アルキメデスの大戦のレビュー・感想・評価
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映画館でも見ましたが、Amazon primeで再視聴
戦争映画と思って見ると、あれっ?
って感じになりますが、これも確かに戦争映画ですね。
この作品はフィクションかも知れませんが、きっと当時でも本作の様に、戦争回避を目的に動かれた方はいたんでしょうね。
まぁ、私は浜辺美波さん見たさの視聴組ですが。
【フィクションなのにまるで史実。キャラと物語にのめり込んでしまう秀作】
・2019年公開の日本の太平洋戦争フィクション映画。
・太平洋戦争が始まる直前、「これからの戦争では戦艦よりも航空機主体のものとなるだろう」と考える山本五十六さんは、日本の国家予算を巨大戦艦ではなく空母に費やすべきと主張する。しかし、日本海軍では未だ「巨大戦艦こそ国民に希望を抱かせ、戦争に勝つための要となる」と考えており、巨大戦艦の建造へと進めようとしている。本来なら予算がかかるはずの巨大戦艦の見積もりが、山本五十六さんの母艦案よりも虚偽に安すぎる見積もりを立てられて、巨大戦艦案を通して戦争を推し進めようと画策される。そこで山本さんが偶然出会った櫂 直(かいただし)という数学の天才と呼ばれる学生を海軍少佐に任命し、虚偽の見積もりを暴いて日本国を戦争から守るべく、動いていく という大枠ストーリー。
※原作漫画があるそうですが、私は原作を知らない状態で鑑賞しました。
[お薦めのポイント]
・主人公 櫂 直(かい ただし)のキャラクターに引き込まれる
・櫂さんと田中少尉の凸凹コンビ感が面白い
・物語の落とし方がすごい
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物 語]
・久しぶりに「面白い物語を観た」と気持ちよく言える作品に出合いました。鑑賞前は「戦争ドンパチ系」を期待していましたが、実際にはヒューマンドラマ。群像劇に近い?ような流れです。にも拘わらず、非常に面白く感じたのは次の3つの要素でした。
1.櫂さんの軍人嫌いの変人天才設定
2.櫂さんと田中少尉の凸凹なやり取りが微笑ましくずっと見てられる(最初は櫂さんを嫌っていても、だんだんのめり込んでいく田中少尉の姿も素敵)
3.「結局、軍艦大和はどうなったのか」という落とし方
・物語の大筋は結構シンプルで、虚偽の見積もりを暴くために情報を集めようと翻弄するが、そこには幾多の邪魔が入ってうまくいかない、だけのお話。笑 ですが、「究極に嫌なキャラ」が1人もいなかったり、凸凹コンビがガツッとはまっていく成長ぶりだったり、変人天才 櫂さんが機転を利かせて問題を処理していったり、とするーっと最後まで見れてしまうのです。それだけで終わるなら、ただのフィクションドラマ、なのですが、実際の戦艦大和が作られて太平洋戦争で負けた事実、とフィクションをどう擦り合わせていくのか、という部分を非常に気持ちよく落としてくれています。この終わり方がとにかく痛快で切なかったです。
[演出]
・感想は物語とほぼ一緒です。素晴らしかったです。
・1つだけ。菅田さんが没頭しているときに出てくる数式テロップのようなものは雰囲気をアップさせて素敵でした。が、少ない印象だったので、もっとこの辺を大げさにして、ワクワク感をさらに強めてほしかったなぁと思いました。個人的な好き嫌いの枝葉の話なので、どうでもいいですが。笑
[映像]
・ドンパチ系ではないので戦闘シーンなどは極小です。が、その少ないシーンにもかかわらず、かなりリアルに製作されているところは凄いです。制作会社さんがROBOTさんのようですね、さすがです。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・菅田将暉さんと江本佑さん、最強のタッグでした。鑑賞前は正直「すごい!」とまでは思えない主演陣かも…と思っていましたが、鑑賞後は「このお二人でよかった!最高!」に。変人具合を見事に演じた菅田さん、かつての軍人さんの芯の強さと現代人の愛らしさを見事に掛け合わせて共感を生み出してくれた江本さん。この2人だからこそ、のめり込んでスルーっと最後まで観れたのだと思いました。もちろん、そのほかの俳優さんも素晴らしかったです。舘ひろしさんはいわずもがな、山本五十六像ピッタリ。
