劇場公開日 2017年9月9日

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ダンケルクのレビュー・感想・評価

全724件中、101~120件目を表示

3.5映像が限りなく現実に近付いた作品でした

2020年5月16日
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アカデミー賞では編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞されました。
ノミネートも多く上記の他に監督賞、作品賞、美術賞、撮影賞、作曲賞も含まれます。

とても綺麗な映像でした。
海や空、雲やその先までとても綺麗。

そして、その映像を更にクオリティを上げるが如くの音楽。

素晴らしいですね。

映像があまりにリアルなので、現実のように錯覚してしまうほどです。

物語は「陸」での1週間。「海」での1日。「空」での1時間をクロスオーバーさせて進んでいきます。

クリストファーノーランの得意の手法ですね。

セリフも多くなく、映像と音楽で観せていく本作は苦手な方も多いかもしれませんね。

僕はドーソン船長が救う謎の英国軍人など、ちょっとついていけないところもあり(そもそも戦争映画ってみんな同じ格好してたりするから出演者がいまいちわからなくなりませんか。いきなり新キャラ出てくると軽いパニックになったりします)映画についていくのにいっぱいいっぱいになったりするんですよね。
僕の理解力が低いだけだと思いますが。

地獄の黙示録やフルメタルジャケットで育った世代としては新しいスタイルの戦争映画についていくのはやっとでした。

とはいえ、映像、音楽が素晴らしく戦争映画として秀作だと思います。

僕が古い世代なので点数はやや辛口かもしれませんが。

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Francice

5.0映像がとにかくキレイ!

2020年3月26日
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IMAXで見ればよかった。
ほんまに映像がすごい!
どの部分を切り取っても絵になる映画でした。
内容も戦争映画独特の暗さや重さはなく、でも深さのある映画と感じました。

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りう

5.0戦争映画の本来あるべき姿

2020年3月22日
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泣ける

悲しい

怖い

最初観た時「ノーラン作品だし期待してたけどなんかイマイチだなぁ。」と思った。
1回しか観て無かったらおそらく⭐︎3か3.5だろう。
しかし2回観た。
ノーランだからそんなはずない!と思い。
結果2回目はヤバイ!
何故か知らないがすごく感動した。
2回目だと兵士の表情がよく観れるからか戦争の残酷さがよく分かりおまけに観てらんなって涙腺がムズムズしてきたし。

映画は娯楽だ。
じゃあ戦争映画は娯楽か?
答えはYESだ。
我々は刺激を求めてお金を払い映画を観ているのだし。
じゃあ戦争は娯楽か?
答えはNOだ。

このダンケルクはどの戦争映画より最もリアルに戦争をリアルに描いている。
戦争が面白いはずない。
すなわちこの映画は面白くない。
だがこれはエンターテイメントとして。
戦争映画としてのこの映画は最高な仕上げになっている。
やっぱノーランスゲェー!
この映画は2回目を観て本質を理解できる傑作だ!

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Pegasus

3.0ー実話ー

2020年1月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

怖い

民間人の船たちが、国の為に戦った戦士たちをトラブルにあいながらも助けに向かうお話し。

国の団結力がかっこよかった。

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x_x1020yam

4.0あのジャンポールはこの画面にはいなかった。

2020年1月4日
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戦争はやめられない。阿片中毒者のようにDNAに染み込んでしまえば普通には戻れない。普通っていつたい何?!てことになっちまうけれど・・・・それは仕方がないことなんだ。諦めて次の楽しいことを探すしかないのだ。そう、決して一か所に留まってはならない。この映画で気に入ったことは主人公がいない。音楽がいい。血糊が出ないこと。戦場なんて見たくもない。プライベート・ライアン以上の戦闘シーンはもう作れないだろう。この監督はよく知っている。
戦場の指揮官の感情はどんなものなのか?すぐそこに見える国に40万人の兵士を返そうとする作戦は見事に失敗だったし、死んで行った者たちへ鎮魂歌は聞こえたけれど、今のいまにその尊い命への償いに値する世界になったのかを深く考えさせられた。
何もよくなっていない。まさかの悪くなっているのではないか・・・・
あのヒトラーによく似た人物が、よく似た手法で、世界を牛耳ろうとしている。

