ブリュレ

劇場公開日:

ブリュレ

解説

一卵性双生児の近親相姦を繊細なタッチで描いた意欲作。映画初出演の一卵性双生児の中村梨香と美香が主演、監督・脚本は本作が劇場デビューとなる林田賢太。東北の田舎町で、放火を繰り返す女子高生の日名子には、13年前の事故により離れて暮らしている双子の妹、水那子がいる。ある日、水那子が祖母の遺骨を持って九州から日名子の暮らす町へやって来る。叔父の経営する洋菓子屋で2人は一緒に暮らし始めるが、水那子は嘘をついていた。

2008年製作/71分/日本
配給:シネバイタル、ゼアリズエンタープライズ
劇場公開日:2008年10月25日

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映画レビュー

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2019年11月12日
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5.0知合いの映画でした

2015年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画は、傑作です。
当時から賛否両論があったのですが。
私は、この監督の知合いだったから言うのではありません。
この映画には事件がありまして、劇場で映画が公開中に亡くなった映画監督として、とても当時、記憶に思っております。
こんな素晴らしい映画を作ったら、その後の作品も何としてでも見たかったのに。
デビュー作で亡くなる早世が絵描きなら世に残っても、映画監督はその場の宣伝だけで、数年で忘れられるのを感じました。
映画は、決してメジャーではありません。
しかし、インディーズ映画としては、世界屈指では決してありませんが。邦画では、最高傑作に近いと思っております。
これほど、凄い情念が籠っている映画は、感じたことがありません。
大作のアウトサイダーなアート作品という訳ではないですが。
決して忘れられない、我々の人生をも左右した作品だと思いました。

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さとるくん