スリーデイズのレビュー・感想・評価
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冤罪とはいえ脱獄させるとは…どんどん軌道を離れる大学教授の危うさを...
冤罪とはいえ脱獄させるとは…どんどん軌道を離れる大学教授の危うさをラッセルクロウが好演。
脱獄する!のではなく脱獄させる!
この作品はフランス映画のリメイクである。
オリジナルを見てないのでそちらもかなり気になる。
脱獄映画だが、普通と少し違うのは刑務所内にいる人物を脱獄させるという点だ。ここは素晴らしい設定だと思う。プリズンプレイのファイナルブレイクと同じ感じだ。
無実の罪で(証明はされてないが、無実というアピール描写はある)投獄された妻を脱獄させるのだがこの主人公のキャラが素晴らしいと思う。なんせただの大学教授でありヘタレであり脱獄させるには向いてない人物だ。しかしこのキャラのおかげでハラハラドキドキが倍増する。ラッセルクロウの渋さがまたまた良い。ラストに伏線回収するのだが本当のラストのシーンが少し残念。もうちょい頑張れよと言いたくなる。この脱獄映画は僕の見てきた脱獄映画の中では都合がいいno1である。しかしそんなことは気にしなくていいと思う。なんせ脱獄映画なのだから。脱獄するのではなく脱獄させるというちょっと変わったこの作品は見て損はないだろう。
スリリング!
こういう練りに練った計画実行します的な作品、好きです。必ずと言っていいほど、主人公は計画段階でその資料を自宅の部屋の壁に貼りまくります。そして最後はBプランを実行します。その他にもいろいろとハリウッド映画あるあるが散りばめられた作品です。
ところであのテニスボールのトリックは本当だろうか。
面白いかと聞かれると微妙
前半のストーリー展開が遅く、冒頭20分ぐらいが分かりにくいが後半ドキドキする。
決してスマートではないしかっこ良くもないが、素人がどこまで上手く警察を欺くかのドキドキがある。
ミッションインポッシブルとかなら上着を着替えたり、警察とのニアミスなどワクワクするシーンも、この映画では、上手に出来る?分かってる?など、もどかしいドキドキがある。
偽造パスポートを作った際「必死すぎて絶対失敗する」と言われた言葉が説得力があり、ドキドキを煽っているのかも。
ポールハギスは好きな監督さんです。 クラッシュは名作ですね。 いい...
ポールハギスは好きな監督さんです。
クラッシュは名作ですね。
いい役者使います。
今回のリーアムニーソンの使い方はなかなかですね。おっ!リーアムニーソンだ!って感じです。
ラッセルクロウ
安定の渋さです。
共演のバンクスさんはなかなかなかですね。
決死の脱獄計画。
真実が暴かれたのか暴かれてないのか。
それにしても、幸せになって欲しいです。
ですが、人を殺してますからねラッセルクロウ。
まー、しょうがない←
The Next Three Days
妻の無実を信じ、妻を助けたい夫の気持ちはわかるが、
だから脱獄というのが極端ヽ(゚Д゚)ノ
そして脱獄の準備、計画中の夫の行動があまりに素人で警戒心の無さや不注意さにイラっとする。
備考にも気付かない、ID受け渡しの際約束の時間を過ぎても立ち去らない、パンプキー差し込んだまま折る、子供同士を通じて知り合った女に妻が刑務所にいる事を話してしまう。
必死なのはわかるが、先の失敗が目に見えるだけにイラポイントは増。
こんな状況の中で脱獄なんて考えは捨ててほしい。
妻の移送が分かった途端、焦って子供を実家の親に預け、急いで車を出すも人を引きそうになるし。
既に警察にも目を付けられてるし。
まぁ本っ当ーに普通〜の夫が脱獄を試みる・・てのがこの映画の醍醐味なのでしょうか。
唯一迫力のあったシーンは脱獄逃走中、預けた子供が予定外の動物園に行っていたたため子供を連れて行くことを諦めようとした夫の運転する車で妻がドアを開けて上半身を半分投げ出し、車がスピンするシーンくらい。
それから子供を迎えに行く事で計画は完全に狂うが、乗せたゲストのお陰で検問を逃れ無事、目的の場所ベネズエラにたどり着く。
ラストは3年経ってようやく真面目に現場検証する警察官の姿。
ボタンくらい、見つけてあげてΣ(゚Д゚)
色々、もどかしい作品だった。
後から知ったけどこの映画、リメイクなのね。
オリジナルは高評価なのでいつかキッカケがあったら観たい。
Next Three Days!!
オリジナルのラスト・スリーテイズにはやはり勝てず…
映画のキャストとしては、ラッセル・クロウよりオリジナルのヴァンサン・ランドンが僅差でリード。
奥さん役は、オリジナルのダイアン・クルーガーが圧勝!!
