ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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ツッコミが追いつかない
とにかく常識を超えたホラー映画だった。
ホラー映画としてももちろん楽しめたが、じいさん。。。じいさん、強すぎるよ!!!
破天荒すぎてツッコミが追いつきません!!
2017年一発目に観た映画として最高でした。
ただ、登場人物の誰にも感情移入が出来ず、セキュリティ会社の息子が一番不憫だったかな。
友達同士で観たらとても盛り上がるパニック映画でしょう。
言葉が出ない
悲鳴が出せないんですよね、観てると自分も声出しちゃいけないって思っちゃって。
映画館の他のお客さんも皆悲鳴あげてなかったので似たような現象があちこちで起きていたのかも。
ホラーっておばけ幽霊心霊現象だけじゃないな、って実感するものでした。
ゾンビとかエイリアンだとホラーじゃなくて戦う方が強いし、生き残るかがテーマでホラーではないなーと思っていたんですが、この映画はゾンビ系に近いのにすごくホラーな気がしました。ジャンルを厳密に言うのは難しいけど、怖いの部類が心霊現象に近いのに別に心霊現象じゃないよーって感じです。
全滅コースか1人生き残るコースか全員生還コースか…。色々予想しましたが、いい感じでまとめてきてくれて良かったです。
途中監禁されていた女の子を助けるか助けないかで揉めていたところがありましたが、監禁されている時点で命の心配はとりあえず無用だし助けてリスク増すよりは一旦自分達が出て後で助けよこした方が良くない?とも思いましたが、演出的にはもちろん映画の方が面白かったです。
冷静にこういうこと考えてはダメですね。
ホラー映画の醍醐味潰しちゃダメです。
老人の息遣いが怖い
ホラーものって苦手なんですけど、サム・ライミが関わっているとあっては見たくなるのも当然ですかね。
印象に残っているのは、この盲目の老人の息遣い。決して冷静沈着な殺人鬼という感じじゃなくて、盲目ゆえの必死さがその息遣いに表れてて、なんかそれが妙に怖かったりしましたですね。
オチの部分は、どっか別の映画で同じような展開を観たことがあるような気がしちゃって、『あぁ、そっちの方向なのね』って感じでやや気持ちが引いちゃったところもあるんですけど、でもそれを差し引いても、この緊張感の持続は素晴らしかったですね、はい。
息してるじゃん
息をするなと言うのに音を立てて息をするし、
名前で呼び合うし、
ハラハラと同じくらいイライラしました。
さすが、素人強盗といったところ。
日本人だったらやらないことを全部やって、自分をピンチに追い込みます。
息を殺せ。
元兵士で盲目の老人の家に大金を盗みに入ったティーンエイジャーたちが、老人に追い込まれていくスリラー。
あらすじだけを見ると、じいちゃんやったれ!的に感じるんだけど実際に観るとティーンたちの家庭事情だとかの背景に同情の余地がでてきたり…。特にアレックス。しかし、強盗は悪いことなのでこいつらに制裁が加えられても仕方がないという気持ちで見始めることに。だけど途中、老人の秘密が明らかになったところからはじじいに対する嫌悪感の方が勝って、じじいがボコボコにされても仕方ないといった感じ。
どっちの肩入れもしないように作ってあってよかったな。アレックスには同情するけど。。。
忍び込んだ家に、逆に閉じ込められて追い込まれる様がほんとにこわかった。逃げても連れ戻されるし、絶望の繰り返し。
家も屋敷でもない普通の家(地下は広いけど)で、あんなに逃げ惑えるのが逆にリアルでよかった。
細かいことを気にしなければ、良作品だと思う。
個人的に全く合いませんでした。
個人的に全く合いませんでした。
理由は3つあります。
まず、押し入り強盗という犯罪が暗に正当化されていること。
次に、人の傷口を土足で踏み荒らし、最後まで自分のことしか考えていない主人公の無神経さ。
最後に、踏んだり蹴ったりなおじいさんに同情しかないです。
確かに、おじいさんのしてしまったことは犯罪に当たるとは思うし、正常ではないと思います。
けれど理由が、「犯人が娘を殺したのに刑務所に入り罪を償わず、金で解決しようとしたから」ということについては心情として理解できます。
また、両眼、娘とその死んだ娘に対する賠償金、新しい子、と奪われ続けるおじいさんに対して憐憫の情を抱きました。
(新しい子に関しては正直引きましたが...)
