第9地区のレビュー・感想・評価
全186件中、101~120件目を表示
SF好きなら楽しめる!
この映画はわざわざ映画館へ行って観にいったが、おもしろい!エイリアンとの友情、裏切り、ラストのパワードスーツでの決戦。
おもしろすぎる!
この映画を観てつまらないと言う奴はSF映画好きじゃない!
衝撃的です
最初はニュース映像的な感じがどうにも見づらく感じていたんですけど、途中からそういった演出が減って戦闘が中心になっていったところぐらいから、夢中になっていきました。
最初は、エイリアンがどうにも好きになれなかったのに、クリストっファーとの絡みぐらいから、彼らへの愛着が湧いてきました。
そして何より、宇宙船の迫力!! 宇宙船が映るたびに、私、なんだかうっとりと見入ってしまってましたよ。
濃い味スルメ映画
劇場で2回、金ローで1回、昨日DVDで2回目を鑑賞しました。
やはり、独特の雰囲気を持った作品ですね。だから好きなのですが。普段見ない土地に普段見ない宇宙船が浮いてるので、絵面だけでもう楽しい。これぞSF、これぞ映画という感じです。朝昼夕晩と色々な時間に宇宙船を映してくれるのも嬉しい。この宇宙船の描写もほんとリアル(?)というか、実際に遠くから巨大な円盤を見たらこんな感じなんだろうなと思わされました。
内容については、まず掴みがスマートだなあと思います。ドキュメンタリータッチやニュースの映像にインタビューを交えつつ現在の人間と宇宙人、対応するMNUの状況説明を行い、同時にその後に起こる何かについてそれぞれの意見を言わせ我々の興味を持続させるという。
僕初見の時は前情報一切無し(メインビジュアルが面白そうだっただけ)で見に行ったので病院のシーンは
「!( ゚д゚)?」みたいな
見たことないけどザ・フライみたいだなーとか思ってました。こういう映画かよ?!って。確か触れ込みでもこの肉体変異の件は一切触れられてなかったです。知らずに見たグロ耐性ない人はキツかったろう。僕もある方じゃないので今でも若干キツいですが。
でドンパチやり始めた時はまたこういう映画かよ?!って思ってしまいました。ぶっちゃけ大分混乱してましたね。楽しみ方がわからないというか。だから1回見た後は茫然自失でした笑
でも、何かすごい!こんな映画見たことねえ!っていうエネルギーのようなものを感じて2回目見に行って、やっぱり痛そうなシーンにはハラハラしつつ楽しめました。楽しむポイントがわかってきたというか。
この映画、某U丸さんの言うような差別云々の仕組みも言われれば見事だと思うけど、やっぱり単純に熱い。ただの小役人型会社員がひょんなことから事件に巻き込まれ、自分も虐げられる立場に周り、最初は自分の利のため足掻くけど最終的に他者(他エビ)のために戦ってギリ勝つ!ほら熱い!
ヴィカスとクリストファー見てるとどっちが人間でどっちが宇宙人なんだかわからなくなってくるんですよね。精神的には明らかにヴィカスのが下劣という皮肉。
メカニックの描写もたまらんですね。ヴィカスがエビの銃をギャングのアジトで握った時の銃のアクションとか、何と言ってもパワードスーツなんかもう最高じゃないですか。あと司令船のUIも近未来的でクール。この監督はエリジウムでもその方向で好き勝手やってくれてるっぽくて嬉しいです。
やっぱりラストシーンは美しい!僕も初めはこれで終わり?と思ったりもしましたが、見れば見るほど、考えれば考えるほど良いラストだと思います。切ない。続編はやって欲しいような欲しくないような…
評価は別れるかもしれないけど見る人には前情報なしで見て欲しい!そして好きになる人にはどんどん好きになって行って欲しい個人的濃い味スルメ映画です!触手を向けるな!
