ドクター・スリープのレビュー・感想・評価
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映画としてではなく…
キング氏が世の中にアドレノクロムの恐ろしさを広めようとしたんだと勝手に思ってる
アドレノクロムを知ってからサンドラブロックの映画はもう死ぬまで一切見ないと決めた
こんなに面白いなんて
本当に面白い。不可解でまだ全部理解できてないと思うが、一時記録したい。
この映画は全てがあやふやで語ることができ無いと思う。それこそ作者にしかわからないことが多いと思うが、完成度は100%と言えるだろう。
すごい言葉で表現できないが、ダニーと少女の関係がとても好きだ。それでも人が死にすぎておかしいと思うけどね。こんな感じで師匠と弟子みたいなまたもな親友みたいなLoganみたいなきっとレオン見たらハマるだろうなー。
そんななか特に印象的なシーンはやはりホテルのバーでのシーンだろう。もう一回シャイニングを見たくなったりも。また、ダンの能力とかもイマイチ理解ができていない。結局斧で戦ってるしね。
原作読んでみなきゃわからないんかなーいろいろ
続編
シャイニングの続編ということだったが、当時批判ばかりされていた気がするこの映画だが、普通に1本の映画としては可もなく不可もなくと言った感じだった。
ホテル、双子の姉妹、浴室のおばあちゃんなど、シャイニングから無理やり引き継いでいるような登場人物が出てきて面白かった。
だいぶ前に見たものだからあまり覚えてないが、普通にホラー映画って感じだった気がする。
途中までは良かった
前作と言われるシャイニングとは、まったくもって似て非なる話。
途中まではジョジョの奇妙な冒険のようで楽しめたんだけど、両者の能力設定が今ひとつ曖昧で、後半はわけわからなくなった。
評価3.0
ダニーの成長物語。
「シャイニング」の原作も本作の原作も読んではいない。キューブリックの「シャイニング」に驚嘆し支持する者である(原作に忠実だというドラマ版も観たが、クオリティは映画版には遠く及ばないとの印象を持った)。
…という前振りをしておいてから、本作の感想を述べる。「シャイニング」の“お化け屋敷”の話と比べれば、本作の筋書きは“スーパーナチュラルな能力合戦”と言って差し支えなく、随分と毛色が違うことは間違いない。が、きちんと前作の世界観を共有しているし、リズム感や空気感は紛れもなくキューブリックの映画版を引き継いでいると言っていい。全体的にテンポもゆっくりで、ディテールを丁寧に描いており大変好感が持てた。ちなみにディレクターズ・カット版は、長くなった分一層キューブリック版のテンポと空気感に肉薄していると言って良い。
役者達の好演も目を引く。抑制を効かせたユアン・マクレガーの演技は重ねた年齢の魅力も上乗せされて上々だし、レベッカ・ファーガソンの不気味さと美しさも素晴らしい。最も特筆すべきは、アブラ役の子役、カイリー・カラン。あどけなさの中にも凛とした強さを感じさせる彼女の存在感は、本作の要石と言って良い。
原作には無いと言われる展望ホテルのクライマックスは、もはや旧作のフラッシュバックのオンパレードであって、あれほどの造形を再現した力量に驚嘆せざるを得ない。何十年も後になって、これほどの続編を観られるとは夢にも思わなかったが、この物語がダニーの成長物語という形できちんと語り尽くされたことに、心底嬉しく思う。よりたっぷりと味わうことができる30分ほど長くなったディレクターズ・カット版を強く推奨します。
お洒落さも負けてない
シャイニングを観て古着・古布にハマってしまいましたが、ドクタースリープもお洒落さで負けていないと思いました。もちろん面白さも。
ユアンマクレガーは皆さんも仰る通り、やっぱり良かったです。間違いない。引き込まれて、応援したい気持ちになっていきますよね。頼りない情けない苦悩する男のイメージから、奮い立って敵に対峙する頼もしい姿まで、全部素晴らしかったです。
貞子vs伽倻子のように、モンスターにモンスターをぶつけていく感じ、好きでした^ ^
期待値が高かっただけに辛口
事前に、シャイニングを鑑賞してから本作を鑑賞。
スタンリーキューブリックによる前作はとにかく映像が素晴らしく綺麗。
細部までこだわり抜いた、映像美。
しかし原作のスティーヴンキングは、シャイニングのストーリーに納得いかず、のちにテレビで作品をリメイク。
さて本作は?
