BLAME!のレビュー・感想・評価
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『マトリックス』等の焼直しだが映像とバトルシーンに見どころあり
たまたまネトフリのメニューから本作にぶつかった。
画像はなかなかきれいだし、声優もいい感じ。しかし、徐々に設定がわかってくると、これは『マトリックス』『ターミネーター』『マッドマックス』『攻殻機動隊』の焼き直しではないかと、少々ガッカリ。
増殖し続ける階層都市は機械が主人公の『マトリックス』の現実世界であり、上位セーフガードはターミネーター、そこに登場する流れ者の一匹狼キリイはマックスである。シボはモデルとなるキャラクターがないようで興味をそそるが、偽装ネット端末遺伝子と接続すれば階層都市の機械支配を終了させられる、というのはちょっと安易すぎる感じがする。シボが都市の電脳に接続するシーンは『攻殻機動隊』である。
人間たちのキャラクターは普通の元気な少年少女というだけで、特に特徴も魅力も感じられない。なおかつ階層都市が数千階層、あるいは数万階層?に及ぶとあっては、さすがにそれは無理だろう、潰れるに決まってるじゃないかwと、こちらもガッカリ。
見どころは上位セーフガードとの闘いだろうが、いかんせんセーフガードが強すぎる点に難がある。もうちょっとここを展開させて、セーフガード、キリイ、シボの3者をそれぞれもっと絡ませ、手に汗握らせて欲しかった。逆にシボは期待したほど能力が高くないので情けない。
いくらなんでも主人公が寡黙過ぎ。
テレビシリーズのシドニアの騎士が好きだったので鑑賞。内容的にはマトリックスとターミネーターを足して二で割ったような、あまり新鮮味のないもの。
とにかく主人公を筆頭に登場人物のキャラが立ってないし、物語もカタルシスを得られるようなものではない。
主人公はもう少しヒーロー然としていてほしいものだが、寡黙すぎて彼の心情がほとんどつかみどころがなくキャラクターとしての魅力も伝わってこない。周りのわき役も同じく誰にも感情移入できないから死んでも悲しくもならない。
舞台も地下世界で終始暗くて陰鬱。もう少しシドニアみたいにコミカルなところも入れて物語に緩急をつけてほしかった。娯楽作品としては評価は厳しい。
配信で有料での鑑賞だったけど無料になるまで待てば良かった。
続編ないのでしょうか
放送中アニメの原作者、制作会社つながり、原作未読、予備知識ゼロで鑑賞。世界観、映像、音響、声優さん、いずれも素晴らしい!強いて言えば、音楽がちょっと古臭いかも。とにかく原作読まなきゃです!
今になって、映像を発見。興味を持ってBD購入。 世界観好き。色々分...
今になって、映像を発見。興味を持ってBD購入。
世界観好き。色々分からん事が多いのも好き。原作読みたくなった。
別にいいんだよ、細かいことは。
どんな作品だって、原作は別物なんだから。
完璧に再現できた原作付きなんてこの世の中にある訳ねーし。必ず誰かがケチ付けるからね。
映画で初見でしたが非常に楽しめました
映画で初めてBLAME!を知りましたが、話が分からなくて戸惑うことはなく、ですが設定やしっかりとした内容がありました。
アクション、映像、音響など高水準で盛り上がりもあり最後まで常に楽しんで観られました。
好みに合致していたのもありますが、非常に素晴らしい作品でした。
素敵な作品に出会えて感謝です。
弐瓶勉原作作品という事でネットフリックスで鑑賞。 原作未読・予備知...
弐瓶勉原作作品という事でネットフリックスで鑑賞。
原作未読・予備知識の全くない状態だったが十分楽しめた。
シドニアのポリゴン・ピクチュアズの映像は美しく、見ていて飽きない。
四つ這いで高速移動するセーフガードの異様さ、上下にどこまでも階層が続くメガストラクチャー。
弐瓶作品を構成するこれらの表現が素晴らしく、始まって間もなくして世界観に引き込まれてしまった。
テクノロジーの暴走、AIの自我の目覚め。
これらの原因で人類と人工知能の主従関係が逆転してしまうSFはこれまでにもあった。
が、BLAME!は一味も二味も違う。
人類がAIに支配されるようになって数世代も経ており、人々は繁栄の記憶を忘れてしまったいるのがポイントだろう。
かつての栄華を忘れ、一方的に搾取され細々と暮らす人類。
災厄のその後を生きる人々の前に霧亥が現れたことで、数千年止まっていた人類の時間が動き出すのだ。
この作品が20年も前に作られていたことにも驚くが。
それ以上に今見ても十分に鑑賞に堪えるどころか新鮮に楽しめている自分に驚いた。
今後も広がる弐瓶ワールドに期待してやまない。
アニメ映画の中では成功の部類
近年あるアニメ映画の中ではアクション部分はよく出来ていました。また原作を知らない人でも内容がわかるようにアレンジされており、単体の映画でも十分楽しめるものでした。
ただ、時間の関係上登場人物たちの背景などはほとんど語られず原作ありきの作品として考えてしまうと不足とは感じてしまいます。
今時にしては良いほう
原作を読んだ時の感覚が、鑑賞後もそのまま感じられて、タイトル拝借のなんちゃって原作映画化が多い中、大事に作ってもらえてると思いました。良かったです。原作を知っている自分としては、もう少し映像で観たいキャラやエピソードもありましたが、一話完結なら、あのEDで先の無い孤独や怖さも表現できてたと思うので、文句なしです。これをきっかけに、原作ファンの方が増えてくれたら嬉しいなぁ。それで、もっと原作寄りの映画・第2弾が出てくれたら嬉しいなぁ。
無能な制作会社!!