District 9
ただただキモい(ーー;) なになになに!?ドキュメンタリー調で実際にありそーでしょみたいなのが更に癪に障る。嫌い。ただ終始CGなのに後ろの景色から浮いたりしてないところが技術的にやっぱりすごいと思うから星1つ。
泣いた
この映画観た時泣いた。
「安っぽい感傷の涙なんて、クソだっ!!」
と云わんばかりの映画で、泣きそうになる度にそれを打ち消すようなゲスなシーンが差し込まれて、涙も引っ込むんだが、ラストでついに涙決壊。
--
エイリアンのクリストファー・ジョンソン(なんつう名前だ!)がイイ。
見た目がエビ&昆虫&ゴラムだけどイイ。
ものすごくブサメンだけど心根は真っすぐなんである(と思う)。
ほんとはもっと人間のこと憎んでいいはずなのに、憎悪よりも哀しみを湛えたところもイイ。
彼の息子のリトルCJがどうしようもなく愛おしい。
コイツだけは守ってやらんと、という母性本能のようなものが掻立てられる。
見た目不気味なエイリアンに、ここまで感情移入させるなんて、たいした映画だと思う。
(エイリアンへの共感を、言葉ではなく映像的に誘導していく点も素晴らしいと思う。)
本作の主人公ヴィカスは、ゲスな人間で腹が立ちっぱなしだったんだが
ラストのバトルシーンがイイ。
彼の乗ってるロボットがヨロヨロになりながらも闘う姿にグっとくるんである。
--
クリストファーとヴィカスは
故郷に帰りたい(愛する人に会いたい)っていう共通の願いを抱えている。
二人の願いがシンプルで真っ当なものだからこそ、この映画、バイオレントでありながら感動的なのだと思う。
二人が決死の覚悟で研究所に乗り込むシーンは本当に良かった。
二人が醸し出す相棒感は「リーサル・ウェポン」を
子を守りたいって思いは「エイリアン2」を彷彿とさせ
そんな王道さをしのばせつつも
「感傷なんていらないよ!」というスタンスは最後まで崩さずトボケた感じを貫ぬいたのは天晴としか言いようがない。
--
南アの人にとっては、バカで汚く邪魔者だったエイリアンも
ナイジェリアの人にとってはパワーの源で憧憬の対象という描写も面白かった。
憧憬の表現がまた何とも言えずグロかったけれども。
キャー!!エビサ―――ン!!
斬新さと社会風刺の塊ですね。
まず人間にまったく感情移入させないのがすごい。
宇宙人側の主人公は相当の人格者なのに、人間側はというと、
「お前ほんとは主人公じゃないだろ」って言いたくなる素敵なクズ。
そしてこの主人公etc.がエビ的な難民たちをいじめるいじめる。
結果なんやかんやあってエビ化してくれ…してしまう主人公。
ここからが怖い。
ついこの間まで企業の最高責任者だったはずの主人公に異変が起きた途端、
もう人間扱いしてないんです。ただの実験体、化け物としか見ていない。
そんで長い追いかけっこが始まるわけです。
その過程で再びエビ先輩に出会い変わっていく主人公。
協力してそれぞれの目的を果たそうとする二匹。
自分の星に帰ろうとするエビ紳士。
ロボに乗って大活躍かと思ったら、へっぴり腰になって逃げようとする
素敵なクズごめんやっぱり変わってなかったわ主人公。
それでも最後は命賭けでエビジェントルを故郷に帰す主人公。
わー主人公っぽーい。エビ要素だいぶ多めー。
そして逃げていくエビガンジーが一言。
「待っててくれ…必ず助けに行く…」
か…かっけえぇぇぇ―――――――!!結婚してくれ―――――!!
終わり方も良いし、これは傑作ですね。
すごくセンスいいよ
エビが“地球で集めた”宇宙船の燃料を被ると、
なぜにエビになっちまうんだ!!
…っていうとこだけはB級だが、ほかは抜群にセンスがいいぜよ。
コメディーなんだか、シリアスなんだか、
バッドエンドなんだか、ハッピーエンド(ともとれるよね)なんだが、
絶妙でいながら、中途半端に終わっていない。すごい作品だと思う。
ただの悪趣味なんかじゃ決してない
今そこで起こってる臨場感がある(・∀・)
モキュメンタリーと言ったらいいのか?
