スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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少年たちのおバカさと切なさに笑い、涙
男の子のおバカさは昔から世界共通だな〜と笑ったり、悲しい境遇や熱い友情にほろり。
また12歳というのが「かわいいバカ」で愛おしい。不良青年たちとの対比でより一層感じるのがいい!
また、これが女の子なら絶対成立しない。男の子ならではの無鉄砲さがちょっと羨ましい笑
この冒険で少年たちが、それぞれ辛い境遇を話して励まし合っているのも印象的。友達から愛され可能性を信じてもらえることが、こんなにも力になるんだと。この友情があるからこそ、辛い環境の中で頑張れてる事が伝わってきて涙。
子供は辛い境遇でも耐えるしかないのが、本当にいたたまれない。親も親で抱えてるものがあるのが分かるだけに悔しく悲しい。
それぞれ4人のキャラクターや境遇に、大なり小なり重なる事があり、観客はノスタルジーを感じて長年愛される映画なんだろなと思いました。
名作すぎて
何度見ただろう 100回は超えてる
たぶん人生で一番見てる映画 これ自分にとっては映画じゃないな
見るたびに感情が渦巻く
いつも友達の事を思い出すよ
わからない人とはきっと一生分かり合えないだろうな 別に俺はあんたの風景でいいや
死んでしまった憧れの小さなヒーローの話 奇跡の季節 永遠と刹那 指の隙間からこぼれ落ちる前の全てを掴んでいたはずの一瞬 愛と友情の違いすら無く 何者でもなく何も持たずただ名前しかなく無邪気で無敵で何かに怯えて 家族の暑苦しい毛布にくるまって守られて 選ぶ事も出来ないのにただ道は在って 小さな抵抗 選択の一歩手前 誰も知らない一本道を友人と一緒に進む別れの前の最初で最後の旅 自分達はなんでここにいて なんで自分なのか 本当と嘘と夢の境目は? 終わりと始まり 季節は変わっていく。
でも決して消えない記憶 言葉 笑顔 景色
仲良かったやつも嫌ってたあいつもみんな元気かな 心から願うよ
自分や誰かが消えてなくなるまでのほんの少しの時間なんだし
何度見ても面白い
おそらく人生で1番多く見た映画。 子供の頃から何度も夢中になって見て秘密基地や仲間達との冒険に憧れた。
特に派手な演出も無いごく普通のありふれた少年たちの一夏の物語なのに、彼らの小さな冒険が自身が体験した幼い頃の大切な記憶の様に何年、何十年経っても色褪せずに記憶の中に残り続けています。
なんかレビュー書いてるだけで泣きそうになってきた。。笑
"青春映画"以上でも以下でもなく、そのもの
大人になるにつれ、考え方や育ってきた環境の違いからか、全くもって違う生き方をすることになってしまった友人が誰にでもいるのではないか。子供の頃は、あんなにも無邪気に一緒に遊んでいたのに。
この映画は、死体を見つけに行く少年たちの、ワクワクドキドキ冒険物語では全くない。
純粋な子供でいられる最後の夏の物語。
少し大人になってしまう直前の物語。
責任も権利もなく、苦しみから逃げる方法も解決する方法も持てない子供達の物語。
まだ狭い世界しか知らない、まだ何も持ってない、まだ大人から逃げる方法も知らない子供達の物語。
家庭環境も貧富の差もバラバラ。よって性格もバラバラ。これから先どんどん生きる世界が分岐していくであろう4人が、"ひとつ"でいられる人生最後の夏だったんだろうな。そのイベントがたまたま"死体探し"だっただけ。