原作のひたすら上へ登っていく感覚と、台詞もなく無機質な景色をただ呆然と眺める時間や暗く陰気臭く全く希望がないデカダンスが大好きなのですが、これらはどこにもなく、説明台詞ばかりのありふれたCGアニメになってしまって残念です。絵もキラキラして綺麗すぎて特徴がなく何の印象も残りません。生存者と美少女が無駄に多すぎで、珪素生物の不気味さやインパクト、本当に会ってしまったらヤバいという恐怖が全くありません。独特の設定を表現するのに息を飲むようなビジュアルや高低差を絡めた身体感覚を劇場でどう体感してもらうか考えて欲しかったです。
ネトフリ残念シリーズ
ネトフリ映画なので、きっと過剰に世界マーケットを意識してしまったのか、ただ出来のいいだけの映画になってる感が。
最後のシーンはそんなネトフリに反旗をひるがえす意味があるのだと好意的に解釈。
きらいではないが、狂気が感じられない。もっとドメスティックな作品でよかた。
ゴリゴリ・ハリウッド
原作未読なんだけど、非常にハリウッド・スタイルなゴリゴリのエンタメで驚いた。NETFLIX初の日本映画として何でこの作品が、しかもかなり万人受けされる形で選ばれたのかが気になる。
建物が凄い
シドニア信者なので、池袋リーブルで鑑賞。
原作は読んだことがなく、まったく事前知識ゼロで観たが、問題なく楽しめた。原作者のコメントにあったが、本作の主人公は建物かもしれない。無限に増殖した無機的な都市を、ここまでリアルに作画できるのはポリゴンピクチャーズならでは。
ポリゴンのアニメを観て、他のアニメを観ると、どれを観ても作画に落差を感じてしまうのが、困りものの副作用。
BDで何度か観てみたい。
東亜重音てなに?が入り口
出口は東亜重工ってなに?でした(笑)
むかーし「アップルシード」や「エクスマギナ」を観に行った時に、ポリゴンアニメってどーなの?なんて思って内容考えずに飛び込んだのを思い出し、かつ近場で東亜重音atmosなるザワザワする単語の上映館があったので突入。
SFの素養はあるからなのか、基本ヘタな事を考えないからか、すっぽり世界にはまって最後までポリゴンと音響の幸せに浸かることができました。
東亜重音atmosで★+1ですね♪
おいおい・・・信者以外置いてけぼりか
まず、褒める前に一言、怒りを申し上げたい・・・
「起承転結の、「結-ラスト-」がひどすぎるだろうがぁぁぁぁぁ!」
なんだよ!「俺はネット端末遺伝子を探している」だ!知ってるわ!
10年以上前から!
これ、私が原作ファンじゃなかったら☆2もの打ち切りエンドですよ!
はぁ、はぁ、
このブラムは以前からOVAが噂され実現されなかった弐瓶勉のデビュー作のアニメ映画。
弐瓶勉さんは建築を勉強されたとかで独特のを描いていました。その作風と終末的SF世界観からコアのファンを獲得してました。私もその一人です。
が、弐瓶勉さんは、精神的に不安定なのかストーリーがブレブレになりやすいという漫画家として弱点がありました。あと、当時は人の顔とかがよく変化してました。ブラムも後作も絵とストーリーが雑になって打ち切り・・・。
なにが言いたいかと言うと「この作品は感性と演出を楽しむもの」であるということです。
やっと映画レビューになりますが、このアニメは、シドニアの騎士のように一般受けするように配慮されてます。これは嬉しい。
ノッペリしたデザインの電気漁師たちがかっこいい、かわいい、おっぱいデカいと改善されます。ずっと謎だった「音」もイメージ通りでよかった。主人公のキリィの動きも行動も原作らしい。
原作の1/10くらいの部分なので設定の膨らみも無難だった。
でも、これ、原作未読の人にはどうなの・・・?
結局、ネット端末遺伝子は見つかるの?
キリィは何者?
シボさんのその後は?
ラストが放り投げてない?
絶対納得しないですよ。これ。
前半の世界観を出すために尺を使いすぎて、後半が犠牲になってる。自分としては、ラストを綺麗に終わらせるために後半に尺を使ってほしかった。売り上げよかったら、TV化かOVA化してくれるなら許せるんですがね・・・。
BD?買いますよ。当然でしょう╭( ・ㅂ・)و̑ グッ.
しかし、おっぱいデカすぎやしませんかねぇ・・・。
ドルビーアトモスで見たかった
原作未読+なるべく事前情報無しで見る癖が裏目に出てドルビーアトモスで見れなかった自分にマイナス点
一番の特徴はそこそこ劇場埋まっているのに誰一人飲み物を口にしない緊張感のある映画
ネタバレしない感想箇条書き
あっ、ここ干渉系て奴が騙してるのかな?と思ったらそんなこと出来んのかよ
そういう服の癖なのか、みんな大きいのか、揺れるまでずっと気になった
予期せず宮野さん嬉しい
場面による髪型の変化は、その髪型の特性まで考慮してるのかなと勝手に感心
良くある貞子走行て効率いいのかなぁと思ってたけどそんなもんじゃない
壁走行まで考えたら攻撃当てにくい、避けにくいなんてもんじゃないと今迄にない程良く分かる映像だった
やっぱおれつえーさいくお
説明が少ないけど原作未読でも世界観把握できるくらいには情報が散りばめられてるので好きな人は好きな作品だとおも
残念
先日の『ゴースト・イン・ザ・シェル』と似たような印象。原作が発表された頃は斬新だったんだろうけど、ハリウッドで散々影響下にある作品が量産されたため、ビジュアル的にもストーリー的にも真新しさを感じないという。そうなると肝要なのは演出だけど、撃つ前にこんなに時間を取るのはちょっと…。
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