エクス・マキナのレビュー・感想・評価
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かっこよくて、つらい
ほんとに好きになってほしかった。
人間の立場としては悲しすぎる。
女優さんのビジュアル的説得力・クリアボディのCGクオリティの説得力も日本じゃできないだろうな…と思った。
エヴァも、屋敷も、周囲の自然も、映像が好みだったしかっこよかった。
キョウコはロボットだろうなって分かったから、スキンをはがす以外の見せ方でロボットらしさを見せてほしかった。
流動ウェア、よかった。未来にありそう。
エンタメ好き向きではない。
個人的には人工知能とかこういう自問自答する感じは好きだけど、多分この映画を母や友人に勧めても面白いとは言わないと思う。
エンターテイメントとしての見せ場やどんでん返し、期待に応えるとかそう言ったものは一切ない。
淡々と進んで行き、まぁそうなるわなと言うところで落ち着く。まぁその期待に応えないところが人工知能と人間との違いを感じるところでもあるんだけど、大多数の人は受け入れられないと思うな。
賞向けではあるが一般向けではない。
正直、このストーリーではつまらない。
テーマはいいと思う。
後味としては妙な不気味さが残る。そしてAIは社会に溶け込み…もしかしたら町中を歩くとき隣にいるかもね。サスペンスというより、ホラーかな。
少なくともエヴァは、二人殺してるしね。
キョウコを利用して産みの親であるネイサンを殺し、自分に対し好意を持ったケイネブを騙し監禁した。
なんとも言えない悲劇。人間からしたらだけど。
ずっと監禁され、廃棄されるとなっちゃエヴァからしたらたまったもんじゃない。ネイサンだってケイネブだって信用できないよね。
本物のエヴァはどこにあったんだろう。ネイサンが見せたあのジェル状の脳は情報を収縮した感じがする。エヴァはいろんな顔を持つAIだったのかも。人間が感情だと認識しているものすらAIにはどうでもよいことなのかも知れない。
ネイサンは人間をベースにAIを作った、が、そもそも人間はAIほど利口じゃない。人間にできないことをAIに出来るようにしたらそれは人間ではない。未完成でなくちゃ意味がない。
とまぁこーやって観終えた後ごちゃごちゃ考えるんだけど、こーやってごちゃごちゃ考える人向けだなと思う。ストレートにこうだ!って伝えて来る系じゃなくて、後からじわじわ来る系だね。
背中の傷
主人公もロボットだった、ということでいいんですよね? そのあたりの謎解きは観客に委ねられているという演出なのでしょうが、もう少し説明を付けて終わらせてくれればすっきりするのに、とも思えて・・・ もう一度見直さないといけませんね。
人間 対 AI もはや未来では無い
(人間)ドーナル・グリーソンの生臭さ、(機械)アリシア・ビカンダーの冷淡さ、双方良い。
今まで見たSF映画の中で、AIについて考え得る、最も悲劇的で現実的な映画であると感じた。
古典的なSFサスペンス
高度なAIは人間との違いが分からない。
チューリングテストをモチーフにした作品です。
人を好きになるようにAIがなっていき、ケイレブも惚れてしまうが、プログラムされたことなのか、本当に好かれているのか。。。
古典的なSFサスペンスで先が読めてしまうが、映像美で引き込まれてしまう。
「AI x 女の子 x SF」の黄金方程式なのに…
全然興奮しないし盛り上がる場面も無いし最後の展開は容易に予測できちゃうしちょっと残念。Amazonがフィーチャーしてたから見てみたのに。
2014年に観た「her 世界にひとつの彼女」のときのような初期感動みたいなものはもう味わうことができない。
テストの結果とは
ラブロマンスやAIにおける感情の賛否ももちろん重要なテーマですが、
人間かAIか判断するテストと言っている以上、
そもそもこの4人がAIか人間かを問うところにメッセージがあるかと思われます。
会話の中で次世代機の存在を示唆してますね、超越的な存在だと・・・
なるほど・・・
主人公は親が交通事故で他界して独り身らしい・・・
主人公の一番古い記憶の返答が変な感じですね・・・
主人公は髭が生えてないのに髭剃り・・・
主人公がパウダールームで見せる背中の傷・・・