また、アメリカは夏が卒業&入学の季節なんだと気づいて、さらにこの作品が輝きました。
原作が小説と知って納得でした。わたしは映画より小説を読む性格なので、この物語の余韻や行間の類(あまり好きじゃない言葉ですが)がなんとも切なく、大好きな映画になったけれど、確かに「結局何?」という感想を抱く人も多いかもしれませんね。
思ってたんと違う
もっと純粋でまっすぐな青春冒険ストーリーだと思ってた。
まさか旅の目的が死体を見に行くだなんて…。
時代が違うからか、子供なのにめっちゃタバコ吸ってる描写が何度もあるのに驚いた。
汽車に轢かれそうになって走るシーンがピーク。
音楽とリバーフェニックスがよかった。
思い出は美しい
日テレの地上波を録画で。
12歳の夏はキラキラしている。その最中にいる時は気がつかないけど。泣いて笑って、走って転んで、すぐ前を向く。
そばにいる、寄り添うという意味では、「stay」もあるけど、「stand」はもっと強い言葉らしい。駆けつけて来る、とか、一緒に戦ってでも、くらいの意味合いだと、どこかで読んだ覚えがある。固い友情を表したタイトルだ。
心の奥の琴線に触れる、永遠の名作。
【瞬き】
【瞬き】
突然、大人になるのではない。
ひとりでに大人になるわけではない。
スムーズに大人になるわけでもない。
少しずつ、葛藤を抱えながら大人になっていくのだ。
そして、人に言われるだけじゃなく、乗り越える何かを自分たち自身で設定したくなったりもする。
秘密基地。
ちょっとした冒険の旅。
死体を見つける。
届ける。
悪い上級生をやっつける。
こうしたことが、
その後、
やっぱり頑張って勉強してみようとか、
改心しようとか、
家族を持とうとか、
家族を大切にしようとか、
人を赦そうとか、
争いをやめさせようとか、
そうした決断や勇気に繋がっていくのだ。
だから、この多感で瞬くような瞬間はとても大切な気がする。
死体に対する態度は異なるが、「リバーズ・エッジ」も思い出した。
少年少女と大人の狭間にいる若者が、大人の少し妥協にまみれた世界に踏み出す感じが切なかった。
この「スタンド・バイ・ミー」は、少し先の未来を見つめて、何かを乗り越えようとする少年の姿が多くの人の共感を呼んでいるに違いない。
ところで、僕の田舎では、相当昔になるが、近道だと言って、線路を歩く大人が結構いた。
学校で、危ないから、マネしてはいけませんと、何度も言われたのを覚えている。
屋久島では縄文杉に会うために、結構な距離ののトロッコ道を歩くが、結構歩きにくい。
いずれにしろ、普通の線路は危ない。
最後に、エンディングに出てくるグリーンにハイライトする文字のワードプロセッサーは、WANGのだ。
型落ちのものを使わされた記憶が蘇ってきて、少し苦笑してしまった。
29位/444 2021.05.31現在
正直自分はあまり友達いないので。
1人が好きだから
↑
強がり。いや、ほんとに。
なので共感出来ない部分もある。
ただ、作品は素晴らしい。
まず、語り口が最高。
子供の頃って
こんな冒険してみたいよね!
いや、それは大人になっても。
だから、自分は登山が大好き!
なんじゃそりゃ。
僕にはこの街が全てだった!
みたいなのも、すごく分かる!
幼稚園の頃は
自分の父親が世界で1番
背が高いと思ってたし
小学生の頃は自分の少年野球チーム
全員プロ野球選手になれると思ってた!
今みたいに情報に溢れてなかったから
余計にね。
子供の頃のこう言う経験って
とても大事だ!
