劇場公開日 2018年2月3日

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「原作未読だけど充分楽しめた。「...気まずい」を撮らせたら天下一の...」羊の木 雨丘もびりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5原作未読だけど充分楽しめた。「...気まずい」を撮らせたら天下一の...

2024年1月31日
PCから投稿

原作未読だけど充分楽しめた。「...気まずい」を撮らせたら天下一の吉田監督作品にしては、わりかし見やすい作品かも。あ、ファンですわたし(^^;)

羊の木とは、「栗本(演:市川実日子)」が、あやまちまみれの自分を埋葬し、この地に根を張り、芽を出して新生する覚悟を意味してる。
床屋さんのシーン泣いた。「太田(演:優香)」の決意にエール。
相手を見下すことで関係を築こうとする「杉山(演:北村一輝)」の、独りでいられない弱さが危うい。
登場人物たちが発する、言葉と裏腹の胸中。信じるか、疑うか。最後まで不安と期待が高まる名作。
伏線はちゃんと回収されているように感じましたよ。

雨丘もびり