アド・アストラのレビュー・感想・評価
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単に……
父親に逢いに行ったのか??
そんな疑問が残る映画でした。
父親は地球外知的生命体の存在を追おうとする。
しかし太陽系を脱出出来ていない海王星で漂流する。
月面基地や火星基地ができ、月への民間宇宙船のバージン・アトランティック(笑)が航行する程テクノロジーが進んだ時代。
サージとかの宇宙嵐って何だったのか?太陽フレアの事?
そもそも地球外知的生命体を発見するには、とてつもなく遠い何億光年も離れた系外惑星に到達する必要があるし、劇中のイオンエンジン(電気エンジン)では到達不能の筈。
『インターステラー』の映画の様にワームホールでも突入しない限り到達不可能では?
しかし、父親は地球外知的生命体の発見に童心ながらもこだわり続けるが、息子は地球に帰そうとする。
何だかな〜と。
今回シネマサンシャインのIMAXで見たが、その巨大さに驚きつつも、この映画は上下からトリミングされている為に慣れてしまうとその巨大さが薄れてしまう。
おお…これはひさびさのポカーン映画。なぜこんなの作ってしまうのか。...
おお…これはひさびさのポカーン映画。なぜこんなの作ってしまうのか。ブラピかっこいいからそれでいいのか。
評価高いのは宣伝費いっぱい使ったとかなのかな?
父を訪ねて十億里
スケールは大きいのですが、展開としてはありきたりな感じで、とくにハラハラ感もなく、昨今のSF作品に比べると、見劣りする作品でした。
宇宙での孤立は「ゼロ・グラビティ」のほうがよかったですし、親子の絆についても「インターステラー」のほうが壮大で感動的でした。
人生も後半にさしかかったプラピの、紅葉的な魅力を楽しむにはいいかもですが、内容としては、少し眠たくなる感じなので、注意が必要かな、と。
メインテーマはなに。
主軸が途中で変わってしまったような…。地球を滅ぼすリマ計画を阻止するための活躍ものかと思いきや最後は親子愛の映画になっちゃった。おかげで深層心理のシーンが多くて睡魔に襲われた。実験動物のネタも唐突すぎて浮き気味。宇宙ベースの話でなくてもよいな。
冷たく暗い宇宙で温もりを探す為の旅路
なんかドン底にダウナーなレビューになってる気が
するので、そういうのを読みたくない方はご注意を。
大好きなドキュメンタリー映画に『LIFE IN A DAY
地球上のある一日の物語』という作品がある。
これは世界中から投稿してもらった2010年7月24日の
日常の映像を繋いで1日を構成するという作品なのだが、
この中で未だに僕の頭を離れてくれない言葉がある。
ある女性が涙を流しながらカメラに向かって語る言葉。
「孤独になるのが怖いから、孤独のままでいるの」
...
北極も月も観光名所や資源元として扱われ、
火星は薄汚れた地下鉄のようなハブと化し、
かつて憧れたような浪漫の消え失せた宇宙。
そこで淡々と任務をこなす主人公の心は虚ろだ。
分厚いスーツとヘルメットは
柔らかい心を守る為の固い殻。
にこやかに微笑み波風を立てず、
人と必要以上の繋がりも求めず、
どんなトラブルや悲劇も人生では
日常茶飯事だと諦めてしまえば、
心が激しい苦痛や喪失感に苛まれることも
無く、植物のように穏やかに生きられる。
だがその人生には、誰かを愛することで
得られる狂おしいほどの情熱も歓喜も無い。
宇宙のように冷たく空虚な心を抱えたまま、
目的を目的としてこなす機械のように駆動する。
...
しかし宇宙という究極の孤独に置かれ、
憧れた父に想いを馳せるうち、主人公
の鎮んだ心は再び激しく揺さぶられる。
世間からは英雄として持て囃されるが、
決して母や子を省みる人ではなかった
父への、愛憎入り雑じる感情。
そして突き付けられる“英雄”の真の姿。
母や子はおろか人の心を捨て去ってまで
己の使命に没頭し続けていた、怪物の姿。
終盤、己の硬い殻を形成した愛しい怪物と
対峙した主人公は、その憐れな姿に己自身の
孤独な心がやがて行き着く先を見たのだろう。
叫んでも叫んでも決して届かない叫び。
宇宙の果てまで追い続けたのに、
決して“人”としての自分を求めて
くれなかった父への巨大な悲しみ
(あの父親も己の頑なさを呪いの
ように感じていたと僕は信じたい)。
そして同時に、きっと彼は感じたのだろう。
自分を“人”として求めてくれて、遠い遠い
彼方から自分の身を案じてくれる人の温もりを。
...
