ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのレビュー・感想・評価
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映画愛に溢れた傑作
なんと堂々の2時間40分という長尺。
しかし全く飽きさせずに仕上げているのが、さすがタランティーノと唸らされます。
しかもそれがかなり面白い。
音楽は相変わらず素晴らしいです、このセンスはすごいよなぁ。
物語自体はあるような無いようなだらだらとした展開だが、それが実に味わい深いのです。
全体的に映画に対する愛が強く出ていて、随所でクスリとさせてくれます。
そのエピソードなどの差し込み方も絶妙なんですよ。
それと今回はディカプリオの芝居が素晴らしかった。
ジャンゴの時は割と無難な感じでしたが、今回のはしっかりタランティーノ作品らしいアクターでした。
そういえばブラッドピットとディカプリオって初共演だったんですね?
この二人がまた、色々なところが実にハマってたんですよね。本当に役にぴったりなんです。
気がつくと彼ら二人の人生に魅せられていました。
少しほろ苦い感じになってくるのですが、テート事件のくだりから急に緊張感が出てきます。
そして色々なピースが繋がって来るんですね。
ラストの置き方も素晴らしかったです。
練り込まれた脚本、エッジの効いた音楽、深い芝居、散りばめられた映画のエピソード、胸にしみる物語。
これだけ面白い作品はそうは無いでしょう。
本当、素晴らしい作品でした。
※オープンになっているので触れますが、作品はシャロン・テート事件(ハリウッドであった実際の事件)がベースとなっています。
事件を知らない方は事前に知っておいた方が良いと思いますよ。
タランティーノの気持ちを知ることができ、より面白く鑑賞できるでしょう。
映画って楽しい〜〜〜!
洋画はここ1年でたくさん観るようになったので、クエンティン・タランティーノも名前は知っていましたが、観たことはなく。
ただ興味はあったのでとりあえずパルプ・フィクションを予習し、観た方がいいと聞いていた大脱走を予習し、シャロンテート殺害事件についてもネットで軽く予習し、というくらいで観てきました。
感想。た、楽し〜〜〜〜〜!!って感じです。うわ〜映画って楽しい〜〜〜!となりました。本当に。
映画館で客席からあんなに笑い声が漏れているなんて体験はじめてでした。
映画っていいですね。
あ、あと、パンフレットがすごく充実してるので買うべきです!字で埋まっているタイプの中身の詰まったパンフレットでした。ブラピは文字でもかっこいいですね。
かっこいいブラピ、演技の幅でみせるディカプリオ、歴史改竄好きのタランティーノ
プロデューサー業も精力的にこなしているブラピが久々にワイルドでカッコイイ役をやっていた気がする。フューリーなんかも熱い兄貴という感じはしていたが、ミステリアス感もあったのがより良し。
ディカプリオは人気者から落ち目の役者。そしてにわかに再生するという波瀾万丈な役柄をこなしているが演技の下手な演技というのが絶妙にうまくて笑える。いまだにディカプリオと言えばタイタニックというのはチラつくものの凄い俳優だなーと感じる。
シャロンテート事件はポランスキがme too事件か何かで話題に上がった時に知った事件だった。予習なしにこの映画を見たが何となく予備知識があったことで、薄い予備知識どうしが脳内で繋がって面白かったです。にしても派手に歴史を書き換えるなタランティーノはというのが久々にイングロリアスバスターズとかも思い出した感想
あとマーゴットロビーはいまTOP3に入る女優です
え、、これで終わってくれるの?
愛すべき2人の、どこまでも愛すべき日々を、最高に淡々と紡いでいく
そして、避けられない宿命の日に向かって、何か不穏な空気が漂い出す
「その日」は間違いなくやってくる
だって、史実がそれを裏付けている
あー!!ごめんなさい!
そうでした!!
これはタランティーノの映画でした!!
忘れてました!!
まじで最高だぜ
そんなのアリかよ
なるほど、確かにね
映画ってそういう娯楽だし、ツールだよね
最後に、、
fu⚫︎k‼︎と言わせたら右に出るものはいないな
ディカプリオは!