失敬!!個人的な好みがかなり入ってます(^^;)
ご興味ある方は、二本立てで御鑑賞下さい。
うーん思ってたのと違う
ある冤罪で捕まった妻を脱獄させるためのストーリーで、家族のために翻弄する父親が見ていてとても切なくラストは良かったのだけど。
結局事件は未解決で妻の容疑は晴れずなのが私的には納得行かない。
脱走後真犯人が捕まればよかったのに。
まぁ脱走した時点で、犯罪を冒してるわけだから仕方ないのだろうけど
なんか、残尿感の残るラストでした。
しかし、家族の為に全てを投げ出す父親がとても良かったのは確かです。
◆ 映像で誤魔化し ◆
オリジナルの『3デイズ すべて彼女のために』は良作です。
リメイクしたは良いけど、ハリウッドらしさを出す為に映像に頼ってしまいましたね。
高速道路だかのシーンは、やり過ぎだと思うなぁ。
ストーリーが所々中途半端な所も気になる。
切迫詰まった感がイマイチ伝わってこない。
リーアム父さんの指導に、もう少し専門的なアドバイスがあれば良かったと思うんだけど。
でも、チケットに気付いて、全てを理解した父との別れは良かったですね。
子供が小さいとは言え、犯行を見せるのは良くないですよ。
いくら奥さんを愛してるからと言って、こんな暴挙をしちゃいけません!
妻と息子と幸せに暮らす大学教授のジョン。突然、妻が殺人容疑で逮捕される。ジョンは妻の無実を信じるが、刑が確定、絶望した妻は自殺未遂まで起こす。ジョンは妻を助けるべく、脱獄計画を企てる…。
フランス映画「すべて彼女のために」を、監督ポール・ハギス&主演ラッセル・クロウのオスカーコンビでリメイク。
骨太な内容は社会派監督ならでは。
夫の悲しみと愛の深さは映画の題材にうってつけ。
綿密に計画を立て、遂に決行される脱獄シーンはハラハラ。
オリジナルは未見だが、ヒューマン・サスペンスとして見応えアリ。
(ジョンに脱獄のコツを教える男にリーアム・ニーソン。最近アクションが続いているせいか、ちょい役ながら妙に説得力のある存在感だった)
だけど、以前見た「完全なる報復」と同じ事を感じてしまった。
確かに映画としては面白いかもしれないが、主人公の取った行動は決して許されるものではない。
独り善がりで、うっすら狂気を含んだ暴挙。
周りに彼を制止させようとする人物が一人も配置されておらず、正当化されているような気がする描かれ方は痛い。
すべて愛のために…なんて言葉で誤魔化されない。
映画の中で、妻は無罪なのか有罪なのか、うやむや。
せっかくポール・ハギスが監督なのだから、もっと法に踏み込んだ話も欲しかった。元ネタがあるから仕方ないが…。
常識人だったら、どんなに棄却されても何度も何度も真実を勝ち取るまで法の場で戦う。
それが出来なかった哀しき主人公の、これは反面教師的映画なのかな?(笑)
いずれにせよ、やっぱり右京さんだったらこう言うだろう。
「あなたのした事は間違っています!」
後、時間が長過ぎ…。
好きな役者好きな監督~大満足!!!
寡黙な男(ラッセルクロウ)説明の少ない脚本。語らない妻。耐える、イジラシイ息子。息子を信じて問い詰めない老親。だから生まれる緊張感。息ズマル逃亡劇を安っぽくしません。ハリウッド映画の実力を久々に感じました。好きな役者好きな監督~~幸せな時間でした。
かなり強引な話・・・
フランス映画のリメイクということだが、オリジナルは未見。私は率直に言って、いくら妻の無実を信じているからといって、あそこまでやるかなと思った。やらないと思うし、普通できないと思う。ラッセル・クロウが演じていると、やりかねないし、とにかく行動してしまうのかもしれない。映画なんだからと言われればその通りだが、リアリティに欠けるのでは? 弁護士も見放している事件で、いわゆる冤罪なのかもしれないが、そこまでするほど妻も魅力的に描かれていなかった。何だかなぁ。観終わってドッと疲れが出た。
課長っ~、今回の原題なんですが・・・・
山岡
「『THE NEXT THREE DAYS』」って言います・・・」
課長
「おいおい、またDAYSかよ、アメ公アフォばっかりじゃの」
山岡
「どうします、課長?無難に『ネクスト3デイズ』あたりにしときます?」
課長
「まんまかあ、もうちょい、考えたフリしとこうや」
山岡
「では『ネクスト』」
課長
「それ、あのクソ映画のタイトルまんまじゃねえか」
山岡
「失礼しました。では『3デイズ』」
課長
「(無視して)そういや、こういうの、いつから始まったんだ?」
