小難しい。
それでも、主人公自身もわからないまま行動してるから、わからなさを共有しながら進むので、どこか安心感がある。
謎は謎なんだけど、あえてすべてを理解しなくてもいいのかな?みたいな。
ハートフルな面も、ドライに描くことで、無駄な感情移入がないというか。
不思議な感覚。
強いて乱暴に言わせてもらえば、
「撃ち殺したいやつは、とっとと撃っちまえ」(笑)
ぎれもなくクリストファー・ノーラン節。でも毎回違う作品になってるのが素晴らしい
今作もクリストファー・ノーランの、”映画の時間”で遊ぶ、世界滅亡より親と子の絆が大切って2大要素が入ってる。
でも毎回違う作品になってるのが素晴らしい。
ぶっちゃけインターステラー、インセプション、メメント、ダンケルクの方が好きかも。
でも常に違うモノを届けてくれるのが嬉しい
わけわからなすぎて吹き出した映画は初めてです笑
わけがわからないってより脳の処理が追いつかない。
最初10分から飛ばしてるけど、なんとか食らいついてる。
と思ったらやっぱ自分はまったくわかってなかったんだ;の繰り返し笑
起こってることの5%がわかったらオホォ!そういうことか!とテンションあがる。
70%わかったら興奮すごいことになるんじゃ?
終わりはすごい物語を見たんだなとちゃんと認識できる。
しかし見てるときはまったく理解できてない。ってか今も;
仕組み自体はそこまで難しくない。物理学の知識も普通に楽しむ分にはいらないのでは?○○が〇〇することさえわかればOK。
何が起ころうとしているかは理解できる。
ただそれを映像で見せられると頭がショートする。
気づいたら笑っちゃってた。新感覚。
どっちかというとノーラン独特のセリフ回しのほうが理解するの大変だった。
クールな言い回しでサラッと短く説明する。
あと独り言とか説明のための不自然の対話がほぼ無い。
視線をカメラで表現して、何を考えているのかは察せよ、と。
親切な作りでは決してないけど……ただ大枠の話がワクワクするスパイ映画なんで”わけわからへん!”と混乱しながらも楽しめます~。
劇中の早い段階で出てくる”考えなくていい、感じればいい”は絶対に観客に向けての言葉ですよね笑
前半の3/5くらいをフリに使うのがすごい。
フリ部分はぶっちゃけそこまで面白くない。けとこれがあってこそのTENETなんだなぁ。
満を持してはじめて○○が○○するシーンでしっかりと引っ張る間がゾクゾク。
実際に見て”あ、理解できる”と思ったのに、次のシーンで”え、なにこれ?”って脳がショートしました笑
クライマックスのシーンでは、目印になってた青と赤が○○してて”ふざけんな”ってなりました笑
親切な部分が出てきたと思ったら騙す気満々じゃないですかー笑
主人公はブラック・クランズマンの主演だったか!アフロじゃないから気づかなかった。
クールだけど飄々としてるのは同じだけど別人になってる役者ってすごいなぁ。
ケネス・ブラナーは樹木希林レベルの狂気とすら言える演技。オーラがありすぎる。自然に。
ヤーーー!キックで吹き出しそうになったけど絶対に笑うとこじゃないから耐えました;
ヒロイン(?)はひと目で長身なスタイルに目を奪われるけど191cmもあるのか。すごー。
IMAXで見ると音楽がヤバかったです。
ちょいインダストリアルで。暗黒面に突っ込んでった頃のカニエを聴きたくなる
クリストファー・ノーランの時間で遊んでるって感覚がめっちゃ好きなんですよね。神の遊びみたい。
はじめて○○する世界を移すシーンの間がたっぷりだったり、わかるやろ?って油断させといて大混乱の絵にしたり……今回はいつも以上に”遊んでる”なぁと。
作りながらニヤニヤしてるでしょ笑
期待し過ぎた感…
公開前にノーラン監督リバイバル上映4作品を観に行き改めてTENETへの期待を高め、更には「難解」との前評判を克服すべく物理用語や多少ストーリーもチェックして臨んだが、ド迫力の銃撃、大興奮の爆破シーンでも「何故?」「誰!?」ばかりで結局ストーリーには入って行けなかった…
時間遡行テーマの新しい領域
時間を一気に溯り通常の流れに乗るのが
今までの時間遡行モノなら
本作は遡行者と時間軸をすれ違うという斬新な表現に挑戦した革新的な作品だ!
殴り合ったり、直接やり取りするシーンには映像的な矛盾があるものの
遡行者と事実を操作し合うというギミックはすサスペンスとしても、映像としてもかなり楽しめた。
理解できないことがあるのはあたりまえ、語られていないストーリー的な欠落があるからだ
そんなことはきにせず、むしろ理解できないことを楽しめるなら本作は最高のエンターテインメントだと思います。
蛇足ですが、本作のラストあたりで「時砂の王」.を彷彿しました、ハリウッドが権利を持ってるらしいですが、映像化されないかなぁ
おもしろかったですけどねぇ!
