劇場公開日 2019年3月22日

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ブラック・クランズマンのレビュー・感想・評価

全279件中、81~100件目を表示

3.0グリーンブックよりも

2020年2月9日
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鑑賞方法:映画館

だいぶコメディー感満載の黒人差別作品だけど
最後が衝撃的。

まぁまぁ楽しめます。

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キャプテン

2.52020 BD/DVD 20

2020年2月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

人種差別撤や、時代背景に疎いんで正当な評価できないんですけど個人的には寝そうになりました。
親子2代でスパイク リーと共演したのはすごいかなと思う。

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しゅん13

3.5絡み合ういくつもの差別

2020年1月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

昨年映画館で寝倒してしまったのでDVDにてリベンジ。コロラド初の黒人刑事の実話の映画化。黒人、白人、ユダヤ人、互いが差別し軽蔑し合う時代、警察内部も世間と全く変わらないという現実。闇の深いテーマをエンタメに昇華。アダム・ドライバーの飄々とした感じ素敵。

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みな

3.5マジカルニグロもヒーロー刑事も登場しない

2020年1月7日
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トランプ後、この辺りをテーマとする映画の意味付けが、すっかり変わった事を再認識した映画。

劇中で差別はもちろん解決しないし、黒人と白人が歩み寄って握手やハグなんかしない。皆の問題を解決してくれるマジカル・ニグロも、白人のヒーローも登場しない。2人の刑事の苦悩は何も変わらない。

しかし、差別に対する憎しみ100%では映画は成立せず、内容がヘビーな割にそんな感じがしないのは、スパイク・リーらしい軽妙な演出のせいか。
デンゼルワシントンの息子もアダムドライバーも今後が楽しみ。そういえば、「インサイド・マン」ではお父さんを使ってたんですね。
(配給会社のコピーは明らかにミスリードだ。この映画を売る気があるのか)

皮肉たっぷり、KKKの狂気をトランプのコメントに重ねる辺り、スパイク・リーの真骨頂を見せつけられる。正直、日本人には押しが強いが、これが現実なのだろう。

これに比べると、アカデミー作品賞を獲った「グリーンブック」は、何もかもが上手い映画だったけど、良くも悪くも、マイルドな絵本のようだと言うしかない。

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Yuk

3.5差別は差別を生む

2020年1月5日
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CFY

4.5衝撃の実話!!

2020年1月5日
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鑑賞方法:映画館

黒人警察がKKKに入会し、囮捜査を使って真実を暴こうとする物語は聞いたことがありません!
なぜこれが歴史の闇に埋もれていたのか、あまりにも衝撃的で言葉を失いました。
スパイク・リー監督の映画はこれが初めてでしたがアメリカという複雑な国だからこそ作れる映画だと思います。

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人鬼公式サイト

3.5すべての差別は繋がっている

2020年1月2日
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鑑賞方法:映画館

もっと軽やかで笑える社会派コメディだと思ってたら、ずっしり重い本気の社会派作品だった。
序盤での、黒人のリーダーの「子供の頃、有色の部族をやっつけるターザンを応援していた。今は違う。我々は強く美しい」って演説の時点で泣きそうになった。

すべての差別は繋がっている。
白人主義者たちは自分たちを「黒人やユダヤ人に権利を侵害される被害者」だと思っている。
SNS上でも似たような主張をたまに見かける。
終盤「映画はこうしてすっきりと終わるけど、現実はそうはいかないよな…」と思ってたら、監督は最後にそれを存分に見せつけてくれた。
口当たりのいいことを言って為政者となり、差別的な思想を撒き散らす者。
権力の傘の下で差別心を隠そうともしない者。
何人かの顔が浮かんでは消える。
すべての差別は繋がっている。

2時間20分立ち見だったけど、最後の最後で観れてよかった。
早稲田松竹さん今回もありがとう…!!

