出獄四十八時間

劇場公開日:

解説

「座頭市喧嘩太鼓」の吉田哲郎がシナリオを執筆し、「秘録おんな蔵」の森一生がメガホンをとったアクションもの。撮影は「座頭市果し状」の宮川一夫が担当した。

1969年製作/79分/日本
配給:大映
劇場公開日:1969年2月8日

ストーリー

服役を終えた元刑事五郎は、自分に無実の罪を着せた暴力団組長久住が、四十八時間後に拳銃密輸をすると、かつての同僚加山刑事から知らされた。復讐の念を燃やす五郎は、不良船員から拳銃を買うと久住を追って波止場や盛り場をさまよった。やがて、五郎は自分に不利な偽証をした浜本を追求したが、真相はつかめなかった。浜本と久住の関係をハレンチ娘まゆみから聞いた五郎は、浜本の後をつけた。だが、五郎が発見したのは浜本の死体だった。五郎は、父を気づかって追って来た景子に殺人犯と誤解され、不利な立場に追い込まれた。刻々と時が過ぎ五郎は焦った。加山はそんな五郎に、久住は俺に任せろ、と説得するのだった。時間に追われる五郎は、加山の説得をはねのけ、非常手段に出た。幼女千恵を人質に佐川をおびき出し、久住の行方を詰問した。しかし、その佐川も疾走して来たダンプにひき殺されてしまった。五郎の行動を探っていた景子は、佐川の悲鳴を聞き、五郎を犯人と警察へ急報した。警察の非常線を縫い、久住組に迫ろうとする五郎は、途中、久住に連絡をとっている加山を見て愕然とした。親友の裏切りに怒った五郎は加山を追求したが、加山は久住の居所を告げると、自殺してしまった。加山の自白から、一部始終を知った景子は、五郎に詫びた。やがて、非常線を突破した五郎は、恨みの銃弾を久住に浴びせるのだった。

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