劇場公開日 2019年1月18日

「純粋な気持ちになれる啓蒙的作品」バジュランギおじさんと、小さな迷子 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5純粋な気持ちになれる啓蒙的作品

2020年6月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ここ数年日本に配給されて来たインド映画を観て、インド映画の娯楽性の高さにハマってしまった。
そしてまた今回も、飽きずに存分に楽しめて泣ける作品だった。
敬虔なヒンドゥー教徒のバジュランギの、神の教え通りに行動する様がコミカルで笑わせてくれる。
大袈裟に見える人助けも、私自身仕事でムスリムと関わるので特別でないとわかる。
宗教と結びつきが強い人々にとって、困った時の助け合いはごく自然で当たり前の事なのだ。

余談だが、無垢な子供よりも純粋なバジュランギ役のサルマーン・カーンだが、pk でパキスタン人青年役を演じたスシャント・シン・ラージプートの死に関与しているという海外の記事を読んだ。
作品と俳優の人間性は関係ないが、本当だとしたら残念だ。

パプリカ