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hhelibe

2.5アカデミー監督賞はやれねえ

2019年12月27日
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なんてことだ…潜入捜査ものなのにスパイク・リーはサスペンスを描く気がない。物語や題材に対して最適な演出を選択せずに、自らの思想を垂れ流すだけでは、アカデミーも監督賞はやれねえわ。あんたがコケにした『風と共に去りぬ』『國民の創生』の方が映画として面白いぞ

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ヒートこけし

4.5いま、ここにある光景

2019年12月3日
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鑑賞方法:映画館

舞台は70年代だが、現在のアメリカのヘイト蔓延る状況を炙り出していて、それは今の日本の光景でもある。ヘイトの現場で見る、あの顔この顔あのセリフが登場する。全てのレイシストは敗北しなければならないというスパイク・リーの怒りの傑作。そして、スパイク・リーのブラックスプロイテーションのスタイルを使っての「國民の創生」へのカウンター、復讐ですね。

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ピンボール

4.0同テーマのどの作品よりパンチが効いてる。

2019年11月25日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

萌える

町山さん解説付きパンフで本作の理解をより深めることが出来る。
人種差別問題を取り上げた作品が多い昨今だが、その多くが過去または現在に起きていることの再現であり、それが忠実であればあるほど作品の中に強いメッセージをもたらすといったものだろう。本作もその流れを踏襲したものではあり、事実を元にしているが、そこにスパイク・リーが付け加えたのが、町山解説にもある「ブラックスプロイテーション」的要素だろう。70年代前半、ブラックパワー時代に量産されたカッコいい黒人が白人ギャングをやっつけるといった映画たち、本作にもこの要素が盛り込まれている。そして結果的にそれがエンタメとしての大成功につながっている。
歴史上で凄惨な目にあった人々が映画で復讐を果たす、タランティーノもやってるそれのスパイク・リーバージョンは、単なる痛快活劇だけでは終わらせない。今、何が起こっているのか、目をそらさずしっかりと目に焼き付ける必要があるだろう。KKKが、一致団結を図るために声を揃えて言うあのワード。。映画と現実世界とのリンクを認識した直後に、今そこにある危機を認識せざるを得ない。
キャスティングが素晴らしい。言うまでもなく素晴らしい主役たちはさておき、フェリックスと嫁のコニー夫婦、あの2人の不気味さは最高だった。。フェリックスの嫁として、コニーは最高。うわー生々しいみたいな笑
あとは観た順番がグリーンブックの後で良かったかも。この後のグリーンブックはぬるく感じるだろう。
「黒人対白人」みたいな浅はかなイメージで終わらせては決してならない。

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shinkato

4.0これぞスパイク・リーの映画って感じ

2019年11月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

黒人刑事がKKKのレイシストたちを相手に一泡吹かせるというのが、本作のメインストーリーではあるんだけど、そこは黒人監督として長年メッセージ性の強い作品を作り続けてきたスパイク・リーだけあって、一筋縄ではいかない。

1970年代に流行ったブラック・スプロイテーション映画の映像やカットをマルっとオマージュし、黒人集会とKKKの集会を対比させ、一度は滅びたKKKを復活させるキッカケとなった「國民の創生」を引用し、ラストでは、物語のバランスを崩してまでトランプ政権や未だにアメリカに根強く残り続ける人種差別について、ど直球なメッセージを入れ込んでみせる。

多分、そのクセの強さ、主張の強さが鼻につく人もいるだろうし、万人には受け入れられないとは思うけど、ファンの人なら「これぞスパイク・リーの映画」と拍手を送りたくなるんじゃないかな。

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青空ぷらす

4.0我が国は

2019年11月17日
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鑑賞方法:VOD

知的

アメリカ国民はトランプを大統領に選んでしまいましたが、当然それに反発する国民もかなりいて、今作の様な作品が出てきたり、デモを起こしたり、そういう所がいつも凄いと思います。日本と違って、表現者が社会の問題をやんわりとソフトに誤魔化すのではなく、ストレートに批判をするんですよね。そういう意味で、『グリーンブック』の受賞が決まった時にスパイク・リーが席を立ったのも頷けました。我が国は『ブラック・クランズマン』どころか『グリーン・ブック』の様な商業作品も作れないのか、なんてふたつの作品と日本を比較して悲しくなってしまいます。