ちょっと長かった
ちょっと長かったかな。途中ちょっと飽きたけど、最後の迫力はさすが、タランティーノ。スティーブマックイーンの昔の映画をしらないとこの映画のユーモアは分からないかも。ブラピはでもかっこいいな。男が見ても、こんな男になりたいね。
ごめん…死ぬほど眠かった
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
鑑賞日 2019 9/12
クエンティン・タランティーノ作品は初めてで、どのような作風かも知らない状態で鑑賞。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットとマーゴット・ロビーの演技は相変わらず素晴らしいが、はっきりそれ以外の魅力は全く感じなかった…。何を伝えたいのか全くわからないし、中身のない話をほぼ3時間に渡ってグダグダ…。そして実話とは程遠い結末…。
自分はタランティーノ作品は苦手だとわかった一作。
相変わらずTarantino作品はカタルシスがすごい
Quentin Tarantino監督作品への信頼度はすごい。今回もサイコー。史実とのズレがどれもひねりが効いていた(年齢確認が一番好き)。Margot Robbieが壮大なフリとしてしか扱われず、Brad Pitt & DiCaprioとほぼ絡まないのは残念だったけれど。
Tarantinoは「The Wolf of Wall Street」にめちゃくちゃ嫉妬したんじゃないかなぁ、と感じさせるMargot RobbieとDiCaprioの扱い。他方、Pittが年相応になりつつキメキメのシーンの数々をサマになる形でこなしているのはたまらなかった。
主人公は、西部劇で活躍する俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカ...
主人公は、西部劇で活躍する俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と彼が信頼するスタントマンでありながらも、リックの運転手をするクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。
一世を風靡したこの二人の役者も大人になった(老けたなー)と違う感情で観ていました。
ブラビはカッコよかったです。
ハリウッド&スター
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのファンだったら必見かと。私は世代的に二人のファンではないが、今まで見てきた作品より二人の良さはよく理解できた気がする。
それをハリウッドという二人にとって馴染みのある舞台で、かつある程度の年齢いってればよく知ってる事件を題材にして、映画ヲタの映画監督が映画化。
俳優はちょい役の方も含めて全体的に優だったが、監督に関しては、キャリアのエンディング(遺作)感がちょっとあって、「えー今段階でこの映画つくるのー?」感は否めない。映画製作意欲とか薄くなっちゃったの?興味なくなった?(小声)ネタ切れ?というか。だって自分が一番得意で好きなジャンルでしょ?
よく知られた題材とはいえ、ネタバレ無理派はネタバレなしで行った方がいい。(確かそんな事前情報があった気もする。) ネタバレ無理派で、なしでいってとてもドキドキしました。
シャロン・テート殺害事件を軸にその頃のハリウッドを描写した映画。 ...
シャロン・テート殺害事件を軸にその頃のハリウッドを描写した映画。
予備知識なしで見ていたので、正直何がなんだかさっぱりわからなかった。
主人公の内面の起伏を軸にすると、平行して描かれている若手女優の描写の意義がわからないし。
若手女優を起点に読みとこうとすると、単に女優としても、プライベートでも充実した姿が描かれているだけなので、そこから何も浮かび上がってこない。
なので見終わったあとすごくもやっとした。これ何を訴えたいの?
レビューを見ると、シャロン・テートという方の事件が基軸になっているとのこと。カルト集団に惨殺されてしまった方。
また、その事件のルポというよりはその事件を基軸にその当時のハリウッドの人間模様を描いているとのこと。。。
なるほど。そういう映画か。。。
そういう視点で、映画の場面、場面や、人間模様を振り替えると、あ、なるほどそういう映画か、と。
ストーリーは分からなかったけど、なんか雰囲気あってカッコよかったし。ヒッピーの若さ、危うさのような部分も感じられたり。ハリウッドにいきる人たちの光と闇を知ることができたり。ハリウッド界隈の空気感を感じる映画なのかな。。。
もう一回みたいです✨
タランティーノだから問題なし
相変わらずの情緒不安定な感じ
全体的に黄色くベトッとした感じ
よかった
昔ながらのアナログ感
タバコの煙、湿気
その時代の渇き、だらしなさ、安っぽさ
オタク的な部分、あまりわからないが
時代のにおいが伝わってきたような
気がする
