フッテージ デス・スパイラル

解説

イーサン・ホーク主演でヒットを記録した2012年のサスペンススリラー「フッテージ」の続編。別居中の暴力夫から逃れるため、双子の息子たちを連れて田舎の一軒家に移り住んだコートニー。ある日、息子たちが家の中で映写機と8ミリフィルムを発見する。再生してみると、そこには恐ろしい首吊り事件の映像が収められていた。実はコートニーたちが引っ越してきたのは、邪神ブグールに取り憑かれたいわくつきの家だったのだ。かつてここで起きた事件に関わった元副保安官の男は、新たな惨劇を予感して阻止しようとするが……。母親役を「ルールズ・オブ・アトラクション」のシャニン・ソサモンが演じ、前作にも登場した元副保安官役をジェームズ・ランソンが続投。前作のメガホンをとったスコット・デリクソンが脚本を手がけ、「シタデル」のキアラン・フォイが監督を務めた。

2015年製作/97分/G/アメリカ
原題:Sinister 2

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5怖さはないですが、サスペンス色は少し高くなりました。

2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

前作で、主人公エリソンの調査をサポートした副保安官が、新たな犠牲者を出さない為に奮闘する物語。

前作同様に、サスペンスホラーとして鑑賞しましたが、映画としての面白さはこちらの方が上のように感じました。
1作目の貯金があるということもあり、サスペンス色はやや高くなったように思います。
ただ、核心はついていないように感じられます。アイデアがないのか、3作目を作るつもりがあるのか・・・
また、前作同様に怖くはないですね。子供たちの描写が、演技も演出もまったく心に迫りません。

評価としては、前作よりやや上ですが、映画としてはやや低めです。

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よし

2.5前作の副保安官が主人公に!

2020年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オズワルトの惨劇を連鎖の最後にしようと家を燃やした副保安官。その後警察を辞めて私立探偵になったのだが、オズワルトの遺志を継いだかのように悪魔を追っていた。いや、終わったかのように見えた惨劇はまだ続いていたのだった・・・という続編。

 新たな8ミリビデオによる残酷映像。磔にして燃やされる家族、宙吊りにされワニに喰われちゃう家族、雪の中で凍死させられる家族、感電死させられる家族。映画を最後まで見ないとだめだぞ!などと、ディランは幽霊たちに脅されるが頑なに拒否。

 ビデオを撮った者がいるという恐怖がわかってしまっているだけに、弟のザックのわざとらしい演技にがっかりしてしまう。前作でのイーサン・ホークの演技、特に最後の絶望感がとても良かっただけに残念な続編となっていた。個人的には元副保安官とコートニーの関係がキスだけで終わったことに違和感を覚える・・・というか、どこまでストイックなんだよ!てな感じでした。

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kossy

2.0「フッテージ」の続編

2018年8月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

前作ありきな部分もあるので、予習してから観るとスッと入れるかも知れません。

でも、前作程の邪悪な雰囲気はないかな。
優しくまとまってる印象です。
もっと絶望的な内容だったら面白かったかも。
態度の悪いオッサンだけが炙られて逝っただけで、もっと理不尽さが有った方が良かったかなと思います。
最後も、そこまで車で来てるんだから 車に乗って逃げれば良いのに、わざわざ走って逃げるとは…。
ホラー映画などではデフォなんですけど、「何で車に乗らない?乗った方が早いだろ」って、ちょっとツッコミたくなりましたw

双子のディラン役の男の子が可愛かったですね!
あと処刑のシーン(畑で張り付け)は「チルドレン・オブ・ザ・コーン」を彷彿とさせますね。懐かしい!

イーサン・ホークの「フッテージ」、忘れちゃった部分もあるから、もう一度観てみようかな。

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m@yu-chan

3.5目新しい変化は無い

2017年9月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前作では脇役だった副保安官が主人公となったが、イーサン・ホークはどんな形でも登場して欲しかった。イーサン・ホークだから良かった部分もかなりあるためどうしても人物のインパクト不足が感じられる。前作で子さらいの悪魔「ブグール」の魂胆も分かり、基本的な謎は解けた形で終わった為、本作は必然的に謎解きよりもブグールを食い止めるというのがテーマになっている。世界観は受け継ぎつつ、新しい境地に踏み込んだ形になったが、この悪夢を終わらせる為に奔走する主人公には大変共感することができた。

テーマこそ前作とは異なるものの、変に凝ったりもせず、不気味さやなかなか良い構図もあったのが好印象だ。しかし、前作は地味ながら引き付けるものがあったが本作にはその力が足りない。前作で感じられた独特な恐怖演出も無く、そういったところは普通のオカルトホラーとなってしまった感じがある。また、作家だった前作の主人公は自らスナッフフィルムに手を伸ばしてしまい、自身の手で呼び起こしてしまった恐怖という物だったが、本作はブグールに連れ去られた子供たちが幽霊となり直接現れて強制的に狙いをつけた子供に見せるという変更点が加えられている。その際に「これは傑作だぞ」「ヤダ。もう見たくないよ」→結局見るの繰り返しであり、いささか不自然に感じてしまった。日本では劇場版スルーだったが、興行収入面では前作の半分にも満たなかったという事で第三作目は厳しいだろうが、一定の恐怖を味わうことの出来る作品なのは間違いない。

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Mina
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