TOKYO TRIBEのレビュー・感想・評価
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カオスを楽しむ映画なのかも
その名の通り族が抗争を繰り広げる。
筋はそれだけの映画。
いろんな意味で針が振り切れてしまっている映画だけど、物語を期待していたら大きく裏切られそう。
出演者の予備知識は全くなしで観に行ったのですが、恐ろしくラップがうまい人が主役なんだな・・・と思ってたら本業だったのね。
個人的にはヒューマンビートボックスをしてた女の子に目が釘づけ。耳から離れない。一芸もあそこまでクレイジーに光るものなのね。
クエンティンタランティーノの映画のように残酷な描写もポップなので、ひどい!とか見ていられない!なんてことはありませんでした。
血しぶきもあえて作り物っぽいかわいいものでしたし。
ただ、エロティックなシーンは苦手じゃないんだけど、ミンスが裸に剥かれるシーンはちょっと参った。
がっかりおっぱいとかそんなのではなく、エロくないから見ているこっちが気恥ずかしい。これはデートで観ていたらいたたまれないおっぱいだと感じます。なんというかロリータっぽいのだ。
小さくてよく動くので小気味いいけど、これではテレビで放送とはならない感じです。
映画館で観られてよかったかな、とも思いつつも見た後にグサッと何かが突き刺さっているような映画じゃありません。
ジェットコースターのようにぐるぐるとした時間を味わう映画というのが感想です。
ちょっと期待してたので…
大好きな園監督の作品なのでやはり期待していたのもあるけど、イマイチだったかな。
もちろん、面白くないわけはなかったし、ラップミュージカルとかゆう新しい感じも面白かったし、アクションもリズミカルで映画自体はあっという間に終わったけれど、それは退屈させないという意味でやはり素晴らしいけど、見た後に面白かったー!!ってゆうのがイマイチだったかな…という感じです。
ですが園監督特有のメッセージ性の強さも感じました。
そして、染谷くんがやっぱり好き♡(笑)
彼の位置、大切。
でも、思い出すと笑ってしまうシーンはやっぱり園監督っぽくて好きです。でんでんさんとかホント、欠かせない(笑)
見た後の満足度がイマイチだったので★少なめですがまた見ないと決められないかもです。
監督のチャレンジ精神は素晴らしいです!
痒い所に手が届かないフラストレーション
振り幅が大きいのも、園子温監督の魅力だけど…
コレはどうしてもハジけ切れていない感が否めない一本。
ネタは良いのに、処理が上手く無いのは「ヒミズ」でも分る通り。
硬派な原作を活かし切るわけでも無く、ハチャメチャを押し通す訳でも無くなのが本当に残念。
面白く無い訳では無いけれど…
ラップパートもどうにもリリックの出来が気になってノれず。
竹内力氏のオーバードーズにかえって冷めてしまう始末。
清野菜名氏の体当たりの頑張りと、中川翔子氏が嬉々としてトラックスーツで暴れたのは良かったけれど。
なんとも鑑賞後の消化不良感が本当に心残りな作品。
ババーDJが、すべてを物語っている
まー海外で評価され芸術家になった!? と、勘違いしたファンにはビックリだったと思いますが、これが彼の頭の中身なのです。園子温は挑戦者で、それ以上ではありませんでした。特に顕著なのは(日本のHipHop)シーンへの理解は表面だけ、うわべだけでしたね。ババーDJ、あの存在が本作のすべてを物語っています。
ただ、ラップでミュージカルをやる。このチャレンジ精神は賞賛に値します。出てくるラッパーも筋金入りですし、特にダイスくんは演技も含め良かった。また、染谷くんへのラップ指導も悪くはなかったと思います(監督の大御所への扱いは・・・別として)。
が、薫ちゃん伝説まんまの竹内力はダメでしょう。
薫ちゃん大好きですよ。でもブッパ様ではない。ブッパ様は体型的にもマツコ・デラックスが適役。
あと、メラが違い過ぎる。見た目も中身もぜんぜん原作からかけ離れている。なんで金髪? メラはスキンヘッド、極太眉毛、顎鬚、日本刀でなければダメ。ただ、中身もえらい違いようなので・・・酷いです。ほんと、自分の知ってる『TOKYO TRIBE』はここにはありませんでした。
でもね、主役級のスンミ、彼女の脱ぎっぷりや大胆露出とアクションは素晴らしかった。この子の頑張りは★1.5
それと、ダイスくんをはじめとしたラッパーたちに★1点。
合計★2.5です。
清野菜名はめっちゃキレイ
東京じゃなくてトーキョーの物語
公権力より力をもった愚連隊の兄ちゃん達や、怪しげな中国マフィアの殺し屋、怪しげな美女入り乱れてのラップバトルアクションミュージカル
夢にときめけ 明日にきらめけ
そんな甘い思想な奴には用はないと言わんがばかりに人が死にます。
自分の欲望は暴力でかなえろ
強くなければ生きれない
生きる為には強くなければ、でも助け合いは大事だよねと
テンポよく畳み掛けてくれます。
それにしてもパンチラは白って園子温監督のこだわりなんでしょうか?