鑑賞後は虚無感でいっぱいになりました。
どうせならおじいさんのバックボーンをもっと適当にしていれば、まだ見れたかもしれません。
以上
設定からしてちょっと無理が
そもそもの恐怖をもたらすはずの設定に無理があるので、恐怖やスリルを感じる前に気持ちが冷めてしまいがちだった。また、ストーリー展開も御都合主義が目立つ感じだったので残念。一方で、所々のシーンでカメラワークや見せ方が上手いなあと感じられて、そこは印象に残った。
緊張感が止まらない
家に侵入した若者が盲目の老人に追われるというあらすじを見た時、はじめは簡単に逃げられるのでは?と思っていた。しかし、これだけ狭い中で、しかも相手が盲目というハンディキャップがありながらも、何度も絶望的な状況に追われるという状況の作り込み、手の混みようは本当に感嘆する。辛くも脱出できたかと思えば、次の瞬間には再び絶望の底に叩き落される。
これほどまでに緊張感をしいられる作品も、なかなかない。見た後は、本当に疲れ切ってしまった。
程よい緩和と絶望感の繰り返しが、エグい映画だった。傑作。
タイトル通り
息が出来なくなるほどの緊迫感です。
所謂、スリラーの部類に入るものになりますが、ホラーのような霊的なものの恐怖ではなく、人間の凶暴性の恐怖を描いた作品です。
まず、よかったのは演出!これは素晴らしい。88分という上映時間の8割以上を密室内の出来事で消費しますが、飽きる暇など一切なく、タイトル通り息の詰まる展開でした。正直、最近の邦画では少なくとも3回は時計を見る癖のある僕ですが、今作は時間が気になりませんでした。登場人物の心情吐露、回想、葛藤等のシーンは最低限に留め、主人公強盗3人組と盲目老兵とのチェイスシーンに時間を使っているのは非常に評価が高いです。
チェイスシーンに関しても、同じような展開の連続でなく、しっかりと事態がエスカレートしていく為、緊張感を保って鑑賞できます。この手の映画は主人公側がミラクルの連続で5回くらい命拾いしてどんどん緊張感がなくなるなんていうのはありがちなので、この辺りもよく練られているなと感心しました。
さらに、今作は盲目の元軍人が強盗3人組を追い詰める訳ですが、この元軍人が何故こんなにも強いのかというロジックにも逃げがありません。視覚がない代わりに聴覚、嗅覚が優れているというだけでなく、視覚を補うための鈴のような音のなる仕掛けを仕込んでおり、自宅という密室内の条件下でのみ発揮される強さに説得力があり、それ故非常に怖いです。これは霊が出てくるホラー映画とは違うリアリティからくる怖さだと思います。
また、脚本も僕は個人的にはそれなりに評価しています。今作、アウトレイジ並みに登場人物全員悪人な訳ですが、全員がそれなりに痛い目に合います。盲目元軍人も特別、可哀想な人物として扱われている訳ではなく、それなりに歪んだ思想によって行動しているし、今回の行動に関して、安直な理由を掲示しない点も今作をホラーたらしめていると思います。ありがちな過去に家族を殺されて、それで他人に対して極度に攻撃的になったとかそういった結論に着地せず、その訳のわからなさ故怖い。この辺りは評価ポイントです。
本当なら満点と言いたいところなんですが、お持ち帰りできるような特別考えさせられる何かのようなものは特に無い映画なので、そういう後に尾をひく映画が好みの僕はこのくらいの点数とさせて頂きました。まあ、スリラー映画だから仕方ないですよね。途中の暗闇のシーンなど、今作は明らかに劇場での鑑賞を前提として作られています。この作品は劇場で鑑賞しないと魅力が半減します。迷われてる方は劇場での鑑賞をオススメします!
レイトのお客皆で息を殺す時間を共有!!
盲目のおじさん所々見えてるだろとか侵入者側が本気ではないだろと感じる箇所はありましたが、レイトショーのお客さん皆で息を殺す時間を共有できた事はとても良い経験でした。ドンブリ、ドブが観たい人々がこうして集まって同じ時間にじっくりと観た事は本当に素晴らしかったです。住宅街の廃墟っぷりは何か自然に還るようで良かったです。私も大金を手に入れて遠くに逃げたいです‼
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