不謹慎さ
こじらせ感
苦笑い
無邪気
確信犯的薄っぺらさ
何回か声を出して笑ってしまった
すきがあってほっとする
ビール飲みすぎてトイレ2回
主演のふたり
持て余すかと思いきや
見事に使いこなしていたと思う
しぶかった
時間の長さもあまり感じなかった
アメリカ映画への憧憬と。
かつてのハリウッドスターや映画に詳しくないので、タランティーノ監督の拘りを味わい尽くせませんが、半世紀前の映像エンターテイメントにまつわる現場の雰囲気が楽しめました。
ディカプリオが演じるピークを過ぎた俳優の焦りや自分への憤りは、時にユーモラス。誰にも心当たりがあって応援したくなります。
160分と長いため、劇中劇を熟考していると「途中で話が分からなくなって、ブラッド・ピットが格好いい事だげ見てた」(上映後、通路で聴こえてきた感想より)になるので注意してください。
時間の無駄苦痛しかない映画
異常にながく感じるダラダラしたテンポで
中身もなく何の抑揚もなく、
タランティーノの自己満以外にナニモノでもない。
スピルバーグのレディプレイヤー1のようなオマージュ知らない人でもストーリーを楽しめる作りではなく、
いつものストーリーがしっかりしてる名作への二番煎じアレンジではなく、地で自分用映画を作ったからつき合え姿勢なので途中で席をたつ人、多数。
つまらないの一言。
怒るか怒らないか。
事件はリアルタイムでは知らないが、アメリカのミステリ/ホラー/サイコスリラー小説と映画を追いかけると周辺情報として否応無しに見聞きすることになるので。だからその日が近づいてくるのにハラハラして、最後は…。
ストーリーは正直どうでもよく個々のエピソードやディテールを面白がれないと辛い。
ポランスキーってこんなイケイケな感じだったのか。
マーゴット・ロビー/シャロン・テートはウザさすれすれであざといばかりにキュート。映画館エピソードとか。最後は…。
情けなさ全開のディカプリオはあまり観たことなかったが、特にプロフェッショナル子役との一連のシーンは楽しんだ。
逆にブラピは(仕事以外は)ちょっと隙がなさ過ぎに思えたが、バランスを取ったということらしいので、まあ良し。
当時の映画や音楽に詳しいと更に楽しめるのだろうが、私はそこまでではないので。
子供の頃にテレビや映画で見たアメリカの空気感を思い出す
カーラジオやレコードから大音量で流れるクラシックロック。
トルクの効いた車のエキゾースト音。
ドラック、ヒッピー、バオレンス。。。
いわゆるカウンターカルチャーの真っ只中の混沌としたアメリカ。
子供の頃に映画やドラマでよく見たアメリカ。
大人になって実際にLAで生活した体験。
自分の中の心象風景が蘇る。
アメリカ好きだなあ。。。
タランティーノだからストーリーは空っぽ。
ブラピはあの年でカッコいいよ。
きっと誰にでも分かるように作られた作品では無いように思います
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの共演と聞いて早速鑑賞。二人の掛け合いはさすがに楽しめたのですが、物語の色々な伏線が結局どのように回収されたのか私には良く分からないことばかり。なぜ結末があのような終わり方になるのか、正直私の頭は混乱しっぱなしでした... 迂闊に近づいたらあかんやつのような気がしました。
音楽がいい♪
登場人物の車や家のラジオや部屋でかけるレコード(!)から流れる音楽が、とにかくいい!
サウンドトラック、欲しい♪
エンターテインメントに生きる人とヒッピーの暮らし。
どちらがいいということではなく、どちらも現実離れしているように感じるのは、庶民的として普通に生きているからなのかww
プロデューサーや少女に現実を突きつけられて泣いてしまった時の主人公にだけは、共感できた。
エンドロールが流れても、最後まで観ないと!
「Good fiend,Cliff」「I Try」
50年も前の、昔、昔の話。
まず、実際に起きた「シャロン・テート殺人事件」を知った上でこの映画を観ることが必修。
シャロン・テートの隣人である二人はフィクション。彼らがどう絡んでくるのか、いつ事件が起こるのか、「時間よ止まれ!」的な気分で意識はそっちに行きながら、よそ見をしているような状態で終盤へと突き進む。ラストは、まるで手品師が、客の目の前でパっと予想外のものを見せつけてニヤリとするような、そんな驚きと喝采。ただこの喝采は、暴力性が強いこともあって人によっては眉を顰めかねない。個人的にもこの手の表現ゆえに、この監督はあまり好きではない。スティーブマックイーンやブルースリーが出てくるのは監督のお遊びであろうが、そのキャラ設定にもなんか差別的な空気も感じるのが不満。
だけど、白人至上主義の世界を肯定的に捉えながらこの映画を観れば、ゆるぎない信頼と友情につながれたこの二人のバディっぷりに賞賛の拍手を惜しまない。
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