華麗なるギャツビーのレビュー・感想・評価
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人妻ヒロインのキャリー・マリガンには魅せられたが、レオナルド・ディカプリオのギャッツビーに乗れず
バズ・ラーマン監督(ムーラン・ルージュ等)による2013年製作のアメリカ映画。
原題The Great Gatsby、配給ワーナー・ブラザース映画
理想の人妻ヒロインを演じたキャリー・マリガンは美しくて魅力的。ギャッツビーの大邸宅の造形や衣装、そこで繰り広げられるパーティの乱痴気ぶりもなかなか魅せるものがあった。ディカプリオの青い眼も魅力的。ただ、彼の演技の何処か大袈裟さが鼻につき、物語に十分に乗れず、リアリティ及び純愛性をあまり感じなかった。比較する意味で、ロバート・レッドフォードのギャッツビーを、是非見てみたいと思った。
製作バズ・ラーマン、キャサリン・マーティン、ダグラス・ウィック、ルーシー・フィッシャー、キャサリン・ナップマン。製作総指揮バリー・M・オズボーン、ブルース・バーマン ショーン・“ジェイ・Z”・カーター。
原作F・スコット・フィッツジェラルド、脚本バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース(ロミオ&ジュリエット等)。
撮影サイモン・ダガン、美術及び衣装キャサリン・マーティン(オーストラリア等)、編集
マット・ビラ、ジェイソン・バランタイン、ジョナサン・レドモンド、音楽クレイグ・アームストロング(スノーデン等)。
レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイ(とらわれて夏等)、キャリー・マリガン(未来を花束にして)、ジョエル・エドガート(エクソダス 神と王等)、アイラ・フィッシャー(グランド・イリュージョン)、ジェイソン・クラーク、エリザベス・デビッキ(マクベス等)。
やっぱりディカプリオ
話は単純で、主人公が好きだった女性と一緒になりたかった為に成り上がり…。ディカプリオの演技が光る映画。男性の方が純粋なのかなぁ、時代もあると思うけど女性の方がしたたかで何だかなぁ悲しいラストでした。デイジーは始めから文無しのギャッツビーには興味なかったのにね。
映像もディカプリオも綺麗でゴージャスでデイジーも可愛かった。ディカプリオって本当演技がうまいわ、今更ながら圧巻です。
対比
華麗とその真逆を感じる。内容はうすい。
序盤のキラキラした感じはわくわくするけど、それを越えてこない。
ピュアなディカプリオの栄光とラストの死
ストーリー 80点
配役 88点
音楽・映像 87点
全体 82点
パーティに行ってみたいね
隣の豪邸が毎夜行う絢爛豪華なパーティー(めちゃうるさそう)が非常に美しく描かれており、一度はあんなパーティーに参加してみたいですね
そしてそんなことよりレオ様かっけぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
儚い
デカプリオ(ギャツビー)ってなんで儚いヒーローがこんなに似合うんでしょうね、最高です。
最初はギャツビーが狙ってるのは絶対ニックだろうと思ってたけど、違った〜。なんだろう私が腐ってるだけなのかな。
ギャツビーのようなひとに一途に愛されてみたいと思うけど、普段から品行方正で穏やかなひとが急に殺人鬼みたいな顔したらドン引いてしまうデイジーの気持ちも分からんでもない、、。薄情ですけどねとても。
でも、この時代でも上流階級の女性はきっと自由に生きたいと思いつつも「女はバカでいた方がいい」と知っていたからこそ、自分の都合のいいように動いてくれる男性に付いて行くことを選んだのかなと思いました。(私は今の時代そんな風には思いませんが、劇中でデイジーが発言していたことからそれが根底にあるのではと感じました。)
割と最初から分かっていたことですよね、
ああ、デイジーって多分白黒ハッキリつけてギャツビーについていけるほどの勇気を持った強い人じゃ無いなって。
自分を魅せる術や世の中を生きていくための力を持っていたのに、デイジーとの過去に執着していたことで幸せを掴みきれませんでした。沢山の修羅場を潜っただけあって余程のことでは揺るがない精神を持っているはずなのに、大好きなデイジーのことになると子供みたいになるギャツビーは可愛くて、彼を支えたくなってしまうニックの気持ちがよく分かります。
彼にとってニックという最大の仲間を得られたことは良いことだったと思います。
映画の演出としては、音楽は有名なクラシックだけで無くビヨンセなどのpopsのアレンジ曲を混じえているので、単調な古くささも感じませんでした。
あとは、この映画の目玉とも言えるパーティのシーンですね。この時代のファッションを楽しめます。カオス。
デイジーの登場シーンもカーテンがふわふわして、天使が出てくるように綺麗でお気に入りです〜(カーテンの色を含めて全体的に白っていうのも、純粋・何も知らない→デイジーの登場にピッタリですね、、、)
物語だけでなく、映像美としてもとても楽しめた作品でした!