山岡
「おそらく『13デイズ』あたりからでは?」
課長
「はあ、タイトルだけじゃもう何の映画かすら分からんのう。今回のメンツは誰や?」
山岡
「はい、監督ポール・ハギス、主演ラッセル・クロウです」
課長
「このメンツで『THE NEXT THREE DAYS』かよ、アメ公、売る気あるのか?」
山岡
「そこが一番の謎ですね。しかし案外アメリカ人は『DAYS』好きなのでは?」
課長
「(段々面倒くさくなり)こないだのあれ、ギブソンとマーティン・キャンベルのあれ、なんじゃったかいの?」
山岡
「野獣、いえ『復讐捜査線』です」
課長
「はあ、そんな感じでええやん。メンツ的にも互角だろ?『脱獄捜査線』とか『スリーデイズ捜査線』とか」
山岡
「捜査はされる側ですけど。もう会議まで時間ないですし、『スリーデイズ』でいきましょうか?」
課長
「おお、もうそうしとけや。お、会議の時間や。ああ、しんど。おお、そうや、ポスターはかっこよくの」
山岡
「今回のクロウはかっこよくありません。」
課長
「なんでもええけ、そう見える絵にしとけや、お前、そんぐらいわかっとるじゃろが」
内容
脱獄の手助けをする方法を必死で盲信して勉強するオヤジのお話
くだびれ具合がとってもよく出てて、奥さん救う以前に自分の命を危険にさらし、自分は死んでも息子を祖父母に預けりゃええか、ぐらいな勢い。
勉強とはそういう過酷なものなのだ。
だからこその先生役なのかもしれない。説得力がある。
そしてダンナのくたびれ具合とその狂気じみた決意に対し、その父の、それでも遠くで見守るしかないという感じを、ブライアン・デネヒーが非常に静かに力強く演じているため、妙な説得力と感動がある。
まるで受験間際の高校生を見守る親御さんのようでもある。
ヘタレな教授が逞しくなる面白さ
毎作、タフなヒーローを演じてきたラッセル・クロウだが、本作では普通の民間人を演じる。
犯罪に手を染めたこともなければ、ちょっとした警察の尋問にもオドオドしてしまう。
そんな彼の職業は大学教授だ。一見、ひ弱いが頭脳明晰で思考が論理的だ。実はこの作品のミソはここにある。
色々な情報を引き出し、試行錯誤しながらも淡々と妻を脱走させる作戦を練る。
その様子が、部屋の壁一面に貼った市街地図にメモられていく。この経過が面白く、同時に映画は徐々にアクションの度合いを増していく。
いざ実行となると、これまでの計画と実際の行動が重なり、時間との勝負が見どころとなる。
追手には敏腕のナブルシ警部補をあて、緊張感は増すばかりだ。
追う者と追われる者、そのタイミングが絶妙で、互いの頭脳戦にも拍車が掛かる。素人ながら運も味方につけて順調だ。
ところが、一人息子ルークの受け取りミスによる時間浪費と、自宅の捜索で見つかる地図によって捜査の手が広がり形勢は逆転。
ラストは、仕込まれた伏線が一気に火花を散らす。
面白い。スクリーンで観ればよかった。
どう考えるか
どうもましゃです(^.^)今回は「クラッシュ」の監督ポールハギスの作品スリーデイズです。
観る前の予備知識を入れて鑑賞しました。殺人罪で捕まった妻を夫役のラッセルクロウが妻は無罪と信じて脱獄、そして逃亡する計画をするというお話。
その予備知識で観る前は派手なアクションありのその道のプロフェッショナルをチームに脱獄の話かと思いきや、正反対の静かで緻密な家族愛に満ちた作品でした。
この監督ポールハギスは家族愛を撮れば天下一品クラス、それに小さな演技を要求して確実に素晴らしいものを作る、本当に天才監督でしょう。
銃の使い方を知らない、暴力しない夫役をラッセルクロウに演じさせるのは、ランボーが中学生にかつあげされてるのと(少しオーバー)同じくらい。
しかし今回のラッセルクロウは非常に素晴らしく、こういう役も似合うなと思いました。でも個人的には「LAコンフィデンシャル」や「グラディエーター」の役どころが好きですが。
妻を信じ、息子も連れ脱獄、逃亡するのが本当に正しいのかは人それぞれの考え方があります。何が正義なのかをじっくり考えるのもありかと。
残念なのは後半出てくる刑事達が優秀(かなり短い時間で容疑車を見つけ出した)なのに妻の殺人をもっと詳しく調べる、そして・・・が出来たはずなのにと。しかしながら今回のポールハギス作品も家族愛たっぷりの最高傑作です。
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