劇場公開日 2016年9月17日

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「叫びたくなるほどの怒り」怒り JBはただの映画好き。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0叫びたくなるほどの怒り

2024年2月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

出演者の迫真の演技が凄まじい。
宮﨑あおいの号泣シーンやすずちゃんの悲惨なシーン、綾野剛の儚さや渡辺謙の存在感。
何より犯人の狂った感じが怖すぎる。
とにもかくにもキャストがものすごく豪華。

映画の構成もすごくて、とある殺人事件を軸に3つの物語が同時に進行していく。
観ている途中で、もしかして3つの物語は時系列が違うんじゃ…とか勘ぐってしまったけど、そんなことなかった。
最後まで犯人が誰なのかわからなかった。
犯人の顔写真が森山未來にも見えるし、松山ケンイチにも見えるし、綾野剛にも見えるから面白い。

信じてたのに裏切られたことへの怒り。
好きな人を信じきれなかった自分への怒り。
“怒り”の根源は“信じる心”なのかもしれない。

JBはただの映画好き。