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はる

3.5音楽が印象的

2019年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

ダンケルクの救出作戦をいろんな角度から描かれています。
前半は、壮絶な状況と鬼気迫る音楽が戦争の悲惨さを際立てていました。
後半の救出とラストの新聞はこころ打たれました。

ノーラン作品ということで、もっと期待していたので点数は低めです。

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たけお

3.0ノーラン作品には珍しい

2019年11月27日
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難しい

 ノーラン監督の作品は万人に進めやすい映画だと思っていた。ヒーローものやミステリー、SF から家族愛までいわゆるエンターテイメント要素を取り入れたものが多い。誰が見てもそれなりの評価をくれるような題材で万人受け抜群だと個人的には感じる。しかしダンケルクでは今まであったエンターテイメント要素がことごとく除外されている。
 物語は戦争に臨む三者の視点から描かれる。戦いに敗れ撤退を強いられる陸軍兵士、その撤退を支援する空軍戦闘機乗り、そして民間船で撤退に協力する非戦闘市民。陸と空と海を巡るこの撤退作戦が本作品の主題となっている。
 撤退作戦は苦難の連続で登場人物は常に難題に悩まされる。しかしそこにドラマチックな展開などは起こらず、ただ美しい空や海を背景に淡々と流れていく。主要人物三者を視点として描かれている、かといって各々の人となりがわかるような描写もなく感情移入もしにくい。ただ戦争に臨む三者を写しているにすぎない。あえて客観的に彼らを描き、現象をそのまま映像にしている。
 写実的に戦争を見せ人間的な感覚、感動は最低限に納められている。そのなかで開放的な空と青々とした海、荘厳で美しい自然が一際目立つ。自然の前でいかに人間の争いごとがちっぽけなのか、見せつけるかのように空と海が広がる。
 正直今までのノーラン作品とは別物と考えて見たほうがいいと思う。過去作までのノーランらしさは最期のシーン、それでも人間の暖かさを感じさせるシーンくらいだと思う。

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カンワ

1.0コメントできない

2019年9月22日
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鑑賞方法:VOD

寝られる

ストーリーが並行展開し過ぎてとっ散らかっている中、盛り上がりもなく淡々と戦場が描かれており、ただただ退屈な時間だった。
良い、悪いの評価もできずコメントに苦しむ作品。
見終わっても何も残らない。

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tiso jack

3.5これはこれであり

2019年9月16日
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鑑賞方法:映画館

時は第二次世界大戦。

イギリス・フランス連合軍は、ドイツ軍によってフランス北部ダンケルクの海岸に追い詰められてしまう。

その数実に40万人。

この兵士たちを救出するダイナモ作戦を描いたものだが、なんとか生きて帰ろうとするイギリス軍兵士、その兵士たちの救出に向かう民間の船、そしてイギリス空軍パイロット、陸・海・空それぞれの視点で描かれているのが面白い。

迫力満点の空中戦はもちろんのこと、敵機による急降下爆撃などが非常にリアルだ。

くすんだ色合いの映像と、終始流れている弦楽器の音が、作品をより重苦しい雰囲気にしているのも良かった。

ただ、気になる点もいくつかあり、兵士の数はとても40万人いるようには見えなかったし、救助に来た船の数も全然少ない。

さらに、戦闘機が僅か3機ってことはないんじゃない?

