劇場公開日 2018年3月30日

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「国家は必ず嘘をつく」ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 はなもさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5国家は必ず嘘をつく

2018年4月11日
iPhoneアプリから投稿

あらまぁ、トムも、メリルもでっぷり太って貫禄充分。脂乗り切って、仕事もバリバリ出来そうで、社会的地位も高い人種って感じが出てた。

思いがけずポスト紙を引き継いだキャサリン、
当時の女性経営者としての自立物語にもなっている。

ベトナム戦争の文書を載せると決めたキャサリンは、
ドロ沼の戦争を終わりにしたいと思っていたから、決断したとも思いたい。国家反逆罪判決で法廷から出るキャサリンに対する多くの女性達の敬意ある眼差しシーンは印象的だった。

今の日本、権力者に都合のいい事実が真実になってしまい、それが事実と思わされてしまう現実になりかねない。

権力者は自分の都合に合わせて、必ず嘘をつき、報道に圧力をかけると言う事がずっーと行われているんだなと思う映画である。

はなも