美しい
虚飾の麗人ギャツビー。
自分の強みを最大限発揮できるが、恋愛で人生を狂わせてしまった。
純愛なのか強力すぎる自己愛なのかは何とも言えないところですが、ネット社会の現代人の悩みにも通づるところが多そうでリメイク版は世間に対する皮肉にも感じられた。
愛に生きた男の栄華と退廃を描く
名前だけ知っている程度の事前知識。内容については全く知りません。アマゾンプライムで鑑賞しました。
アマプラのサムネイルだけ見ると1980年代くらいのちょっと古そうな雰囲気を感じたんですが、2013年公開の映画なのでそこまで古くは無いですね。舞台が1920年代だったり昔ながらの撮影手法が取られている箇所が見受けられたりして、多分この古そうな雰囲気も映画の演出なのかなと感じました。
結論ですが、めちゃくちゃ楽しめました。今年始まったばかりですが、おそらく今年観る映画の中でも五本指に入ると確信するくらい面白かったです。謎めいた大富豪ギャツビーと、ギャツビー邸の隣に住んで彼と知り合ったニック。そして彼らを取り巻く富豪たち。全体的に豪奢で物に溢れた雰囲気がある作品ながら、描かれているのは金では埋められない人の心の空白と闇。本当に素晴らしかった。ストーリーも脚本も構成も役者も演出も、間違いなく最高峰の映画です。
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1920年代のアメリカ・ニューヨーク。小説家を目指していたが芽が出ずに、好景気の波に乗って栄えていた証券会社で働き始めたニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)。ニックは新興の富豪たちが屋敷を構えるウェストエッグで、ある小さな家を借りて住み始める。隣に住んでいるのは素性も仕事も謎に包まれた男、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開催している有名人の彼の噂をあちこちで耳にしたニックは顔も知らない隣人に思いを馳せるのだが、そんなある日、ニックのもとにギャツビーからパーティーの招待状が届くのだった。
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本作は1925年に発表された、フィッツジェラルド著の『グレート・ギャツビー』が原作になっています。アメリカ文学を代表する作品であり、モダン・ライブラリーの発表した「20世紀に描かれた最高の小説」では2位にランクインしています。日本でも数多くの翻訳本が出版されており、あの村上春樹さんの翻訳したバージョンも発売されています。誰の翻訳かによって作品の持つ繊細な描写の雰囲気が違っているらしいです。
過去にも何度も映画化されていますが、これまでの映画化は正直あまり評価は良くなかったそうです。本作が、『グレート・ギャツビー』の映画化作品の中では一番評価が高い…のかな?正直本作も映画評論家からの評価はあんまり高くないらしいんですけど、私はめちゃくちゃ感動しました。
本作のファンを公言している著名人として、オリエンタルラジオの中田敦彦さんがいらっしゃいます。彼のYouTubeチャンネルでは本作『華麗なるギャツビー』を紹介する動画があったり、一世を風靡した『パーフェクトヒューマン』のMVは本作『華麗なるギャツビー』のパーティーシーンを再現したと公言しています。ただ、彼のYouTubeの本作の紹介動画はラストのオチまでバッチリ喋ってしまってるので、ネタバレ無しで鑑賞したい方の視聴はオススメしません。本作を鑑賞後にご覧になってください。当時の時代背景や中田さんなりの考察など、見応えのある動画です。
愛のために、必死に今の地位まで上り詰めたギャツビーでしたが、最後には愛を失い、名誉を失い、そして命までも失いました。そんな彼のもとに唯一残ったのは、ニックと言うかけがえのない親友です。自分のために涙を流し、深く落ち込んでくれる友人です。そしてこの物語は、ニックから亡き親友への捧げものです。社会的には悪とされてしまったギャツビーの人生を執筆した後、タイトルに「great」と付け加える演出は溜息が零れます。素晴らしかった。
本当に良い映画でした。たくさんの人に観てもらって、感想を聞いてみたいです。
オススメです!!
