共喰い

劇場公開日:

共喰い

解説

第146回芥川賞受賞を受賞した田中慎弥の小説を、「EUREKA」「東京公園」の青山真治監督が映画化。山口県下関市を舞台に、高校生の遠馬、暴力的な性癖を持つ父、その愛人らが繰り広げるひと夏の出来事を、原作とは異なる映画オリジナルのエンディングとともに描き出す。昭和63年、山口県下関市の「川辺」と呼ばれる場所で父親とその愛人と3人で暮らす高校生の遠馬は、性行為の際に相手の女性を殴るという粗暴な性癖をもつ父親を忌み嫌っていた。しかし、17歳の誕生日を迎えた日、幼なじみの千草と初めて交わった遠馬は、自分にも粗野な父親と同じ血が流れていることを自覚させられる。主人公の遠馬を演じるのは、「仮面ライダーW」「王様とボク」などで注目を集める若手俳優・菅田将暉。

2013年製作/102分/R15+/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2013年9月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4

(C)田中慎弥/集英社・2012「共喰い」製作委員会

映画レビュー

4.0再見(2023/10/26)★★★☆☆⇒★★★★☆

2023年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

U-NEXT。この映画、原作を読んで臨んだが原作を超えてきた点と時が経てば経つほど、心にしみわたる映像が印象的だ。そしてこれが青山真治を知った最初の作品。しかも原作と異なり舞台は北九州であった・・・。北九と下関、関門海峡を挟んだこの二つの都市の持つ印象はかなり異なるものではあるが、見事にセルフストーリーの表現手段として原作を乗り越えた青山の手腕に脱帽である。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

2.0演者が

2021年3月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

話の内容はただただ不快だったけど、演者が素晴らしかった。
田中裕子はもちろん、光石研はいつもクズ親父が上手いなぁ。まだあどけなさが残る菅田将暉も難しい役を演じきれてた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
moonmoon

3.0バカポンパパ

2020年12月19日
iPhoneアプリから投稿

傍迷惑なド変態親父がそれを当初は許し受入れた変態揃いの老若女に犯り倒されるお話。
粗野だが子は叩かず祭り好き釣り好き、ドS性癖以外に問題無い愛すべきバカボンパパを演る光石研。
赤ちゃんプレイ愛好家でリブートを。
変態父子vs変態女軍団なロマンポルノ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
きねまっきい

3.0母さん、なんで僕を生んだのですか? あの男の血をひく僕を――。

2020年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年9月7日

共喰い 鑑賞

母さん、なんで僕を生んだのですか?
あの男の血をひく僕を――。

原作は芥川賞受賞時に読んだのですが、あの閉塞感とか荒涼感とかがよく描かれていた。メインキャストの4人が皆良かったのも要因ではないかな!
#菅田将暉#光石研#田中裕子#篠原ゆき子#田中慎弥

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とし
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る