陰影の強烈な月や火星の光景の他、
建築物は幾何学模様をねじったようなデザインや
シンメトリが美しく、同時に使い古された設備を
そのまま持ち込んだような薄汚れた現実味がある。
最後に訪れる海王星は、残されていた
未開の地のように幻想的な青が印象的だが、
美しければ美しいほどに募るその空虚さ。
「すぐ傍にある美しさを決して見ることの
無かった」父を越え、地球へと帰還する主人公。
遥か彼方の天へ(Ad Astra)の旅は、彼が
誰かと繋がること、痛みと共に生きること
への勇気を得る為の旅路だったのだと思う。
むしろエンターテイメント要素をもっと抑えた方が
良かったと思える部分もあるのが僅かな不満点だが、
詩的で美しく、心揺さぶられる映画でした。
4.5判定で。
<2019.09.21鑑賞>
途中のエピソードが全く意味不明
たくさん殺してええ話もないもんや
ここ数年で最低の銭失い映画
ブラピフィーチュアにすらなっとらん
駄作
カーチェイスの意味は?
火星の所長の意味は?
火星からの通信はどうなった?
何一つ回収しとらんし
アホか
ブラピもよく出たなこんな脚本
よく分からない...
これはSF ?遠くばかり見て、近くにある愛を見てないってことか?しかしなぜか時間の長いのは全く気にならなかった サージ結局どうなったの 猿が一番衝撃的だった
父と息子の物語
静かに淡々と進んでいくので好みが分かれそう。個人的には「惑星ソラリス」や「2001年宇宙の旅」を観た時の感覚に近い気がしました。「ワンスアポンアタイムインハリウッド」とは真逆のブラピの静の演技が素晴らしい!ただ1つ気になったのはトミーリージョーンズとは顔のタイプが違いすぎて親子にはちょっと見えなかったかな 笑
つまらない!
発車直前のロケットってあんな簡単に侵入できるの?
父が海王星で悪さしてる。→息子が止めに行く。→道中ゴタゴタを見せられる。→海王星で父発見し帰還を説得。→父、帰らず自殺。→データ持って1人で帰還。
これを無駄にびよーーんと伸ばしただけ。
父に会っても大した発見は無い。「父は驚くほど詳細にデータを残していた」的な事を言ってたけど、特に説明は無い。人類で一番遠い所で活動してたんだから何か報告してくれてもいいんじゃないの?
「必ず、見つけ出す。」ってキャッチコピーだから、見つけたからチャンチャンなのかな。
父の宇宙船(?)から自分の宇宙船に戻る時に、狙いを定めてジャンプしてたけど、、。無理がないか?何キロも離れてる場所にジャンプでピンポイントで移動できるの?
外壁を盾にして冥王星の輪(?)に突っ込む。岩石がガンガン当たるけど、腕もげないのかな。
やっぱインターステラーか。
いや、単体で考えても面白くない。
宇宙を舞台にした人間再生ドラマとしては・・・
「残念!!」というのが率直な感想です。
ネット情報では「2001年宇宙の旅」「インターステラー」「ゼログラビティ」「惑星ソラリス」などを引き合いに出して論評されていたので、期待半分不安半分で見ましたけど。
結果、それらの作品の足下にも及ばない浅さと軽さが印象に残るだけでした。
良かったと思うところは、
ブラッド・ピットの演技自体は、前半から終盤にかけての変化を抑え気味ながらじわっとしっかり表現していて、拍手を送りたいと思いました!