[全体]
・久しぶりにドンチャカゼロで「面白い映画」を観れた気がしました。フィクションですが、フィクションとは思えない物語の作り方。すごいです。この映画は、戦闘シーンが嫌いな方でも楽しく観れる「戦争映画」と思います。これまでの戦争映画とはちょっと一線を画す物語でお勧めです。ありがとうございました。
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#全体3.7 #物語3.8 #演出3.7 #演技3.8 #配役3.8 #映像3.7 #音楽3.6
武器を持たない男たちの戦い
漫画としても面白いのだけど、一本の映画としての完成度が驚くほど高く期待せずに見たのにも関わらず感動してしまった。
感動というのは悲しくて泣くことではなく、心が震えたと言う意味だ。
巨大戦艦を廃案にするために見積金額の不正を暴くべく、何の資料もないところからの、あっと驚くような展開、そこにきてのどんでん返しと、巨大戦艦の完成にかける皮肉的な結末。
まさに驚きの連続だった。
主人公の天才っぷりがあまりにも非現実的ではあるのだけど、それがどうにでも良くなるようなラストの展開が素晴らしい。
最後の最後までこの戦艦の名前を出さずに、最後に大和という言葉を持ってくるのは映画のクライマックスとして最高でした。
日本という、負けることを知らない国が負けを認めさせるための依代としての存在。
この戦艦が沈む時、日本は負けを認めざるを得なくなるだろう。
それが大和だ。
完全なフィクションなんだけど、悲劇の運命と重ね合わせると、なんとも言えない気持ちになる。
フィクションです。
フィクションです。CGは良かった。
でも歴史観は歪曲されていますね。数十年前に習った歪曲されまうさの歴史のストーリー。
現在は色々解明され、事実が異なります。艦隊至上主義?笑日本が開戦した?笑
真珠湾攻撃より数ヶ月前に、アメリカは日本に攻撃してますよ。日本の映画が歪曲した歴史の自虐映画を作ったらダメでしょ。
当初の高揚感が悪い意味で裏切られる。
まず戦艦大和は撃沈されると。これは事実であり、いかに主人公ががんばっても大和の建造を止めることはできないし、撃沈を逃れることはできない。では、彼は何をしたのかに注意が行くわけ。タイトルからも分かる通り、主人公は天才的な数学的能力で難問を解決するらしい。では、数学で何を求めていくのかというと……わずかな資料をもとに新建造船の本当の見積り金額を暴くという、なんだかスケールダウンしたことになっている。(おそらく原作がそうなのだろうし、見積り金額を積算するといってもそれなりに数学を使っている。冒頭からこの設定ははっきりしているのでネタバレとはいえないと思う)
実は鑑賞するまで、大和建造に関わる技術的な欠陥を指摘して対抗するものだと思っていた。実際、最終的にはそれも含まれているが、主題はあくまで見積り問題。「数学」に思い描く我々の想像の膨らみを見事に踏み潰してくれる。しかも数学という純粋な思考体系が「情緒」に敗北するという絶望的な展開。まあ、それが人間というものだ。
観ている間はそれなりに心を動かされるのだが、観終わってから何か釈然としないものを感じるのは、太平洋戦争を舞台にする作品の故か監督の力量か。監督の力量といえば、山崎貴という監督は基本的に人物の演出は苦手なのではないかと思う。菅田将暉は大人と子供の感性を両方持った人物としておそらく「自ら」演じていて感心するが、ほとんどの人物の描き方はあまりにも類型的。いつか見たあの時のあの演技にしか見えず、新たな感興を覚えない。記号的だ。
ラストの展開は「わー、気持ち悪っ」ってなること請け合い。ほんと気持ち悪いっす。
原作との乖離を感じてしまう
