来るのレビュー・感想・評価
全396件中、261~280件目を表示
ストーリーの展開がよくわからない
前半の話は必要なのか?人の内面の怖さと悪霊の関連が全く不明。原作は読んでいないが,最後の終わり方は観客を納得できないと思う。日本ホラーの悪しき終わり方で,すべては見る側の感じかたにまかせるという手法。意味不明でがっかりした。全くの消化不良だ。見せる映画として悪霊退治だけに絞って,その戦いを描いたほうがすっきりする。
最後のほうで警察も出てくるが,セリフだけで終わらせるのではなく松たか子と警察上層部とのつながりも丹念に描いたほうが話に厚みがますと思う。後半の悪霊と日本の霊媒師,祈祷師との対決は見せ場で良いと思うが,やはり悪霊の巨大さ,残忍さの描き方が弱い。なぜ全国から霊媒師,祈祷師を総動員する必要があるのかの理由も丹念に描いたほうがよかったと思う。
面白くはあるんだけど…
思っていたのと随分違う展開で、面白くはあるんだけどまぁ全然恐くはない。
バランス的に本題としていると思われる「人間の恐ろしさ」はそこそこ描かれいる気がするが、ホラー部分は月並み。この監督、どうも「見たこともないような」シーンを作る創造性が足りないんじゃないだろうか。どこかで観たようなシーンの寄せ集めだった…
全国から集まってくる仲間のうちのJKは良かったけどね。
役者陣は好演していたと思う、柴田理恵はじめ。ただ、やっぱり松たか子の怪演と右フック!
ちゃんと怖さ来たよ。
レビュー酷かったけど私は面白かったです。映像は綺麗でお祓いの大がかりなシーンは興奮しました。全体的に悲しいお話。松たか子さんは安定してるし、他の俳優人の方々も素晴らしい演技。中でも小松菜なさんの声、キレ、ハリ、出で立ちに新鮮なドキドキを感じました。ラストがもう少しまとまってくれてたら良かったな、と思いましたけど。それでも見て良かったです。続編欲しい。
発端の女の子のナゾ
怖いというか、悪趣味な映画。
まずオープニングの映像と音の質感が受け付けなくて、頭痛くなった(笑)
観てる人に不快感を与える効果はバッチリだけど、苦手な人は苦手だと思う。
人間の心に住み着いているダメなモノがダメなやつに対して「来る」ってことはなんとなーくわかった。
けど、そもそもの発端である幼い頃仲良かった女の子の存在が意味不明。
何一つこの負の連鎖に関してハッキリと示しているものがなくて、あまりにも鑑賞者のフィーリングにゆだねすぎだと思う。
個人的には育児に疲れたカナさんにすごく共感できた。
演者はどの方も良かったと思う。
松たか子さんはなんとも言えないが。
何を伝えたいのかイマイチわからなかったので★★。
うむ…
『渇き。』が心に残るほど面白かったので、今回同じ監督が手掛けたことを聞き観に行ったんですが、まさかこんな期待が外れるとは思いませんでした( ; ; )
ミステリアスな部分を主張しすぎて、結局何が言いたいのか分からなくて家に着いても、シャワー浴びても、ベッドで寝っ転がって寝ようとしてる今もモヤモヤが取れません。
はぁ…渇き。観よ……
ラスト30分は面白い。
ラスト30分は面白いです。逆にいうとそこまでは面白くなかったです。
あの監督独特の胸糞悪い人間ドラマが続き「どこがホラーやねん、、」と思ってしまいました。また登場人物のクズ率が高すぎて「助ける必要あるか!?」とすら思ってしまいました。
ただ最後の大掛かりなお祓いバトルには素直にワクワクできました。
柴田理恵と松たか子のハードボイルド感とピンク髪の小松菜奈ちゃんは最高でした。
ホラー映画を期待しちゃダメ
たとえるなら、フレンチを食べに来たはずなのに何故かラーメン定食がでてきて、食ったらラーメンも餃子もチャーハンもそこそこ美味かったのでまぁ満足。みたいな映画でした。
