ブリグズビー・ベアのレビュー・感想・評価
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ポジティブないい映画。
環境が変わったことでの戸惑いや家族の苦悩や誘拐犯の動機などをあまり描いてないので重苦しい雰囲気はない。主人公はすぐに環境に順応しお友達ができ、やることも見つかる。登場人物はみんな優しい。この映画は一貫してポジティブかつコミカルで安心して観れる。そのためか惜しいことにストーリー展開は単純になり乗り越えなくてはならない壁もないため、起伏がない。すこしでもシリアスにしてみれば感動はより大きくなるのでは、とは思ったが、これは映画のコンセプトとは違うのだろう。
予想を裏切る展開!
ある意味サイコパスと被害者の話と言ってしまえばそれまでなのですが、一筋縄ではいかず&暗くならず最後までユーモアたっぷりに話が展開します。多少ご都合主義なところもありますが、登場人物も愛すべき変な人たちしか出てこないのでそれがよい方向に働き説得力は失われず感動的なラストに導かれます。主人公の適応力が高すぎるので、もう少しなにをもってして突破口にしていったのかというのがはっきり見えたほうがいいかもしれませんがこの分数なら充分です。思わぬ掘り出し物ですね。
余韻が良い
特に後半は笑顔のまんま幸せな気持ちになりました。途中クスクス笑えるところや少しハラハラすることもあり楽しい作品でした。
今日は仕事で少しイライラした気持ちを引きずりながら鑑賞したのですが笑ったり泣いたりしてたらすっかり浄化されました。
いい人ばかり。
主人公は、きちんと人と喋れて、かばえる人。
そんで、まわりの人はいい人ばかり。
いい気分になる映画だったね。
ただ、劇中のあの映画が称賛されるのがよくわからない。
皆、あっけにとられる世界観という前提なのかと思ってたから。
まあ、それも含めても、意外とアメリカいい人多いんだねという印象。
優しい世界
こういう優しい映画が好きだ。悪い人がいなくて、皆が愛をくれる。
まあ真っ当に言えば誘拐した「元」両親は悪なんだけど、そして「ブリグズビー・ベア」は洗脳なのかもしれないんだけど、でもきっとそれは精一杯の愛の産物なんだろうと思える。
優しい世界もここまで突き詰めてくれれば良いなぁって思った。中途半端さがない。愛するもの、わかってくれる人がいるだけで人は生きていけるのだ。
という訳でずっと泣いてて目が腫れました。
マーク・ハミルが最後に台詞吹き込むとこ最高だったね。
迷っているなら、観た方がいい一作
「心は明日、より強くあれ」
両親と過ごす地下の自宅以外何も誰も知らない25歳。彼が知る唯一の外界は教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」とチャットのみ。そんなある日、両親と思っていた二人が警察に逮捕され、彼の毎日は大きく変わる。
一言で表すならば、「激ヤバ」。
幼少期に監禁を経験するという悲惨な境遇に、世に出るには無知過ぎる現状。きっとシリアスに描こうと思えばもっと現実味のある物語だったんだろう。ただ、「ブリグズビー・ベア」がすべての彼は「無知」であることに恐れなど抱かない。むしろ不器用ながらにポップすぎるテンションで関わる人を「希望」で溢れさせてくれる。
「大人」になるってなんだろう。見た目はもうしっかり大人の彼。
止まったように見える時間は少し速度が違うだけでしっかり進んでいるんだ。How do…と彼なりに世界に問いかけ続け、真摯に目の前の興味に突き進む。彼の行動原理はフラットだからこそ強い。はっとさせられた学ぶべき姿勢。
手を握り合った古いお父さんは世間的には悪者だけれど、この物語の悪者はサン・スナッチャーだけだろう。
信じるべきは予言より家族だ。
私はTシャツ欲しさにもう一度劇場へ向かいます…!笑
ストーリーとしては良いが
誘拐され社会から隔離されていた主人公が“両親”から見せられていたアニメの続編作りにハマって、最初は戸惑っていた家族や友人、果てには警察官までそれに協力して完成した作品が大ヒット、というストーリーは実に良いと思うが。。。
このブリグズビーベア、可愛いどころか実に気持ち悪く、ストーリーも一周回ってクールと言えるほどにダサい。この劇中アニメがもう少し見栄えのするアニメだったら。
I was your father.
「ハンソロ」を降板した(降ろされた)フィル・ロード&クリス・ミラーの制作でマーク・ハミルが父親(ダークサイド)として出てる映画が「ハンソロ」と同じ時期に封切られた事は、今年の映画的事件とみても良いのではないでしょうか?
