劇場公開日 2009年11月28日

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ニュームーン トワイライト・サーガ : インタビュー

2009年11月25日更新

バンパイアと少女の禁断の恋を描くベストセラー小説を映画化したシリーズ第2作「ニュームーン/トワイライト・サーガ」が間もなく公開。一足先に封切られた全米では、オープニング興収記録を次々に塗り替えるなど、すでに大旋風を巻き起こしている。ミステリアスなバンパイア、エドワード役で大ブレイクした“ロブ様”ことロバート・パティンソンの独占インタビューをお届けしよう。(取材・文:編集部/撮影:堀弥生)

ロバート・パティンソン インタビュー
「僕は批判的に映画を見る方だけど、この映画は嫌う理由が見当たらない」

若い世代の女性を中心に圧倒的人気を誇るパティンソン
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映画の完成度に自信を見せる
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――1作目は社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録しました。2作目の公開を前に、今のお気持ちは?

「本当に今は気持ちが高まっているよ。実は僕も日本に来る数日前に完成版を見たばかりなんだけど、本当に出来がよかったんだ。だから1作目がそれほと好きじゃなかった人も今回は絶対楽しんでもらえるはずだ。僕はいつも批判的に映画を見る方なんだけど、『ニュームーン』に関しては絶対面白いという自信があるんだ。むしろ嫌う理由が見当たらないね」

――今回はベラとエドワードのつらい別れからストーリーが進んでいきます。エドワードを演じる上で一番心を砕いた点は?

「今回のエドワードは、正しいと思い込んで間違ったことをしてしまうんだ。そういうときの気持ちはすごく理解できるから(笑)、前作より彼に共感しながら演じることができたと思う。さらに、今回はエドワードが登場していないシーンでも、ベラは彼の存在を残響のようにずっと感じているんだ。だから最後にベラと再会を果たしたときのエドワードが、ベラの期待に応えられる存在であるように心がけたよ」

――今回はイタリアでクライマックスを迎えますが、ロケ地トスカーナでの撮影エピソードを教えてください。

世界的スターとなった今の状況に 戸惑うこともあると告白
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「イタリアロケの最後のシーンは、2500人ぐらいの人々が広場に集まっているシーンで、エキストラのほとんどが『トワイライト』のファンだったらしいんだ。最終日の撮影だったので、普通なら『カット。お疲れ様!』と声がかかるんだけど、その瞬間にエキストラが僕の方に殺到してしまうんじゃないかスタッフが危惧していて、その様子が奇妙でおかしかったよ。実際は何も起こらなかったんだけどね」

――ダコタ・ファニングがイタリアのバンパイアという印象的な役で登場しますが、彼女と共演した印象を教えてください。

「彼女の登場シーンは少ないんだけど、僕たちに“痛み”を与える目つきはパーフェクトだったし、セリフがほんの2~3行しかなかったにも関わらず、ものすごい存在感だった。本当に彼女はクールでナイスだったよ」

――あなたはこの映画で世界的スーパースターになりましたが、それまでとの環境の変化に戸惑うことはないですか?

「そうだね。2作目の撮影からはものすごい数のパパラッチがそこら中に張り込んでるから、ここ数カ月はホテルを出るだけでも行動を規制されてしまうんだ。そういう意味で自分の置かれた環境の変化をすごく感じているよ。でも人気が爆発的になってからはずっと仕事をし続けているんだ。だから日常生活に戻ったらどうなるのかは、正直まだ実感できていないんだ」

>>クリス・ワイツ監督インタビュー

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