作品は70年代の雰囲気が良く出ていて、音楽も怒りの描写もかっこよかったです。映画界も多分に漏れず、アフリカ系の監督が少ないですが、やっぱりブラックカルチャーものをアフリカ系の監督が作ると、作品全体のリズム感が違うなあと思いました。

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ミカ

0.5嘘つきの詐欺映画です

2019年11月13日
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電話してるだけで潜入とは言わないでしょ。
内容も陳腐だし。
アメリカ人の良心の底が知れたというものでしょう。

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アサシンⅡ

3.5皮肉炸裂

2019年11月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

KKKにアメリカファーストと言わせる辺り、
スパイク・リー節が効きまくっていた。

単に黒人が白人のふりをしてKKKに潜入する
と言う話だけではなく、
現実の問題ともリンクして
誰に向けての皮肉か言わずもがな、
KKKをおちょくる展開は
とても気持ち良かった。

エンタテインメントと言う点からは、
もう少しピンチな場面があっても
良かったんじゃないかと思うけど、
お前らがいくら正論ぶって脅しかけても、
馬鹿じゃないの?とマウントを取る事が目的の
ような気もするし、これで良かったのかなとも思う。

日本人からはKKKなんて昔の話でしょ?
今と結びつく事なんてないでしょ?と思ってたけど、
アメリカファーストの台詞の件から、
あぁ、これは今も続いてる問題なんだなと
スパイク・リーの手法にも驚いたけど、
自由の国のアメリカの履き違えた自由にも
驚かされました。

エンディングも強烈でした。

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奥嶋ひろまさ

3.5無知

2019年10月27日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

自分の無知さを思い知らされる作品だったな。
世界を知りたいと思えた。

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mackey2424

4.0脚本、構成がとにかく上手い。

2019年10月26日
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重くなりがちな人種差別を軽快に、時にユーモラスに、そして心に訴えかけてくる良質な作品。
KKK潜入捜査の行き詰る緊迫感は見もの。脚本、構成がとにかく上手い。

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miharyi

3.5トランプ…

2019年10月23日
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 これを見た方は主戦場という映画も見る事をお勧めします。

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MrP

4.0ドキドキのエンターテイメントからズコーンと現実に突き落とされる感覚

2019年10月23日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキのエンターテイメントからズコーンと現実に突き落とされる感覚。
こりゃ食らいますわ!

”おいおい、それ大丈夫か?”って拙い潜入捜査にドキドキしながら楽しませていただきました。
行動理由の意味わからない部分も多数。
知識があるほうが楽しめるのかも。

でもシンプルにエンターテイメントとして楽しいので難解な映画ではなかったです。

白人バディ役はスター・ウォーズのカイロ・レン役のアダム・ドライバー。

レンはナヨナヨしてて好きじゃないけどこっちの演技は味がありました。
いい役者なのねー。
レンはあの”キャラ”が苦手なもよう。

差別問題を大きく取り上げながらもスカッと笑えるエンターテイメントになってる。

少しづつ良い方向に向かってる……と思いきや終盤のシーンでおろ?となって、ラストにズーンと。
強烈なパワーを持った映画でした。

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kizkiz

1.0微妙・・・

2019年10月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

予告編で凄い期待をして観ましたが、結局どころか人種差別の映画でした。
コメディーぽく、コミカル的に思えたが、最後の最後まで人種差別で。
個人的にはしんどい映画でした。

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Pay back

4.5エンタメと社会派メッセージで、リーはアメリカ人種問題と闘い続ける

2019年10月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

ハリウッドを代表する黒人監督として人種問題や社会に切り込む力作を発表していたが、最近は精彩に欠ける凡作続いていたスパイク・リー。
白人監督が撮った人種問題映画への批判や議論を呼ぶ発言などで、すっかり日本の井○○幸のような辛口お騒がせのイメージが…。
他人の監督作にあーだこーだいちゃもん付けてないで、またかつてのようなぐうの音も出ないような力作撮ってみろ!…と思っていたら、
本当に撮った!

こりゃあ~面白かった!
スパイク・リー久々の快心作!見事な復活作!
『マルコムX』などかつての力作と並ぶ、キャリアベスト級と言っていい一作!