だから、自分の子供にも
たくさん色んな経験させたい
って思う。
子供がこの歳くらいになったら
一緒に観よう。
少し納得いかないのは
自分の弟をいじめるやつと
友達でいようと思わないけどなぁ。
そしてキーファーサザーランド達の
非常識さは受け入れられない。
映画とはいえ。
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてくださいあ
(RG風)
スタンドバイミーのあるある言いたい♫
スタンドバイミーのあるある早く言いたい♬
スタンドバイミーのあるある今から言うよ♪
ヒルの場面でチンチン、キューってなりがち♩
田舎で廃線とか歩く時
頭の中でスタンドバイミー流れがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在ま
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→中学生
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅テレビ
鑑賞回数→5〜6回
記憶度→80%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→29位/444
洋画部門→24位/369
スティーブンキング部門→2位
ほろ苦い大人の入口
中学進学を控えた最後の夏休み、4人の少年達が死体を探す冒険に出る物語です。
特に思い入れのある映画ではありませんでした。少年達がただふざけ合ったり、喧嘩したりしながら、夏休みの思い出を作る話程度にしか思っていませんでした。しかし、今日改めて観て、この作品が名作と言われる理由がわかった気がします。
これから大人になっていこうとする12歳。この時期にしか感じる事の出来ない喜怒哀楽が詰まった映画だと思いました。小学校を卒業し中学へ進み、少しずつ世界が複雑に広がっていく時期。自分の能力とか、家の事情とか、世の中の事とか、様々な事が見え始め、わかってくるこの時期に仲間達と過ごす時間がかけがえのないものである事に改めて気付かされます。
特にクリスの言葉にはそういった感情が滲み出ています。
ミルク代泥棒の真相を語る場面。信頼していた教師の裏切り、そして真実を話したとしても‘家柄’のせいで誰にも信じてもらえないであろう事を涙ながらに語るクリス。リーダー的な存在で、しっかりした強い少年に見えた彼が実はこんなにも傷付いていた事に胸が締め付けられそうでした。
親友のゴーディに‘君は進学コースへ進んで作家になるんだ’と言い聞かせる場面も印象的です。12歳という子供ではあるけれど、家庭環境とか周囲の見る目の違いをきちんと理解しており、自分とゴーディの間に引かれた見えない‘線’を認識している。だけど、親友である事に変わりは無く、ゴーディの才能を認め力強く背中を押す優しさや強さが胸に沁みます。
死体を見つけて有名になりたい!初めはそんな動機だったかもしれないけど、旅を通して心の重荷を打ち明けていくうちに、それはただの死体ではなく、何かの証みたいな物に変わっていったのかもしれない。銃を握って年上の不良達に向かっていくゴーディやクリスの目を見るとそんな事が伝わってきます。
‘付き合う友人はその後変わっていったけど、12歳の時の親友以上の友人に自分は出会っていない’と語るゴーディの言葉もそうだよなと思えますし、ラストで流れるStand by Meの歌も何とも言えない気持ちにさせてくれます。
名作・・
言わずと知れた不朽の名作。少年から大人になる過程、友情、たわいの無い会話、煙をはく機関車、小さな町の昔のアメリカの風景。それが良い。SNSだけで友人と繋がっている今の子供には理解出来ない映画かも知れない。たばこを吸いながらふざけ合ってる少年たち。二泊の旅が大きな出来事で、確実に大人になっていく。自分の昔の友人や出来事を思い出した。
誰もが通る大人への道。母妻にも観て🍀
観る人側の気持ちで、色んな感情が湧きそう。女性が観てこの冒険物語をどう感じるだろうか。男の子を持つマザーに、少年の心を持つ男の妻に、観てもらい気持ちのカケラを感じて欲しい。
唯一無二の友