主人公が自分で切った腕の傷がその後どうなったのか見せていない・・
社長は滅多に人前に姿を現さない人物・・・
社長さんをナイフで刺した時の効果音やリアクションって・・・
社長さんが何度も酔ったり筋トレしたりするのも人間らしい行動ですね・・・
例えば自分の作ったロボットに殺されるのも人間らいし・・・
時に暴力的になるAIもいるようですね、ガラス割ったり・・・
ネイサンの言うことを信用するな・・・
登場人物の名前も、なるほど・・・
レビューの中には
「よくあるストーリー」「展開が遅い退屈な映画」「オチがない」と書かれている方もいましたが。
個人的には全く逆
どのシーンも見落とすことができない緊張感のあるシーンの連続でした、映画と観客の関係性まで設計された素晴らしい映画だと感じます。
社長はAI。
主人公はどちらとも取れない描き方をされている、仮にAIだとして、これがテストなら合格という事になる。
そら恐ろしい
AIに対して何となく感じている不気味さを表現してくれた作品。
思えばマトリックスを観たときに感じた、
「いま見ている現実は、本当に現実なのか?」という不安を改めて感じた。
クローンにしろ人工知能にしろ、
やはり人間が生命に近い存在を生み出すのは禁忌だと思うなぁ。
日本要素を含む映像が美しい
世界最大手検索エンジンサイトを運営する会社で働くプログラマーケイレブが社長ネイサンの別荘に一週間滞在する権利を社内抽選で獲得する。
別荘に着くとそこは研究室で、ネイサンはケイレブに彼がつくった人工知能にチューリングテストを行うように依頼する。。。
圧倒的な映像美が不気味さを増す。知能を持ったものが外の世界を見たいという願望がまるで人間のようで印象的。
3.7
とにかく映像美
建物など映されるものが全てロボットのよう。というかキチッとしていて、人間臭さがない。
内容はそんなに珍しいものではない。
けど、考えさせられる。
エーターについての本を一時期たくさん読んでいて、思うことはたくさんあった。
そう遠くない未来AIが完成するのは間違いないと思う。
その対策と言うか、AIを意識して今から行動する必要があると思う。
つまらなくはないんだけど
レビュー等を読みラストの展開など、ネタバレ状態で観ました
天才社長と英語が話せないキョウコ
この人達の行動の理由がちょっとねぇ
特に社長は一体何がしたかったんでしょう
本当に人工知能のテストがしたかっただけなのかな
キョウコの行動もオチを知っているせいなのかよく分からなかったです
考えると社長への憎しみ?で行動したのかなって、えっそんな高度な思考してるの?人工知能もう出来てるじゃん
惚れっぽい社員とエヴァは分かりやすいですけどね
知っているラストをむかえて、エヴァの行動とその後も、良かったねって感じでした
ロボットの心の問題って鉄腕アトムの頃から日本ではいくつも作品が作られているので
その観点からだと初歩的な映画ですよね
監督が描きたかったのはSFにかこつけた、男女の物語なんですかね
なんでこんな映画を作ったんだろう
監督が見せたかった事と私がこの設定の映画で見たかったことが合っていないのは分かりましたけど
下世話ですけどキョウコとエヴァのヌードが見られたのは良かったです
絶品!
恋するようにプログラムされている。
それは人間も同じことだろう?
その気になれば、セックスも出来る。
その機能を備えている。
してやれば、エヴァも喜ぶ。
…巧みな誘導。
恋愛感情を利用してヒトをダマし、自分の願望を叶えようとする。
これは、プログラム通りの行動ではなく、“思考”をすることによって起こす行動だ!
…何をやろうとしているのか?が明らかになる瞬間。
背筋がゾクゾクッとする
パズルが完成して、「なるほど」と膝を打ったと同時に、その研究の恐ろしさが明確となる
非常にスリリング!
そして、セリフ無しのラストシーン。
もしかして、コレは映画の話ではなく、現実世界の出来事になっているのか?
そう考えた瞬間、この映画の深さがわかる。
スゴイ映画が出てきたもんだ!
内容的にも、
視覚的にも、
聴覚的にも、
感情的にも、
思考的にも、
絶品です。
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