劇場公開日 2018年7月27日

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ウインド・リバーのレビュー・感想・評価

全274件中、161~180件目を表示

3.5先住民保留地

Tさん
2018年9月6日
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鑑賞方法:映画館

ネイティブ・アメリカンの女性が数多く行方不明になっているなんて知らなかった。アメリカの歴史の闇とそのことによってもたらされた西部の荒廃を知ることができた。

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T

4.5見応えありました

2018年9月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

全く知識のないな話でしたが被害者、被害者遺族、加害者、ハンター、先住民皆救いのない状況で生きていたので心にしみる映画でした。

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heran

3.5想像できない氷点下

2018年9月3日
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POKE

4.0話題

2018年9月1日
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Takashi

4.0過酷

2018年8月30日
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鑑賞方法:映画館

難しい

白さと静寂に息が詰まる町。
そこは運が悪いからではなく弱いから死ぬと、コリーは自らに言い聞かせるように語る。

運のせいならいつまでも割りきれないが
弱いのが理由なら人の死も諦めがつくのだろうか?

しかしこれは諦める事だけでなく己の犯した罪の正当化にも使える危険な考え方に感じた。

「あいつが死んだのは弱いからだよ」
加害者にそう言われたらどうするのか。
そんなことを考えてしまった。

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のりのり

4.0観客を引き込む緊張感

2018年8月29日
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ボーダーラインの時もそうだったけど、観てて疲れるような緊張感を持った作品はホントに好き
最初から暗い雰囲気が続いたが見終わった後は意外とスッキリした気分になれて良かった。

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ゲーシル

4.5突発する銃撃戦

2018年8月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

数は少ないけど、銃撃描写がすごいので苦手な人は注意です。

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takazzz

4.5単なるクライムサスペンスで終わらない重い感動

2018年8月28日
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鑑賞方法:映画館

ネイティブ・アメリカンの居住区(と言うか定かでないが)、ワイオミングの僻地の雪と氷で凍てつく空気が冷たい。マイナス20度の中で走り続けると大変なことになるのですね。

永遠になくなることがないであろう「差別」を背景に、ネイティブ・アメリカンの若い女性の死の真相を追う。ジェレミー・レナーは渋いし、エリザベス・オルセンは綺麗だし可愛いし、メインの二人がいい。そして、重い結末の中に激しい感動があった。

社会派の作品としてもエンターテイメントとしてもクオリティが高く、今年のベストの一本だろう。

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エロくそチキン

5.0西部劇好きなら必見

tさん
2018年8月26日
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鑑賞方法:映画館

いやぁ面白かった。
許されざる者、続夕陽のガンマン、トゥルーグリッドを足して2で割ったような映画だった。
インディアン保留地の現状を伝える社会派映画を、とても娯楽性のある現代版西部劇に仕上げたところは凄い。そう。西部劇好きなら必見。
少ないけど、まだ辛うじて上映館が残ってるので、まだ観てない方は是非。。。

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t

4.0☆☆☆☆ 簡単に。 ミステリーとして観たならば、それ程の深い話でも...

2018年8月26日
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☆☆☆☆

簡単に。

ミステリーとして観たならば、それ程の深い話でも無い。
犯罪モノとして観たならば、犯人は直ぐに割れる。…と言うか、観客に向けて敢えて分かりやすく提示してくれる。

主人公の男の心に、深い傷を負わせた3年前の悲劇。
今それがまた、娘の友人に起こった現実の辛さ。
娘の父親へ投げ掛ける言葉は。そのまま、彼が3年前に受け取った言葉でも有る。
そう!これはお互いの親の立場が、そのまま入れ替わってしまった悲劇的な物語。

男はハンターとして、強い決意で娘の弔い合戦に向き合う。

なかなかタイミングが合わずにやっと観れましたが。シンプルで有りながらも、味わい深い作品で。スクリーンで観られて本当に良かったと思える作品でした。

2018年8月25日 角川シネマ有楽町

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松井の天井直撃ホームラン

4.0誇り

2018年8月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

開拓者。言い換えると侵略者。
侵略とは、暴力、殺戮、略奪と、秩序も何もない世界です。そしてそれは、アメリカのとある地域では、今も普通に見られる光景でした。私達が散々聞かされてきた自由の国、平等な国アメリカというのは、実はごく一部の人間だけが持つ特権だったんですね。そしてこの特権は、単に先祖が侵略者だったから与えられているだけであって、本人の努力ではありません。逆に初めから特権を持たない者は、自由や平等はおろか、安全すらも手に入れる事は難しい。それが、アメリカなんですね。