超能力の戦いが怖く人物のキャラクターが立っているものの、何かが物足りなく感じた。
それはシャイニングにおける人物の中にある深い闇のような部分の描写だと思う。
良くも悪くも表現がストレートでわかりやすい反面、2時間半の長尺作品にしては薄っぺらな映画だったと思う。
今回、期待値が高かっただけに辛口。
続編の謳いはオマケ
ふと、振り返ってみると、よく原作の映画を見るのに、たぶんスティーブンキングを一冊も読んだことがない。
ドクタースリープのタイトルの由来(これから死ぬ人がかれをそう呼ぶ)となるシーンに感銘をうけた。恐怖や悲しみをかかえた絶命のまぎわに「眠るだけだよ」と話しかけるダンの能力はまさに医者だと思う。
読んだことがないのでわかったようなことは言えないが、ホラーでさえ、温かい人間味を感じることがキングの映画には、よくある。
ユアンマクレガーが善良に見え、レベッカファーガソンが邪悪に見えた。逆の見え方もできるだろう──と思ったので巧いと思った。
アブラ役の少女の顔立ちが聡明で──にんげんの顔には格がある──とつくづく思わせた。またポリネシア系のビリーからは人の良さが見えた。
わたしはスピリチュアルを信じず、霊感もないが、この世のものではないものが見える人がいるのは知っている。だが、受動として単に見えるだけで、その「もの」に働きかける力を持たない。と思う。
ダンやアブラやローズは、想念が交信ができる。心に入って、人をあやつることもできる。不実体が空を駆けて、捜索もできる。まあ、なんでもできる。
なんでもできるわけだから、スピリチュアルや占術でお金を要求するのはぜんぶ詐欺です。(いうまでもないですが。)
ほんとに見える人は見えることをむしろ悩んでいる──わけです。恐ろしい能力を商売にするわけがありません。
この映画もダニー少年(ダン)の自分が持ってしまった能力にたいする恐怖と悲しみから始まる。酒浸りの日々からなんとかぬけ出して再生するのが前半部だった。
ビリーのおかげで健全になり、悪霊も見なくなっていた矢先、幼少以来ディックの霊があらわれ少女を助けるよう依願される。・・・。
映画はいっけん大人しいが、すさまじい残虐性をもっている。悪霊たちは幼い子が苦痛を感じながら死んでいくときの霊魂(の煙)を糧として生きている。トレンブレイが演じたこともあり惨たらしさが際立っていた。それ(霊煙)を高級なTHERMOSの水筒みたいなのに入れて保管している。善良なビリーもマインドコントロールにやられ、アブラの父親もころされる。心理的なシャイニングとは違い、直截的な暴力によって展開する話になっていた。
仲間や身内の喪失も軽めに扱い、気分を沈滞させない。が、恩人のビリーがやられたのはかえすがえすも痛恨だった。
ただしダンにもアブラにも悪霊をはめる戦略性がある。善側が、弱者的・守備的でないところが、この映画に躍動感をもたらしている。やってやんよ──てな感じの少女アブラはたのもしい。この不実体の(超能力による)闘いはディックみたいな印象があったが、血なまぐさいホラー色は残している点においてやはりキングだった。面白い。しかしかなり長いw。
オーバールックホテルに入ってからのシャイニングをほうふつさせるシーン群については、権威主義の批評家が鼻息を荒くしながら縷説しているパートであろうと思われる。ので、とくに思うところはない。
いみじくもドクタースリープのウィキペディアにこんな記述があった。
『『エンターテイメント・ウィークリー』によるインタビューの中で、キングは『シャイニング』と『ドクター・スリープ』の間の継続性について取り組むために、キング自身の研究者であるロッキー・ウッドを雇ったことを明らかにした。』
(ウィキペディア「ドクター・スリープ」より)
どういうことかと言うと(個人的な想像に過ぎないが)キングがこれを「シャイニングの続編」としたのは、マーケティングのためであっただろう。てこと。
キング自身はシャイニングの続編を書きたかったわけではなく、成長したダニーを主役に据えて新作を書いた。のだった。が、続編と謳ったならば続編でなければならない。
