夕陽のあと

劇場公開日:

夕陽のあと

解説

豊かな自然に囲まれた鹿児島県長島町を舞台に、産みの親と育ての親である2人の女性を中心に織りなされる物語を描いた人間ドラマ。1年前に島にやって来た茜は、食堂で働きながら地域の子どもたちの成長を見守り続けていた。一方、島の名産物・ブリの養殖業を夫とともに営む五月は、赤ん坊の頃から育ててきた7歳の里子・豊和との特別養子縁組申請を控え、本当の母親になる喜びに胸を膨らませていた。そんな中、児童相談所の職員により、豊和はかつて東京のネットカフェで起きた乳児置き去り事件の被害者だったことが明かされる。そして、その事件の被告人である産みの母親は、島の食堂で働く茜だった。茜は7年の歳月を経て、再び息子を取り戻すべく島にやって来たのだ。突然の実母の登場に動揺する五月だったが……。茜を「くちづけ」の貫地谷しほり、五月を「アレノ」の山田真歩がそれぞれ演じる。監督は「海辺の生と死」「二十六夜待ち」の越川道夫。

2019年製作/133分/G/日本
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2019年11月8日

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(C)2019 長島大陸映画実行委員会

映画レビュー

4.0思ったこと

2023年8月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

難しい

育てた家族だけでなく役場の人も育ての親を優先させるのが子供の幸せと断定していたのには、違和感を抱きました。また将来島を出る時には、と言っていたけれど、この島は高校から出て行くのでしょうか?五月がうまいこと島から出さないように仕向けるかも、とか考えてしまいました。
というのも、祭で豊和が太鼓を叩くのをにこやかに見守る育ての家族と対比して暗い顔でバスに一人乗って行く産みの親。結局育ての親は以前と変わらぬ暮らしが続くのに産んだ親は、取り返しがつかない絶望感で寂しく去る。和やかに解決したかのようで産みの親が身を引いた、
という印象。

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りか

3.0オーソドックスな、あまりにオーソドックスな・・・

2022年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

設定から来る演技が過剰。鹿児島弁の方言が下手すぎて、気になって仕方ない。最後に持ってかれたなぁ~鰤の子育て、これぞ長島かぁ~😅ただ全体にセンスをあまり感じることは出来なかったものの、生真面目に取り組んだ正攻法の映画作りは好感が持てた🎵

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mark108hello

3.5特別養子縁組の詳細がわかる

2022年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 映画・ドラマではよくある話だけれど、8歳までにしなければならないとか法的根拠のあるしっかりしたストーリー。そして、やっぱり海は偉大だ。

 最近観た『ベイビー・ブローカー』でも「生まれてきてくれてありがとう」という言葉が印象的だったけど、この作品では「生んでくれてありがとう」。絶妙にニュアンスが違い、生みの親と育ての親との心理が交差する。

 将来どうなるのだろうか?茜に惚れてしまう男もいいし、俺だってそうありたい。小さな島であるがゆえに皆で育てる気持ちも温かく伝わってくる。かつて茜が受けていたDVの酷さを描いてくれたらもっと良かったとも思う。

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kossy

4.0子供は皆で育てる。

2021年9月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

 産みの親か、育ての親か どちらが子供にとって幸せなのか問いかける。育ての親と産みの親それぞれの気持ち想いが伝わる。

お婆ちゃんは子供は皆、預かりもの。と言っていた 自分の子供を育て高校生で島を離れる時この先戻って来ないかも知れない。と思った時に……子供は預かりものだと

とわちゃんが お母さんと仲直りしてほしいと茜さんに言ってきた時、心にじ~んと響きました。お母さんはさつきさんだと。そしてとわくんがお母さんはいっぱい居るんだ島の人皆がお母さんなんだって。確かにそうだね

最後さつきさんが茜さんにとわがこの島を出たらお願いね。で…… よかったです
 役場の秀幸さんはとっても誠実そうな人柄で茜さんにお似合いな感じでした。

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しろくろぱんだ
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