まるで、墓場の様な場所に強制的に居住させられたネイティブ・アメリカンは、彼らに脈々と受け継がれてきた「誇り」ですらも、根絶やしにされていました。種を繋ぐことはただ単に子供を残すことだけではなく、その民族の持つ「文化」「生き方」「哲学」をも繋ぐことです。つまり、自分達の「アイデンティティ」を繋ぐことなのです。だからこそ、「アイデンティティ」を失った彼らネイティブ・アメリカンの絶望は、計り知れないものがあります。

気がつけば日本も、沖縄やアイヌの「誇り」を奪う様なことを現在進行形でもしているのではないのでしょうか。この作品を鑑賞して、そんな疑問が浮かび上がってきました。アメリカの問題を自国の問題として置き換えてみた時に、何かしらの事は感じるはずです。

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ミカ

3.0勇敢な

2018年8月25日
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鑑賞方法:映画館

広大な大地で殺人が起きる。
ネイティブアメリカンの女性の失踪率は不明。

話が進むうちに現在進行形の事件と過去の事件が
クロスする。

なぜ死んだのか。
なぜレイプしたのか。
なぜハンターなのか。

最後にはわかる。

考えさせられる。
私たちの常識が常識でない所が多々ある。

“俺たちほど強くない。”
この強さは観客にとっては多分普通。

でもそこに住んでみたらその強さを持つのって維持するのって大変なことなのかも。

広い。

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emp

4.0時が癒すんじゃない。痛みに慣れるだけだ。

2018年8月25日
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鑑賞方法:映画館

世に、復讐劇の物語はごまんとある。ラストまでサスペンスに満ち、行き詰る捜査に焦れ、怒りに震え、被害者遺族に共感と慰謝の気持ちで労わろうと寄り添い、対して、快楽に溺れた犯罪者に嫌悪を覚えるのはどれも同じだ。先住民に対する偏見や差別なども含め『レヴェナント』を思い出させる映画でもあった。
だけど、この映画の静けさは何だ?主人公ジェレミーの冷静さもどこから来るのだ?、そんな小さなしこりが、物語の進行とともに僅かずつ明かされていく。

被害者の父が、娘の不幸を目の当たりにしながらも毅然とした態度でFBI捜査官の訪問に接していた時、ジェレミーがやってきた。この場面が秀逸だった。なにも語らない。ただ、お互いの気持ちを知り尽くしている者同士の咆哮が、そこにあるだけだ。そしてジェレミーは言う、「時が癒すんじゃなく、痛みに慣れるだけ。痛みから逃げるな。逃げると大事なものまで失う」と。そのシーンで、ジェレミーの家族の過去の出来事もわかる。それがまた見ていて辛い。

ラスト。結局、取り戻せないものはどうしようもない。そことどう向き合っていくのか。そんな心が折れそうになりながらも、逃げたらすべて失ってしまうぞ、と自分にはっぱをかけながら、歯を食いしばって生きていく二人を後ろ姿が痛々しくも気高かった。

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栗太郎

3.5不覚にも居眠りしてしまった

2018年8月24日
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薬物中毒の家に捜査に入ったり、捜査シーンもたついてるあたりで居眠り始めたようで、気づいたら事件真相シーン!
ちゃんと大事な部分見落としてなければいいのですがだいたいストーリーは理解できたと思います。
男性主人公の娘の死因は見落としたかな。
私の知識、勉強不足かもしれませんが、この1件の事件だけでネイティブアメリカン女性の失踪などカウントされてないという問題に、直結することが難しかったです。
同じアメリカのかたが見ればもっと入っていきやすいのかもですね。
殺されFBIが捜査すればカウントされてるのでしょうか。

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きょん

5.0よい!!

