劇場公開日 2016年9月17日

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怒りのレビュー・感想・評価

全772件中、1~20件目を表示

4.0千葉・東京・沖縄パートいずれも秀逸

2021年5月29日
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鑑賞方法:試写会

李相日監督が、「悪人」に続き再び吉田修一原作を映画化。李監督にとって、吉田原作は親和性が高いのだろう。それを実証するかのごとく、今作もまた重厚な作品に仕上がった。
犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉・東京・沖縄に前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いている。千葉パートは渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ、東京パートは妻夫木聡と綾野剛、沖縄パートは広瀬すずと森山未來が担っているが、いずれも土地に根差した人間模様がえぐり出されており、人間の憎悪がどこに潜んでいるかが浮き彫りになってくる作りが秀逸だ。

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大塚史貴

3.0いやなシーンが多かった

2024年3月20日
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うわ…ってなる場所が多かった
ストーリーの構成やロジックは感心した
役者の演技が上手いからより一層熱の篭った作品になっていた トラウマになりそうですね 鑑賞注意です

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ぺぱ

4.0原作との違い

2024年2月21日
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原作が素晴らしかったので映画版である本作も視聴。

原作と映画版ではストーリーは概ね同じですが、映画化に合わせて内容が大幅に削られています。
なにせ500ページぐらいある小説をたった2時間の映画にしなければならないのです。しかも主人公が4人ぐらいいるストーリーをたった1つの映画にまとめないといけないのです。

そのため映画では説明不足で感動できるシーンもあまり感動できない人もいたのでは?
なぜなら映画版では一つ一つのストーリーを冷静になって考えると別に大したことをしてなかったりするからです。「借金取りがくるから逃げただけ」みたいな感じで。

でもちゃんと小説ではその辺は何百ページにも亘って丁寧に描かれているので、映画にピンとこなかった人は小説も読むことも推奨します。
…こう書くと映画が素晴らしくなかったかのように思えますが、映画はめちゃくちゃ素晴らしいです。あの長い原作をよくここまで綺麗にまとめたなあと感心します。

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みる

3.0思っていたのとは違った

2024年2月15日
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鑑賞方法:VOD
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Keita

4.0叫びたくなるほどの怒り

2024年2月10日
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鑑賞方法:VOD

出演者の迫真の演技が凄まじい。
宮﨑あおいの号泣シーンやすずちゃんの悲惨なシーン、綾野剛の儚さや渡辺謙の存在感。
何より犯人の狂った感じが怖すぎる。
とにもかくにもキャストがものすごく豪華。

映画の構成もすごくて、とある殺人事件を軸に3つの物語が同時に進行していく。
観ている途中で、もしかして3つの物語は時系列が違うんじゃ…とか勘ぐってしまったけど、そんなことなかった。
最後まで犯人が誰なのかわからなかった。
犯人の顔写真が森山未來にも見えるし、松山ケンイチにも見えるし、綾野剛にも見えるから面白い。

信じてたのに裏切られたことへの怒り。
好きな人を信じきれなかった自分への怒り。
“怒り”の根源は“信じる心”なのかもしれない。

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JBはただの映画好き。

2.0これはひどい

2023年11月29日
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鑑賞方法:VOD

原作は知らないが、市橋達也著書の「逮捕されるまで」を読んでこの映画が市橋の事件をヒントに作られたということを知って興味を持ち、鑑賞。

3つのストーリーが入り混じってるので、途中からこれどうやってひとつのストーリーに繋げるんだ⁈と思っていたが、まさかの繋がらずに終了した。

指名手配の綾野剛の画像も明らかに森山未來には見えないし、3つのホクロなど伏線を張るだけ張っといて回収しない。
整形したことがわかりました!とテレビ報道で松山ケンイチを流すが、結局松山は何の関係もない。お粗末すぎる演出は指摘し出したらキリがない。

指名手配のポスターやホクロや整形逃亡、沖縄滞在など、市橋の事件をモデルにするならストーリーを同じにしてプラスで人間関係を描いた方がマシだったのでは。

豪華な俳優陣で、綾野剛と妻夫木はゲイが苦手な自分でも不快感なく、むしろ幸せになってほしいとすら思ったし、宮崎あおいは個人的にあまり好きではないが悲壮感漂う演技が素晴らしいと思った。
ただ高畑充希は突然出てきて「感じの悪い女」という印象しかなく、せっかくの演技派女優なのに生かしきれてないと感じた。

星は俳優陣がよかったので2にしますが、ストーリーは1未満という感想でした。

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milutan

4.03つのストーリー

2023年11月16日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。大好物な群像劇。3つのパートはどれもそれだけで重量級の映画として成立しそうだが、それを謙さん以下素晴らしい演技に引き込まれ、観賞後はキャパオーバーでクタクタに。意地悪な言い方をすれば、誰が犯人でも成立する話なのかもしれないが、それはそれで見たい気もする。
それと脇役ながら「彼女がいれば大丈夫」と思える人物を、確かな存在感を感じさせる演技で見せてくれた池脇さんは、やっぱりいいなあ。
佐久本くんがドラマの『3年A組』に出ていて、ちょっと嬉しかった。