なので「継続性について取り組むため」続いている話になっているか整合を第三者に確認してもらいながら書いた──ということ、だったのだろう。本人はそこ(継続性)に特別の興味を払うことができなかったから人を雇ったのであり、多作多忙なキングならば、じゅうぶんに有り得る。と、わたしは思った。
言いたいのは本作がシャイニングの続編となっているのはセールスポイントのようなものに過ぎない──ということ。庶民にとってそんなどうでもよろしいことに着目・固執しているのは、権威主義の映画評論家だけ──という話です。
前述したように、ホスピスの当直をしている彼が、死に瀕した者に「眠るだけだよ、怖くないよ」と慰めてあげる──それがこの物語ドクタースリープの骨子であって「シャイニングの続編」はオマケだと個人的には思った次第。
名作の続編というプレッシャーから逃げずに立ち向かった製作陣に拍手
オーバールックホテルでの惨劇から40年、成人したダニートランスは発狂した父ジャックトランスと同様にアルコール中毒に悩まされ、最底辺の暮らしを送っていた。
幼い頃に覚醒したシャイニングの力を用いて社会復帰を果たした矢先、ダニーよりも強力なシャイニングの力を持った少女アブラとの出会い、その力を狙い彼らを襲ってきた不死の生命体との戦いに巻き込まれるダニーを描いた、傑作ホラー映画『シャイニング』の続編。
世界最高の変顔おじさん映画『シャイニング』、まさかの続編として話題になった本作。
原作未読の為、忠実さは不明だが、全編通して異色の雰囲気を帯びたまさにホラー映画の金字塔とされている前作と打って変わって、作中で曖昧な表現にされていた超能力「シャイニング」に焦点を当て、その力を生気として取り込もうとする不死の集団とシャイニングの力を駆使して戦うダニーと少女アブラというサイキックバトルアクションムービー的な体裁で続編と謳う割に違いすぎる毛並みに戸惑う作品だった。
相手の意識を乗っ取ったり、意識を別空間に飛ばしたりと前作に見受けられなかったようなシャイニングの新たな力の可能性の数々に何の映画なんだこれはと2時間近くボンヤリと眺めていた末に唐突に上がったオーバールックホテルの悪霊たちを敵のボスのローズにぶつけようというアイデアから始まる水面を舐めるように進んでいくカメラワークでお馴染みの『シャイニング』OPパロに目が覚める笑。
先ほどまで動いていたかのように何の違和感もなく起動するホテルの基幹システム、無人のはずのホテル内に現れた父の顔を持ったバーテンダーなど不気味だらけのオーバールックホテルにてついに対面するダニー、アブラとローズ。
一騎討ちの末、正気を吸い取られ絶体絶命の窮地に陥ったダニーの切り札、封印していたホテルの化け物達が一堂に見え、ローズ、ダニーの生気を吸い尽くそうとする奇跡の化け物オールスターズ大集合の図は微塵の恐怖も感じない大爆笑のハイライトシーンであった笑。
君たちは集まったらあかんて笑。
前述通り原作未読なのでわからないが、前作からのつながりがダニーとオーバールックホテルだけの為、続編と称するには少し無茶ではないかと思う反面、映画作品としては前作があまりにも完成され過ぎていて手を出しづらかったであろう中、ホテルもエレベーターも廊下も237ババアも双子もグレイディも盛会じゃも斧もダニーもウェンディもジャックも既成カットを使わず(使えず?)全て撮り直した度胸と手腕は讃えたい。
あとキューブリック印の白目演出を忘れなかったことも評価したい笑。
何回見てもこれは最高の続編です...!
シャイニングの続編。
いやー。良いね。最高。何度見ても飽きないし面白いです。
まずキューブリック版にもキング版にも敬意を払ったところがいいよね。詳しいことはネタバレになっちゃうから伏せますけど。それに加えて一本の映画としても面白いってのがね。どれだけ続編として完璧なんですか?
しかも推しのユアンマクレガーさんが出てるっていうね。もう最高かて。その他の人もみんな良いんですよ。クリフカーティスさんもカイリー・カランもそれはそれは良かったですよ。
興行的には「IT THEEND」とか「ペットセメタリー」に負けてるけれどそ個人的にそれ以上の名作です。
本当にこのような名作を作っていただきありがとうございます。
続編?