原作の方が繊細な感じがする
原作を読んでから鑑賞しました。
個人的にはやはり原作の方が良いなあというのが正直な感想です。フィッツジェラルドの美しい文章で描かれるギャツビーの物語は、この映画の方より繊細で、切なく、儚く感じられると思います。
この映画は衣装やセットにお金をかけていて、豪華なパーティーの様子を見ることができますが、それも1920年代という時代設定から若干逸脱した演出があります。パーティーの豪華で成金で下品な雰囲気は存分に伝わりますが、フィッツジェラルドらしい繊細さはちょっと足りなかっかなあと思います。
原作がよりエンターテイメント的に仕上げられた作品です。
生まれながらの金持ちって
成り上がりは認めないのがこの世界なのね…と、しみじみ。
生まれた時からお金があるのは先祖のおかげじゃないのか?
…と、今もお金とは縁のない自分は思っちゃうけどさ。
タイトルはずっと知ってたけど観ていなくて。
今回観て思った。
いつからレオさんは太ったのか。
じゃなくて、恰幅の良いおじさんになったなぁ、と。←違わないか
いくら財を成しても、好きな女性と一緒になれなければ虚しいだけ、かな。
毎晩毎晩、豪華絢爛なパーティーをしていても、どこか物悲しく、虚しい表情のギャッツビー。
そのパーティーシーンはどこかお伽話のよう。
ニックの取り持ちで、小ぢんまりしたニックの家で再開する2人。(このニックの家もどこかお伽話に出てくる家みたいだった)
そわそわするギャッツビーが可愛らしくて笑ってしまう。
「何か足りないものないかな?」
「花かな?」(笑)
真実を隠し、思いを成就できなかった挙句、大嘘つきのトムのせいで殺されるとはっ!
トムが最後までお咎めなし、むしろ妻を許す良い旦那にまでなっちゃって。許せない〜。
(ジョージ役のジェイソン・クラーク、悪役が多いけど今回はお人好しでかわいそうな役だったな。存在感あるんだよね〜)
デイジーも可愛い顔してなかなかやってくれるじゃないか?!
せめてあの時にニックがトムの浮気を暴露して、ギャッツビーの無罪を証明でもしてくれたら多少はスカッとしたかもね。
ジャックがギャッツビーを恨んだまま、真実を知らないまま死ぬのも残念だっま。
良い意味でも悪い意味でも、ニックは良い人過ぎである。
見返りを求めない、ニックの善意。
そんな人の善意を知らずに育ったギャッツビーが悲しい。
いろいろ見逃しているのか、謎もまだあるけど、おもしろかった。
パーティーシーンが素晴らしいっ❣️
久しぶりの鑑賞。ギャツビーの最初の登場シーンが何度みてもカッコいい〜❣
あの豪邸でのハチャメチャなパーティーシーンは凄いっ華やかでクレイジーで、観ているだけで楽しめる。
ギャツビーの仕事は悪どいこともしていたようだが、苦労してあそこまで成り上がったんだから凄いことだが、お金は手に入れても、好きな人とは結ばれず、友達もいない。ニックがはじめての友達なんだろう。寂しい人生だったな。最後は結局デイジーを庇い、ひき逃げの罪を被り、人妻を誘惑したことにされ、誰一人お葬式にも来てくれない。なんか可哀想。デイジーも罪を被せたままでお葬式にも行かないなんて、ひどすぎないか?
