ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価
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国家は必ず嘘をつく
あらまぁ、トムも、メリルもでっぷり太って貫禄充分。脂乗り切って、仕事もバリバリ出来そうで、社会的地位も高い人種って感じが出てた。
思いがけずポスト紙を引き継いだキャサリン、
当時の女性経営者としての自立物語にもなっている。
ベトナム戦争の文書を載せると決めたキャサリンは、
ドロ沼の戦争を終わりにしたいと思っていたから、決断したとも思いたい。国家反逆罪判決で法廷から出るキャサリンに対する多くの女性達の敬意ある眼差しシーンは印象的だった。
今の日本、権力者に都合のいい事実が真実になってしまい、それが事実と思わされてしまう現実になりかねない。
権力者は自分の都合に合わせて、必ず嘘をつき、報道に圧力をかけると言う事がずっーと行われているんだなと思う映画である。
物足りなかった
新聞社の気概がアメリカにはまだあった / ある。頑張ってるのは週刊誌だけかな、日本。新聞は文化面も政治面も論説も(内容と紙の分量としての厚さの点からも)薄くて残念。
あと、アーカイブ。記録なり議事録をとっている、それを保管している、何(十)年かしたら誰もが読める。これが普通なら日本は国家として普通でない。
おまけ
今日(2023.3.29.)「Mr. ノーバディ」を配信でまた見て、ハッチ=ボブ・オデンカークが「ペンタゴン・・・」に出ていること知りました~!
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
何度も泣いた。政権に都合の悪いベトナム戦争記録文書の一部がメディアにスクープされ、さらに全文を入手した新聞社にニクソンが物凄い脅しをかけて来る。
脅しに屈しそうになるメディアの使命感と市民の期待に熱くならざるおえない。国はニクソンの物なのか、知る権利のある国民の物なのか。
森友加計問疑惑、自衛隊の日報隠しに揺れる日本国民に呼びかけるタイムリーな力作です。
実話の素晴らしさと名優
今年のアカデミー賞オスカーをますます疑問視する他の多数の優秀ノミネート作品の中でまた素晴らしい作品。でもこれは作品としてよりも実話の素晴らしさとメリルストリープ、トムハンクスを讃えるべきか。信念を貫く勇気と情熱におおいに共感する心躍る作品。
今の日本の政治状態にマッチしてる部分があります。
当時のアメリカ大統領は、今よりも絶対的な存在というイメージがあります。
その中で、会社の存亡を賭けての決断は本当にスゴイことをされたのだろうなと思います。
テーマや伝えたいことも分かりやすかったので、けっこう楽しめました。
ニクソン大統領(当事)の人間性を疑う台詞が印象的。スティーブン・スピルバーグ、メリル・ストリープ、トム・ハンクスの職人芸。
Movixあまがさきで映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
(The Post)を見た。
ハリウッド流の映画タイトルは「The Post」と相変わらず、
ひねりも工夫も創意も何もない。
タイトルよりも中身で勝負ということなのだろうか。
監督と製作にスティーブン・スピルバーグ。
メリル・ストリープとトム・ハンクス以外の役者はひとりも知らない。
スティーブン・スピルバーグ、メリル・ストリープ、トム・ハンクスの職人芸が光る。
冗長な部分はひとつもなく、ストーリーの必要な部分だけをシンプルに描く。
ニクソン大統領(当事)の人間性を疑う台詞が印象的。
ラストシーンはウオーターゲート事件の現場で終劇となる。
上映時間は116分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
報道と権力の戦いでは、権力を支援せよ
文書を漏洩したダニエル・エルズバーグは、ヒロイズムに憑かれた人物のように描かれているが、そうした者の「内部告発」なしでは政府の不正が暴けない。
ローラ・ポイトラス監督『シチズンフォー スノーデンの暴露』では、エドワード・スノーデンは、米NSA(国家安全保障局)の不正通信傍受の告発よりも、自分自身に関心が集まることを避けようとする姿を見ることができる。告発が割り引かれて見られることを恐れたのだ。
ジョージ・クルーニー監督『グッドナイト&グッドラック』では、TV番組でマッカーシズム(赤狩り)批判をしたエドワード・マローは、マッカーシーから共産主義シンパの「汚名」を着せられそうになる。
政府の不正を個人が告発すると、それを矮小化したい人々は、告発者の人格や属性に国民の注意を促し、告発の影響を減殺しようと謀る。そして国民も、その動機が私怨なのか義憤なのか、告発者の人となりはどうなのか、興味を抱く。そのような構図を避けるのは難しい。
「ワシントン・ポスト」の編集主幹、ベン・ブラッドリーは「報道の自由を守る唯一の手段は、報道することだ」と言う。そしてその情報判断は、国民のリテラシーにかかっている。世論の後押しが強力なら、株主もスポンサーも「人気」にあやかって新聞社やテレビ番組をサポートできる。
報道vs.権力の戦いで権力を支援する劣化した民度では、言論の自由は死ぬだろう。
見応えあり
ワシントン・ポスト紙が政府の機密文章を暴露した事件の映画化です。
ハンクスとストリーブという二大役者を使って制作されただけあって観応えありました!