漫画原作を読んだ状態で視聴しましたが、終始櫂直のキャラクターに違和感を感じてしまった。原作では冷静沈着でクールな印象を受けましたが、今回の菅田さんの櫂直はオタク気質で感情的になりやすいという印象でした。もちろんそのような櫂直の解釈があってもいいとは思いますが、私個人としては原作の圧倒的な完璧主義のキリッとした櫂直の方が物語にハマっているように感じました。そこがずっと気になってしまい、しこりの残る結果となりました。
しかしながら戦闘シーン等の大迫力の映像については、とても感動しました。
原作はまだ終了していないので、これからも引き続き読んでいこうと思っています。
これは本当の戦争映画です。
文句なく面白い映画ですね。
話しの内容、テンポ、飽きない映像。
映画として素晴らしい出来です。
ドンパチを描く戦争映画も好きですが、こういう推理モノに近い話しもすきです。
クライマックスでこれが本当の戦争映画と感じました。このあたりも素晴らしい。
惜しいのは菅田将暉の演技がオーバー過ぎなところとエンディングでもう少し拘って欲しかったところかな…
リアリティのあるフィクションながら才能に嫉妬を覚える映画
2019年に公開された映画だが、最近ネットフリックスに追加されたので視聴。
巨大な戦艦か空母か、アメリカとの戦争に向けた戦力として相応しい兵器を製造するため、軍では会議が行われていた。戦艦を作り日本の美と英知を見せつけるか、主戦場を空として捉えた空母を作るかは、それぞれの正義に基づく戦いであった。
史実と違い、登場人物や実際の筋書きはフィクションながら、大日本帝国やその考え方、軍規の厳しさなどのリアリティを混ぜた展開のため非常にのめりこめた。
主人公の櫂は本作オリジナルの人物で湯川直樹と並ぶと評されるほど数学に関しての天才。数字に関する知識や真実を追い求める情熱が非常に伝わると同時に、リアルでこんな人物がいたらとんでもなく嫉妬する。2週間で積算、数日で図面を書き鉄の数量で見積もりをはじき出す方程式を編み出す。かなりフィクションを感じるが、それでも天才ならできてしまうのだろうかと思ってしまうギリギリのラインが面白い。
平山の真実の正義と自国を憂う考えにも非常に共感と納得を覚えた。表面的な正義を貫こうとするだけでは自国を守れず、また勝つことだけが正義ではなく負けた後の国の行く末まで想像することにも思慮深さが感じられた。
最高軍事機密『軍機』
軍機を振りかざしやりたい放題の大日本帝国(そらあ戦争に負けるわなあ、というか勝つ気があったのかさえ疑わしい ^^;)。まるで江戸時代の武士の切捨御免。大体、部外者ならともかく内部の関係者にすら軍機を盾に全てを極秘なんて大本営にして周囲は敵だらけだったに違いない。そらあ無茶な命令を繰り返せば信用をなくして当然。
天才数学者櫂直大日本帝国海軍少佐は架空です(そうだろうなあ ^^;)。こんな完璧な理論武装した数学者が当時大日本帝国陸海軍に少佐なる将校がいれば大本営が嫌がる国民を徴兵した特攻機に乗せて玉砕せよと命じる事はなかったかもしれない。いや、それ以前に反日左翼の非国民として逮捕して処刑命令が出たに違いない。
原作からなので少し物足りないのは仕方ないのかな。でも映像化するとこんか感じになるのは面白い。これは戦争映画という名の経理物語。諸悪の根源(要は悪役で所謂ラスボス)嶋田繁太郎を演じる橋爪功は役を志願したそうで見事な嫌われ役を演じてる。一番の食わせ者は平山忠道を演じる田中泯。数学者の櫂直と同じく平山忠道も実在しないのでなるほどと思った。要は櫂直と同じタイプのインテリで24で例えるなら櫂直がクロエ・オブライエンなら平山忠道はジャック・バウアー。
菅田さんは戦隊ヒーローだと…
美しいものを見たら図りたくなってしまう
数字が好きな男のstory
メジャーで図りながら船の構造予算案を出すことができる スゴい人 変人と言われて最後は天才だと思われる
菅田さんが垢抜けているので……カッコいい
その数式が戦争回避できる方向だったらよかったのに逆に戦艦大和をつくる手助けになってしまった事が悲しい
数人の滑舌の悪さが気になりました