シャルト・コプリーの実況から入り、ある日急にエビ星人が宇宙からやってきて地球上で生活をし始めてる中、独自に色々な機械やら道具やらを作り始め、地球人は気味悪がってその排斥をが始まる。
このカメラを通してキャスター風に実況中継したり、暴力でエビ星人を排除していく様は完全に報道番組(・∀・)
そこで地球人の暴力性、そしてそれを観てる視聴者の「現実乖離感」をうまく表現できてると思うΣd(゚∀゚d)イカス!
いかに現場ではひどいことが行われていても、カメラを通して見るものはどこか現実感が感じられず、視聴者も「今そこで起こってる」という臨場感がかなり薄くなって、その結果自分とは関係ない他人事と映ってしまうもの。
そしてシャールト・コプリー自身がエビ星人を射殺した時腕を怪我して、そこにエビ星人の返り血を浴びて、そこから徐々に自分もエビ星人に変身し始める。
それを知られて殺されようとするが、急いで第9地区に逃げて行って人間の言葉が分かるエビ星人にかくまってもらうけど、そこで初めてエビ星人の立場に立っていかに地球人がこれまでひどいことをしてきたのかを身をもって実感する。
結局最後はエビ星人に変身しちまうけど、ラストカットは哀愁を感じさせながらもどこかすっきりしたような印象(^_^)
最初は横柄で調子こいてて軽薄な感じだけど、エビ星人に変化してきて周囲から殺されそうになってきて第9地区に逃げて徐々に思いやりの感情を持っていく演技の変化がすごい。
アパルトヘイトを経験してきた南アフリカでこれが製作されたということが非常に意義があると思う(^O^)
やってることは白人が黒人を弾圧した事実と被る。
エビ星人の造形は『エイリアン』とか『プレデター』の影響が強い気がするし、クライマックスで第9地区を大破壊するロボットは『アバター』とも似てる(・∀・)
アバターでは完全なハッピーエンドだけど、これはまだまだ弾圧は続くということを匂わせてるし、そしてエビ星人に変身した主人公もいつ人間に戻れるのか、それとも一生このままなのかも分からない。
さらにモキュメンタリー調にしたことで「これは今起こってる現実のことなんだぞ」という制作側のメッセージも伝わってくる。
傑作です(^O^)/
セリフはすべてアドリブ
アカデミー賞に作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされたとあって気になってた作品
情報を全然いれないで見たから最初の衝撃がすごかった
ドキュメンタリー風の撮り方でいかにもありそうなのに設定がおもしろすぎる
B級映画でありSF映画でありコメディでもある
とにかく驚くのが視覚効果!
ラストまで飽きることなく思わず見入ってしまった
苦手なひとには苦手なタイプの映画
賛否両論だろう
主人公のセリフがすべてアドリブってのが一番の驚き
そういう目線で見たらもっとおもしろいかも
アバターに似た作品
アバターに似た作品でした 悪役は宇宙人じゃなく人間です!! でもアバターとは違って主人公にはエイリアンになってほしくない作品でした‼
主人公の幸せな生活が次第に奪われていく… 見ていくと怖くなってきます。 でもアクションはなかなかいい。 それにしてもラストの映像はわかってはいながらも衝撃をうけた!! アバターはハッピーでも 代9地区は悲しさをかんじさせる。 続編あってほしいなと思うけどおそらくないでしょう。
インセプションみたいな感じです。 なんか記憶に一生残るような終わり方でした‼
違う映画の話になりますが、そういう意味ではサルの惑星も一作目で終わらせるべきだったと思う
見る人によって…
衝撃の話題作というだけに期待は高いものでした。
確かに今までにないエイリアン系の映画で斬新でした。
舞台も南アフリカでアパルトヘイトとエイリアンの差別が重なって見えもしました。
個人的にはエイリアンよりも人間のエイリアンに対する絶対的な拒絶の方が怖いと思いました。
まぁ何だかんだいっても昆虫嫌いな人やネバネバ系が苦手な人にはつまらないと感じてしまうでしょうが。
結局見る人による映画でした。
制作サイドが楽しんでいるのがわかる
制作サイドが楽しんで映画を創っているのが伝わってくる。
今までに無い新たな異星人と人間との関わりを描いている。
ドキュメンタリータッチで描くことであたかも実際に起こっているような臨場感と迫力がある。
テーマとして人間の差別意識や異者の廃絶、そして利己心、必然として南アフリカというロケーションになったように思う。
ハリウッド的で無いアクションシーンが新鮮だ。
娯楽SFとして新たな一面を開拓した作品。
SF好きにはたまらん!