2018年8月23日
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あるいみ、考えさせられる映画でした。

ストーリー展開もよく、後味はすっきりしないけれど、課題をつきつけられるような感覚でした。

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ゆきみ

3.5問題提起のパワーの強い作品。

2018年8月23日
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ウィンドリバーと呼ばれるネイティブアメリカン居留地で起きる少女の殺人事件を追う現地のハンターと、ひとりの女性FB Iとの、壮絶な、解決に向けた戦いに挑むおはなし。
これといって説明的な描写がないまま、出来事としてネイティブアメリカン居留地特有の事象がおきるので、あとからとても気になってくる。
私はネイティブアメリカン居留地については米ドラマなどで見聞きした程度だったので、こういう実情があるのか、と、映画を観た後、いろいろ調べてしまった。
こういう現実はついつい、見たとしてもそのあと忘れてしまい、ということを繰り返してしまう。
それがさらにその地域やそこに住む人々の不幸を生むことになるのだろう。
事実を知らない人にとってはそれを知る機会に、知る人についてはそれでも動いていない自分自身を見つめる機会となり、問題提起する作品としてとても学びのある映画。
自分がいかに作られた世界の中で、ぬくぬくと暮らしているのか分かる。そういう世界を作り上げるために犠牲になっている人がいることを、まずはきちんと認識したい。
それにしても強いひとというのは魅力的。やはり自分のためでなく、人のために誇りを持って動いているからこそ強いひとなんだろうなぁ。

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tikky

4.0銃声だけが響く沈黙の土地

2018年8月23日
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空調の効きすぎて冷え冷えとした映画館でブランケットを借り、ホットコーヒーをすすりながら鑑賞したのは良かった。

先住民が暮らす雪深い土地で、静かにゆっくりとストーリーは進んでいく。この土地に住む人々の閉塞感を表しているかのように。全てが沈黙している。銃声の音だけが沈黙を破る。

主人公の男が終盤に語る台詞が好き。
この土地には運の良し悪しなど関係がない、強い者だけが生き残るのだ。

ジェレミーさん、とってもかっこいい俳優さんでした。
心優しく腕の良い狩人さんとなり、悪者たちをばっちり狙撃してました。
FBI役のエリザベスさんも、素敵でした。強く真面目な女は最高〜!!

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mimi

3.0人種問題は難しい

2018年8月22日
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お国柄とか人種、宗教の話になると、本当に自分が理解してるのか?が難しくなる。
アメリカ国民であれば当然享受されるであろう権利も遠く、田舎だからというわけでもなく、先住民だからなのか?っていうところも、本当のところがわからない。
弱者?になるのかもわからないが、常に声をあげる人が有利?というか優先される。

最後は疑問ものこるが、今でもアメリカはこうなんだってことがわかる映画

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em

3.0恐ろしく痛ましい。孤立無援の捜査の果てに。

2018年8月22日
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悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:閉ざされたコミュニティで起きた痛ましい事件の真相に、人間の持つ本能的な恐ろしさや、死に直面してもなお生きようとする生命力を、改めて痛感させられる。
否:真実はやや予定調和なほか、グロシーンも結構ある。

 雪山で痛ましい死を遂げた、1人の少女。その謎を追う捜査官と、自らも娘を失ったハンターの前に立ちはだかるのは、先住民族の保留区という特殊な環境です。大自然に阻まれた孤立無援の中で、それでも事件解決のために奔走する2人の姿が印象的です。
 そしてそんな閉鎖的なコミュニティにあって、人々の胸のうちも複雑なものであるということも、改めて突きつけられるようです。やがて辿り着いた真実は、ありきたりなようでも非常に恐ろしさをも感じさせます。
 グロシーンも多いので、苦手な人には向きませんが、サスペンスが好きな方にはオススメの作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0見応えがあった

2018年8月22日
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ハードボイルドな作品で、見応えがあった。
「ボーダーライン」よりもおさえた感じが、むしろむき出しの自然と人間の持つ暴力性を際立たせていて怖かった。

同じように理不尽に娘を失う話でも「スリービルボード」のように怒りが怒りをきたさない。最後の二人が並ぶ背中は似てたけど...

この主人公は静かに怒りと哀しみと共生しながら、あの捨てられた土地で生きている。
弱い者から消えるという過酷な自然の摂理で自身の娘の死までを受け入れてたのが印象に残った。

ラストの言葉に本作品のメッセージが凝縮されていたと思う。

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たげちよ