関ヶ原のレビュー・感想・評価
全367件中、81~100件目を表示
超クソ大作歴史映画
加藤剛と森繁久弥版の大ファンだったので超期待していたのだが、これ程までのクソ映画によく仕上げられたものだ。
まずどの武将にも感情移入できない。
誰も輝いていない。
加藤剛が演じた石田三成の聡明で痛々しいほどの正義感、三船敏郎が演じた島左近にみる親心にも似た寛容さ、その2人が織りなす一連のやりとりが、今作ではただただダラダラと諫のセリフを述べる暗い感じのおっさんと、反抗期のガキのように会話を遮るアダルトチルドレンとの実に気持ちの悪いやりとりに変わってしまった。
また他の配役も最悪だ。
福島正則の役者誰?
加藤清正の役者誰?
大谷吉継の役者誰?
本多正信の役者誰?
といった具合で、仮に無名でもいいのだが、とにかく個性が皆無。
宇喜多秀家、安国寺恵瓊、小西行長、毛利輝元あたりなどいないも同然。
関ヶ原の最も面白い部分である個性溢れる武将たちの複雑な人間関係や、個性にスポットをあてず、代わりに?くノ一やよくわからない朝鮮兵の爆破のシーンを入れてみたり、一体何がやりたかったの?という感じ。
てか、朝鮮人がこの戦で活躍してたの?てか、いたの?てか、いたとしてもそれ描く必要あんの?
とにかくクソ過ぎる。
本作は歴史大作の中でもっとも内容のない、何も感じることが出来ないクソ映画として語り継がれるだろう。
いや、語り継がれることもない、なかった事にされてしまうだろう。
この監督は戦国時代の面白さをどこに感じているのか甚だ疑問である。
不親切
かなり歴史偏差値高くないと理解出来ないと思う。
早口で喋る手法は緊迫感が増して好きだけど、その分知識量と情報量、展開が増えるわけで、にわか歴史ファンには付いて行くのがやっと。
なんか知らん間に関ヶ原だぞ?なんで家康は焦ってんだ?と頭の中がてんてこ舞いだった。
石田三成の誠実さ真面目さも良かったし、家康のどっしりとした存在感も流石だった、周りの武将たちもお国言葉でキャラも立っていたけど、ちょっと難しかった。
原作に忠実に、合戦シーンも手を抜いてない壮大は理解出来た。
家康が三成を敵として、自分が天下を獲るための相手として育てた、と言うシーンがとても良かった。
期待ほどでは…
●2018年23本目(DVD鑑賞18本目)
出演者は非常に豪華。岡田准一もですが役所さんは今回も素晴らしい。個人的に有村架純が好きなのでよかったです。
肝心の内容は、難しい話があり、眠くなりましたし、そうなのかもしれませんが、あまり納得いかないラストと中途半端な気がしました。上映時間も長い。あまりオススメできません
戦国時代ファンは納得の映画!
戦国時代ファンには納得の面白さだったと思います。
大谷刑部いい味出してました。
ただ映画全編セリフが聞き取りにくい。
一瞬でもよそ見するとあっという間に置いてきぼりを食らいます。
誰でもわかるように作ってないところも、戦国時代ファンからすると、リアルな戦国時代を感じさせてくれていい演出なのですが、
おそらく予備知識がない一般層はほとんど置いてけぼりだったのではないかと。
戦闘シーンもお金をかけてる感じがしますし、素晴らしいアクション。
岡田准一さんはほんとアクションが上手。
さらりとすごいスピードで馬で駆けていきます。
しかもそれを誇張しない。アクション重視でなくあくまで濃厚な戦国の戦いを見せてくれる感じ。
個人的にはいい映画でした。しかし、一般層の人から見たら低評価をつける人もかなりいると思います。
現代ではほとんどの人が映画館に足を運ばなくなって、さらにファン層が限られる戦国時代もの映画。
赤字覚悟でもこの映画を作ってくれた制作陣は偉いと思います。
こういう戦国時代大作がこれから作る人がいなくなってしまうのは日本映画界にとって絶対に損失になるのは間違いないと思うので。
自分的には赤字覚悟でもいいチャレンジをした制作陣をほめてあげたいです。
そろそろ
最初は面白い。し、ほどほどのおもしろさ。
でも、途中から飽きる。
光と影、緩急、カメラの引きと接写等。TVよりましです。
でも映画未満。
結局、メッセージがないのかな?
サムライ映画のカメラワークを踏襲しているけど、あたらしさがない。
あたらしさは、物語への見方になる。
サムライ映画はすきだ。
でも、いいかげん黒沢を超えろよ、って思う。
監督はじめすべての映画に関するひとたちにいいたい。
義に溢れている
話の前半は、石田と徳川の小競り合いだった。
後半は、関ケ原の戦いに向けての準備と開戦するという内容だった。
全体的に話すスピードが速く、地名や人の名前があったので大変だった。
ある程度知識がなかったら、難しい作品だったと思います。
石田、左近、初芽の義を貫く姿勢は感動した。
岡田さんの演技がいいです。迫力があり、官兵衛の時から、好きですが、戦国大名の誰をやっても似合ってます。
あと、黒田長政、カッコ悪すぎ。官兵衛の時の方が断然良い。
映画館で観なくて良かった。
司馬遼太郎は知っているが、原作を読んだ事が無い条件でレビュー。
台詞回しが独特なので不満が出る理由はわかる。映画館では聞きどりづらかったんだろうなと思った。
昔の時代劇映画等を観ている私にとっては理解出来る範囲であり、むしろ分かりすぎる現代他映画と一線を引いてくれたこの映画に感謝したい。
撮影は独特。むしろこちらの方が新しい試みをしているかの様。
しかし、関ヶ原の合戦に迫力が無い。赤白に分かれる運動会玉入れの様な緊迫感の無い戦いだ。
岡田准一、役所広司など人気俳優を起用しているが勧善懲悪な人物設定では無く、誰もがポジション的に中間の位置に留まらせているのには魅力に感じた。
ただ、味付けとなっている忍びの出番が多いのは如何なものか?と思ってしまう。
見終わった後、感想は「勿体ないなあ」と。
人気俳優だらけでは無く、実力重視で俳優を選定・制作してくれた方がまた違う魅力が出たかも知れない。
3Dならもっとよかったのに!
3Dならもっとよかったのに!
こうした超大作時代劇日本映画をせっかくなら3D映像で観たかった。
いままでに観たことのない映像で
劇場の大画面で
観たかった。
お金をかけた日本映画の時代劇は珍しい。
NHKの大河ドラマとは違う面白さの超大作時代劇!
7人の侍 や 隠し砦の三悪人 や のぼうの城
ような時代劇をいままでに観たことのない映像3Dで観てみたい!
この作品は役者の芝居も素晴らしいし、映像も美しい。
だからこそなおさら、いままでに観たことのない映像3Dで観てみたい!
見応えあり
石田三成が主役の関ヶ原は興味深い。
セリフが聞き取れないのは、方言などが忠実なためなのか。
ただし、一方でとても現代的な丁寧語の会話もあり、セリフについては、もう少し練る時間が必要だったのではないか。
忍者の役割など、いわゆる戦国時代のことがテンコ盛りになっていると思う。
全367件中、81~100件目を表示