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なお

4.5蔓延る怒りの種

2023年11月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

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parsifal3745

3.0深く読み込む必要がある物語

2023年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが……。(解説より)

異なる3つ物語が同時並行で進行する。
結局犯人は誰なのか?
最後の最後までそれはわからない、スリリングな展開。

3つのストーリーが最終的に1つの物語になるのではないか?と推察しながら鑑賞していたが、そういった結末ではなかった。

ネタバレになるため具体的な内容は伏せるが、他の方のレビューを読んでいて、最後の犯人の行動を深く考察されている方がおり、「なるほど、(作者の意図は不明だが)そういった意味なのか」と納得し、非常に深いストーリーだと感じた。

それぞれの”怒り”が”信じること”が異なった色で描かれており
俳優陣が豪華すぎた。

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しょたごん

4.0おもしろかったけど

2023年10月30日
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AAA

4.0誰が犯人か

2023年10月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

とてもよくできてます。吉田修一の原作も読みましたが映画はまた別の良さがあります。とくに犯人が誰かわからない時点でのミスリード?が上手かった。ずっとこの人が犯人かもと思いながら見ていました。何度見ても面白いし、最後のシーンもすきです。

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モロッコガール

4.52回目の鑑賞

2023年9月18日
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泣ける

悲しい

興奮

かなり前に観て何となくうろ覚えだったのでまた気になり再度鑑賞。
久しぶりに観てみたらやはり主演級のキャストばかり豪華すぎると思うけど無駄遣いと思わせないほどのストーリーの濃さ。
テーマは愛する人をどこまで信じられるのかとかかな?

BL表現があるので(なかなか濃厚なシーンあります)観る人を選ぶのかもしれないけど、3つの物語があって見応えは充分です。

観たあとは色々と考えさせられるよね人を信じることの難しさとか。
こんな映画が今後も産まれるといいなー

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めるへんおぱんつ

2.5そんな面白いか?

2023年9月6日
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3人それぞれの視点で観て、面白い人と面白くない人の差。
面白い人もそんなに面白いわけではない。

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浅井成実

3.5ただ人が人に優しくしただけ…

2023年8月15日
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八王子で起こった殺人事件。壁には「怒」の一文字が。
犯人はすでに別の場所へ移動し整形した疑い。
犯人像に近しい人物の3名をオムニバスで描いていき
犯人が誰かをそれぞれの物語で追っておいく。

人が怒りを感じるのは様々な因果関係がある。
誰かを信じて裏切られたら。
行き場のない怒りは赤の他人へ向かうことすらある。

米兵問題も混ぜ、かなりの問題作になり得る要素を持っていた。
決して派手なシーンなどないが、後半に至るまで
犯人は誰なのか?という一つのゴールに向かって走っていく物語は
退屈を覚えることなく進んで行きました。

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taka

2.5釈然としない

2023年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

豪華俳優陣が織りなす群像劇。
一見無関係の3つのドラマが同時進行し、やがて…という、
よくあるっちゃあるパターン。
結末が説明不足すぎて、スッキリしない。
え?あの目印は?それ許されたら何でもありでしょ。。。
胸糞悪いシーンが結構多いし、あまりオススメはしません。

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Torajirou Kuruma

4.5信じるのって難しい❗️

2023年7月28日
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悲しい

怖い

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ミサ

4.0「怒り」

2023年7月10日
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信じていられなかったから出でくる怒りや信じていたから湧き出る怒り、言葉で簡単に表せない想いが表現されていて、自分の怒りはどういった時にあるかと探しながら見る作品だった。

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kiko

田中をサイコパスとか書いてる奴、ウケる

2023年6月25日
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悲しい

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vCARKUNv

2.5期待したのに

2023年6月21日
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無垢で気立ての良い女の子。
酷い目に遭った可哀想な女の子。
男たちに歯向かわない、守ってあげたくなる女の子。
しっかり者の一児の母。
にっこり微笑む病床の母。
施設育ちの賢そうな女の子。
麦茶をお盆に載せる気配りの主婦。

みんな健気で素直な、可憐な乙女。
男の理想には付き合っていられません。いい加減にしてほしい。

背後にある社会問題や、人間の不寛容さや脆弱さに深く切り込まず、ただ、“弱者は号泣という形でしか怒りを表せません”ということを描写している。

レイプされた少女は犯罪被害者だ。“可哀想な女の子”っていう立ち位置に違和感マックス。
被害者や弱者は号泣して諦めろっていうプロパガンダのよう。

俳優の熱演は素晴らしいけど、そこに頼っただけの映画だった。

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Raspberry

5.0映画で原作を読みたいとおもったのははじめて

2023年6月20日
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大地 語彙力はなし 適当に見返す用です