それほどでもない
超イケイケなアメリカ黄金期の諸行無常感を出してくる作品
配役やストーリー、演出に不満はないけど、
最終的には、そんなに面白くはないかな、って感じ。
というのは、キャラクター全員がわりとどーしようもない人たちばかりで、被害者でありつつ加害者であり、って感じで共感できるところは一切ない。やってることは不倫だしね。お互いに。
それはそれとして群像劇としては面白いんだけど、ベースが三角関係のロマンスかつ、傍観者的なキャラ視点なので、こちらとしてもあまり好みじゃないこともあり、それほど楽しめませんでした。
ギャツビーの神通力
大人になってから観てよかったと思う物語の一つだと思う。学生の頃、村上春樹が絶賛していたので小説を読んだがその時は何一つ感じるものがなかった。今ならギャツビーの努力と成功、一途な気持ちの尊さと愚かさ、社会の冷たさとある意味での正しさなどを感じることができる。これがアメリカン・ドリームなのだということも。
映像については、1920年代が舞台でありながら、パーティー音楽、溢れるモノ、色のコントラスト、カメラワークなどが異様に現代的に見えるのだが、その時空がねじれたような異世界感がむしろ好感触で、それすらもギャツビーの神通力かと思えてしまった。
究極の愛とは?
こちらの作品は村上春樹の訳で読んだことがありますが、映像化されているのを知り見てみることにしました。
1922年のバブリーなアメリカの様子や非常に華やかなパーティーなど、本で読んだ想像以上の映像が楽しめました。
原作はニックの語り口調ですが、本を出すていで描いていたのも違和感が無かったです。
ギャツビーがトムに生まれをバカにされキレるシーンは圧巻でした。あんなに爽やかな笑顔で登場したのに、ほっぺたブルブルさせて顔真っ赤にした男性の姿を見たら女性は引くだろうなとデイジーに同情します。
デイジーはとても薄情でその場の感情で流されやすい女性です。でも女性はみんなそんなものです。ましてや当時は自立など許されないですから、結局は夫に頼るしかないのでしょう。自分がピンチになった時に頼れて、守ってくれて、本物のお金持ちがいたらそちらに戻ってしまう。
トムと結婚したのは寂しかったから。そして彼の浮気を知り今度は元カレとヨリを戻そうとする。で、トラブルが起これば自分の有利な方につく。フラフラしているが本当にモテる女性はスキがあり、バカに見えてずる賢いんです。
そんな彼女を想い死んでいったギャツビーがとても不憫でなりません。貧しい家柄の出身で自らを神の子と思い込んだ彼は女性のずるさを知らなかったのでしょう。ただただ彼女の美しさ、家柄の良さに惹かれただけです。過去はいくらでも美しくなる。だけどもうあの輝きには戻れない。
ギャツビーは華麗な過去を、デイジーは現実的な未来をそれぞれ願っていたのでしょう。最初からすれ違っていたのがとても切ないです。
レオナルド・ディカプリオがカッコよすぎる
極貧の家から富豪へと成り上がったギャッツビーと運命(?)の相手デイジー、デイジーの従兄弟のニックの話。
ニックの言葉に耳を貸さなかったり、デイジーの立場に立たず自分の理想のみを語るギャッツビーには恋は盲目って感じです。レオ様だからすごくカッコイイし魅力的です。
デイジーという女
今回2回目の鑑賞。
前回は2013年公開当時に一度見たが何故か内容をあまり覚えていなかった
今回改めてWOWOWで放送されていたので観てみた
ギャツビーは優しく努力家で純粋にデイジーの為にお金持ちになりたくて頑張った、ニックとの友情がとても良い
デイジーが最低で卑怯、子供のことを思うとそうせざるを得なかったのか、いや例えそうでも忍び悲しむし花くらい手向けるだろう、、、彼女の理想の女性像「美しくおバカ」というより、白状で自立できていなくて側だけの女、女の美しい(容姿)部分とずる賢い部分を持ち合わせた女の中の女。
ジャック、デイジー、ニックこの映画の登場人物は個性的で自分の中にとても印象に残る存在だ。
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