登場人物が多いため名前と顔が一致しない人も数人いて一回観ただけじゃわかりにくい部分もありましたがジャーナリスト達が政府に立ち向かう展開に圧倒されました^ ^
エンディングも面白い終わり方で良かったです^ ^
スピルバーグは色んな映画作りますね!
お腹いっぱい。
トムハンクスとメリルストリープ、もうそれだけでお腹いっぱいなのに、ベトナム戦争とか機密文書とか株式公開とか色々な話が出て来るので見応えあります。もう少し勉強してまた観たいかな。
当時の新聞制作過程がストーリーに緊迫感を与えているのだけれど、そこに映っていたのは正義だし、真実を伝える志みたいなものに見えてグッと来るものがあった。
さて、日本の報道姿勢はどんなもんだろう。
新聞が勝つか政府が勝つか、ハラドキです
政府の最高機密文書がコピーされ、新聞で発表される。いまでは考えられないセキュリティの甘さ。
コピーは昔なつかしいゼロックスの機械だと思われる。
最後にウォーターゲート事件の情報漏洩の場面と思われるシーンがあります。
けっこう面白かった
一番最初にスクープをものにした人たちが主人公じゃないところが面白い。報道の自由を一致団結して守ろうとしているのがより強調されている感じがした。ネットやコピーやファックスやyoutubeが身近に存在する現代ではこれほどドラマチックにならないのだろうな。
報道の自由と決断と
時代背景とか分かってないし、寝てしまうかな思ったけど、、
クライマックス引き込まれました。見終わった後、すがすがしい気分かな。女性経営者の勇気ある決断(凄いと思う)
キャサリンさんにグッジョブ!て言いたいような。
しかし字幕追っていくのに必死で じっくり画面見れてないのが残念
いろいろ勉強して改めてまた観たいかな。
YouTubeの映画解説見てみよかな…
今の日本の全てのジャーナリスト
霞ヶ関の官僚、そして、私利私欲のために政府権力を勝手に使う安倍さんの仲良し政権
森友問題・自衛隊の日報等々、問題だらけの日本人が観ると良い映画だと思います。
メリル・ストリープとトム・ハンクスの演技が、凄かったです
劇場前予告で大分盛り上げてたのでワクワクする作品かと思いきや実際あ...
劇場前予告で大分盛り上げてたのでワクワクする作品かと思いきや実際あった史実を元に描いた作品だったので地味な仕上がりでビックリした。
事前に下調べして見た方がより楽しめたかもしれない
2018-36
ばっちり睡眠とったあとの朝10時半くらいに一発目で見るといいかも。
頭使う。
お昼食べた後やアフターワークだったら絶対寝ちゃう。
『ジュマンジ』後に観たから、余計頭使った。
アホがばり集中して、ついていけるくらいでした。
ただでさえ人の顔と名前覚えられないのに、台詞を追うのに労力使う😅
この前とある番組で、メリル・ストリープの役柄にフォーカスしたプログラムをやってましたが、あれを見たあとに映画観るのもあり。
私は楽しみはとっとこうと録画したままで、この通りついていくのに必死。
この時代の女性が会社のトップに付くという葛藤があまり見えなかったような……。
あまり軽んじられてもないし。
でもメリル・ストリープが会社と社員と人生をかけた決断をするシーンは、さすが大女優だと思いました。
久々渋いトム・ハンクス見れたし。
こういうの撮ったあと、次『レディ・プレイヤー・ワン』でしょ。
スピルバーグの振り幅よ。
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