まず、話が面白い!
1979年。コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事となったロン。
情報部配属となった彼は、電話で白人至上主義団体KKKに入会を申し込み、潜入捜査を開始する…。

…ちょっと待てよ。
ロンは黒人。顔を合わせる場にのこのこ現れたら、入会云々の問題どころではない。
そこで取った方法は…
電話対応はロンが。直接の対面は同僚のユダヤ系刑事フリップが“ロン”に成り済まして。
前代未聞の“二人一役”による潜入捜査…!

何とも大胆でユニークなアイデア。映画に打ってつけ!
…と思っていたら、何と実話!二重で驚き!
実話の驚きと映画ならではの面白さで、なるほどこれがつまらない訳がない!

黒人なのに電話口では白人っぽくまくし立て、差別発言をぶちまけるロン。
何でも、黒人っぽい喋り方と白人っぽい喋り方があって、一発で違いが分かるのだとか。
しかしこれが後々に、KKKの幹部に一泡吹かせる事になる。

フリップはまず、ロンの話し方から真似る事に。
マスターしないと一発でアウト。
さらにフリップには、もう一つ注意を払う事が。
ユダヤ系である事もバレてはならない。
黒人のみならず、KKKはユダヤ系も白人とは認めない。
実際KKKメンバーの中の過激な活動家が、フリップがユダヤ人ではないかと執拗に疑いの目を…。
潜入捜査とユダヤ人、フリップはWで危険な橋を渡る。

潜入捜査モノなので、勿論それを活かしたハラハラドキドキの見せ場も。
終盤、KKKの大物幹部を迎える。フリップはロンとして同席は当然として、ロンも上層部からの命令でその大物幹部の警護担当に。
二人が同じ場に。例の過激活動家が不審な点に気付く。
最大の危機…!
二人一役の潜入捜査は成功出来るのか…!?

黒人とユダヤ系の刑事バディ。
サスペンスもたっぷり。
当時のブラック・カルチャーや音楽や快テンポが70年代のブラック・ムービーのノリを思わせる。
そして、ユーモア。過激な差別発言や風刺もこのユーモアでくるみ、スカッとする快作に仕上げている。

以前にも『インサイド・マン』というキャリアの中では珍しいクライム・エンターテイメントを手掛けたが、本作はそれ以上のエンタメ度!
硬派な社会派作が多かったが、まさかリーがこれほどのエンターテイメントを撮れるとは…!
新しくて面白く、リーの監督作の中でも最も万人受けする作風。

二人一役のジョン・デヴィッド・ワシントンとアダム・ドライヴァー。
ワシントンは子役としてのキャリアはあるが、初の大役/初の映画主演の新人だが、堂々の演技。父親を期待させる。
“ワシントン”という姓から、父親は言うまでもなくあの黒人名優。奇しくも父親もリーの作品でブレイクし、数奇な縁を感じる。
ドライヴァーは一応助演の立ち位置だが、実際対面の潜入捜査シーンではこちらも主演と言っていいくらいの巧演と見せ場。黒いマスクで素顔を隠すより、やはりこういう作品こそ彼の本来の実力発揮。

任務遂行、KKK大物幹部をコケにし、同僚の人種差別刑事にもきっちり落とし前。
見てて、本当に痛快!
でも、単にそれだけで終わらないのが、リー。

黒人やユダヤ系への差別や偏見、
アメリカ映画初の大作で名作と言われながらも、激しい人種差別描写を肯定するかのような『國民の創生』へ一石投じ、
実在の人物であるKKK大物幹部や“アメリカ・ファースト”を声高らかに掲げる現アメリカの独裁者を痛烈批判。
そして、今尚続く人種問題を浮かび上がらせる事も忘れない。

エンターテイメントとしての面白さ、ズシンと響く社会派作品としてのメッセージ。
昔も今もアメリカを蝕む人種差別問題へのリーの怒りの声に、しびれろ!
またお騒がせ辛口屋に戻らないで、作品を通じて闘い続けて欲しい。

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近大