私の中のあなた

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私の中のあなた

解説

白血病の姉・ケイトを救うために、ドナーとして作られて産まれた11歳の妹アナは、ある日突然、「自分の体のことは自分で決める」と臓器提供を強いる両親を相手に訴訟を起こすが、その裏にはある思いが隠されていた……。ジョディ・ピコーのベストセラーを、「きみに読む物語」のニック・カサベテス監督が映画化。主演は自身初の母親役となったキャメロン・ディアス、アナ役に「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。

2009年製作/110分/アメリカ
原題:My Sister's Keeper
配給:ギャガ
劇場公開日:2009年10月9日

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映画レビュー

2.0ピンとこなかった

Mさん
2024年1月25日
Androidアプリから投稿

訴訟を起こした理由がピンとこなかった。

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M

4.0嘘の中の真実

2023年10月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

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とば

4.0お涙頂戴でなく哲学

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

キャメロンが母親役になったのかと思うと
感慨深い。
路線変更をするにしろいい映画に出たなあと思う。
映画では子役の演技が光っていた。

大概なにかの病気を扱ったものだと
邦画ではやたらと
かわいそうね、的なお涙ちょうだいに
いってしまうもんだが
この映画は違い、
むしろ限られた人生をどう生きるか、
満足して死を迎えられるのか、といった
哲学的なことも示唆している。

基本的に病ものは嫌いなんだけれども
これは観て良かった。

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こまめぞう

5.0善悪という相対的でしかない価値観が意味をなさなくなるとき

2023年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

素晴らしい作品。

小さな頃は好き嫌い、良い悪いがはっきり言えたけど、大人になるにつれ、その辺が判然としなくなってくる。

命を取り巻くテーマがそのひとつだ。例えば、赤ちゃんポスト。死刑制度。クローン羊。喉の奥に小骨が引っかかったような気持ち悪さがある。

本作でも命を題材に、様々な登場人物の群像劇が実に丁寧に描かれているが、彼らひとりひとりの善悪は極めて曖昧だ。

強い意志で14年間、白血病の長女を守り続け、しかも体外受精で「移植用」の次女をも生み出した母親は悪?善?それを是認した父親は?教唆した医師は?姉が助かる可能性を捨てて「自分の身体を守りたい」と移植拒否の訴訟を起こした次女は?

結局のところ、善悪という相対的でしかない価値観が意味をなさなくなるとき、僕らはきっと相対的ではなく、絶対的な何かに触れているのだと思う。

命も愛も、その人のものでしかあり得ないという絶対的の尊さ、力強さ、儚さに、僕らは息をのみ、心を打たれ、悶絶しながら、止めどなく涙を流す。

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えすけん
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