特殊な状況に置かれた人物を描いているようで、大オチは“子供時代の宝物との決別で大人になる”という「インサイドヘッド」と同じテーマを扱っているから多くの人の心に響くのでしょう。
前半の不穏な笑いづらい雰囲気も映画づくりが始まると声を出して笑えるようになってくる。モノづくりの楽しさも万人に共通する楽しさ。
痒いところに手が届く気持ちのいい演出。
==追記==
後日、「ハンソロ」を観ました。
フィル・ロードとクリス・ミラーにはこのサイズ感の話の方が持ち味を出せたんだろうな。と思った。
素敵な内容でした
出演者は大半が無名な人ばかりだけど(著名な人も少しいますが)、それぞれ個性的でコミカルで、なおかつ人間味があるキャラクター。
退屈することもなく、ナンセンスさを感じることもなく、心温まる内容でした。
新生児の時に主人公を誘拐した犯人夫婦でさえ、最終的には「仲間」になっていました。
私はアニメのよさがどうもわからない人間みたいで「アナと雪の女王」は良さがわからなかったのですが、この映画は「ありのままでいい」というメッセージが、作品を通してしみじみと伝わってくる素晴らしい内容でした。
好きなことに夢中になることで繋がる絆
予想外に最後の10分間は号泣だった!
幼いころに誘拐されてから25年間、家の中でテレビ番組「ブリグズビー・ベア」だけを観て育った青年が、25年ぶりに救助され、初めて外の世界で暮らし始める姿を描いたコメディ映画
この映画が救いなのは、ジェームズを誘拐した夫婦が、ジェームズに愛情を注いで育てたことで
そこは、時々「万引き家族」を思い出しつつ
本当に子供が好きだけど、子供を持つことができない夫婦の不幸から生まれる衝動を感じた
けれど「万引き家族」と違うのは、ジェームズの実の両親も、本当に良い人たちで、いつかジェームズが帰ってくると願って信じていた人たちだということ
けれど、そうなって一番困るのは誘拐された本人のジェームズ
愛情を注いで育ててくれた両親を憎むことはできないし
かといって、突然現れた本当の両親や妹と、どう接していいかわからない
そこで、ジェームズは映画と出会い、映画製作にのめり込むことで、外の世界と繋がるようになる
私が、この映画で最も感動したのは、その「映画が人を救う」というところ
私も、辛い時には学校サボって映画を観に行ったりしてたし
大人になってからは、映画の話をすることで繋がれた友人たちもできた
それはジェームズも同じで「ブリグズビー・ベア」の映画を作ることで、彼はようやく「外の世界で生きている実感」を得ることができ、家族とも心から繋がれるようになる
そんなジェームズを観ていて、
映画に限らず「好きなことを好きだ」と表現することは、とても大切なことだし、それは時に、その人を救うことになるんだと思った
歌うことが好き
おしゃれをすることが好き
なんでもいい
たとえそれが人と違っていても
時代遅れでも、ダサくても
自信を持って「好きだ」と言える気持ちは、きっと周りの人たちの気持ちも動かすことになる
その好きな気持ちの連鎖が広がっていくところにとても感動し
号泣してしまった
映画好きはもちろん、全ての人にオススメの作品
いやいや~
前フリ以上に、楽しめた。
《ブリグズビーベア》ってゆう番組、昔々日本で言うところの教育テレビで放送していたような雰囲気で懐かしく、すぐ感情移入できました(単純(笑))
彼が生きるべく世界に戻ってきてからのハッチャケぶりが、すごく良かったな~
画面操作ができない❗
本当は4です
星が3.5か4.5しかおさえれないのでおまけです
文章も隠れてしまって何打ってるかさっぱり見えない、もうかきません
その後携帯機種変更しました。
入力画面もそんな気にならなくなりました。
が、前のほうが使いやすいのに違いはないかなぁ、慣れなくちゃ
良作‼️
出来の悪いふざけたぬいぐるみで、レベルの低い稚拙な映画と思いきや、中々しっかりしたストーリーと家族愛等訴えているものあり、よかった‼️ぬいぐるみの出来の悪かさとのギャップや世間知らずさからの笑いなどベタなところが、いい味が出てた、笑えた☺️
無垢の心は癒し
日本でも同様な事件があるので、その関係者の心情を考えれば、複雑な思いがするし設定として適切なのか疑問にも思う。(アメリカではよくある事件なのかもしれないが)
けれども、無垢な心の大切さ、無垢な心に向き合うことの大切さ、人間らしさを考える上で、とても示唆に富んでいる。
楽しく見ることができるのがいい。
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