早口のセリフだからかもしれませんね
戦艦の発注を決める時の会議が少しオーバーリアクションで菅田さんが将に戦隊ヒーローの様です
その中で田中みんさんの言葉は切々と届きました どう考えても戦艦を造っている場合ではなかったのに
国民の貧しさ等考えてない軍事政府の愚かさ…… ただ美しい戦艦大和を見たかっただけなのかも
素晴らしい発想
大和製造にまつわる製造を回避しようとする数学者の奮闘画最初の展開ですが,のちには日本の再興までを考えた思想間で発展するところが面白い。
また数学により,戦争を回避しようとする発想がとても斬新で良かった。
本作で一番良かったのは,平山中将役である田中泯さん。
最初は,胡散臭い役のように見えましたが,その思想,考えにはとても感銘を受けた。
最後の大和が出港するさまはまた印象深いものがありました。
久しぶりに実際には戦闘シーンのない骨太な戦争映画が見れた気がしました。
狙ってるのかよく分からない異物感
小道具や殆どの俳優陣の雰囲気が当時の趣を感じさせていて凄く好みだった。
ただ、主演だけがその中に異物感を醸し出していた。
軍人ではないキャラなので、当時の軍人っぽくない演技をしているという狙いなら良いのだが、天才数学者という雰囲気でもなかったので個人的には微妙。他の役者がそれぞれ当時の人物に見える中、一人だけ演劇っぽい動きをしているせいで、急に現代の役者そのものを見ているかのような気持ちになった。
もし原作もそういう描き方をしているのならば、原作再現としては非常に正しい物なのだろうが…。
68点
キャスト豪華ですよね。
菅田くんとエモたすが仲良くなったきっかけの作品。
私も数学が得意で好きなので、見ていて興奮しましたし、相変わらず菅田将暉は鼻が綺麗だし、浜辺美波のあの衣装と雰囲気が相まって可憐さがすごかったし、舘ひろし渋くてエロいし、、、
個人的に柄本佑の人柄を詳しくしれた作品でもあったので、そういった意味でもこの作品に当時出会えて良かったなあと思います。
是非。
予告編を観てから鑑賞すると、本当に良い意味で裏切られます
戦争を題材にした映画は好きでは無いのですが、評判が良いので鑑賞しました!
いわゆる「戦争シーン」は冒頭の5分のみ、誰もが知るあのシーンから展開される。
ストーリーは菅田将暉演じる天才数学者を中心に想像通りの展開で進みます。
国家のため、個人のため。
「会議、会議、会議。」
この映画は予告編を観てから鑑賞すると、本当に良い意味で裏切られます。
まとめ方も素晴らしかった。
ストーリーに説得力がないフィクション映画。!
昨今の日本人が斜めに物事を見たがるがそれが好評の理由かもしれない。
また、相変わらず山本五十六が正しいと言う前提になっている。
此の映画を正確に評価するには軍事的な知識と兵器の歴史も知る必要があると思います。!
大鑑巨砲主義を捨て切れなかった旧海軍が敗戦の要因ではない事。
もっと言えば空母部隊に突出して頼り過ぎた為負けたと言える。
(旧日本海軍の空母や戦艦等の艦艇はアメリカ空母艦載機にこてんぱんにやられているが日本の空母艦載機が沈めた正規空母はイ168潜水艦にとどめを指さされたヨークタウンをふくめても四隻で戦艦にいたっては真珠湾意外は0である。)
またアメリカ海軍の巧みな戦術と最新機器の前にも敗れたとも言える。
そのいい例がミッドウェイ海戦である
三空母亡き後、空母飛龍から攻撃に飛びたった艦載機は空母ヨークタウンに致命傷を与えるが艦載機の被害は半数以上の損失となっている。
これはまだ対空砲にもVT信管もまだない時代にあってアメリカ海軍が空母を中心とした艦隊を輸形陣と言われる防御作で他の艦艇が空母を守る策をとったからである。
その後の空母を主体となった南太平洋沖海戦では空母ホーネットを沈めるが
VT信管も実用化された為日本艦載機の被害はさらに増大する。
特に搭乗員の被害はミッドウェイ海戦よりもさらに悪化し取り返しのつかない状況となった。
これ以降(開戦から1年もたたないで)日本の空母部隊はまともに機能出来なくなった。
これが事実である。!