面白い。SF好き!ロボット好き!機械好き!な私には萌える作品でした。。。が見る人によっては嫌悪感をもたれるかもしれませんね。SFもので宇宙人が襲来してくる映画はたくさんあるのですが、新しい発想だと思いますし、特に広告がよかった。個人的には、最後操縦したロボットがかっこよかったー!すげーかっこいいおもちゃを見つけたような気がして少年に戻れました(^^)
いいアイディアで終わっていない映画
2010年に見た映画の中でアイディアが面白かったものと言えばこれと「ハングオーバー」。これは事前情報でエイリアンが登場する擬似ドキュメンタリーと知っていたが、それ以上のものがあった。
主人公のヴィカスは当たり前だが前半と後半では大きく違う。前半のいかにもな事なかれ主義の役人風の仕事振りと、事件に巻き込まれる後半の必死さの対比がいい。前半で彼の性格とエイリアンたちの汚い姿と差別(ここはとうぜん舞台である南アフリカのアパルトヘイトと重ねる)をきちんと描くことで、後半が引き立つ。後半のヴィカスは前半と逆の立場に置かれ、追われる(差別される)側にまわる。そこで差別されるとは何かに気付き、人間が考えるより良いエイリアンがいることが分かる。この価値観の転換は前後半のつながりも見事だ。
もちろんアクション映画として楽しめる。銃撃戦も良いが、パワード・スーツは男子の夢。そこに日本のアニメの影響とも言われる派手なシーンまで付けてくれたのだから言うことない。思わず脱力してしまうエイリアンの持つ時間感覚などユーモアも忘れないのも良い。
楽しめるB級映画
前半のドキュメンタリー風のタッチから、後半は完全にアクションムービー。
ストーリーの先があまり読めなかったので、予想以上に楽しめた。
特に、あのエビというか、セミというか、よくわからんエイリアンが映像的にとてもチープに感じるのだが、段々見慣れてきてカワイク見えてくるのが不思議。
キャットフードで大興奮だし。
全体的に、チープなB級映画という印象は残るものの、さほど期待しないで観るB級映画としては良作。
底抜けに楽しい作品、いや奥深いかも。
巧くやられました。
エイリアンモノかと思いきや、一筋縄ではいかない作品。
どうしても舞台が南アだから、人類とエイリアンの間にアパルトヘイトを真っ先に想像する。
それをうまいこと料理してるのがこの作品の魅力のひとつかもしれない。
製作サイドが、それを押し付けてないのも良い。
そして、なんといってもヨハネスブルグ住民たちの無法ぶり(特にギャング団)が突き抜けている。これが、素敵なスパイスになり、おいおい、凄いことになってんなという状況にリアリティを与えている・
この作品の舞台がニューヨークだったら、こうはいかなかっただろう。
主人公が小市民・小役人風というのも良かった。
気がついてみれば、えらいアクション映画になっていて、いつのまにか「ロボコップ」に出てたようなロボに主人公が乗っており、「トランスフォーマー」みたいな映画になってしまい、エイリアンの方に感情移入してしまいそうになるのは「アバター」みたい・・・。
TVニュース風に見せるのは「ロボコップ」風であり、「スターシップ・トゥルーパーズ」風であったり、人の腕や体がスイカのように吹き飛ぶのはポール・バーホーヴェン風(先の2作品はポールさんだしね)だったりと、個人的にはこういう映画は大好きな部類に入っちゃう感じでした。
最後の1シーンは余計だったかなと思います。
全186件中、101~120件目を表示