レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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グロテスクと神聖は紙一重
終始映像が綺麗だ(解像度もそうだが構図やアングルが臨場感を出している)。
演技や描写も文句無し。
熊との戦いがリアル。
自然の法則を感じる。
馬の内臓取り出しや魚の踊り食いも超絶映像。
キリスト教的なテーマを感じながら視聴できれば楽しめる。
復讐は自分でするのではなく神に任せようというメッセージがメイン。
レイプ被害者を助けたことが伏線回収されて良かった。
間延びしてるかな
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レオ達は毛皮で商売をする部族だが別部族に襲われる。
そして逃げて戻る途中、レオは熊に襲われ重傷。
フィッツて奴が最低で、逃げるのに足手まといだから殺そうと提案。
でもみんなにとってレオは恩人で、隊長は決断できなかった。
なので息を引き取るまで数日間見守って埋葬することにする。
そのために報酬を約束し、フィッツを含む3人を残したのだった。
しかしフィッツは他の2人がいない間にレオを殺そうとする。
そしてそれを見つけて止めたレオの息子を殺害。
さらに敵が来たのを見たと言い、レオ放置で他の一人と逃げる。
そこからレオの決死の一人旅が始まる。
そして紆余曲折の末、仲間に助けられる。
それでフィッツの悪事が全てバレるわけだが、当然フィッツは逃走中。
レオは隊長と共にそれを追い、殺してハッピーエンド。
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劇場で見たんやが、ちょっと間延びして眠かったかな。
上記「決死の一人旅」のところで色んなことが起こるのだが、
いかんせんペースが悪くて全然進まない感じ。
何とか生き残ってフィッツを殺すって結末は明らかやったんやし、
もうちょっと短くまとめても良かったような。
でもアカデミー俳優・レオの演技は素晴らしかったです。
圧巻の大自然の中で描かれる復讐劇。レオ様の好演は必見。
Amazonプライムで視聴。私の好きなジャンルである「復讐劇」(所謂「リベンジもの」)で何か無いかなと探していたところ、本作の評判が良かったので視聴した次第。
ざっくりとしたあらすじは、アメリカの開拓時代、極寒の地で毛皮獲りを行っていたアメリカの一団が先住民の襲撃を受ける。本編の主人公は現地人でアメリカ人たちのガイドを行っていた、タイタニックでおなじみ「レオ様」ことレオナルド・ディカプリオ演じるヒュー・グラス。グラスは息子と仲間とともに命からがら死地から逃れ、自分たちの砦を命からがら目指すが、途中グリズリーに襲われ瀕死の重傷を負ってしまう。砦を目指す仲間たちから外れて、瀕死の状態のグラスの最期を看取る役として息子と仲間2人が残るが、仲間の1人に裏切られ体が動かない自分の目の前で息子が殺されてしまう。生きたまま埋葬されるも、何とか一命をとりとめたグラスが裏切り者を追いかけていく・・・といったストーリー。
ストーリー自体はいたってシンプルだが、何と言っても目を見張る大自然の描写が素晴らしいの一言。多くの映画を観てきたつもりだけれども、自然の描写で言ったら1、2を争う作品だった。また、セリフはなくとも、表情や吐息だけで伝えるレオナルド・ディカプリオの演技力は目を見張るものがあった。正直タイタニックのイメージが強かったが、改めてすごい俳優なんだと実感させられた。
おすすめポイントは、グリズリーとの戦闘シーン。もちろん動物と人間の格闘なんて見たことは無いんだけれども、リアル感が迫力とともに伝わってきた。恐らくCGだとは思うが、どうやって撮ったのかが気になるところ。
追記:レビュー後Wikipediaなど色々見てたところ、グリズリーはやはりCGで作られたようだ。また本作は第88回アカデミー賞にて主演男優賞など3部門受賞している名作も名作でしたw
熊もスゲェが人間もスゲェ
熊に襲われるシーンは圧巻。ホントに怖かった。
で、グラスさんの回復力もスゴいンですが、
・初期の手当てが良かった
・フィッツに埋められたのが良かった
・川に流されたのが良かった
・出会ったインディアンの燻蒸治療が良かった
・馬の腹に潜ったのが良かった
どの治療法が効いたのでしょうか。
西部劇というと乾燥した炎天下の荒野が舞台だけど、北部で冬だと寒そうな場所が舞台。ここからテキサスって歩いて移動できるのか?寒くて雪も降る気候だからこそ、肉が腐らずに回復できたのかな?