この映画を見ると、死体なんて探しに行った事ないしタバコも吸った事ないし銃も持った事ないしヒルに噛まれたこともないのに、とても親しみを感じ、懐かしく暖かい気持ちになる不思議。
4人の生い立ち、荒れた家庭などを見ると、恵まれて幸福だとは言い難い。けど、その時行動を共にし、バカをして、腹を割って打ち解けた友がいて、それはたとえ今継続していなくとも、人生の中でのそんな経験はとても自身を豊かにさせるものだろう。その存在を思い出すきっかけが死別だったのは切ない事だが…
スタンド・バイ・ミー
片田舎の少年四人の、
一夏の冒険。
それは、
汽車に轢かれて死んだと噂された
同世代の少年の死体を探す
小さな旅だった。
主人公ゴードンはスティーヴン・キング本人がモデルの作家志望の小柄な少年。
リーダー格のクリス、危険なことが大好きなテディ、どんくさいバーンの四人組はいつも一緒の仲間たち。
ですが、旅の中でそれぞれお互いに夢や進学の悩みを漏らし、この楽しい少年期の終わりを予感させます。
原作小説も傑作です。
この作品が心に響いたなら、当時のヒットソングばかりを集めた映画サントラを流しつつ、夜長に読み耽るのもよいでしょう。
イニシエーション。
町が世界のすべてだった少年も、実は町だけが世界ではないことを知る日が来る。
それでも、それだからこその、その時の記憶。
「お前が死ねばよかったんだ」と父に言われる夢を見る少年。
家族からも、学校でも、社会からも不条理な扱いを受ける少年。
敬愛する父から、一つ間違えば死に至る暴力を受ける少年。敬愛する父への世間の評価も彼を苦しめる。
自分が埋めたへそくりの場所がわからなくなってしまう少年ーちょっととろい彼は、世間や家族からどんな仕打ちを受けているのだろうー。
今の時代なら、自死リスク高位者として、教職員や社会からケアの対象者として認定されてもおかしくはない子ども達。
クリスがゴディに言う。「俺らとつるんでいないで…」自分たちはクラスカースト下位層仲間という認識?
たとえ、おもしろおかしく遊んでいるように見えても、無意識の底では自分の存在の否定≒死が身近な存在。
家族環境・経済的なバックボーン・学力が違いつつも、何かが響きあうから一緒にいる仲間・居場所。
死体を発見しに行く冒険。
もっと違う冒険もあろうに。
死体を見つけることでしか、”有名”になれない町・彼ら。
人口1,000人強の小さな町。
それがすべてだったあの頃。
一泊二日の旅。
他のレビューを拝見すると”小さな”エピソードと書かれているのものも多いが、”小さな”エピソードなのか?
家で遊ぶことが多かった私にとっては、”死”を予感させられるような出来事の連続。
後ろから迫ってくる汽車。
徘徊する狼?
突然深くなる沼。へばりつき血を吸うヒル。
”絶対的”なる存在=死との対峙。
そして、年上の不良集団との対決。
喧嘩しながらも、守り、守られ、可能性を信じあい、自分たちの力だけで乗り越えていく。
往路での彼らの関係性の様子と、復路での彼らの関係性の様子が違うところが、この映画ならでは(横一列、縦一列、二列…)。
みんな仲良し「めでたし、めでたし」ではない。
ゴディ、クリス、テディ、バーンに与えたそれぞれのインパクト。それぞれの想い。それぞれの未来。
心の中の忘れえぬ友。
世間からは馬鹿にされても、ただ一人でも、自分を解って応援してくれる君が(僕の心の)側にいてくれれば、生きていける。
いつか再会し、あの時の思い出を語り合い、心を分かち合えると信じていた友。
君以外には誰にも語りたくない自分だけの宝物。
でも、彼の死によって、
そんな輝くようなきらめきを放つ存在が、確かにいたのだと。
永遠に刻印せずにはいられなくなる。
坊やから少年に変わった日々を描いた映画。
彼らのような経験がなくとも、
彼らのような友達がなくとも、
なぜか、12歳のあの頃の通学路や公園・校庭の風景・風の匂いが思い出され、切なくなる。
クリスとゴディのように、君にだけ語りたいと思わせてくれた、けれど、亡くなってしまった友を思い出して、むせび泣いてしまう。
早世した少年を悼み、
関わりのある少年・少女を想い、ひそかに応援したくなる。
そして、皆が言っているけれど、リヴァー氏。哀悼を捧げます。
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