もちろん、程度の良い本物のスピットファイアを集めるのは容易いことではないだろうけど。

登場人物の名前すらよくわからないままなので、感情移入もなければ大きな感動もないが、これはこれでじゅうぶん楽しめた。

ちょいちょいいきなり銃弾が飛んできて、ドキッとさせられるが、それほどグロくはないので、大丈夫ですよ(←何がw)。

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META坊

3.5バックミュージックが異様で戦争の悲惨さがが伝わる。

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

バックミュージックが異様で戦争の悲惨さがが伝わる。

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てかる

4.5ノーラン監督が”戦争映画ではない、サスペンス・スリラーである”と強調した106分の緊迫した映像を満喫する

2019年9月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

 確かにこの作品には、残虐なシーンは殆ど描かれない。が、それ以上の緊迫感が全編に漲っている。

 冒頭、若き英国兵(ファン・ホワイトヘッド)が姿の見えない独逸兵の銃弾を掻い潜りながら、ダンケルクの浜辺に駆け込むシーンから飛び交う銃弾の音が腹に響く。

 ダンケルクの浜辺には救出を待つ多数の疲弊した英国兵たちが佇む。散発的に飛来し、砲撃する独逸機。何故、独逸陸軍が浜辺に進行して来ないのかは明らかにされない。(所謂、今でも謎とされる西武戦線最大のミステリーである。)

 が、観ている側にしてみれば、何時独逸軍の総攻撃が始まるのか、ダンケルクの浜辺の多数の英国兵士はどうなるのかと手に汗握る。そして、その気持ちを煽るメトロノームのようなチッチッチ・・・と静かに響くリズム。

 この緊迫したシークエンスを、陸(防波堤)・海・空から描くノーランの画。見事である。

 所謂、「ダンケルク・スピリット」として、現在でも英国で語り継がれるシーンは感動的であるし、僅か二機のスピット・ファイアで独逸空軍の攻撃を食い止めようとするジャック・ロウデン扮するコリンズとトム・ハーディー扮するファリアの奮闘ぶり。
 特にコリンズが撃墜された後、燃料が尽きたスピット・ファイアで敵地に飛翔する(燃料が尽きたので滑空状態なのである)ファリアの笑みさえ浮かべた姿には目頭が熱くなる。

 ノーラン監督は”戦争映画ではない”と主張するこの作品は、私にとっては、「プライベート・ライアン」「フューリー」「ハクソーリッジ」といった作品とは大きく異なる手法を使った戦争映画の傑作なのである。

<2017年9月9日 劇場にて鑑賞>

<2019年9月4日 追記>

 この作品発表時、ほぼ無名だった、”トム・グリン・カーニー” ”ジャック・ロウデン” ”アナイリン・バーナード” ”バリー・コーガン” 出演作が昨年から目白押しである。実に感慨深い。

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NOBU

3.5芸術的な作品なのかな…?観方がいまいちわからなかった

2019年9月2日
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グランドシネマサンシャイン/IMAXで観てきました。

軽いネタバレ程度のレビューと、ダンケルクの戦いについて軽く知識をいれて観ましたが、この映画の良さがわからなかった…。

まずノーラン特有の時間軸いじりが、実に弱かった。
複雑だから良い訳でもないのでしょうが、1週間・1日・1時間に分けた割には緊張感や複雑さがなく、見ていてもしっくりこなかったです。

CGを使わない撮影も評価された理由の1つかと思いますが、
リアルな戦場描写、音も常に鳴り続け、戦場に居るような体験をしたという前評判に期待するも、
思ったよりい迫力がない…!?と感じてしまい、
あり得ないアクションや爆破表現のCGに慣れ過ぎているのかな?と少し反省しました。

もしこれが、硫黄島など日本人に馴染みのある戦場だったら捉え方が違うのかな?と想像してみても、どうもしっくりこず。

芸術作品としてみると、悪くないなぁ~と思いつつも、
やはりしっくりこない作品でした…。

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恵

1.0ん?面白いかこれ?

2019年7月30日
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なんかダラダラと撤退シーンを見せられてるだけの映画。

みんなが面白いと言ってるから面白い
CMとかでよく見るから面白いんだろう
有名な監督が撮ってるから面白いに決まってる

と、なんも考えずに面白いって言ってる人が多そう

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海辺のカフカ

5.0完璧な映画

2019年7月10日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

私が今まで見た映画の中で一番の映画です
13歳の時に見て11回見ました
この映画は私の人生を変えてくれました。夢をくれました
特にフィオン・ホワイトヘッドに注目です

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HarukaWhyte

3.5イギリス人がかっこいい!