逆行の場面で酔いました。車酔いみたいな感じでしょうか。あれ、自分も観ながら時空超えちゃったかしらと錯覚すらしました。初めから終わりまで、ずーっとドキドキ。一人でじゃなく誰か誘って観に来れば良かったと少し後悔。次の日に調べてみたら、主演の方と思われるジョン・デビット・ワシントンさんて、デンゼル・ワシントンさんの息子さんなんですってよー!と一人で勝手に騒ぎ、重厚感のある演技はお父上譲りね、と妙に嬉しくなりました。さ、インセプションをもう一度観ようかな。
アイデアは良いけれど
物語構成は確かに複雑。でも見たものをすべて記憶しながら観ればちゃんと理解できます。
その上で、時間の逆行が全面に押し出され過ぎて肝心のストーリーがつまらなく感じました。
時間の逆行はあくまでツールのひとつなので、「メメント」や「インセプション」などノーラン監督の醍醐味である伏線の回収からのカタルシスがピンボケしています。
観ていて「ああ、これから逆行するのね」というのは分かりやすいですし、はじめは新鮮なのですが、「で、何なの?」と思ってしまう。
ここまで逆行推しなのは次回作への伏線なのでは?とすら思います。
考えるな、感じろ!
とりあえずネタバレなしで。
タイトル通りに鑑賞すれば、何故か難しく感じない不思議な映画でしたwあー、そーゆーもんなのね?と細かいことは気にせず、あるがままに楽しめる映画です。
まるでゲームのような感じ?主人公が無味無臭な為(よく一人称のゲームにありがち)本当に突然その状況に放り込まれたにもかかわらず、何故かどうしてかスーパー能力の使い手の男は、色んな事に精通し、受け入れ、困難を克服し、既の所で危機を回避し、全てを丸く収める。その様に運命づけられてる。プログラムされてる。なんと言うか非常にゲーム的な展開で、ノーラン監督作品の中でもとりわけ、ライド感溢れる映画です。その為私は4DMAXでの鑑賞でしたがとても相性が良かったように思いました。
あの時あのキャラはどうしてたか、考察する為に2度3度映画館に足を運ばせる、そんな思惑も感じとれる、ニクイ(いい意味で)映画ですね。見終わって友達とあーだこーだ話したくなる映画です、是非ご覧頂きたい!
まだ観てない人におすすめしたいこと
①人物の名前と何者かを事前に知っといたほうがいい
→めちゃくちゃテンポ早くて親切な説明も皆無なので、序盤で訳わかんなくなる可能性あり
②このシーンこうやって撮ってんじゃないかなとか想像しないほうがいい
→映画の時間は未来に向かって一直線に進んでいることだけを信じてすげーーーってなればOK
③空港のシーンまでのあらすじを予習しといたほうがいい
→そこまでは重要なネタバレはないです
▼シナリオ自体は、007シリーズとか、ボーンアイデンティティとかに近いシンプルなもの
▽主人公が宿命に沿って、最悪の事態を阻止すべくミッションをがんばる
▽どんどん状況が過酷になってく感じは、韓国映画の『哀しき獣』に似てると思った
▼今までにない映像体験ができる
▽逆行してる世界に飛び込んでいくところとかもう大興奮
▽やや設定がめちゃ入り組んでいて、視覚的なおもしろさに没頭できないのが少しもったいなく感じた
▽観にいくたびにおもしろくすることで興行収入上げにいくのはにくい!でもおもしろい!
▼どうしても時間は未来に向かって進んでいくものという常識を忘れられるかが問われる
▽それが観客に与えられたミッションという、体験型の映画でもある
スパイアクション映画かと思わせておいて途中から頭がついていかなくな...
スパイアクション映画かと思わせておいて途中から頭がついていかなくなりつつ、その体験自体が面白い。音もいい。
新幹線の多目的トイレを見ると、この映画の回転ドアを思い出す。
酔った
1回目の感想として、
頭が追いつかないが、科学者の「感じれば良い」という優しいアドバイスもあって、理解出来なくてもワクワク楽しめる面白さがあった。そういう意味で酔った。
IMAXで鑑賞。映像美、音響素晴らしい。また、そこが面白いところかのだが逆行の映像も含めて映画酔いしてしまった。
人間の知的好奇心を掻き立てる新感覚の映画
難解だから何回も観たい。(ダジャレ)
その言葉で語るのが申し訳ないぐらい、それだけの奥深さがある。ついていけなくてつまらないではなく、随所に張り巡らされる伏線を見つけ解読してやりたいと思わせる力がある。
メメントにインセプションと時間軸や時空を操ってきたクリストファー・ノーラン監督の真骨頂。タイムスリップとは違い、時間を順行するものと逆行するものが同居する展開は画期的な新発明だ。
VFXに頼らず実際にビルを破壊したり、飛行機を買い取って突っ込ませたり、逆再生を計算しつくして組み立てた映像は圧巻である。
また音を巧みに使い緊迫感と緩急を出しているので、爆音の映画館で観ることをおすすめする。
謎と伏線が一気に回収されていくクライマックスは見事で、でも半分も理解できていないから何度も観返したい作品。うまくレビューの言葉が見つからないが悔しくも嬉しい。
やっぱりわかんなかった
ノーラン作品ということで「また難しい話なんだろうなあ」と思っていたら案の定。ただ、こういう多層構造の脚本自体は特に新しいものではなく、既存作品にも多数存在する。たとえば宮崎駿の作品も多くが多層構造になっていて、一番浅い部分では美しい感動作。掘り下げるとシニカルな皮肉を含んでいたりする。同じ多層構造でもノーラン作品との違いは浅い層だけ見ていても十分満足できることで、ノーラン作品のように置いてきぼり感を感じることは無い。ただ意味がわからなかったから星一つ!というのではおれは低知能ですと公言してるようで悔しい。まあこういう小難しい映画があってもいいけど、2回以上観たいとか思わないよね。
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