劇場公開日 2016年9月10日

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「ハーレイクインめちゃタイプ」スーサイド・スクワッド とびこがれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ハーレイクインめちゃタイプ

2023年4月20日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

 能力の高い犯罪者を動員して戦わせるのやっぱいいですよね。PSYCO-PASSの執行官(あれは犯罪係数高いだけか)のアウトロー感のある味方って観ていて楽しい。
 今作の紅一点はハーレイ・クインです。ハーレイ・クインは解放的で衝動的なチャイルディッシュな娘ですが、こだわりの髪色と衣装、木製バットとHATEと彫られたピストル等、自身のスタイルや美学が通っていることが伺えますね。紫のスーツに白塗りのやつの彼女ですしね。けど女版ジョーカーなのかと言われると、彼女はアーカムでジョーカーに魅せられ、ショック療法を繰り返して今に至ります。深い絶望や憎しみ等の強く大きな感情を秘めているわけじゃないですよね。ジョーカーがヘリ墜落で死んだ(と思われた)時ちょっと落ち込むますけど、その後も彼女らしく生きていきます。ジョーカーに盲目的に従う狂信者なのではなく、彼女が粋だと思う、coolでsickだと思うからジョーカーについていってるだけで、彼女の生き方はあくまでその価値観に基づくものなんでしょうね。ジョーカーを見て、ああもっと自分に素直に生きていいんだ、と思った程度でしょう。幻覚にて家庭をもつことを夢見てましたしね。
 デッドショットやミスターブーメランがエンチャントレスの弟のオレンジに光るやつに勝てる気がしない問題もありましたね。ミュータントみたいにメタヒューマンという言葉がありましたが、銃やブーメランが上手すぎるメタヒューマンなんでしょうか。のび太君やウソップの将来ってだけではなく?異能のレベルが揃ってない感じが、没入感に水差した感じはありました。
 軽く観れて楽しかったので、よかったすけどね。

とびこがれ