シャイニングの続編か?とは思うけど、これはこれで別物として面白かった。
あのかわいかったダニーボーイがやさぐれてたのがショックだったけど、立ち直ってからのダンはユアンマクレガーがぴったりでよかった。
寧ろ「アダムスファミリー」の続編だ。
これは寧ろお化け一家が頑張る「アダムスファミリー」の続編だ。
映画史の至宝「シャイニング 」続編も最もツマラぬ方向に。
魅力は例の能力が不安定で結局役立たぬことだのに。
米国続編作りのダサさ本格露呈は寧ろ慶ぶか。
サイキックバトルなら和製「来る」が断然良い。
続編なのに面白い
題名の通りです。よくできてます。
スティーブン・キング版のシャイニングが
好きな人ならおすすめ。
これも、きちんと心が描かれているので。
続編となると、そこそこかなと
ハードルさげて観るのですが、
全然よかったです。
ちなみに、私はスティーブン・キング版
ではない方の、ただ怖いだけのシャイニング
に幻滅した人です。
同じ感性の方なら、この映画観て
はずれないと思います。
ちょっと始めの1時間くらいかな。
pc作業しながら観てましたが、その後からは きちんと観てました。少年がさらわれてしまうところから。
予想外の作品
シャイニングの続編だ!という気持ちでワクワクしながら見に行くと、序盤15分ほどでそのワクワクは打ち砕かれます。
しかしながら、飽きさせない展開と面白いストーリー、これは予算おろすためにシャイニングの続編って言ったんじゃねえの?と思うほど出来が良かったです!
ただ、見終わった後に残る「あれ?シャイニングの続編だったかな?」感と、結局言いたいことは何だったんだ感がひしひし体に響きます。
やさぐれてるダニーかわいいね
冒頭、ユアン・マクレガーが酒場で喧嘩をして、そのあと女を抱いて、朝はゲロまみれな女を置いて金を持って部屋を出ていく様子を見て、トレインスポッティングかと思いましたが、シャイニングの大人になったダニー少年でした。Born Slippyが流れなくて残念。
シャイニングの続編とのことですが、全体的なノリがダーク路線のハリー・ポッターみたいな映画です。
前作のホテルの亡霊がぁー、みたいな話ではなく、サイキッカーと彼らのエネルギーを食らっていきる種族(これがまたハリポタに出てきそう)との戦いを描いています。
でも、もともとシャイニングの原作もこんな感じのテーマだったのかな?
懐古主義映画かと思いきや、バリバリのサイキックバトル映画でシャイニングとは別な映画としても楽しめました。
わかりやすくいうと、シャイニングの世界を舞台にした魔法魔術対決みたいな映画です。
ちなみに、ダニーの母親の女優さんが前作と似ていてテンションがあがります。(こっちの方がかわいいという意見もちらほら見かけますが、一作目のお母さんも表情に味があって良かったよね、みんな?)
作品のタイトルにもなっているドクタースリープの由来であるダニーの仕事が何か尊いです。願わくば病院であの仕事をずっと続けて自分の存在意義を見出だしてくれたら救いがあったんだけどな、と思って切なくなった。
ダニーと友達になりたくなる、そんな映画でした。
REDRUM.
超能力者大集合
シャイニングの続編としては狂気と不気味さが足りないかな。
あのホテルの謎を解明する物語を期待してたがちょっと斜め上。
なんていうか、X-MENのプロフェッサー同士の戦いを見てる感じの映画。とりあえずアブラ強すぎ。
前作は超能力(シャイニング)がおまけ程度に感じたが、今作はそれをめっちゃ全面に出してる。
続篇に期待してた人が喜びそうな小さなネタもちらほらあり。とりあえず前作を見て欲しい。
これはホラー……?
「シャイニング」は観たし読んだけどずっと昔で、本作の原作は未読。冒頭のシーンのうちは「あ、ちゃんと覚えてないとわからないかな」と思ったけど、途中からは完全に独立した作品で、単体として十分観れる。
ただ、ダニーがメンターとなって若いシャイニングの持ち主を保護するという話は、全くもってホラー要素がない。終盤は超能力サバイバルだし、なんなら怖い思いしてるのは終始敵であるローズ。原作にどれほど忠実なのだろうか。
話の内容から察するに、元々はみんな人間で、強い力を持った人々がローズの仲間に引き入れられるんだと思うんだけど、スネーク以外はなんら能力がないのが気になる。
とはいえさすが「ソムニア」のフラナガン監督、キングお決まりの「善と悪」というテーマもしっかりあり、ただのホラーに終わらないストーリー性があってよかった。
不気味なんだけど、引き込まれる不思議な感じ
主人公が変な声が聞こえたり、見えてしまったり。
その能力を封印しながら生きている。
しかし、ある事件をきっかけに交信を始める。
なんだかよく分からない感じに次の展開が気になるという状態です。
結構時間もあっという間だったし、面白かった。
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