劇場公開日 2013年11月9日

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陽なたのアオシグレのレビュー・感想・評価

全10件を表示

3.5一点豪華主義の見事な短編映画

2018年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

アニメーションの醍醐味はやはり動きだが、この短編映画はまさにその醍醐味に自覚的だ。18分の短い時間でダイナミックなシーンの一点突破に活路を見出した。短編映画だからこそ許されるやり方だろう。

物語はいたってシンプル。小学生男子が好きな女の子と仲良くなれたが、女の子が転校してしまう。想いを告げる最後のチャンスの転校日に少年は少女を追いかける。

この追いかけるシーンを幻想と現実を交えて描いているのだが、このシーンのアニメーションが素晴らしい。むしろ他のシーンはかなり省エネで作画枚数を減らしている。

走る電車を追いかける少年に鳥が近づき少年を乗せて飛翔する、電車も空を飛び、大空を駆け抜けていく。わずか数分間のファンタジックシーンだが、アニメーションのカタルシスを存分に詰め込んでいて、素晴らしいセンスを感じさせてくれる。

スピッツの楽曲もシーンを大いに盛り上げてくれる。短い映画だが、大きな感動をくれる作品だ。

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杉本穂高

4.0空も飛べるはず

2023年12月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

監督と脚本は『雨を告げる漂流団地』の石田祐康
『ペンギンハイウェイ』も監督は石田祐康

あらすじ
内気な男の子日向はクラスメートの時雨に恋をした
時雨は日向に好意を抱くが日向は告白できず仕舞い
そんなある日に時雨は転校することに

まずタイトルが良い

スピッツの曲が流れてからの幻想世界好き
ニルスのように白鳥の背中に乗って空を飛び電車もウルトラQの最終回の如く空を飛ぶ
みんなみんな空を浮く
日向少年の妄想か
全て石田祐康の世界
大好き

不可抗力とはいえ女の子のスカートの中に頭を突っ込むのはいかがなものかと
日向少年は石田祐康監督の少年時代を投影したキャラクターなのか
それは少年時代からの石田少年の願望か
女子のスカートの中に頭を突っ込んだまま職員室に連れて行かれた中学時代のヒゲゴジラは教師たちに体罰を受けボコボコにされた
作者が違うとここまで違うのか

エンドロールのあとに続きあり

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野川新栄

4.5アニメの線に黒以外を使用して、スフマートの様な効果を出している。

2022年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5心がキュッとなります

2022年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

小さな恋と成長の物語。
何だか久しぶりに観たくなりました。
最初男の子がモニャモニャしてるだけなんですが、起点からの疾走感が良いんです。
アヒル?を使ったのも「ニルスのふしぎな旅」を思わせて、心くすぐられる演出。
転校という少年時代の大イベントを等身大の視点で、ダイナミックにそしてドラマティックに描いていました。
短い尺ながらもスピッツも楽曲も相まって、とても心がキュッとなりましたよ。
これはすごい好き。

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白波

4.0999。

2022年4月29日
iPhoneアプリから投稿

ネトフリ初見。
新鋭石田祐康、前作ペンギン〜に続き999をてらい無く引用。
その冴えが嬉しい。
999なドラマは銀河でなく子供サイズの町にこそ縦横に展開するとのテーマにまた落涙。
中央線と並行して飛ぶなど宮崎駿の引用も快調。
必見、と言おう。
劇場で見ねばだった。

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きねまっきい

3.0動画と言う観点では良く出来てる。

2022年3月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

しかしアニメ作品としての満足度は低い。

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mark108hello

4.0空想の中から溢れ出る少年の熱い恋心

2019年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

クラスメイトの青い瞳のシグレちゃんに恋する少年ヒナタくんの秘めた想いを、短い時間の中で美しく躍動的な空想の映像で描き切っていました。

疾走感あふれる美しい映像が素晴らしい。
今後の作品も楽しみです。

少年目線で全てが終わるのかと思いきや、エンドロールのエピローグできちんとシグレちゃんの心も描いてくれたのが素晴らしかった。
エンドロールで+2点です

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いんでお

3.5飛翔する三分間

2015年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 苦痛に満ちた十数分間の後に訪れる破格の夢想、疾駆する鳥達の快感、そのカタルシスだけで1200円を払った価値はあった。

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鰐

4.0短編なのに感動

2015年6月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

興奮

幸せ

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作品に向き合うゆき平

5.0ポスト、ジブリの誕生か?

2013年11月12日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

幸せ

「陽なたのアオシグレ」石田監督は、アニメーションに求められる要素が凝縮された作品創りをされている。キャラデザ・作画監督は新井陽次郎さんが務めていて、さすがはジブリ出身だけあり、画の観やすさ、柔らかさを感じました。

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ponyoponyoponyo