実話がベースというから、ホントにスゲェな、と思った。
奴はそれを永遠に奪った
当時、映画館で観ました🎬
ヒューを演じたディカプリオは圧巻の演技でしたね。
グリズリーに襲われるところは、リアルで迫力があり自分もビビってました。
息子の仇ジョンを演じたトム・ハーディ、くせ者感たっぷりのいい演技でした。
確か彼の最期は、ヒューはとどめを刺さずに、ヒューが昔助けた女性の部族❓に殺されてましたよね。
他に記憶に残っているシーンは、死んだ馬の体内に潜って暖を取る場面ですね。
あれは、なかなか斬新です。
ディカプリオはこの作品で、悲願のアカデミー主演男優賞を受賞しました❗
全編に渡って、彼の演技が堪能できる作品です🙂
狩って食う、飲んで寝る、息を吸って吐く
生き物が「生きる」とは、ただただそれを力尽きるまで繰り返すこと。
(排泄と繁殖が抜け落ちていますが、商業映画ではこのくらいまでが限界ですかね)
起承転結、勧善懲悪なので、裏読みなど無しに比較的のんびり鑑賞できました。
ま、突きつけられる事象が全て濃いので、鼻歌混じりの鑑賞とはいきませんがw
作品中の時間経過が分かりにくかったので何とも言えませんが…
皆さんがおっしゃるように、怪我の回復速度に違和感を感じました。
あの怪我だと、全治3~6カ月は必要と思われます。
ただ、それを素直に表現するとストーリーのスピード感が失われ、勧善懲悪の見せ場となる転結部へ綺麗に(気持ちよく)繋げられないので、(大人なので)目をつぶりますw
また、ところどころに差し込まれる亡くなった嫁さんの表現も、あまり上手さを感じませんでした。
全体的に、北アメリカの亜寒帯湿潤気候、針葉樹林帯の美しさと人間を含めた生命活動の残酷さを、自然光の中で対比することで印象的な画を作っています。
音楽やアクション、過酷な環境の中でのディカプリオの演技など、レベルの高い作品でした。
ストーリー★2.5、画像・音楽★+0.5、演技★+0.5。
好みの映画
ただただ、こういう映画が好き。
盛り上がりがないっていう意見、
えっ、
こっちはずーっと盛り上がりっぱなし。
長い?
Amazonプライムで2回連続で観ちゃったよ。
たまんないなーと思う人もいれば
何これ退屈って思う人もいる。
映画は好みだから仕方ない。
ディカプリオ映画の中でも
ワールド・オブ・ライズとレヴェナントは
雰囲気がたまらなく好み。
内容の良い映画はもっとあるんだろうけど
それよりもなんかツボ。
ディカプリオはこの作品でオスカーを手にする運命だったんだな。
ほんとこんな寒さで厳しい撮影をしてくれて
すばらしい映像・音楽・演技を作り出してくれて
ありがとう。
あと途中の原住民の人、ディカプリオ助けてめっちゃ優しくしてくれてありがとう。二人で舌を出すシーンに
魂えぐられて、生きる力が湧いてきたよ。
あと、iPhoneのMAPでミズーリ川検索したら
Arikara creek とあって
この辺りにアリカラ族はいたのかとゾクゾクした。
セリフが少ない
めちゃくちゃセリフが少ないから無音のシーンが多かった
レオの生命力半端ない
しかも序盤にレオは熊に襲われて喉を怪我しているからずっと変な声だった
トム・ハーディの顔が最初分からなかった
2人とも意外と声高い
あんまり面白くは無いけど演じるのがすんごい大変そう
内容よりもレオの頑張りを見る映画
死んだ馬の中に入って暖を取るのはちょっと笑った
カメラワークの良さbgmの良さテンポの良さ
世界観がレッドデッドに似ていて、とても想像力が膨らむ映画です。やっぱ衝撃なのは、先住民と白人の争いだけじゃなく先住民同士も殺し合うんだから、それはそれで人間の愚かさが、自分自身にも伝わるぐらい残酷な映画と同時に魅力的な映画だった。後、字幕が少なかったから字幕をあまり読まずに観れたからとても観やすかったです。
レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予...
レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。
実話ということがすごいが、観ていてすごく痛々しかった。 レオナルド...
実話ということがすごいが、観ていてすごく痛々しかった。
レオナルド・ディカプリオの初のアカデミー受賞ということで、役に懸ける気迫はすごく伝わってきた。これだけやれば獲るよなぁという感じだった。
ディカプリオ史上最も過酷な撮影
アカデミー賞12部門にノミネート、3部門で受賞を果たした本作。何と言っても主演男優賞に輝いたディカプリオの迫真の演技が見所の一つ。台詞は少ない今回の役柄だが、特に熊に襲われ大負傷を負った後からの目と身体だけの演技が秀逸。これまで色々な役柄をこなしてきた彼だが、自分史上最も過酷な撮影だった、という中で最高のパフォーマンスを見せてくれた。
もう一つの見所はアカデミー撮影賞を受賞したエマニュエル•ルベツキーが手掛ける映像美。まるで自然ドキュメンタリー大作を観ているような圧巻の大パノラマの中で物語が展開される。そして映像の美しさもさることながら、緊迫感•躍動感を際立たせるカメラワークや撮影手法も素晴らしい。CGを使っているにしても一体どうやって撮ったんだ?と思うようなシーンが各所にあり、物語の進行を追うと同時に撮影のテクニックにも随所で感心させられた。
物語の進行も無駄が無く、裏切り、復讐、家族愛、仲間の絆、人間の本性が映し出された傑作である。是非鑑賞をお勧めする。
おもいがけずの大作
正統派の大作です。リーン選手が撮りそう。
但し、自然環境が厳しすぎて、デュカ君辛すぎて、観ていてかなり疲れました。
スポットライトがオスカー取ったけど、この年は娯楽性の高い作品が多かったですね。
候補の中では間違いなく最も格調高い。
結構生々しいシーンが多いので御婦人は嫌がるかも?
鬼気迫るとはこの事でしょう
当時ずれ込んでずれ込んで、結局観ることが叶わなかった作品。
やはり一番はディカプリオの芝居でしょう。
まさに体当たりで、鬼気迫るとはこの事でしょうね。
その表情の切り取り方も良かった。
物語は実にシンプルな復讐劇で、実在の猟師の体験を描いたもの。
自然の描写が実に美しく、これは劇場、それもIMAXで観たかったなぁ。
それと音がとても効果的で、吹雪いてる風の音、寒さの中の息遣い。音楽も実に良いですね。
物語そのものより、その描かれ方が圧倒的でした。
そしてディカプリオ、主演男優賞おめでとう。
印象に残るのは
結局見終わって印象に残るのは熊に襲われた事と馬の腹に入ったことだけです。蘇えりし者を助けるために複数の更なる命が犠牲になっていることを考えるとこれでよかったのかな?と疑問が残る映画でした。
ディカプリオの演技は素晴らしく自然の映像美やネイティブアメリカンとのリアルな攻防も見どころのひとつてはありますが、スッキリ感は全く無くどんよりした重たい空気が最後まで漂うのでもう一度見たいとは思えない映画ですね。
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