ホラー的な演出もあるにはあるけど、物凄くマイルド。そもそも怖がらせようと作ってないと思います。
むしろ個々の演者が見せる人間関係の負の部分というか裏表の方が怖い。
じゃあなに映画なのかというと一言では言い表せないかなー。
最後のゴチャ混ぜ大除霊大会シーンが面白かったかな。
脚本に文句言う人も多いみたいだけど、あんまり考えずにアタマ空っぽで見る系の映画かと思います。
ちなみに原作は未見。でも原作ファンは期待はずれだったようなので、今から別物として原作を楽しもうかなあ。
個人的に面白かったのは、クライマックスに向けての準備シーン。
揃いのロゴ入りステッカーつけた土建屋さんが祭壇を設営したり、おばちゃんが弁当食って談笑してたり。女子高生がふざけ合ってんのは何だ?と思ったら巫女さん達だったのね。この一連のシーンのなんというかリアル感というか文化祭の準備感とか、「バラけて行ったら一人ぐらいたどり着くやろ」っていうセリフの仕事感みたいのが良かった。
ひょっとして普段目にしている改装中のビルや臨時休業の施設の奥ではこんなことが行われてるのかも?みたいな妄想ができて楽しかった。
2018年末にしての当たり映画
ただの本格《ホラー映画》ではないです。
お祓いエンターテイメントです。
急に驚かされるシーンやグロいシーンがあります。
原作は読んでいませんが、めちゃくちゃ怖いらしいです。 原作を忠実に再現した映画ではなく、監督独自の世界観で制作されたお祓いエンターテイメントです。
ゴリゴリのホラー映画目当てでくると肩透かしを食らうと思います。
豪華俳優という事もあり演技が上手い印象でした。
リングや残穢の様に霊の正体を突き止めていく様な内容ではありません。 霊の正体についてはなんとなくの予想を立てられる程度で映画内では確信的な発言等はありません。
原作を見られることをオススメします。
凄い怖かったという印象はないのですが、見終わってから数日は「来る」の事を考え少し怖くなります。 ジワジワ後から来ました。
楽しんで見れた部分があるのでもう一度映画館で観たいと思えました。
飽きないで見られただけ。
心霊系の怖さを期待して行きましたが、そういう怖さはあまり感じずでした。
大袈裟で滑稽な筋立て演出に思えて個人的にはあまり、、。
飽きないで眠くならないで見られたのは良かったです。
共感できるところは妻夫木聡さん演じるパパさんが「ブログで幸せ発信」しているが、現実を全然大切にしていない。
それを描いているところです。
☆1つでもまちがってはないんですが
この映画は確かに名作なんですが、例えば『キル・ビル』で主人公の女剣士が日本刀を携えたままキリッとした顔で飛行機に乗るような(バカな)シーンに、ある種の「美」やバカが突き抜けたからこその「カッコよさ」を感じられるような人でなければ解らないレベルの良さ、美しさがあって、それは「刃物を持ったまま飛行機に乗れる訳がない」という至極まっとうな範囲で作品を評価しようとしてしまう、真面目で「ちゃんとした人」には解らない次元のすばらしさなんだと思います。
(「解らないヤツがダメ」なんじゃなくて、むしろこの映画に☆5をつけちゃうような人の方が社会的にはよっぽどダメなのかもしれません。)
ここのレビューの評価平均点が☆3なんですが、それがどうやら「みんな☆2や☆3をつけてるから」というより「☆1と☆5でまっぷたつ」「その結果の☆3」という感じなのが気になって、「ジャンルはホラーらしい」ということ以外はこの映画に原作があることすら知らずに私は観に行きました。
いや~!めちゃくちゃおもしろい!!