トミー・リー・ジョーンズの、短いながらもインパクトのある演技も、あざとくない狂気の表現で、人間味を感じました。(一部、怪しい印象のアップが異常に長く映されていましたが、これは監督の判断ミスだと思いました)
宇宙まで届く超高層な塔や、垂直に着陸するロケットなど、現実に今実現化されつつある最先端の設定がふんだんに描かれていて、面白く見られました。
残念に思うところは、
哲学的(?)ムードを高める意図なのか、主人公のモノローグが最後まで時々入るので、ストーリーの流れに集中できずに終わりました。モノローグの内容自体が段々深くなっていくとか、主人公の心境の変化を巧妙に表現しているとか、それ自体に魅力があればまだ良かったかも知れませんけど。
宇宙空間にいるというムードを高めるためなのか、とにかくセリフのない時間が長くて、正直飽きてきました。これも、映像だけで緊張感が高まったり感情移入ができるようなレベルだったらプラスに働いた演出になったんでしょうけど。
物語の主軸が「父の人格の影響に縛られて自己否定感の固まりになり、厭世的にもなっていた主人公が、父と対面したことによってその呪縛から解き放たれ、自分や周囲を愛する気持ちを得る」というものだとすると、設定とのサイズ感がアンバランスだと思いました。「ゼログラビティ」よりちょっと長いぐらいの映画にした方がよかったのでは?
総じて感じたのは、脚本作りから制作に至るまで、作品の方向性を客観的に判断する冷静さが足りなかったんじゃないかと思います。「これだけの情熱と予算と出演者が揃えば、良い映画になるはずだ」という、希望的観測に流されてしまった感じ。
監督に絶大な知的力量があれば結果は違ったんでしょうけど。
SF映画で人間の奥底を考察するというジャンルは大好きなので、これからも見続けたいです。
今回は、好きなだけにガッカリ感も強く、批判じみたことを延々と書いてしまいました。
俳優と映像を生かせない脚本が残念…
レビューの星評価が低くて躊躇していましたが、公開を楽しみにしていた作品なので、期待値を下げて鑑賞してきました。そのおかげで、そこそこ楽しめました。元来SFものは好きなので、近未来を舞台に宇宙を描いているだけでそそるものがあります。本作でも、宇宙や船内シーンはもちろん、近未来ガジェット、月面基地、火星基地なども登場し、リアルな映像を見ているだけでワクワクしました。
主演のブラッド・ピットはあいかわらずかっこよく、どんな時でも自分を見失わない冷静な人間であることに努め、それ故の苦悩に苛まれるロイ役をしっかり演じきっていました。共演のトミー・リー・ジョーンズも、登場シーンは少ないものの、重要な役どころで存在感を放っていたと思います。
しかし、これだけの映像美と俳優をもってしても、ストーリーのおもしろさが映像から伝わってきませんでした。サージから地球を守るというメインストーリーの裏で、父子の再会と対峙、それに伴うロイの変容を描こうとしているのでしょうが、これがどうにも中途半端でした。この親子の空白の時間や当時の思いをもう少し掘り下げて見せてくれたら、あるいは感動的な展開になったかもしれません。
逆に、月面カーチェイス、道中の他国船の救助、ケフェウス号内での戦闘など、アクセントにはなりますが、進行上必要なシーンでも伏線でもないシーンが描かれていたのは疑問です。それとも、自分が読み取れないだけで、もっと深読みが必要な大切なシーンだったのでしょうか。
いずれにせよ、脚本がもう少し練り上げられていれば、もっとおもしろい作品になったのではないかと思うと、残念でなりません。
余談ですが、同じアストラなら、最近最終回を迎えたアニメ「彼方のアストラ」の方がずっとおもしろかったです。こっちを実写映画化してほしいです。
つまらない
海王星に行った先で見たものは、なんて文句に騙されて観に行ったけど、見事に騙されました。観てる途中で何度も船を漕ぎ始めました。
こんなことならワンスアポンアタイムインハリウッドにすれば良かったと後悔しています。
リメイク版のソラリスの時もそうだったけど、宇宙映画でなんだか精神的な部分をテーマにするととても冗長になって必ず眠くなる。ソラリスの時も相当睡魔と戦いました。
もともとスペースファンタジーが好きなもんで、こういう映画に当たるのは避けられないかな〜。
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