こだわりならもの凄く好感がもてます。
ヒップホップ文化をどう表現するか
原作はヒップホップからきている作品ですが特に意識していなかった、ヒップホップ自体に興味ない人は色々理解しがたい部分があるかと思います。
映画として単純にみてもラップミュージカルという斬新な発想、爽快なアクションシーン、ファッション、近未来の東京 原作の世界観の再現、ヒロインのサービスカットどれも素晴らしい内容と思いました。
ラップの指導は本物が監修しているので形だけ真似した薄っぺらいものでないし、ヒップ暴力だけでなくホップカルチャーのPEACEな部分もしっかり盛り込んでいるところがさすがでした。
ラップは興味ないが。
染谷君のラップはさておき(あの、やる気なさげな感じは、ある意味味があったが)
アクション・ミュージカル場面は基本ワンシーンワンカットで処理されていて、映画的高揚感がある。
あとは、まぁ、パンチラだねえ。原作はもっと硬派な内容らしいけど、この中二病感覚を受け入れらるかどうかで評価が変わってくるかも。
世界は遠い。
驚きが全くない。既視感のある映像の数々に退屈してしまった。
KAIたちの大切にしているもの、そのために闘う、というのが骨子なんだろうけれど、その価値が伝わらない。
ラップ自体にも魂をまるで感じなかった。
ハチャメチャやるだけなら、「地獄〜」の方が比較にならないほど良かったと思う。
バトル・ラップ・ミュージカル・・・
はじめはどうなるかと思いきや、ボリウッド風味でじょじょにのめり込んでいけた。
海役の本職のラッパーさんが要所要所でしめてくれて、視覚だけでなく聴覚でも楽しめた♪
ヒロインの清野菜名さんは今後も観続けたい魅力があったな〜♪
窪塚洋介さん・・・、流石にきれっきれですね(笑)
バカバカしいストーリーと試みをちゃんと映画として、完成させているのは監督の手腕かな♪
面白かったです♪
初めはどうなるのか心配だったが
ここまでミュージカルだと思ってなかった。
染谷君のラップはもうひとつ。
狭い舞台を思わせる。
これが心配の元。
しかし盛り上げるテクニックはさすが。どんどんありえない状況設定の映画となってきた園子音だけど次はどうなる。
清野菜名はアクションだけでなくラップもこなれてる。アクション中のパンチラをみて満島ひかりがフラッシュバック。満島ほどに演技は要求されてなかったかもしれないが、次は彼女の出てる映画を見よう。
ラップミュージカルを初体験!
原作は未読、ラップ好きでもない自分だが、最近にわかに園監督作品にハマっていた所、劇場公開最新作の本作があったので観に行ってきた。
これはもうとにかく園監督が描き出すクレイジーな世界を何も考えずに素直に楽しめばよい映画だと思った。とにかく楽しかった。
メインのキャストの演出だけでなく画面の隅々まで園監督のこだわりを感じられ、何一つ無駄がない。
ゆえに、画面の中の情報量が多い為、エンドクレジットを見て、あれ?この人どこに出てた?って状態になってしまったのでそれは二度三度見て確かめていきたい。
80年代に観た「花のあすか組」を思い出させる荒廃した東京都心のビジュアルもその一つ一つが見所。
ストーリーや若者達のやり取りは10代の頃に「ビーバップハイスクール」を観た時の気持ちに近いものを感じて懐かしく思った。
個人的にはもう少し裏テーマを前面に押し出しても良いのではと思った。
園監督、次はどんな作品を出してくるのか、今後にも期待です。
きっかけはくだらないんだけども、、、
たった一夜の出来事らしいけど、、、キャストの濃さとそれぞれの特徴を生かしてて面白かったー
本職のラップは違和感なかったけどもやはり俳優人はちょっと、、、
でもビジュアルで十分魅せてくれたので満足です。
まあ、オチはくだらないな、とも思えるんだけども男はプライドとかチンケなもので戦うのねーとも感じたし、劇中で戦争はたいしたことない理由ではじまるともあるので深いのか浅いのかわからない。
でも複数回みたい、というかんじではないかな。
すかっとする☆
今の朝ドラの話題の鈴木亮平さんとラッパーのYOUNG DAISらバトル系にもってこいのキャストさんが、かっこよかったです。女子でも見ておもしろいバトルものでした。窪塚洋介さんは、はっきり言って個人的に大嫌いなので、スルーしました。
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