2019年6月23日
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陸、海、空のそれぞれの時間感覚でフーガのように、収束に向かって救出劇は進む。
とにかく「イギリス人カッコええー!」となる映画。
ただしプライベート・ライアンやフューリーのようなリアルさは求めてはならない。そこは両作を思い出しながら、補完しながら観るのがこの映画を楽しむコツだと思う。

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Sadahiro Kitagawa

3.0いまいち。

2019年6月3日
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ストーリーも、戦争の描写もいまいち。戦場のピアニストとか、ハクソーリッジとか、ノルマンディーとか、他のが迫力あるなあ。

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みきりん

4.0閻魔大王

2019年5月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

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odeonza

3.0面白いストーリーだが

2019年4月29日
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戦争も見せたいので少し散らかったのとラストがイマイチ

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マルボロマン

4.0相反するあらゆる人間性が収斂され、ここにある

2019年2月26日
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鑑賞方法:映画館

興奮

泣ける

難しい

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REX

3.0現実的戦場体験と映画的カタルシスの両立

2019年2月10日
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鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

怖い

ダンケルクからの撤退作戦を描いている作品ですが、状況説明が全くと言っていいほどされないので、事前に歴史的背景を予習しておいた方が入りやすいかと思います。

また、冒頭のテロップで「海岸の一週間」「海の一日」「空の一時間」と出ているように、それぞれで時間の流れる速さが異なることにも注意。海岸は長い時間を短く、空は短い時間を長く描いています。
ノーラン監督らしい時間軸のズレ。私はこの意味がわからないまま観てしまいました。それでも大きな問題はなかったですが、知った後だとこの3つが交差する点がより感動的に思えます。

本作は、登場人物の内面描写を静かで内に秘めたものにすることで、鑑賞者自身が戦場を体験しやすいようにしていると感じました。インタビューのないドキュメンタリーのような。空爆や魚雷だけでなく、水の怖さもよく伝わりました。映画館映えする作品ですね。

主人公にも活躍らしい活躍は見られず、戦争映画によくある戦友との友情なども薄く、兵士の間で名前を呼び合うことも数回。悪く言えば特に前半は盛り上がりに欠け、地味です。ですが戦場では個が許されないということの表現にも思えました。主人公もいわゆる勇者のような選ばれた主人公ではなく、ただ1人の兵士としての描写だったのだと思います。
セリフも少なく、演者からすれば表情や仕草に感情を込めるのは難しかったのではないかと思います。

私はテレビでの鑑賞でしたが、映像もさることながら音響もよく、ハンスジマーのbgmも緊迫感を引き立てていました。本作のフィルムの都合上、通常のスクリーンでは上下の40%がカットされてしまっていることもあり、IMAX鑑賞を勧める方が多いのも納得です。

序盤中盤では現実的な苦しい展開が続き、終盤に映画的カタルシスを詰めてありますね。苦しい展開が続く中でカタルシスを感じさせようとしているのは良かったのですが、中盤まで現実的だっただけに、少し娯楽映画っぽく、浮いているようにも思えました。しかしカタルシスの後に辛さやほろ苦さを残す描写を入れているので、バランスの取り方が上手いなと思いました。

空軍の2人が格好良かった。特にトムハーディ演じるファリアは英雄的に描かれていましたね。個人的にはコリンズ役のジャックロウデンがとても好み。イケメン版サイモンペッグとか言っている人がいて笑いました。

好きなシーンを並べておきます。
冒頭のビラが降り注ぐシーン。印象的で美しい始まり方でした。
ドーソンさんがスピットファイアをエンジン音で聞き分けるところと、それができる理由。
そして終盤の「何が見える?」からのファリアの活躍。
ラストの新聞記事、毛布おじさんとビールおじさん。そしてボルトン中佐。

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きーとろ