空母主体による航空部隊による有効性(真珠湾の最後通告1時間前の奇襲を除外すると完全勝利はない)示めしたもののその後アメリカとの空母同士の海戦は引き分けか負け戦である。!
これは、連合艦隊の艦艇、艦種を有効に使用出来なかった事が大きな要因の一つである。
特に大和に代表される戦艦群は有効に使用されていない。
ミッドウェイ海戦時に、もし空母四隻の周りに輪形陣の策で大和や長門がいて対空射撃をしていたら空母四隻は沈んでいただろうか?
なぜ、ミッドウェイ島やガナルカナル島の砲撃に戦艦大和の46cm砲を使わなかったのか?
また最初の戦艦対戦艦の戦いでも日本は負けている。
戦艦比叡は新鋭戦艦ワシントンの対決で比叡は沈められている。
アメリカ海軍は惜しみもなく新鋭戦艦を此の戦いに投入してガナルカナル島を必死に守ろうとしているが日本の新鋭戦艦大和、二番艦武蔵は温存され作戦に参加させていない。→大和ホテルと武蔵屋旅館状態。
※沖縄特攻であんな惨めな作戦を実施するなら、さらに言えば対米戦早期講話を実現するなら、ここで突っ込ませるべきであったと思うのは私だけではあるまい。
せめて二艦失う事を恐れたのであればどちらか一艦だけでもと思う。
→山本長官何故?
大和を使用するタイミングを見失い、さらに艦艇同士が互いに守り戦う思想も旧日本海軍には足りなかったのである。
現代の軍事理論では常識の事。!
戦艦大和だって有効に使えば活躍出来たのである。
そして必要な戦艦だったのである。!
アメリカ海軍でさえ20世紀後半まで海兵隊の強い希望もあり戦艦を配備していた事実がある。
また、ソビエト崩壊前のソビエト海軍は近代兵器をまとった戦艦を配備してアメリカ海軍に対抗していた、事実もある。
映画の平山中将の言う大和は日本人に敗北を促す為(よりしろ?)に造った船ではない。
勝利の為に作った戦艦である。!
数学の道理の前に軍事理論を触れていないし、二番艦武蔵、三番艦信濃の事は無視され、山本長官側が提案する新規空母案は何も触れられていない。
(翔鶴型2隻→大鳳型1隻→?)
さらに平山中将曰く、!
大和が沈めば日本は戦争を諦める。?
大和型の二番艦武蔵が大和が沈む5ヶ月前にレイテ、シブヤン海で沈んでいますよね。
同型艦の武蔵が沈んでいるのに日本は戦争をやめていませんよね。!
大和が沈んでから二発原爆落ちてますね。!
大都市の空襲もありましたね。
大和が沈んでから何十万も死んでいますよね。!
平山理論(浅はかなセンチメンタル)は歴史的事実とかなり異なり、ある意味不謹慎とさえ思える。
「ふざけるな!」と言いたい。
ストーリーに説得力がない映画。
私から言わせれば戦艦大和に間違ったノスタルジックを植え付けた映画である。!
ただ、役者さん達の演技は見事。
冒頭の大和の戦闘と沈没シーンの特撮は「男達の大和」よりリアルで進歩したと思う。ここだけは評価したい。
(星2の理由。)
自国の戦艦を正確に評価出来ない映画関係者は本当に嘆かわしい。
この映画を見て変に感動する日本人もまた、哀れで涙が出てくる。
菅田将暉君がラストで大和を見て涙した様に。
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