まず「ホラー」のジャンルに分類されているけど、そしてホラー映画の手法をふんだんに利用してはいるけど、さらにあえて分類するならこれは「ホラー」とするしかないんだけど、観客をこわがらせることを主目的としたいわゆる「ホラー映画」ではまったくないんですよね。
(ゆえに「こわいホラーを期待して観にきた」という人が☆1の評価をするのは間違いではないと思います。)
また、私は原作を読んでいないのですが、ここでの☆1のつき方をみるに「原作のよさを正確に再現する方向での映画化」という仕上がりにはなっていなかったのだろうと想像出来ます。原作を深く愛し、その一字一句が残さず映像化されることを期待した方たちが落胆し、☆1をつけてしまうのもまた、間違いではないと思います。
ただ、原作を完コピした映画版の『20世紀少年』がそれでもダメだったように、原作が良ければよいほどそれの「再現」は単なる「劣化」にもつながりかねず、成功しなかった可能性も高いのです。
この映画にはある種の激烈な熱量と目を背けたくなるような居心地の悪さ、そしてそれを支える悪ふざけにすら見える異常なテンションがあり、ひとつの作品として成功しています。
それは映像技術や演出の巧さはもちろんのことながら、やはり豪華な俳優陣の演技力があってこそのものであり、特に女性メンバー、黒木華さんのリアルさと、それに対をなす小松菜奈さん、松たか子さんのマンガのキャラのような輪郭のくっきりした演技、そしてなんと言っても柴田理恵さんの「演技力」だけの問題ではない俳優としてのパワーがすごすぎて、笑えるシーンじゃないのにヘンな笑いがこみ上げてきてしまうほどすばらしく、そのあたりだけとっても個人的には☆5億点ぐらいつけざるを得ないのです。
中島らもの小説やアニメ『キルラキル』や『パンティ&ストッキング』、タランティーノの映画などが好きな人、『ブラック・ジャック』が宇宙人手術したり幽霊手術したりするのを許せる人になら、オススメ!
これはホラーではない?
んーー
決してつまらなくはなかったけど
んーー
これはなんとも…
ある一家に、恐怖の出来事ばかりが降りかかり…
というホラー映画
個人的に、降霊ものとか、除霊ものが割と好きで
欧米でいえば「エクソシスト」系の悪魔祓いものとか
だから、この映画も途中までは、かなり乗り気で観てた
けど、なんだろう
話は散らかりすぎだし、ディテールも詰めも甘い
あんまり、他のものと比べるのは好きではないけど
「 #ヘレディタリー継承 」を観た後にこれを観ると、アメリカと日本のレベルの差が歴然で
個人的に血がバンバン吹き出しても怖くない私としては
ホラー映画を観たはずなのに
全く怖い思いをしないまま映画が終了してしまった映画だった
でも、その中でも個性的なキャラたちは好きだったな
柴田理恵と松たか子の霊媒師とか
薄っぺらな妻夫木くんとか
でも、薄っぺらいなら、薄っぺらいなりに、なぜ薄っぺらいのかを、もっと突き詰めてくれたら
もっと怖かったんじゃないかと思うんだけどね
んでもまぁ
その怖くない、とっちらかったテイストが好きな方もいると思うので、私の苦情はこの辺で
昭和風斬新ドラマ(ピリ辛)
賛否激論の中、行きました。
否→ 確かにホラーとして観るとチグハグだし、夫婦を取り巻く人間群像も二時間超えにしては中途半端。話を重視するには苦痛。
賛→ 恐怖シーンで斬新カットの中島節炸裂。(話を薄っぺらにする要因だが)シャープな編集で次テイクの洪水で邦画にありがちなダラダラ度一切なし。ミスキャスト有無別として全員演技最高潮。
ま、いろんな意見が出るのはいいと思います。
俺的には、想像してた内容とはいい意味逆で、東宝作品というより、松竹カラーだと思います。前半の結婚までの夫婦の類いや、その真相表現なんか、全然普通のドラマでホラー度皆無だったし、後半は、ん・・・なんていうか仮面ライダーみたいな・・・ん・・・ウルトラQみたいな・・完全「昭和」的なエンタメなんですよ・・これ(笑)
この表現を今の平成域に「おもしれ~!!」と言わせるのは酷かな。
松たか子がしゃべる度に嵌ったし、依頼人の岡田にパンチ喰らわせ、柴田が「琴子ちゃん・・・」と言うとこ最高でした。あとファブリーズ!!
公開一週でブタコケ炸裂だ。クリスマス・年始に公開したのは痛いわコレ(笑)誰もこんな話この時期に求めてねぇちゅうの!東宝の賭け「コワいでしょ」
関係ないが、一番怖かったのは子供時代の妻夫木を脅す少女が、下妻物語の頃の福田麻由子そのまんまで・・・
全396件中、261~280件目を表示